JPH0430314Y2 - - Google Patents

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JPH0430314Y2
JPH0430314Y2 JP1985105571U JP10557185U JPH0430314Y2 JP H0430314 Y2 JPH0430314 Y2 JP H0430314Y2 JP 1985105571 U JP1985105571 U JP 1985105571U JP 10557185 U JP10557185 U JP 10557185U JP H0430314 Y2 JPH0430314 Y2 JP H0430314Y2
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support
bracket
leg
support leg
ladder
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JP1985105571U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、梯子、脚立等の支柱の長さを伸縮さ
せて長さ調整できる伸縮梯子に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に梯子において足場の悪いところに設置す
る場合に安定的に設置するために支柱又は脚部を
伸縮させることが知られており、従来例では支柱
に補助脚を設けて補助脚をネジ調節部によつて伸
縮させたり、係止ピンを差し込んで段階的に伸縮
させたり、或いは止めネジでクランプするものが
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来のものではいずれも伸縮操作が取扱い
がやつかいで迅速性に欠け、伸縮量の微調整もま
まならないし安全性を増すと構造が煩雑となるし
操作も面倒となるなど問題があつた。
本考案は、これら従来の欠点を容易に除去しよ
うとするもので簡単な操作で迅速適確に伸縮する
脚片の位置のセツトが可能であり安全性のある梯
子とでき、しかもロツク機能を有して伸縮量も自
由で量産容易で安価な梯子形態で提供することを
目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、支柱1と、該支柱1を嵌挿する貫通
孔部のある上下端板を持つたブラケツト3を介し
てスライド自在に備えた支脚2とから成る伸縮梯
子において、前記支脚2を遊嵌する孔部4のある
ストツパ用のロツク部材5をブラケツト3の突片
1に附勢するバネ6で弾装配備して支脚2の外
周に孔部4を係脱自在に当接すると共に、前記ブ
ラケツト3の上端板と係合し、前記支脚2を抱持
して突き合わせ部で締付け・弛緩する操作レバー
9のある締付け部材10を備えたことを特徴とす
る伸縮梯子である。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を用いて説明する。
第1〜3図において、梯子の支柱1,1は各々
その下端の外側部にブラケツト3を固着して備
え、該ブラケツト3に支脚2を支柱1に沿つてス
ライド自在に配備してある。
ブラケツト3は上下両端を折曲して支柱1から
直角に突出させたコ形部材で、上下両端板には支
脚2の貫挿孔が穿設され、前記支脚2は該貫挿孔
にスライド自在に嵌挿されている。
そしてブラケツト3の両端板間には、ストツパ
用のロツク部材5として平面形状が三角形の板状
体5−1が該体に穿設された孔部4に支脚2を嵌
挿した状態で配備されていて、この板状体5−1
は該板状体5−1とブラケツト3の下端板との間
に介在させた圧縮コイルバネ6によりブラケツト
3の支柱1への取付板部に突設した突片3−1に
当接する位置で揺動自在に配備されている。突片
3−1はブラケツト3の取付板部に下向きの舌状
の切込みを入れ形成された舌状片を外方即ち両端
板が折曲突出した方向に例えば約45度ぐらい屈曲
して突出させて設けたもので、前記板状体5−1
の三角形の底辺部分に相当する端縁部分が該突片
3−1に当接する状態としてある。さらに板状体
5−1の孔部4は支脚2外径より若干大なる径に
穿設されていて、板状体5−1はバネ6の復元力
で支脚2と斜交して当接するように付勢されてい
る。従つて、板状体5−1は前述の如く揺動する
ことによつて支脚2外周に係脱するように形成さ
れていて、係止状態においは突片3−1と支脚2
間に板状体5−1の一部がくさび状に喰い込ん
で、突片3−1即ちブラケツト3を介して、支柱
1と支脚2は任意の位置で固定連結可能である。
また、支脚2とブラケツト3との間には支柱1
と支脚2との固定を強固ならしめる締付け部材1
0が介在配備されている。
締付け部材10は、割溝を有する筒体に割溝端
縁に延長して突き合わせ部分を設けた弾性体で、
該筒体に支脚2を嵌挿し、突き合わせ部分相互を
操作レバー9を備えたネジ等の締付具で離接させ
て支脚2に締付・弛緩されるカラー部材である。
そして筒体部分はブラケツト3の上端板を挟むよ
うに中央に切欠が設けられている。
なお、本考案に係る伸縮梯子或いは脚立等にお
いては無段階の長さ調整が可能なので踏桟を正確
に水平状態にすることが可能である。そのために
その水平状態を把握する角度計や水準器等の測定
器具11を梯子の適宜部位に付設することが便利
である。
図中、8は支脚2下端に設けた滑り止め用の足
部である。
しかして、長さを調整する場合は、締付け部材
10を緩め、突片3−1と板状体5−1の当接部
を支点として板状体5−1の突出している三角形
頂部部分をバネ6の復元力に抗して下方へ押す。
板状体5−1と支脚2との間に支脚2のスライド
を許す間隙が生じたところで支脚2をスライドさ
せて調整する。そして板状体5−1の下方押圧を
やめると、板状体5−1はバネ6により突片3−
1と支脚2との間に、両者が相互に固定状態とな
る姿勢で、介在することとなり、支柱1と支脚2
は連結される。
この場合支柱1に荷重がかかると板状体5−1
はますますくさび状に喰い込むので決して連結状
態が緩むことがなく、安全に用いられる。
加えて、ブラケツト3の上端板と係合した締付
け部材10を支脚2に締付けると支脚2は該部材
で摩擦により固定保持され、二重ロツクとして安
全度をさらに高めることができる。
第4〜6図に示した例はロツク部材5として捻
じりコイルバネ5−2を支脚2とブラケツト3と
の間に介在させた例である。この例では捩じりコ
イルバネ5−2を支脚2に締付・弛緩可能に設
け、即ち、コイルバネ5−2の巻回中空部を孔部
4としてコイルバネ5−2を支脚2の外周に係脱
自在に設け、締付時にその摩擦により支脚2と支
柱1を固定し、弛緩時にスライドさせて長さ調節
をするものである。バネ5−2の上端はブラケツ
ト3に固定され、下端はレバーなどの操作部材7
を備えた締付具を備えている。
第7図例では支柱1を開脚支柱としてストレー
ト部分1′に伸縮自在にスライド梯子12を組込
んだもので、支柱1に設けた前記支脚2とで三段
伸縮形態となつている。この場合前記スライド梯
子12は蝶番金具13で折畳可能に連結され脚立
ともなり得るようにし止め金具14,15を備え
て各状態を保持できるようになつていると共にす
べり止め用として電柱ベルト16とキヤツプ状の
脚部17を設けてある。
〔考案の効果〕 本考案は、支脚を遊嵌する孔部のあるストツパ
用のロツク部材をブラケツトの突片に附勢するバ
ネで弾装配備して支脚の外周に孔部を係脱自在に
当接すると共に、前記ブラケツトの上端板と係合
し、前記支脚を抱持して突き合わせ部で締付け・
弛緩する操作レバーのある締付け部材を備えたこ
とにより、極めて簡単な取扱い操作で、迅速に伸
縮調整ができると共に、締付け部材の組込配備も
簡便で保持もブラケツトを介して行なわれるため
適確であり、食い込んで外れにくくなることな
く、かつ二重ロツクとなつていることで、誤つて
ロツク部材に振れたりゆるんだりしても、支柱が
ずり落ちることもなく、安定度をさらに高められ
て安心して使用でき、信頼性も著しく向上でき、
しかも支柱と支脚と結合状態が強固で安全に用い
られる梯子・脚立とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は梯子の一部を示す一部切断側面図、第
2図は一部の作用説明断面図、第3図はその使用
状態の斜面図、第4図は他の実施例を示す一部切
断側面図、第5図は第4図線における拡大切
断面図、第6図はその使用状態の斜視図、第7図
は他の実施例の斜面図である。 1……支柱、2……支脚、3……ブラケツト、
4……孔部、5……ロツク部材、6……バネ、7
……操作部材、8……足部、9……操作レバー、
10……締付け部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱1と、該支柱1を嵌挿する貫通孔部のある
    上下端板を持つたブラケツト3を介してスライド
    自在に備えた支脚2とから成る伸縮梯子におい
    て、前記支脚2を遊嵌する孔部4のあるストツパ
    用のロツク部材5をブラケツト3の突片31に附
    勢するバネ6で弾装配備して支脚2の外周に孔部
    4を係脱自在に当接すると共に、前記ブラケツト
    3の上端板と係合し、前記支脚2を抱持して突き
    合わせ部で締付け・弛緩する操作レバー9のある
    締付け部材10を備えたことを特徴とする伸縮梯
    子。
JP1985105571U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPH0430314Y2 (ja)

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JP1985105571U JPH0430314Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6214098U JPS6214098U (ja) 1987-01-28
JPH0430314Y2 true JPH0430314Y2 (ja) 1992-07-22

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ID=30980124

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JPS5351315U (ja) * 1976-10-02 1978-05-01
JPS5524319U (ja) * 1978-07-31 1980-02-16

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