JPH0337317Y2 - - Google Patents

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JPH0337317Y2
JPH0337317Y2 JP1072485U JP1072485U JPH0337317Y2 JP H0337317 Y2 JPH0337317 Y2 JP H0337317Y2 JP 1072485 U JP1072485 U JP 1072485U JP 1072485 U JP1072485 U JP 1072485U JP H0337317 Y2 JPH0337317 Y2 JP H0337317Y2
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JP
Japan
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base
footboard
tread
riser
fixed
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JP1072485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄板からなる下地を有する階段に関
する。
(従来の技術) 従来の階段は、実開昭57−124545号公報や実開
昭58−61863号公報に見られるように木製である。
また、実開昭56−37647号公報に見られるよう
に鉄板で下地を形成しその上を敷物で被つたもの
もある。
(考案が解決しようとしている問題点) 前者の従来例では、火事が発生した時に階段が
焼け落ちて階上の人が避難できなくなる欠点があ
つた。
また、後者の従来例では、昇降時にうなり音が
生じるため耳障りであつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、その要旨は、鉄板により階段形状に下地
が形成され、この下地の水平部の上面に踏板が取
り付けられ、下地の垂直部の前面に蹴込み板が取
り付けられ、上記踏板の前端部が上記蹴込み板よ
りも前方へ突出し、この踏板の前端部下面に補強
材が固定され、これら踏板および補強材の前面に
共通の化粧材が固定されていることを特徴とする
階段にある。
(作用) 鉄板で下地が形成されているため、火事になつ
ても焼け落ちることがなく、階上の人の避難が可
能となる。また、この下地には踏板や蹴込み板が
取り付けられているため、昇降時にうなり音が生
じるのを防止できる。さらに、踏板は、外観上、
化粧材の幅と同等の厚さを有しているように見
え、高級感が得られる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図を参
照して説明する。第2図に示すように、階段の下
地1は、多数の鉄板2により階段形状に形成され
ている。鉄板2は、水平部3と、水平部3の後端
縁から立ち上がる垂直部4と、この垂直部4の上
端縁から前方に向かつて水平に張り出す鍔部5と
を有している。そして、下位の鉄板2の鍔部5と
上位の鉄板2の水平部3の前端部とを重ね合わせ
た状態で、スポツト溶接することにより、互いに
連結する。なお、このように重ね合わせ部が前方
に突出し、その上下にスポツト溶接機の電極を配
置できるので、この重ね合わせ部を全長にわたつ
てスポツト溶接することができる。
上記のように形成された下地1の水平部3の上
面には、踏板10が取り付けられ、垂直部4の前
面には蹴込み板11が取り付けられている。踏板
10は木製の合板からなり、その上面側に薄板や
樹脂シートからなる化粧材10aを有している。
そして、下地1の水平部3を貫通するビス12を
踏板10にねじ込むことによつて、踏板10が下
地1に固定されている。また、蹴込み板11は木
製の合板からなり、その前面側に薄板や樹脂シー
トからなる化粧材11aを有している。そして、
この蹴込み板11の上端部を貫通するビス13
を、下地1の垂直部4にねじ込むことによつて、
蹴込み板11の上端部が固定されている。蹴込み
板11の下端部は踏板10の後端部によつて押さ
えられている。
上記踏板10の前端部は、水平部3の前端部お
よび鍔部5より前方に突出するとともに、蹴込み
板11の前面よりも突出している。踏板10の前
端部の下面には角材15(補強材)が固定されて
いる。角材15には、大径部16aと小径部16
bを有する孔16が垂直に形成されており、ビス
17の頭部をこの孔16の大径部16aに収納す
るとともに、ビス17のシヤンク部を小径部16
bに挿通させて踏板10の下面にねじ込むことに
より、角材15が固定されている。角材15は下
面に化粧材15aを有している。
上記踏板10と角材15の前面は面一になつて
おり、これら前面に、樹脂その他の材料からなる
共通の化粧材18が接着等の手段により固定され
ている。
なお、上記踏板10の前端部の上面には、滑り
止め部材19が取り付けられている。
上記構成をなす階段では、鉄板2で下地1が形
成されているため、火事になつても焼け落ちるこ
とがなく、階上の人の避難が可能となる。また、
この下地1には踏板10や蹴込み板11が取り付
けられているため、昇降時にうなり音が生じるの
を防止できる。さらに、この踏板10の前端部
に、角材15が固定され、これら踏板10および
角材15の前面が化粧材18で被われているた
め、踏板10は外観上化粧材18の幅と同等の厚
さを有しているように見え、この踏板10を薄く
形成しても高級感が得られる。また、蹴込み板1
1を固定するビス13、および下地1のスポツト
溶接部すなわち水平部3と鍔部5の重ね合わせ部
は、角材15および化粧材18によつて外部から
隠されており、外観が良い。
なお、蹴込み板11の下端部をビス(図示しな
い)で固定する場合でも、このビスは踏板10の
後端部によつて隠されて外部に露出しない。
本考案は上記実施例に制約されず種々の態様が
可能である。例えば第3図のように構成してもよ
い。この実施例の鉄板22は、水平部23と、こ
の水平部23の前端縁から下方に延びる垂直部2
4と、垂直部24の下端縁から前方に向かつて水
平に延びる鍔部25とを有している。そして、こ
の上位の鉄板22の鍔部25と下位の水平部23
の後端部を溶接することにより、下地21が形成
されている。踏板10および角材15の前に固定
される化粧材28は、薄板や樹脂シート等によつ
て形成されている。他の部材については前記実施
例と同様であるので図中同番号を付してその説明
を省略する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、鉄板で
下地が形成されているため、火事になっても焼け
落ちることがなく、階上の人の避難が可能とな
る。また、この下地には踏板や蹴込み板が取り付
けられているため、昇降時にうなり音が生じるの
を防止できる。さらに、踏板は、外観上、化粧材
の幅と同等の厚さを有しているように見え、高級
感が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示し、第
1図は階段の拡大断面図、第2図は階段の下地の
断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す拡大
断面図である。 1,21……下地、2,22……鉄板、3,2
3……水平部、4,24……垂直部、10……踏
板、11……蹴込み板、15……角材(補強材)、
18,28……化粧材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄板により階段形状に下地が形成され、この下
    地の水平部の上面に踏板が取り付けられ、下地の
    垂直部の前面に蹴込み板が取り付けられ、上記踏
    板の前端部が上記蹴込み板よりも前方へ突出し、
    この踏板の前端部下面に補強材が固定され、これ
    ら踏板および補強材の前面に共通の化粧材が固定
    されていることを特徴とする階段。
JP1072485U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH0337317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1072485U JPH0337317Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

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JP1072485U JPH0337317Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

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JPS61127234U JPS61127234U (ja) 1986-08-09
JPH0337317Y2 true JPH0337317Y2 (ja) 1991-08-07

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JPS61127234U (ja) 1986-08-09

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