JPH11270091A - 階 段 - Google Patents

階 段

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JPH11270091A
JPH11270091A JP10090719A JP9071998A JPH11270091A JP H11270091 A JPH11270091 A JP H11270091A JP 10090719 A JP10090719 A JP 10090719A JP 9071998 A JP9071998 A JP 9071998A JP H11270091 A JPH11270091 A JP H11270091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
board
slip
riser plate
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10090719A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Hirohata
友隆 廣畑
Asami Yokoe
麻実 横江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP10090719A priority Critical patent/JPH11270091A/ja
Publication of JPH11270091A publication Critical patent/JPH11270091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段板に対するけ込み板嵌込みのための溝加工
を排除でき、しかも、段板とけ込み板とを容易に連結す
ることができ、加えて、段板とけ込み板との連結部分を
スッキリとした体裁の良いものにすることができる構造
の階段を提供すること。 【解決手段】 け込み板2の上端部が段板1の前端正面
部に釘打ち4にて接合され、かつ、段板1とけ込み板2
との接合部がアングル状のノンスリップ3にて隠蔽され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば住宅などに
おいて用いられる階段に関する。
【0002】
【従来の技術】階段には、図7(イ)に示すように、踏
み面側の水平な段板51と、けあげ側の垂直なけ込み板
52とを組み合わせて構成されるものがある。従来、こ
の形式の階段では、段板51とけ込み板52とは、同図
(ロ)に示すように、段板51の前端下面部に溝53を
形成し、この溝53にけ込み板52の上端部を嵌め込む
というようにして連結されていた。段板51の前端下面
部の溝53にけ込み板52を嵌め込む式の連結構造であ
るから、段板51とけ込み板52との連結部を体裁の良
いスッキリとしたものにすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような溝嵌め込み式の連結構造では、階段を構成するす
べての段板51に嵌込み用の溝53を形成しなければな
らず、この溝の加工が非常に厄介であった。しかも、溝
53に嵌め込んでいく組立て作業もそれ自体で非常に面
倒であった。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、段板に対するけ込み板嵌込みのための溝加工を排除
でき、しかも、段板とけ込み板とを容易に連結すること
ができ、加えて、段板とけ込み板との連結部分をスッキ
リとした体裁の良いものにすることができる構造の階段
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、け込み板の
上端部が段板の前端正面部に接合され、かつ、段板とけ
込み板との接合部がカバーにて隠蔽されてなることを特
徴とする階段によって解決される。
【0006】この階段では、段板とけ込み板との連結
は、け込み板の上端部を、段板の前端正面部に接合する
ことによって達せられる。従って、段板に対するけ込み
板嵌込み用の溝加工を排除することができ、かつ、段板
とけ込み板とを容易に接合、連結することができる。し
かも、段板とけ込み板との接合部はカバーにて隠蔽され
ているから、段板とけ込み板との接合部が外部に露出せ
ず、段板とけ込み板との連結部分をスッキリとした体裁
の良いものにすることができる。
【0007】とりわけ、カバーがノンスリップ又は視認
材である場合は、階段を昇降安全性に優れたものにする
ことができるのみならず、ノンスリップ又は視認材の取
付けによって同時に段板とけ込み板との接合部を隠蔽す
ることができ、段板とけ込み板との接合部を隠蔽する専
用の処置を排除することができて、階段の製作、施工を
能率良く行っていくことができる。即ち、ノンスリップ
又は視認材が備えられることを前提とする階段におい
て、段板とけ込み板との連結構造として上記のような連
結構造を採用することにより、段板とけ込み板との接合
部隠蔽のための特別ないしは専用の処置が不要となり、
その結果、階段の製作、施工を省力化することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0009】図1及び図2に第1実施形態の階段を示
す。同階段において、1は段板、2はけ込み板、3は接
合部隠蔽用カバーとしてのノンスリップである。段板1
は木製で、その板厚は例えば30mm程度に設計されて
いる。また、け込み板2も同じく木製で、その板厚は例
えば6mm程度に設計されている。
【0010】段板1とけ込み板2とは、図1(ロ)及び
図2に示すように、け込み板2の上端部を段板1の前端
正面部に沿わせ、け込み板2の側から段板1の前端正面
部に対し釘4を打つことによって接合されている。従っ
て、段板1には、け込み板嵌込み用の溝の加工を施す必
要がなく、しかも、釘打ち4にて段板1とけ込み板2と
を容易に接合、連結することができる。
【0011】なお、け込み板2の下端部については、下
位の段板1の後端背面部に沿わされ、け込み板2の側か
ら段板1の後端背面部に対し釘打ちされて接合されてい
る。このように、け込み板2が、その上位の段板1に対
しても下位の段板1に対しても、同じ釘打ちにて接合す
る構造となされていることにより、け込み板2と段板1
との組み立て作業を能率良く行っていくことができる。
【0012】上記のような接合構造において、け込み板
2とその上位の段板1との接合部には、そのままでは、
図2に示すように、けあげ11側において釘4の頭部4
aが露出し、また、踏み面10側において段板1とけ込
み板2との境界部5が露出する。これをノンスリップ3
が隠蔽する。
【0013】即ち、ノンスリップ3は、垂直部6と水平
部7とを有するアングル状の部材で、階段の昇降安全性
を滑止めによって向上させるものである。このノンスリ
ップ3の垂直部6をけあげ11側に、水平部7を踏み面
10側に配するよう取り付けることによって、階段の昇
降安全性を向上することができると同時に、垂直部6に
て釘4の頭部4aが隠され、水平部7にて段板1とけ込
み板2との境界部5が隠されて、段板1とけ込み板2と
の接合部分がスッキリとした体裁の良いものになる。こ
のように、ノンスリップ3の採用により、段板1とけ込
み板2との接合部の隠蔽と、階段の昇降安全性向上とが
同時に達せられて、例えば接合部隠蔽用の専用カバーを
用いるような場合に比べて、階段の製作、施工を省力に
て行うことが可能となる。
【0014】なお、ノンスリップ3の材質に制限はな
く、PVC,PP,PEなどの樹脂製、あるいは木製、
あるいは金属製など各種材質のものであってよい。ま
た、それら材質の複合材として構成されたものであって
もよい。
【0015】図3及び図4に示す第2実施形態の階段で
は、段板1の前端正面部及び後端背面部が傾斜面1a,
1bに形成され、け込み板2が下方に向けて後方に傾斜
するように取り付けられている。このような構造によ
り、各段板1の上面の前後方向の奥行きを広くすること
ができて、階段の昇降を容易なものにすることができ
る。
【0016】図5及び図6に示す第3実施形態の階段で
は、段板1の前端上縁部に、前方及び上方に開放する溝
12が形成され、け込み板2が、その上縁をこの溝12
の底面高さ位置に一致させるようにして釘打ち4されて
取り付けられている。そして、断面L字状の隠蔽カバー
13が、その水平部7を上記溝12内に嵌合させて取り
付けられ、これにより、踏み面10が全体として面一と
なるように製作されている。隠蔽カバー13はノンスリ
ップであってもよいし、視認材であってもよいし、単な
る隠蔽材であってもよい。
【0017】以上に本発明の実施形態を示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で各種の変更が可能である。例えば、段板1や
け込み板2の材質、寸法に特段の制限はなく、各種材
質、寸法のものが用いられてよい。また、上記実施形態
では、け込み板2と段板1との接合が釘打ちにて行われ
ているものを示しているが、その他の各種接合金物によ
って接合されたものであってもよいし、また接着剤によ
って接合されたものであってもよい。また、上記第1、
第2実施形態では、接合部隠蔽用のカバーとして、ノン
スリップ3を用いた場合を示しているが、ノンスリップ
の場合、視認機能を有するものであってもよいし、視認
機能を有しないものであってもよい。また、ノンスリッ
プに限らず、視認材であってもよい。視認材の場合、滑
止め機能を有するものであってもよいし、滑止め機能を
有しないものであってもよい。また、請求項1の階段の
カバーでは、視認機能も、滑止め機能も有しない接合部
隠蔽専用のカバーであってもよい。なお、接着剤などに
よる接合方法の場合、踏み面10側のみを隠蔽する構造
のカバー、ノンスリップ、視認材であってよい。また、
本発明は、段板とけ込み板との組み合わせにより形成さ
れる各種タイプの階段に広く適用されうるものであっ
て、必ずしも側げた式の木造階段のみに適用を制限され
るものではない。
【0018】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の階段は、け込み
板の上端部が段板の前端正面部に接合され、かつ、段板
とけ込み板との接合部がカバーにて隠蔽されたものであ
るから、段板に対するけ込み板嵌込みのための溝加工を
排除でき、しかも、段板とけ込み板とを容易に接合、連
結することができる。加えて、段板とけ込み板との連結
部分をカバーにて体裁の良いスッキリとしたものにする
ことができる。カバーの取付けも容易である。
【0019】とりわけ、カバーがノンスリップ又は視認
材である場合は、階段を昇降安全性に優れたものにする
ことができるのみならず、ノンスリップ又は視認材の取
付けによって同時に段板とけ込み板との接合部を隠蔽す
ることができ、階段の製作、施工を省力化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示すもので、図(イ)は階段の
断面側面図、図(ロ)は段板とけ込み板との接合部を拡
大して示す断面側面図である。
【図2】ノンスリップを分離させた状態を示す断面斜視
図である。
【図3】第2実施形態を示すもので、図(イ)は階段の
断面側面図、図(ロ)は段板とけ込み板との接合部を拡
大して示す断面側面図である。
【図4】ノンスリップを分離させた状態を示す断面斜視
図である。
【図5】第3実施形態を示すもので、図(イ)は階段の
断面側面図、図(ロ)は段板とけ込み板との接合部を拡
大して示す断面側面図である。
【図6】隠蔽用カバーを分離させた状態を示す断面斜視
図である。
【図7】従来例を示すもので、図(イ)は階段の断面側
面図、図(ロ)は段板とけ込み板との連結部を拡大して
示す断面側面図である。
【符号の説明】
1…段板 2…け込み板 3…ノンスリップ(接合部隠蔽用カバー) 4…釘

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 け込み板の上端部が段板の前端正面部に
    接合され、かつ、段板とけ込み板との接合部がカバーに
    て隠蔽されてなることを特徴とする階段。
  2. 【請求項2】 前記カバーが、ノンスリップ又は視認材
    である請求項1に記載の階段。
JP10090719A 1998-03-19 1998-03-19 階 段 Pending JPH11270091A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10090719A JPH11270091A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 階 段

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JP10090719A JPH11270091A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 階 段

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JPH11270091A true JPH11270091A (ja) 1999-10-05

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ID=14006366

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JP10090719A Pending JPH11270091A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 階 段

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