JP4460947B2 - 階段構造体及び階段 - Google Patents

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Description

本発明は階段構造体及び階段に関する。
従来の階段用建材として以下の如きものは知られている。
階段構造体の踏板張付面に張り付けられる踏板と、階段構造体の段鼻部に張り付けられる断面略逆L字状の段鼻部材と、階段構造体の蹴込板張付面に張り付けられる蹴込板とを有するものは知られている。
前記階段用建材は、施工現場の工事完了近くにおいて、階段構造体に取り付けられるものである。
特開2002−106,135号公報
前記従来の階段用建材の施工に当たり以下の如き欠点があった。
階段構造体が金属製又はコンクリート製である場合、段鼻部材を以下に述べる固定具により階段構造体の段鼻部に強固に取り付けることが出来ないという欠点があった。この明細書において、固定具とは、木質系素材又はそれに近似した性質を有する合成樹脂素材等の素材(この明細書において、軟質素材という。)に、それに何らの加工も施すことなく打ち込み又はねじ込むことが出来る釘・ねじ・タッカー等をいう。
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
(1)請求項1の発明は、金属製又はコンクリート製の階段構造体の段鼻部に、上方及び後方に開放した凹所が形成され、この凹所に軟質素材からなり、前記段鼻部に段鼻部材を取り付けるための下地部材が嵌め止められ、この下地部材の上面が階段構造体の踏板張付面と面一となされている階段構造体である。
(2)請求項2の発明は、金属製又はコンクリート製の階段構造体の段鼻部に、上方及び後方に開放した凹所が形成され、この凹所に軟質素材からなる下地部材が嵌め止められ、この下地部材の上面が階段構造体の踏板張付面と面一となされ、階段構造体の踏板張付面に踏板が張り付けられ、階段構造体の蹴込板張付面に蹴込板が張り付けられ、前記下地部材に固定具により断面略逆L字状の段鼻部材が取り付けられ、段鼻部材の上部に形成された少なくとも上方に開放したくぼみに滑り止め材が嵌め止められ、前記踏板の後端部が下地部材の前部に被さっている階段である。
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
(1)請求項1の発明によれば、軟質素材からなる下地部材に段鼻部材を当てた後、段鼻部材の上から固定具を下地部材に打ち込み又はねじ込むことにより、段鼻部材を下地部材に強固に固定することが出来る。
(2)請求項2の発明によれば、踏板の後端部が下地部材の前部に被さっていて、下地部材を踏板で押えるかたちとなるので、下地部材の浮き上がりを防止することが出来る。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1右側を、後とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏側を、右とは同表側をいう。
金属製の階段構造体1は、左右一対の側げた3と、側げた3に、上下方向に所定間隔で且つ平面から見て相互にずれるようにして取り付けられた踏板取付板4と、上下の踏板取付板4を繋ぐ垂直な蹴込板取付板5とを有している。
前記踏板取付板4の上面が踏板張付面4aとなされ、蹴込板取付板5の後面が蹴込板張付面5aとなされている。
前記踏板取付板4の後部と蹴込板取付板5の上部とが突き合う段鼻部に、踏板取付板4の後部を断面倒L字状に折曲することにより、上方及び後方に開放した凹所7が形成されている。前記凹所7は踏板取付板4の左右方向全体に渡る長さとなされている。この凹所7に軟質素材からなる断面矩形の下地部材8が嵌め止められている。この下地部材8は、凹所7に接着剤で固定されると共に、凹所7の底部に形成された上下方向に貫通する所要個の貫通孔9を通じて下地部材8にねじ嵌められたねじ10により固定されている。前記下地部材8の上面は踏板張付面4aと面一となされている。また、下地部材8の後部は、後述の蹴込板16の厚みに相当する長さだけ、蹴込板張付面5aより後方に突出している。
施工現場の工事完了近くにおいて階段構造体1に取り付けられる階段用建材13は、踏板張付面4aに張り付けられる任意素材からなる踏板14と、下地部材8(階段構造体1の段鼻部)に取り付けられる軟質素材からなる断面略逆L字状の段鼻部材15と、蹴込板張付面5aに張り付けられる任意素材からなる蹴込板16と、段鼻部材15の後述するくぼみ20に取り付けられる任意素材からなる滑り止め材17とを有している。
前記段鼻部材15は、垂直部18と、垂直部18の、上端よりやや下部に前方突出状に設けられた水平部19とを有している。そして、垂直部18の上部と水平部19とによって前方及び上方に開放したくぼみ20が形成されている。
施工現場の工事完了近くにおいて階段用建材13は図2に示すように施工される。
蹴込板16は接着剤により蹴込板張付面5aに張り付けられ、踏板14は接着剤により踏板張付面4aに張り付けられる。蹴込板16の後面は下地部材8の後面と面一となる。段鼻部材15は、ねじ22を水平部19から下地部材8にねじ込むことにより、下地部材8に固定される。滑り止め材17は、接着剤又は両面テープによりくぼみ20に固定される。なお、側げた3も装飾板(図示略)により装飾される。
図2から明らかなごとく、踏板14の後端部は下地部材8の前部に被さり、段鼻部材15の垂直部18は下地部材8の後部に被さり、段鼻部材15の水平部19は下地部材8の後部上部に被さっている。
滑り止め材17の上部の前後の張出部17aは、踏板14の後部及び段鼻部材15の垂直部18の上部前部に被さっている。
以下に変形例等について説明を加える。
(1)段鼻部材15の素材は任意である。なお、段鼻部材15の素材が金属である場合、固定具を挿通するための貫通孔が形成されることは云うまでもない。
(2)下地部材8を凹所7に取り付ける手段は任意である。
(3)階段構造体はコンクリート製とすることもある。
(4)くぼみ20は少なくとも上方に開放したものであればよい。
(5)請求項1の構成を一部に有する階段構造体も、請求項1の発明の技術的範囲に属するものである。
(6)請求項2の構成を一部に有する階段も、請求項2の発明の技術的範囲に属するものである。
本発明の実施の形態を示す要部断面図である。 図1のA部分拡大図である。
符号の説明
1 階段構造体
4a 踏板張付面
7 凹所
8 下地部材

Claims (2)

  1. 金属製又はコンクリート製の階段構造体の段鼻部に、上方及び後方に開放した凹所が形成され、この凹所に軟質素材からなり、前記段鼻部に段鼻部材を取り付けるための下地部材が嵌め止められ、この下地部材の上面が階段構造体の踏板張付面と面一となされている階段構造体。
  2. 金属製又はコンクリート製の階段構造体の段鼻部に、上方及び後方に開放した凹所が形成され、この凹所に軟質素材からなる下地部材が嵌め止められ、この下地部材の上面が階段構造体の踏板張付面と面一となされ、階段構造体の踏板張付面に踏板が張り付けられ、階段構造体の蹴込板張付面に蹴込板が張り付けられ、前記下地部材に固定具により断面略逆L字状の段鼻部材が取り付けられ、段鼻部材の上部に形成された少なくとも上方に開放したくぼみに滑り止め材が嵌め止められ、前記踏板の後端部が下地部材の前部に被さっている階段。
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