JP3453349B2 - 階 段 - Google Patents

階 段

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JP3453349B2
JP3453349B2 JP2000262883A JP2000262883A JP3453349B2 JP 3453349 B2 JP3453349 B2 JP 3453349B2 JP 2000262883 A JP2000262883 A JP 2000262883A JP 2000262883 A JP2000262883 A JP 2000262883A JP 3453349 B2 JP3453349 B2 JP 3453349B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、踏板の下面部と蹴
込板の前側面部の上部とで形成されるコーナー部に、蹴
込板の前側面部よりも前方に突出した踏板の下面部につ
まずくことを防止するための蹴込板化粧材を設けた階段
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より使用されている階段は、昇降時
の踏面となる水平向きの踏板を垂直方向に複数枚配置す
ると共に、上下に隣接する踏板間に垂直向きの蹴込板を
配置するものである。上下に隣接する踏板間に配置する
蹴込板は、下側の踏板の後端部に蹴込板の下端部を接合
して蹴込板を立設すると共に、蹴込板の上端部を踏板の
前端面よりやや後方の下面部に接合するものである。 【0003】しかし、上記のような階段では、踏板の下
面部と蹴込板の前側面部の上部とでコーナー部が形成さ
れてしまい、階段を昇る際に、蹴込板の前側面部よりも
前方に突出した踏板の下面部につまずき易くなって、特
に身体の自由が利きにくいお年寄り等にとっては危険な
ものであった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、踏
板の下面部と蹴込板の前側面部の上部とで形成されるコ
ーナー部に、蹴込板の前側面部よりも前方に突出した踏
板の下面部につまずくことを防止するための蹴込板化粧
材を設けた階段を提供することを課題とするものであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る階段は、踏板1と踏板1の前端面11よ
りやや後方の下面部12に蹴込板2の上端部2aを接合
し、踏板1の下面部12と蹴込板2の前側面部21の上
部とで形成されるコーナー部3に蹴込板化粧材4を取り
付け、蹴込板化粧材4の前面部41の上部を踏板1の前
端面11とほぼ面一となる面一部41aとし、蹴込板化
粧材4の前面部41の下部を下方へ行く程蹴込板2に近
づく傾斜面部41bとしたことで、踏板1の下面部12
と蹴込板2の前側面部21の上部とで形成されるコーナ
ー部3に設けた蹴込板化粧材4によって、つまずき易い
突出部を無くすことができるものである。 【0006】さらに、蹴込板化粧材4の面一部41aの
上端部に下方へ行く程表面が前方に位置する傾斜面とな
る切欠き5を設けると共に、固着具を前方側から蹴込板
化粧材4の切欠き5に挿し通して蹴込板2に固着したこ
とで、踏板1の前端面11の下端部11bが面取りされ
ている場合でも、蹴込板化粧材4の上部に砂塵等が堆積
しにくくできると共に、固着具を切欠き5に挿し通して
蹴込板2に固着するので、砂塵や固着具が目立つことが
なくて美観を保つことができるものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図3に基
づいて説明する。 【0008】本発明における階段は、踏板1と踏板1の
前端面11よりやや後方の下面部12に蹴込板2の上端
部2aを接合し、踏板1の下面部12と蹴込板2の前側
面部21の上部とで形成されるコーナー部3に蹴込板化
粧材4を設けるものである。 【0009】この階段における踏板1と蹴込板2は、階
段昇降時の踏面となる水平向きの踏板1を垂直方向に複
数枚配置すると共に、上下に隣接する踏板1間に垂直向
きの蹴込板2を配置するものである。上下に隣接する踏
板1間に配置する蹴込板2は、下側の踏板1の後端部1
aに蹴込板2の下端部2bを接合して蹴込板2を立設す
ると共に、蹴込板2の上端部2aを踏板1の前端面11
よりやや後方の下面部12に接合するものである。ま
た、踏板1の前端面11の上端部11a及び下端部11
bには面取りを施してある。なお、本実施形態において
は、蹴込板2を垂直向きに配置しているが、特に垂直向
きに配置する必要はなく、蹴込板2の勾配が60度乃至
90度であればよいものである。 【0010】踏板1の下面部12と蹴込板2の前側面部
21の上部とで形成されるコーナー部3に設ける蹴込板
化粧材4は、蹴込板化粧材4を蹴込板2の前側面部21
に固着した時に、蹴込板化粧材4の前面部41の上部を
踏板1の前端面11とほぼ面一となる面一部41aとす
ると共に、前面部41の下部を下方へ行く程蹴込板2に
近づく傾斜面部41bとするもので、傾斜面部41bと
蹴込板2の前側面部21とのなす角度θは30度となっ
ている。更に本実施形態においては、面一部41aと傾
斜面部41bとの間に半径R1が30mmの円弧部41
cを設けてあり、面一部41aと傾斜面部41bとを滑
らかな曲線でつなぐものである。 【0011】蹴込板化粧材4の面一部41aの上端部に
は、下方へ行く程表面が前方に位置する傾斜面となる切
欠き5を設けている。この切欠き5は、具体的には半径
R2が5mmの円弧状をした傾斜面となっており、これ
は、踏板1の前端面11の下端部11bを面取りしたこ
とで生じた隙間より砂塵等が侵入して、蹴込板化粧材4
の上面部42の前端部付近に堆積してしまうことがない
ように、侵入した砂塵等が前下方に滑り落ちるようにし
たものである。また、蹴込板化粧材4の裏面には、裏面
に塗布する接着剤の溜まり部となる溝部43を設けてあ
る。 【0012】このような蹴込板化粧材4は、蹴込板化粧
材4の裏面に例えばウレタン系の接着剤を塗布して蹴込
板2の前側面部21に接着することで、踏板1の下面部
12と蹴込板2の前側面部21の上部とで形成されるコ
ーナー部3に設けるものである。また、固着具を前方側
から蹴込板化粧材4の切欠き5に挿し通して蹴込板2に
固着することで、蹴込板化粧材4を蹴込板2に固着して
もよく、このようにすることで、蹴込板化粧材4に設け
た切欠き5に固着具を挿し通すので固着具を目立たなく
でき、美観を損ねることなく簡単な作業で蹴込板化粧材
4を蹴込板2に固着することができる。 【0013】以上のように、階段の踏板1の下面部12
と蹴込板2の前側面部21の上部とで形成されるコーナ
ー部3に蹴込板化粧材4を設けることによって、階段を
昇る際に、コーナー部3において蹴込板2の前側面部2
1よりも前方に突出した踏板1の下面部12につまずく
ことがなくなると共に、蹴込板化粧材4の面一部41a
の上端部に設けた切欠き5によって、踏板1の前端面1
1の下端部11bが面取りされている場合でも、蹴込板
化粧材4の上部に砂塵等が堆積しにくくできるものであ
る。 【0014】 【0015】 【0016】なお、図中の6は手摺を、7は壁を示すも
のである。 【0017】 【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、踏板と踏板の前端面よりやや後方の下面
部に蹴込板の上端部を接合し、踏板の下面部と蹴込板の
前側面部の上部とで形成されるコーナー部に蹴込板化粧
材を取り付け、蹴込板化粧材の前面部の上部を踏板の前
端面とほぼ面一となる面一部とし、蹴込板化粧材の前面
部の下部を下方へ行く程蹴込板に近づく傾斜面部とした
ので、踏板の下面部と蹴込板の前側面部の上部とで形成
されるコーナー部に設けた蹴込板化粧材によって、足を
上方の踏板に移動させる際につま先等の引っ掛かり易い
突出部を無くすことができ、身体の自由が利きにくいお
年寄り等でも安全に階段を昇ることができるようになる
ものである。 【0018】さらに、蹴込板化粧材の面一部の上端部に
下方へ行く程表面が前方に位置する傾斜面となる切欠き
を設けると共に、固着具を前方側から蹴込板化粧材の切
欠きに挿し通して蹴込板に固着したので、踏板の前端面
の下端部が面取りされている場合でも、蹴込板化粧材の
上部に砂塵等が堆積しにくくできると共に、固着具を切
欠きに挿し通して蹴込板に固着するので、砂塵や固着具
が目立つことがなくて美観を保つことができ、また、ス
リッパや靴下等を固着具に引っ掛けることが無くなるも
のである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態の断面図である。 【図2】同上の実施形態に用いる蹴込板化粧材であっ
て、(a)は前面図であり、(b)は側面図である。 【図3】踏板と蹴込板とで構成される階段を示し、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。 【符号の説明】 1 踏板 11 前端面 12 下面部 2 蹴込板 21 前側面部 3 コーナー部 4 蹴込板化粧材 41 前面部 41a 面一部 41b 傾斜面部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 踏板と踏板の前端面よりやや後方の下面
    部に蹴込板の上端部を接合し、踏板の下面部と蹴込板の
    前側面部の上部とで形成されるコーナー部に蹴込板化粧
    材を取り付け、蹴込板化粧材の前面部の上部を踏板の前
    端面とほぼ面一となる面一部とし、蹴込板化粧材の前面
    部の下部を下方へ行く程蹴込板に近づく傾斜面部とし
    蹴込板化粧材の面一部の上端部に下方へ行く程表面が前
    方に位置する傾斜面となる切欠きを設けると共に、固着
    具を前方側から蹴込板化粧材の切欠きに挿し通して蹴込
    板に固着して成ることを特徴とする階段。
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