JPH0337294Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337294Y2 JPH0337294Y2 JP1985086553U JP8655385U JPH0337294Y2 JP H0337294 Y2 JPH0337294 Y2 JP H0337294Y2 JP 1985086553 U JP1985086553 U JP 1985086553U JP 8655385 U JP8655385 U JP 8655385U JP H0337294 Y2 JPH0337294 Y2 JP H0337294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- ceiling frame
- mounting structure
- upper side
- clean room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
本考案は、クリーンルーム内に立設される間仕
切壁の取付構造に係り、更に詳しくはフイルター
を支持する天井フレーム下面に吸振性及び気密性
の高い笠木を設けて間仕切壁を取付けるクリーン
ルームの間仕切壁取付構造に関する。
切壁の取付構造に係り、更に詳しくはフイルター
を支持する天井フレーム下面に吸振性及び気密性
の高い笠木を設けて間仕切壁を取付けるクリーン
ルームの間仕切壁取付構造に関する。
(従来の技術)
クリーンルームの清浄能力を一定に保持するに
はクリーンルーム内に配設されたフイルター等を
外力による振動等から保護する様に設計されなけ
ればならない。しかし実状は第3図の一部省略断
面図で示す如く、HEPAフイルター11,11
を天井フレーム12によつて支持し、該天井フレ
ーム12の下面にはビスbを介して笠木13を当
接させた状態で取付け、この笠木13内に間仕切
壁14の上端を嵌め込んでいる。天井フレーム1
2と笠木13の当接外周辺にはコーキング材15
を充填し、又笠木13の開口先端には突子13
a,13bを設けてコーキング材15では気密性
を、一方突子13a,13bでは間仕切壁14か
らの振動をやわらげかつ気密性を保持している。
はクリーンルーム内に配設されたフイルター等を
外力による振動等から保護する様に設計されなけ
ればならない。しかし実状は第3図の一部省略断
面図で示す如く、HEPAフイルター11,11
を天井フレーム12によつて支持し、該天井フレ
ーム12の下面にはビスbを介して笠木13を当
接させた状態で取付け、この笠木13内に間仕切
壁14の上端を嵌め込んでいる。天井フレーム1
2と笠木13の当接外周辺にはコーキング材15
を充填し、又笠木13の開口先端には突子13
a,13bを設けてコーキング材15では気密性
を、一方突子13a,13bでは間仕切壁14か
らの振動をやわらげかつ気密性を保持している。
(問題点)
斯かる構造において、笠木13が吸振性のない
アルミ型材や鋼製材で形成されていると突子13
a,13bの接触やコーキング材15の充填丈で
は振動を制御することができず、天井フレーム1
2を介してフイルター11,11にも伝播されて
しまう。しかもコーキング材15が経年的に劣化
すればクリーンルーム内の気密性が喪失するとい
う問題をも生じ、クリーンルーム全体の清浄能力
を一定に維持することが難しかつた。
アルミ型材や鋼製材で形成されていると突子13
a,13bの接触やコーキング材15の充填丈で
は振動を制御することができず、天井フレーム1
2を介してフイルター11,11にも伝播されて
しまう。しかもコーキング材15が経年的に劣化
すればクリーンルーム内の気密性が喪失するとい
う問題をも生じ、クリーンルーム全体の清浄能力
を一定に維持することが難しかつた。
(問題点を解決する為の手段)
本考案は上記問題点を解決すべく案出されたも
ので、笠木自体を上辺及び両側壁により断面略〓
状に形成するとともに、両側壁を可撓辺として吸
振と気密性を確実に得ることが出来るクリーンル
ームの間仕切壁取付構造を提供するものである。
ので、笠木自体を上辺及び両側壁により断面略〓
状に形成するとともに、両側壁を可撓辺として吸
振と気密性を確実に得ることが出来るクリーンル
ームの間仕切壁取付構造を提供するものである。
(実施例)
以下図面に基づき本考案のクリーンルームの間
仕切壁取付構造を詳細に説明する。
仕切壁取付構造を詳細に説明する。
第1図は間仕切壁の取付構造を説明する一部省
略断面図である。
略断面図である。
1,1はHEPAフイルターで、天井フレーム
2の上面21に載置されている。天井フレーム2
はその上面21を天井構造材からの吊子(ともに
図示せず)により吊設した状態で固定されてい
る。
2の上面21に載置されている。天井フレーム2
はその上面21を天井構造材からの吊子(ともに
図示せず)により吊設した状態で固定されてい
る。
一方天井フレーム2の下面22にはビスB,B
…を介して笠木3が固定されている。笠木3は第
2図の一部省略斜視図で示す様に、上辺31と両
側壁32,32により凹部34を有する断面略〓
状を為している。しかも側壁32,32はそれぞ
れ可撓辺33,33を形成している。笠木3は、
上辺31を硬質合成樹脂材にて形成し、又両側壁
32,32は、外上辺31側の一部をこの上辺3
1と同材にて一体的に形成し、この一部を除いた
部分に軟質合成樹脂板を接続させて可撓辺33,
33としたものである。
…を介して笠木3が固定されている。笠木3は第
2図の一部省略斜視図で示す様に、上辺31と両
側壁32,32により凹部34を有する断面略〓
状を為している。しかも側壁32,32はそれぞ
れ可撓辺33,33を形成している。笠木3は、
上辺31を硬質合成樹脂材にて形成し、又両側壁
32,32は、外上辺31側の一部をこの上辺3
1と同材にて一体的に形成し、この一部を除いた
部分に軟質合成樹脂板を接続させて可撓辺33,
33としたものである。
すなわち当該上辺31と天井フレーム2の下面
22とはビスBを介して強固に固定され、又該上
辺31と両側壁32,32の上記可撓辺33,3
3以外の部分は一体となつて笠木3の凹部34を
構成する。
22とはビスBを介して強固に固定され、又該上
辺31と両側壁32,32の上記可撓辺33,3
3以外の部分は一体となつて笠木3の凹部34を
構成する。
その結果、笠木3の凹部34内に間仕切壁4の
上端41を挿入すれば、上記可撓辺33,33に
より圧着状態でかつ確実に取付けられることにな
る。
上端41を挿入すれば、上記可撓辺33,33に
より圧着状態でかつ確実に取付けられることにな
る。
上記の間仕切壁取付構造によれば、間仕切壁4
に直接若しくは間接に振動が伝わつても側壁3
2,32の可撓辺33,33がその振動を吸収す
るので、天井フレーム2更にフイルター1,1に
振動は伝播されない。しかも可撓辺33,33の
吸振作用によつてビスB,B…も緩まないため天
井フレーム2の下面22と笠木3の上面41は常
に圧着状態を保持し、気密性が維持される。
に直接若しくは間接に振動が伝わつても側壁3
2,32の可撓辺33,33がその振動を吸収す
るので、天井フレーム2更にフイルター1,1に
振動は伝播されない。しかも可撓辺33,33の
吸振作用によつてビスB,B…も緩まないため天
井フレーム2の下面22と笠木3の上面41は常
に圧着状態を保持し、気密性が維持される。
一方間仕切壁4に可撓辺33,33が密着した
状態で圧締しているので、間仕切壁4が振動等に
より揺動しても両者は密着状態のまま追従して全
体の気密性が保たれる。
状態で圧締しているので、間仕切壁4が振動等に
より揺動しても両者は密着状態のまま追従して全
体の気密性が保たれる。
(効果)
以上の間仕切壁取付構造は、間仕切壁からの振
動等の外力が伝播されず、よつてフイルターの清
浄能力を常に最大限に発揮させ得るとともに、間
仕切によつて区画されたルームの気密性が確保さ
れ、バイオや超能力半導体用のクリーンルームと
して最適な取付構造となる。
動等の外力が伝播されず、よつてフイルターの清
浄能力を常に最大限に発揮させ得るとともに、間
仕切によつて区画されたルームの気密性が確保さ
れ、バイオや超能力半導体用のクリーンルームと
して最適な取付構造となる。
第1図は、本考案の取付構造を示す一部省略断
面図、第2図は、笠木を示す一部省略斜視図、第
3図は、従来の取付構造を示す一部省略断面図で
ある。 尚、図中1,1はフイルター、2は天井フレー
ム、3は笠木、32,32は側壁、33,33は
可撓辺、4は間仕切壁である。
面図、第2図は、笠木を示す一部省略斜視図、第
3図は、従来の取付構造を示す一部省略断面図で
ある。 尚、図中1,1はフイルター、2は天井フレー
ム、3は笠木、32,32は側壁、33,33は
可撓辺、4は間仕切壁である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フイルターを支持する天井フレーム下面に笠木
を介して間仕切壁を取付ける構造において、 前記笠木は、上辺及び両側壁により断面略〓状
に形成したものであつて、 該両側壁は、前記上辺側の一部を除いた部分に
軟質合成樹脂板を接続させて可撓辺を形成したこ
とを特徴とするクリーンルームの間仕切壁取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985086553U JPH0337294Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985086553U JPH0337294Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201409U JPS61201409U (ja) | 1986-12-17 |
JPH0337294Y2 true JPH0337294Y2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=30637973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985086553U Expired JPH0337294Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337294Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5246419U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-01 | ||
JPS57197351A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-03 | Nippon Zeon Co | Room partition structure |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP1985086553U patent/JPH0337294Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5246419U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-01 | ||
JPS57197351A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-03 | Nippon Zeon Co | Room partition structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61201409U (ja) | 1986-12-17 |
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