JPH0337021B2 - - Google Patents

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JPH0337021B2
JPH0337021B2 JP57022794A JP2279482A JPH0337021B2 JP H0337021 B2 JPH0337021 B2 JP H0337021B2 JP 57022794 A JP57022794 A JP 57022794A JP 2279482 A JP2279482 A JP 2279482A JP H0337021 B2 JPH0337021 B2 JP H0337021B2
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JP
Japan
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air
fuel ratio
output
engine
circuit
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JP57022794A
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English (en)
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JPS58140449A (ja
Inventor
Toshikazu Ina
Hisashi Kawai
Tokio Kohama
Hideki Oohayashi
Daisaku Sawada
Takashi Shigematsu
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
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Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Soken Inc
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は燃焼変動を利用した内燃機関のリーン
バーンシステムに関する。
〔従来の技術〕
一般に、第1図に示されるように、内燃機関で
燃焼して排出される排気ガス成分及び内燃機関の
燃料消費率q(g/ps・h)は、内燃機関に供給
される空燃比(A/F)と密接な関係にある。
最近では排気ガスの清浄化とともに省資源とい
う見地から機関の燃料消費率の低減も合わせ要求
されている。第1図に示すように排気ガスの清浄
化と燃料消費率の低減を同時に達成するには希簿
混合気域()で内燃機関を運転した場合が有利
であるものの、希簿混合域では失火という不具合
が発生することからエンジンのバラツキ、経年変
化等を考えた場合には失火限界ぎりぎりの希簿混
合気域ではほとんど機関は運転できず、失火発生
限界から空燃比で2ほどリツチの安定領域で使用
しているのが現状であり排気ガスの清浄化、省資
源を達成するための問題点となつている。
第1図に示す如く失火域直前の希簿空燃比で機
関を運転した時に最小燃費消費率となる。燃焼変
動はA/Fに関係しており、かつ失火域に近づく
ほど急激に燃焼変動は大きくなつている。そこ
で、シリンダ内の燃焼変動がそれぞれのシリンダ
で生じるトルク反力によつて、機関本体の振動と
して現われるので、機関本体の燃焼変動はエンジ
ン振動によつて検出できることを利用し、エンジ
ンから機関の燃焼変動を求め、機関の燃焼変動が
ある一定の値(リーンリミツト値)となるよう機
関への供給空燃比を制御することにより、常に失
火域前のしかも燃費最良点の空燃比に制御するこ
とで大幅な燃費向上を達成することができる。な
お、第1図においてΔτ(Kg・m)はトルク変動幅
をあらわす。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の燃焼変動を利用したリー
ンバーンシステムにおいては、通常機関の燃焼変
動が一定値のリーンリミツト値となるように空燃
比(燃料量)を閉ループ制御する際に、燃焼変動
がリーンリミツト値よりきいときの空燃比補正量
の減少量と燃焼変動がリーンリミツト値より小さ
いときの空燃比補正量の増大量とが同一である対
称制御が行われる。この結果、燃焼変動小さいと
きにも空燃比補正量が相対的に大きく変化するた
めに、空燃比がリーン側に向かう際にリーンリミ
ツト値を超えてしまつて失火を招き易く、逆に、
燃焼変動が大きく失火領域に入つてしまつたとき
にも空燃比補正量が相対的に小さく変化するため
に、空燃比がリツチ側に向かう際にリーンリミツ
ト値からの離脱が遅くなり、やはり、失火を招き
易いという課題があつた。
従つて、本発明の目的は、燃焼変動を利用した
リーンバーンシステムにおいて、失火を防止する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するための手段は第17図に
示される。すなわち、燃焼変動量演算手段は内燃
機関の燃焼変動を演算し、基準値演算手段は機関
の所定運転状態パラメータ(たとえばQ/N,
N)に応じてリーン空燃比に相当する燃焼変動の
基準値Taを演算し、比較手段は燃焼変動Toを基
準値Taと比較する。この結果、空燃比補正量演
算手段は燃焼変動Toが基準値Taより大きいとき
に燃焼変動Toと基準値Taとの偏差(To−Ta)に
応じて空燃比補正量Faを演算し、他方、燃焼変
動Toが基準値Taより小さいときに空燃比補正量
Faを漸減することにより、燃焼変動Toが基準値
Taより大きいときのリツチ側への空燃比補正量
Faの増大量を該燃焼変動Toが前記基準値Taより
小さいときのリーン側への空燃比補正量Faの減
少量より大きくする。そして空燃比調整手段はこ
の空燃比補正量Faに応じて機関の空燃比を調整
するものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、空燃比補正量は空燃比が
基準値であるリーンリミツト値に向かう際には遅
く変化し、他方、空燃比がリーンリミツト値より
離脱させる際には早く変化する。しかも、リーン
リミツト値より離脱する際には、燃焼変動と基準
値との偏差に応じて空燃比をリツチ側に向かわせ
るので空燃比のリーンリミツト値から大きくリツ
チ側になることはない。さらに、基準値を機関の
運転状態パラメータに応じて変化させているの
で、運転状態パラメータの変化によるリーンリミ
ツト値が変化した場合にもすみやかに各運転状態
でのリーンリミツト値に到達する。
〔実施例〕
本発明の一実施例としての内燃機関の空燃比制
御方法を行う装置が第2図に示される。第2図装
置においてエンジン1は自動車駆動用の火花点火
式エンジンで、燃焼用の空気はエア・クリーナ2
3、エアフローメータ3、吸入導管21及び吸気
弁24を経て、前記エンジン1の燃焼室11内に
吸入される。吸入導管21には運転者により任意
に操作されるスロツトル弁4が設けられている。
燃料は吸入導管21に設置された電磁式燃料噴射
弁5から吸気弁24に向け噴射供給される。燃料
と空気からなる混合気は燃焼室11内で燃焼し、
排気弁25及び排気導管22を経て大気中に放出
される。制御ユニツト8はエンジン1の運転状態
に応じてエンジン1への供給燃料費を演算し電磁
式燃料噴射弁5を駆動し、エンジン1への供給燃
料量を制御する制御回路で、エンジン1の吸入空
気量を検出するエアフローメータ3、点火コイル
6、エンジン1のトルク変動を検出するトルク検
出器7の検出信号と減速を検出するスロツトル開
度検出器41の検出信号が入力されている。なお
本実施例ではエンジン1への吸入空気量としてエ
アフローメータ3の信号を用いているが、エアフ
ローメータ3のかわりにエンジン1のスロツトル
弁4の下流に生ずる吸気管負圧とエンジン回転数
から吸入空気量を求めてもよく、またエンジン1
の回転に同期して回るリングギア,デイストリビ
ユータ等から回転信号を検出して回転数を求めて
もよいのは当然である。トルク検出器7は第2図
に示すようにエンジンを支持するマウント75に
ボルトにより装着してあり、エンジンのリーンバ
ンドにおけるクランク軸を中心とした振動を複数
の方位、できれば4方位以上の方位に向けて配置
したピエゾ素子等で検出してエンジンの機械的ト
ルク変動に比例してアナログ的信号を得るもので
あり、第2図装置では1つのエンジンについて2
個配置されているが、1個でも十分検出できる。
トルク検出器7は圧力センサ71、ゴムマウント
73及びゴムマウントカバー74から成り、アー
ム72の側から圧力センサ71、ゴムマウントカ
バー74、ゴムマウント73の順に重ねて取付け
られている。圧力センサ71は例えばピエゾ素子
を使用した市販の圧力検出器が用いられる。スロ
ツトル開度センサ41はスロツトル4の軸の回転
に対して連動するような構造でポテンシヨメータ
ーの出力は直線的な電圧として出力される。
第2図装置における制御ユニツト8の構成が第
3図に示される。増幅器881はバツフアと増幅
器で構成される公知の構成のものである。バンド
パスフイルタ882は増幅器881からのアナロ
グ信号のうち1Hzないし数Hzの周波数の出力のみ
を取り出すもので例えばロツクランドシステムズ
社製のモデル852を使用する。クロツク回路8
83は水晶振動子を使用した発振回路と、この発
振回路の周波数を分周するカウンタより構成され
る公知の構成のものである。
タイミングパルス発生回路800はクロツク回
路883からのクロツクを基にして、ピークホー
ルド回路810へのリセツト信号と補正演算回路
(以後CPUという)886への割込み信号とを作
り出す回路である。
タイミングパルス発生回路800の構成が第4
図に示される。第4図において入力端子800
a,800bへはクロツク回路883よりの2Hz
と5kHzのクロツクがそれぞれ入力される。入力
端子800aはデバイダ付カウンタ801のリセ
ツト端子Rに接続してあり、入力端子800bは
デバイダ付カウンタ800aのクロツク端子CL
に接続してある。該デバイダ付カウンタ801は
例えばRCA社製ICのCD4017が使用され、そ
の出力Q1は端子800cを介してCPU886
の割込演算用の信号として使われる。出力Q5と
Q8はR−Sフリツプフロツプ802のセツト端
子Sとリセツト端子Rにそれぞれ接続してあり、
出力Q9はクロツクエネイブル端子CEに接続し
てある。R−Sフリツプフロツプ802は例えば
RCA社ICのCD4013が使用され、その出力Q
は端子800dを介してピークホールド回路81
0に接続される。
タイミングパルス発生回路800の作動が第1
2図の波形図を参照しつつ説明される。デバイダ
付カウンタ801のリセツト端子には第12図1
の2Hzのパルスが入力され前記パルスが「1」か
ら「0」になると計数を開始する。該カウンタ8
01のクロツク入力には5kHzの周波数のクロツ
クが入力される。従つて1番目のパルスが来ると
出力Q1にパルスが出力される。9番目のパルス
が来ると出力Q9が「1」になつてクロツクエネ
イブル端子「1」になるので次にリセツトされる
までクロツクが入力されるのを停止する。従つて
出力Q1には第12図2に示すごとくパルスが出
力される。該出力パルスは端子800cを介して
CPU886の割込演算開始のトリガパルスとな
る。出力Q5及びQ8はR−Sフリツプフロツプ
802をセツト及びリセツトし該R−Sフリツプ
フロツプ802の出力Qからは第12図3のパル
スが出力される。該パルスは端子800dを介し
てピークホールド回路810に入力され約600マ
イクロ秒のパルス幅となつて該ピークホールド回
路のリセツト信号となる。
ピークホールド回路810の構成が第5図に示
される。第5図においてダイオード801の正極
と811の負極は前記バンドパスフイルタ882
の出力に接続してあり、ダイオード801の負極
は抵抗802の一端に接続してある。該抵抗80
2の他端はコンデンサ803の正極とバツフア増
幅器806の非反転入力と抵抗804に接続して
ある。コンデンサ803の負極は接地してある。
抵抗804の他端はアナログスイツチ805の一
端に接続してある。該アナログスイツチ805の
他端は接地してあり、コントロール端子は前記タ
イミングパルス発生回路800の第12図3信号
に接続してある。前記ダイオード811の正極は
抵抗812の一端に接続してある。該抵抗812
の他端はコンデンサ813の負極とバツフア増幅
器816の非反転入力と抵抗814に接続してあ
る。コンデンサ813の正極は接地してある。抵
抗814の他端はアナログスイツチ815の一端
に接続してある。該アナログスイツチ815の他
端は接地してあり、コントロール端子は前記タイ
ミングパルス発生回路800の第12図3信号に
接続してある。バツフア増幅器816の反転入力
は出力に接続してある。バツフア増幅器806の
出力は抵抗822の一端に接続され、他端はバツ
フア増幅器825の非反転入力と抵抗821に接
続してある。抵抗821の他端は接地されてい
る。バツフア増幅器816の出力は抵抗823の
一端に接続され、他端はバツフア増幅器825の
反転入力に接続されている。バツフア増幅器82
5の出力は入力端子810cを介してアナログ−
デイジタル(A−D)変換器830に出力され、
かつ抵抗824の一端に接続される。抵抗824
の他端はバツフア増幅器825の反転入力に接続
される。
ピータホールド回路810の作動が以下に説明
される。アナログスイツチ805,815のコン
トロール入力に前記タイミングパルス発生回路8
00から第12図3のパルスが印加されると、こ
のパルス幅の間アナログスイツチ805,815
は閉成するのでコンデンサ803,813の電荷
を低い抵抗値の抵抗804,814を通じて放電
し、コンデンサ803,813の電圧を零にリセ
ツトする。その後バンドパスフイルタ882の第
12図4で示す出力波形が入力端子810bから
入つてくるとダイオード801及び抵抗802を
通してコンデンサ803が正の電圧に充電され
る。このコンデンサ803の電圧はリセツトされ
てから、次にリセツトされるまで、正のピーク値
がホールドされる。該コンデンサ803の電圧を
次の入力インピーダンスの高いバツフア増幅器8
06を介して出力すると第12図5の波形とな
る。
一方前記第12図4で示す出力波形が入力端子
810bから入つてくるとダイオード811、抵
抗812を通してコンデンサ813が負の電圧に
充電される。このコンデンサ813の電圧はリセ
ツトされてから次にリセツトされるまで、負のピ
ーク値がホールドされる。該コンデンサ813の
電圧を次の入力インピーダンスの高いバツフア増
幅器816を介して出力すると第12図6の波形
となる。前記バツフア増幅器806の出力と81
6の出力の差を差動増幅器825でとることによ
り、リセツトされてから次にリセツトされるまで
の正のピーク値と負のピーク値の差が差動増幅器
825から出力され、その波形は第12図7とな
る。
A−D変換回路830の構成が第6図に示され
る。第6図においてCPU886よりの入出力制
御(I/O)信号はナンドゲート883に直接入
力されアンドゲート836にはインバータ835
で反転されて入力される。CPU886のデバイ
スセレクト(SEL)信号は直接ナンドゲート83
3とアンドゲート836に入力される。またイン
バータ837、抵抗838、コンデンサ839に
より遅延回路が構成されており、アンドゲート8
36にはこの遅延回路を介してSEL信号が入力さ
れる。しかしてアンドゲート836は第12図8
に示すような幅100ナノ秒程度のパルズ信号を出
力する。このパルス信号は逐次比較型A−D変換
器831のA−D変換命令端子CNVに入力され
る。A−D変換器831としては例えばバーブラ
ウン社製ADC80AG−12が使用される。A−D変
換器831の変換終了端子EOCは補正演算回路
886のビジイ端子BUSYに接続され出力端子
B1ないしB12は3ステートバツフア832を
介してCPU886のバスラインに接続されてい
る。3ステートバツフア832は例えば東芝製
ICのTC5012が使用される。
A−D変換回路830の作動が以上に説明され
る。第12図2に示すパルスがタイミングパルス
発生回路800からCPU886に入力されると、
CPU886は現在実行しているプログラムに割
り込みがかけられA−D変換処理のプログラムを
実行する。プログラムではA−D変換開始命令に
よつて第12図8のパルスがA−D変換器831
のA−D変換命令端子CNVに印加され、このパ
ルスの立上りで変換動作を開始する。これと同時
に第12図9に示す変換終了端子EOCの出力信
号が「1」レベルに立上る。ここで変換終了端子
EOCはCPU886のデバイス制御ユニツトDCU
のビジイ端子BSYに接続されており、ピークホ
ールド回路810からのアナログ信号の読込命令
の完了は、変換終了端子EOCの出力信号の「0」
レベルへの立下りまで待たされ、このときまで
I/O信号及びSEL信号はともに「1」レベルに
保持される。そして逐次比較型A−D変換器83
1は、EOC端子の出力信号が「1」レベルの間
に変換動作を行ない、出力端子B1ないしB12
からデイジタル化した2進データ信号を出力す
る。A−D変換動作が終了すると、変換終了端子
EOCの出力信号が「0」レベルとなりCPU88
6の読込命令の待機状態が解除され、ピークホー
ルド回路810からのアナログ信号データが
CPU886に読込まれる。
回転速度検出回路840の構成が第7図に示さ
れる。回転速度検出回路840はパルス整形回路
840−1と計数回路840−2より構成されて
いる。パルス整形回路840−1は、入力端子8
40aより点火コイル6のコイルのマイナス端子
のパルスが入力され、該入力端子840aは抵抗
8401の一端に接続されている。抵抗8401
の他端は抵抗8402とコンデンサ8403に接
続され、コンデンサ8403の他端は接地されて
いる。抵抗8402の他端はダイオード8404
のアノードに接続され、該ダイオード8404の
カソードは抵抗8405、コンデンサ8406、
ツエナダイオード8407、及び抵抗8408に
接続されている。抵抗8405、コンデンサ84
06、及びツエナダイオード8407の他端は接
地されており、抵抗8408の他端はトランジス
タ8418のベースに接続されている。該トラン
ジスタ8418のエミツタは接地され、コレクタ
は抵抗8409とシユミツトナンドゲート841
0に入力される。抵抗8409の一端とシユミツ
トナンドゲート8410の他入力は+5V電源VC
が入力される。該シユミツトナンドゲート841
0の出力はコンデンサ8411と抵抗8412で
構成される単安定マルチバイブレータ8413に
トリガパルスとして入力され、該単安定マルチバ
イブレータ8413の出力は、コンデンサ841
4と抵抗8415で構成される単安定マルチバイ
ブレータ8416にトリガパルスとして入力され
る。前記単安定マルチバイブレータ8413,8
416としては例えばRCA社製ICのCD4047
が使用される。こうして単安定マルチバイブレー
タ8416の出力からは第13図1の点火コイル
12からの信号に対して第13図2に示すような
波形のタイミングパルス信号が出力される。
計数回路840−2について以下に説明され
る。2進カウンタ8421は、クロツク端子CL
に入力されるクロツクパルス信号を計数し分周す
るもので、例えばRCA社製CD4024が用いら
れる。そして、このカウンタ8421は、第13
図3に示すような約128kHz程度のクロツクパル
ス信号を分周して第13図4に示すような約32k
Hz程度の分周パルス信号を出力端子Q2から出力
する。デバイダ付カウンタ8422は、基本的に
はクロツク端子CLに入力されるクロツクパルス
信号を計数するもので、出力端子Q2ないしQ4
のうち1つの出力端子の出力信号が「1」レベル
となり、かつカウント動作停止端子ENに「1」
レベル信号が入力されると、動作を停止する。
しかしてこの実施例では出力端子Q4と停止端
子ENが接続されており、出力端子Q4の出力が
「1」レベルになると停止端子ENに「1」レベ
ル信号が入力され、カウント動作を停止する。こ
の状態でパルス整形回路840−1から第13図
2に示すタイミングパルス信号がリセツト端子R
に入力されると、カウンタ8422はリセツトさ
れ、出力端子Q4の入力は第13図7に示すよう
に「0」レベルとなる。そして時間Tだけ経過
し、リセツト端子Rに入力される信号が「0」レ
ベルになると、カウンタ8422は計数動作を開
始し、出力端子Q2,Q3からはそれぞれ第13
図5,6に示すように順次パルス信号が出力され
る。その後、出力端子Q4の出力が「1」レベル
になるとカウント8422は、再び計数動作を停
止する。カウンタ8421,8422及びパルス
整形回路840−1の出力信号は、それぞれノア
ゲート8423,8424を介して12ビツトのカ
ウンタ8425のクロツク端子CLに入力され、
またカウンタ8422のQ3出力はカウンタ84
25のリセツト端子Rに入力されている。
すなわち、第13図2に示すパルス整形回路8
40−1の出力信号と第13図7に示すカウンタ
8422のQ3出力のノア論理をとることにより
ノアゲート8423からは第13図8に示すよう
なパルス信号が出力され、さらにこのノアゲート
8423の出力信号と第13図4に示すカウンタ
8421の出力信号とのノア論理をとることによ
り、ノアゲート8424から第13図9に示すよ
うなパルス信号が出力され、このパルス信号がカ
ウンタ8425に入力される。
ここで第13図2に示すタイミングパルス信号
が「0」レベルに立下つて第13図8に示すノア
ゲート8423の出力が「1」レベルになる時刻
t1において、カウンタ8425は計数動作を停
止する。その後カウンタ8425の出力端子Q1
ないしQ12の出力は、時刻t2におけるカウン
タ8422のQ2出力の立上りによりシフトレジ
スタ8426ないし8428(例えばRCA社製
CD4035)に一時的に保持記憶される。次に、
時刻t3においてカウンタ8422のQ3出力が
「1」レベルになると、カウンタ8425がリセ
ツトされ、時刻t4においてカウンタ8422の
Q4出力が「1」レベルになるとカウンタ842
5は再びカウント動作を開始する。
このカウンタ8425の動作は、点火コイル6
が点火信号を出力すると同期して繰返し行われる
ため、シフトレジスタ8426ないし8428の
各出力端子Q1ないしQ4からはエンジン回転速
度Nの逆数1/Nに比例した2進信号が出力され
る。3ステートバツフア8430は、制御端子8
431に「1」レベル信号が加えられている間は
出力が高インピーダンスとなるもので、出力端子
群840c〜nはバスラインを介してCPU88
6に接続されている。
制御端子8431にはナンドゲート8432の
出力信号が入力され、ナンドゲート8432に
は、CPU886に内蔵されているデバイス制御
ユニツト(DCU)からのI/O信号及びSEL信
号が入力されている。そしてナンドゲート843
2の出力信号が「0」レベルになると、シフトレ
ジスタ8426ないし8428の1/Nに比例し
た2進信号が補正演算回路886に入力される。
吸入空気量計数回路850の構成が第8図に示
される。入力端子850aには第14図2に示す
ような約128kHz程度のクロツクパルスが入力さ
れ、ナンドゲート852とデバイダ付カウンタ8
51のクロツク端子CLに入力される。入力端子
850bには第14図1に示すようなエンジン1
回転あたりの吸入空気量(以後Q/Nと記す)に
比例した時間Tpのパルスが燃料量演算回路88
7から入力されたナンドゲート852とデバイダ
付カウンタ851のリセツト端子Rに入力され
る。該デバイダ付カウンタ851は例えばRCA
社製ICのCD4017が使用される。デバイダ付
カウンタ851は基本的にはクロツク端子CLに
入力されるクロツクパルス信号を計数するもの
で、出力端子Q2ないしQ6のうち1つの出力端
子の出力信号が「1」レベルとなり、かつカウン
ト動作停止端子ENに「1」レベル信号が入力さ
れると、動作を停止する。
しかしてこの実施例では出力端子Q6と停止端
子ENが接続されており出力端子Q6の出力が
「1」レベルになると停止端子ENに「1」レベ
ル信号が入力され、計数動作を停止する。この状
態で燃料量演算回路887から第14図1に示す
パルス信号がリセツト端子Rに入力されると、カ
ウンタ851はリセツトされ、前記の入力される
信号が「0」レベルになるとカウンタ851はカ
ウント動作を開始し、出力端子Q2,Q4からは
それぞれ第14図4,5に示すように順次パルス
信号が出力される。その後、出力端子Q6の出力
が「1」レベルになるとカウンタ851は再び計
数動作を停止する。カウンタ851の出力Q2,
Q4はそれぞれシフトレジスタ854ないし85
6(例えばRCA社製のIC,CD4035)のクロ
ツク端子CLとカウンタ853のリセツト端子R
に入力される。またナンドゲート852の出力は
カウンタ853のクロツク端子CLに入力される。
ここで第14図1に示すQ/Nに比例した時間
Tpのパルスが入力端子850bに入力されると
時間Tpの間のクロツクがカウンタ853に入力
され、この間のクロツク数をカウントする(すな
わち時間Tpが計数される)。その後時刻t0で前
記パルスが「0」レベルになるとカウンタ853
は計数動作を停止する。次に時刻t1でカウンタ
901の出力Q2が「1」レベルになるとカウン
タ903の出力端子Q1ないしQ12の出力はシ
フトレジスタ854ないし856に一時的に保持
される。時刻t2でカウンタ851の出力Q4が
「1」レベルになると、カウンタ853はリセツ
トされ、次のカウント動作の待機状態となる。こ
のカウンタ853の動作は第14図1のパルスに
同期して繰り返し行われるため、シフトレジスタ
854ないし856の各出力端子Q1ないしQ4
からはQ/Nに比例した2進信号が、エンジン回
転に同期して出力される。3ステートバツフア8
57は制御端子859に「1」レベル信号が加え
られている間は出力が高インピーダンスとなるも
ので、出力端子群850c〜nはバスラインを介
してCPU886に接続されている。制御端子8
59にはナンドゲート860の出力信号が入力さ
れ、ナンドゲート860にはCPU886に内蔵
されているDCUからのI/O信号及びSEL信号
が入力されている。そしてナンドゲート860の
出力信号が「0」レベルになるとシフトレジスタ
854ないし856のQ/Nに比例した2進信号
がCPU886に入力される。
微分回路884は公知の回路で前記スロツトル
開度検出器41からのアナログ信号を時間微分と
して出力にスロツトル開度の速度に比例したアナ
ログ出力を出力する。スロツトル4を踏み込んで
いつた場合を加速、緩めていつた場合を減速とす
ると、減速した場合には微分回路884の出力は
減速度合に比例した電圧が出る。比較器885は
公知の回路で一定の減速度に対応する基準電圧と
前記微分回路884の出力電圧と比較し、基準電
圧以上だと「1」、未満だと「0」信号を出す。
886にはマイクロコンピユータ形式のものを
用いることができる。例えば12ビツトのマイクロ
コンピユータである東芝製TLCS−12Aを使用す
ることができる。
デイジタル−アナログ(D−A)変換回路87
0の構成が第9図に示される。D−A変換回路8
70は、インバータ871、ナンドゲート87
2、シフトレジスタ873ないし875及びD−
A変換器876(例えばバーブラウン社製DAC
80)から構成されている。そしてCPU886
のI/O信号は、インバータ871で反転された
後ナンドゲート872に入力され、またSEL信号
は直接ナンドゲート872に入力される。
したがつてCPU886で演算された空燃比補
正値FdのD−A変換回路870への出力命令が
されると、I/Oの信号「0」レベルに、SEL信
号は「1」レベルとなり、アンドゲート872は
「1」レベル信号を出力する。この「1」レベル
信号は、各シフトレジスタ873ないし875の
クロツク端子CLに入力される。
シフトレジスタ873ないし875は、回転速
度検出回路840に使用したものと同じもので、
クロツク端子CLに「1」レベル信号が入力され
るとデータ入力端子D1ないしD4に印加されて
いる信号を取り込み、出力端子Q1ないしQ4か
らその信号を出力する。こうして空燃比補正値処
理Fdの2進データ信号は、D−A変換器876
の入力端子B1ないしB12に入力され、アナロ
グ電圧に変換された後、出力端子OUTから出力
される。つまり、出力端子OUTからは空燃比補
正値Fdを示すデータ信号に比例したアナログ電
圧が出力される。
以下に燃料量演算回路887が説明される。該
回路887は、特開昭49−67016号に示される4
気筒エンジン電子制御式燃料噴射装置(以後EFI
という)と同等の機能を有する装置でエアフロー
メータ3からの吸入空気量信号及び点火コイル6
からのエンジンのクランク回転に同期した点火信
号が入力されて、電磁式燃料噴射弁(以後噴射弁
という)の基本開弁時間Tp(前記したエンジン1
回転あたりの吸入空気量Q/Nに比例した時間)
を演算し、これにエンジンの運転状態に応じた各
種の補正演算を行なつて噴射弁の開弁時間を決定
し、噴射弁5を駆動し、エンジン1への燃料供給
量を制御する。ここでCPU886で演算されD
−A変換回路870でアナログ電圧に変換された
空燃比補正値Fdは吸入空気温、水温等の他の補
正演算と同等の方法によつて補正演算されてい
る。
CPU886の作動が第10図の流れ図により
説明される。図示しないキースイツチをオンする
と電源が入り動作をスタートする。ステツプS1
で全てのメモリをクリアして0にし、次にステツ
プS2で空燃比補正値Fdの初期値を2048とす
る。(12ビツト=4096の中心値とした。)ステツプ
S3でマスタマスクをセツトして割込み演算を
CPUが受け付けるようにし、その後はステツプ
S4で割込み演算の待機状態となり、割込み演算
実行時以外は常にステツプS4の状態となる。
その後、時間が経過してタイミングパルス発生
回路800からの第12図2パルスの「0」から
「1」への立上りで割込み演算を開始する。割込
み演算を開始するとステツプS10で以後の割込み
を禁止する。ステツプS11で第12図8パルスを
発生させ、この信号をトリガとしてA−D変換器
831はD−A変換を開始すると同時に、EOC
端子出力である第12図9パルスが「1」になつ
てCPU886はBUSY入力が「1」となり演算
を停止する。これがステツプS12である。A−D
変換器831がA−D変換を終了するとEOC端
子出力である第12図9が「0」となりCPU8
86は演算を再開する。演算が再開されるとステ
ツプS13でD−A変換器831から出力されてい
るトルク変動値ToをCPU886に読み込む。以
上のようにステツプS11,S12,S13でトルク変動
値ToがA−D変換されて読み込まれる。ステツ
プS14で前記比較器885の出力Deが読み込まれ
る。ステツプS15で読み込まれたDeが「1」か否
かを判別する。ノウの場合には、ステツプS16に
進み、イエスの場合にはステツプS25に進む。こ
のステツプS25はスロツトルの減速が設定値以下
ならば補正値を0にするためのものである。
ステツプS16で吸入空気量計数回路850でカ
ウントされたQ/Nの値が読込まれる。ステツプ
S17では回転速度検出回路850でカウントされ
たエンジン回転数に反比例した値1/Nを読込
み、この値の逆数をとることによりエンジン回転
数Nを求めることができる。ここで第11図はN
とQ/Nをエンジン運転条件のパラメータとし
て、各条件での燃費最良点で運転したときのトル
ク変動値のピーク値Taを示したマツプである。
これが読出し専用メモリー(以後ROMと記す。)
にあらかじめ記憶されている。
ステツプS18では読込んだQ/NとNが第11
図のマツプのどこになるかをさがして、該当する
ROMのアドレスに記憶されているTaを読出す。
ステツプS19では前記Taと、ステツプS13で読込
んだToの大小を判別して、現在のエンジン運転
状態での空燃比が燃費最良点よりもリツテかリー
ンかを判別する。すなわちTo>Taであればトル
ク変動が小さく空燃比リツチと判別してステツプ
S21で空燃比をリーン補正する。ステツプS20は
前記リツチ補正の演算であり現在のトルク変動値
Toと目標トルク変動値Taとの差に比例した空燃
比をリツチ補正する。すなわちトルク変動値が大
きければ大きく空燃比を補正し、トルク変動値が
小さければ小さく空燃比補正する。ステツプ
S22,S23は前記空燃比のリツチ補正の最大値を、
前記エンジンが不安定燃焼域から安定燃焼域とな
るに充分な空燃比補正値Fnとして最大値の規制
をしている。ステツプS26ではステツプS20,
S22,S23で得られた補正値Faを、前回の演算で
得られた空燃比補正値Fdに加算して今回の空燃
比補正値Fdを計算する。ステツプS21は空燃比を
リーン補正する演算で前回の空燃比補正値Fd
らリーン補正する値Flを減算して今回の空燃比補
正値Fdを計算する。リーン補正する値Flは制御の
安定性と応答性を考慮して決定してある。ステツ
プS24,S25はステツプS21の演算によつて空燃比
補正値Fdが負の数にならないよう、Fdの最小値
を0としている。ステツプS27は以上の演算で得
られた空燃比補正値FdをD−A変換回路870
に出力し、ステツプS28で割込みを許可して、ス
テツプS29で割込みが発生する以前のプログラム
実行状態にもどる。
以上の構成と作動によつてトルク検出器7より
の検出信号により、エンジンへの供給空燃比を燃
費最良点に制御することができる。第10図の流
れ図のステツプS19ないしS27までの時間経過と
空燃比補正演算の関係を第15図に示す。第15
図1はフイルタ回路882の後のトルク変動信号
であり、2は第10図のステツプS19のトルク変
動大小判別の結果を示すものであり、3は空燃比
補正値FdのD−A変換の結果を示すものである。
第15図1のトルク変動信号が燃費最良点でのト
ルク変動ピーク値Taよりも大となると第15図
2はトルク変動大と判別して第15図3の空燃比
補正値Fdをリツチ補正(RCH・COR・)する。
その他のトルク変動小のときにはリーン補正
(LN・COR・)する。
本実施例においては燃費最良点のトルク変動値
は、例えば第1図に示すエンジン運転条件回転数
2000rpm.トルク4Kg−mでは0.1Kg−mであり、
またトルク変動値Δτとピークホールド回路から
得られる検出信号S810の関係は第16図のよ
うであるので、前記エンジン運転条件での判定レ
ベルTa(第10図流れ図のステツプS19)はピ
ークホールド回路からの出力電圧で1.5Vとした。
リーン補正する場合の1回(0.5秒)あたりの補
正値Flは空燃比でみて0.015とした。この値は制
御の安定性と応答性を考慮して実験から決めたも
のである。一方リツチ補正する場合、失火域と安
定燃焼域の境界の空燃比(第1図に示すように空
燃比20.5)から、1回の補正で燃費最良点の安定
燃焼域の空燃比(第1図では空燃比20.0)に補正
するためには1回(0.5秒)あたりの補正値Fa
最大値Fnは空燃比でみて0.5とした。そして前記
の空燃比20.5と20.0のトルク変動値の差で1回あ
たりの空燃比補正値0.5が得られるよう、比例定
数Kを決定した。(リツチ側に補正する場合、1
回の補正で安定燃焼域まで迅速に空燃比補正をし
ているのはエンジンの失火を防ぐという意味で重
要である。)なお前述の実施例では電子制御式燃
料噴射装置を使用したエンジンについて説明して
いるが、それに限らず、電子制御式のキヤブレタ
をそなえたエンジンについても同様の制御をする
ことができる。
なお前述の実施例では機関の減速検出手段とし
てスロツトル開度信号からの微分値をとつたが、
それに限らずエンジン回転数の微分値あるいは、
吸入空気量、吸気管負圧の微分値をとることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、失火域直
前値としてのリーンリミツト値への制御は空燃比
のリーン側への変化は小さく、他方、リーンリミ
ツト値からの制御空燃比のリツチ側への変化は大
きくされているので、失火を迅速に防止できる。
また、リーンリミツト値よりリツチ側への制御に
よる空燃比のリーンリミツト値よりリツチ側への
大きなずれもなくすことができ、さらに、機関の
負荷、回転速度等の機関の運転状態に応じて精度
よくリーンリミツト値制御を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関の空燃比とトルク変動、燃料
消費率、排気ガス成分の関係を示す特性図、第2
図は本発明の一実施例としての内燃機関の空燃比
制御方法を行う装置を示す図、第3図は第2図装
置における制御ユニツトの回路図、第4図は第3
図回路におけるタイミングパルス発生回路の回路
図、第5図は第3図回路におけるピークホールド
回路の回路図、第6図は第3図回路におけるA−
D変換回路の回路図、第7図は第3図回路におけ
る回転速度検出回路の回路図、第8図は第3図回
路における吸入空気量計数回路の回路図、第9図
は第3図回路におけるD−A変換回路の回路図、
第10図は第3図回路における演算順序を示す演
算流れ図、第11図は第13図の流れ図のステツ
プS18で用いられるROMに記憶されているマツ
プを示す図、第12図,第13図,第14図は第
3図回路の動作を説明する波形図、第15図は第
10図の流れ図のステツプS19からS27までの時
間経過と空燃比補正演算の関係を示す図、第16
図はエンジンのトルク変動値とピークホールド回
路出力電圧との関係を示す特性図、第17図は本
発明の基本構成を示すブロツク図である。 1……内燃機関、11……燃焼室、21……吸
入導管、22……排気導管、23……エア・クリ
ーナ、24……吸気弁、25……排気弁、3……
エアフローメータ、4……スロツトル弁、41…
…スロツトル検出器、5……電磁式燃料噴射弁、
6……点火コイル、7……トルク検出器、8……
制御ユニツト、800……タイミングパルス発生
回路、810……ピークホールド回路、830…
…A−D変換回路、840……回転速度検出回
路、850……吸入空気量計数回路、870……
D−A変換回路、881……増幅器、882……
バンドバスフイルタ、883……クロツク回路、
884……微分回路、885……比較器、886
……補正演算回路、110……D−A変換回路、
887……燃料量演算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の燃焼変動Toを演算する燃焼変動
    量演算手段と、 前記機関の所定運転状態パラメータ(たとえば
    Q/N,N)に応じてリーン空燃比に相当する燃
    焼変動の基準値Taを演算する基準値演算手段と、 前記燃焼変動Toを前記基準値Taと比較する比
    較手段と、 前記燃焼変動が前記基準値より大きいときに該
    燃焼変動と該基準値との偏差(To−Ta)に応じ
    て空燃比補正量を演算し、他方、前記燃焼変動が
    前記基準値より小さいときに前記空燃比補正量を
    漸減することにより、前記燃焼変動が前記基準値
    より大きいときのリツチ側への空燃比補正量Fa
    の増大量を該燃焼変動が前記基準値より小さいと
    きのリーン側への前記空燃比補正量の減少量より
    大きくする空燃比補正量演算手段と、 該演算された空燃比補正量に応じて前記機関の
    空燃比を調整する空燃比調整手段とを具備する内
    燃機関の空燃比制御装置。
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