JPH0336807Y2 - - Google Patents

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JPH0336807Y2
JPH0336807Y2 JP1984190244U JP19024484U JPH0336807Y2 JP H0336807 Y2 JPH0336807 Y2 JP H0336807Y2 JP 1984190244 U JP1984190244 U JP 1984190244U JP 19024484 U JP19024484 U JP 19024484U JP H0336807 Y2 JPH0336807 Y2 JP H0336807Y2
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opening spring
latch
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、電子レンジ等の調理器における扉開
閉装置に関する。
〈従来技術〉 従来、家庭用等の電気機器、例えば、電子レン
ジの構成は、第5図に示すように、扉1にラツチ
ヘツド2,3がピン4,5により回動自在に支持
され、両ラツチヘツド2,3は連結レバー6によ
り連動関係にある。7,8は連結レバー6とラツ
チヘツド2,3を連結するピンであり、連結レバ
ー6はスプリング9により常に上方に付勢されて
いて、且つ上下動自在である。10は扉1にピン
11において回動自在に支持された回動レバーで
あり、一端はラツチヘツド3の突起12に係合
し、時計方向の回動にあつてラツチヘツド3を反
時計方向に回動させる。ラツチヘツド3のこの回
動は連結レバー6を下降させることとなり、よつ
てラツチヘツド2も一緒に反時計方向に回動され
る。この回動レバー10の他端に本体側に向かつ
て扉1より突起する突起13が一体形成されてい
る。
また第6図に示すように、本体側の操作パネル
14の背後に取付基板15が固定されていて、こ
れに前後方向に移動自在なスライドレバー16
と、ピン17により回動自在なオープンレバー1
8とが設けられている。また、スプリング19は
オープンレバー18とスライドレバー16とを連
結する弾性手段であり、その弾性力によりスライ
ドレバー16を常に前方に押し出すようにして作
用して、先端に固定された扉開成用釦20を操作
パネル14より突出させるようにしている。
この場合、扉開成用釦20を矢印のように押圧
操作するとスライドレバー16が後退され、それ
に一体形成された突起がオープンレバー18に当
接してオープンレバー18を反時計方向に回動さ
せる。この回動によつて突起13はオーブン21
の前面板22の開口23より抜け方向に後退し、
回動レバー10を時計方向に回動させる。従つ
て、前記の如くラツチヘツド2,3はその鉤部2
4,25をラツチフツク26,27よりその係合
を解除するように時計方向に回動される。
このように扉開成用釦20の押圧操作に伴ない
ラツチヘツド2,3とラツチフツク26,27の
係合が解除、即ち扉1の本体に対するロツクの解
除がなされると、スプリング9は連結レバー6を
上方に引き戻し、且つラツチヘツド2,3を初期
状態に戻すよう作用し、更にはその弾性力により
ラツチヘツド2,3の先端縁部がラツチフツク2
6,27にそれぞれの傾斜面28,29を打ち、
扉1を開成方向に押し出すように作用する。従つ
て、扉開成用釦20の押圧操作により扉1は自動
的に本体より開放される。
しかし、上記の構造では、扉のロツク解除は、
扉開成用釦20の押圧操作により行なわれるの
で、少しでも不安定な台や軽くて全高の高い台の
上にレンジを設置している場合には、扉1を開け
る度にレンジ本体が揺れ、液体の入つた容器をレ
ンジの中や上に置いてある場合、液体がこぼれた
りして食物が減るという欠点を有していた。
また、扉1の開き方が確実でなく少ししか開か
なかつたり、一度開いても惰性で閉じてしまつた
りする。そのため、両手で容器を持つ場合、扉1
を開けてから急いで容器を出し入れしなければな
らず、実用性に乏しいという欠点を有していた。
〈目的〉 そこで、本考案は、扉開閉が円滑に行ない得る
扉開閉装置の提供を目的としている。
〈実施例〉 以下、本考案を電子レンジに適用した一実施例
を第1図ないし第4図により説明すると、本実施
例の扉開閉装置は、扉1を開方向に付勢する開扉
スプリング32と、前記扉1の開扉スプリング3
2による開方向移動速度を減衰しかつ閉方向移動
を妨げない減衰機33とを有し、前記開扉スプリ
ング32と減衰機33とが一方を前記扉1に他方
を調理器本体34に連結されたものである。この
場合、扉1は、横開き式である。
そして、扉開閉装置には、前記減衰機33と開
扉スプリング32の他に、ラツチユニツト35と
操作部36等が設けられる。
前記減衰機33は、流体摩擦を利用した片効き
のダンパーであつて、取付部37と、シリンダ部
38とからなつている。金属製の取付部37は、
シリンダ部38の両側に配され、その端部に取付
孔37aが形成されている。シリンダ部38は外
シリンダ38aと、内シリンダ38bと、一方向
弁39と、密封装置40と、流体41等とからな
つている。外シリンダ38aは、一方に開口42
を有せしめられ内シリンダ38bは、前記開口4
2から外シリンダ38a内に挿入されている。ま
た、外シリンダ38a内にある内シリンダ38b
の端部には、オリフイス43と、一方向弁39と
が並設されている。この場合、一方向弁39は、
内シリンダ38b側から外シリンダ38a側への
一方向弁である。また、一方向弁39の弁孔39
aは、前記オリフイス43より大きく形成されて
いる。さらに、前記内シリンダ38bの端部の外
周面と、外シリンダ38aの内周面との間には、
密封装置40が内設されている。そして、シリン
ダ内の流体41には、油等の粘性液体が用いられ
ている。さらに、減衰機33は、、その内シリン
ダ部38b側の取付部37を本体34に回動自在
に係止され、外シリンダ38a側の取付部37を
前記本体34に内設された案内片44の溝部45
にローラー46を介して嵌合されている。そし
て、前記溝部45内の減衰機33端部には、湾曲
形状の連結アーム47の一端47aが回動自在に
連結されている。連結アーム47は、その他端4
7bが扉1に回転自在に連結されている。
開扉スプリング32には、引張コイルスプリン
グが用いられており、前記減衰機33に外装され
ている。また、その両端32a,32bは、前記
取付部37に係止されている。
ラツチユニツト35の構成及びその作用は、従
来例の第5,6図に用いられるものと同様であつ
て、一対のラツチヘツド2,3及びラツチフツク
26,27と、前記ラツチヘツドを連結せしめる
連結レバー6と、前記ラツチヘツド3に係合され
る突起付回動レバー10等からなつている。
操作部36は、復帰スプリング48a付の鉄製
電磁切換棒48と、電磁式駆動回路49とからな
つている。電磁切換棒48は、前記回動レバー1
0の突起13と対向して本体34に内設されてい
る。前記電磁切換棒48には、電磁コイル50が
遊嵌されている。該電磁コイル50の一方は、ス
イツチS2(扉が閉じている時のみONになる)
を介してトランス51に結線され、他方は、タツ
チスイツチS1(スイツチを押している間のみ
ONとなる)からダイオード52を介してトラン
ス51に接続され、また、前記トランス51は、
商用電源ACへ接続され、電磁式駆動回路49が
形成せしめられている。
上記の構成において、扉開閉について説明す
る。まず扉開時には、タツチスイツチS1をON
にすると、商用電源ACからの電流がトランス5
1で変圧されて、電磁コイル50内に磁界が発生
せしめられる。その磁力が前記復帰スプリング4
8aの力に勝ると、電磁切換棒48は、磁力によ
りA矢印方向へ移動せしめられる。そうすると、
回動レバー10の突起13を押圧せしめ、それに
より回動レバー10が時計回り方向へ回動せしめ
られる。この時、電磁切換棒48の復帰スプリン
グ48aは、圧縮された状態となつている。そし
て、ラツチフツク27に係合されているラツチヘ
ツド3が反時計回り方向へ回動せしめられ、ロツ
クが解除される。すると減衰機33の伸張されて
いる開扉スプリング32の復元力で連結アーム4
7が案内片44内に摺動せしめられ、扉1を前面
に押し出すことにより扉1が開かれる。この場
合、開扉スプリング32の復元力で外シリンダ3
8aが内シリンダ38bに近づくので、一方向弁
39が閉になり、外シリンダ38a側の流体41
はオリフイス43から内シリンダ38b内に流れ
る。そのため、扉1の開速度は、減衰機33によ
り減衰され、扉1は漸進的に開かれる。この時、
前記スイツチS2は扉のロツク解除と同時に
OFFとなり、磁力が働かなくなるため、前記電
磁切換棒48は復帰スプリング48aの復元力に
より元の位置に戻る。
次に、開閉時には、上記電磁式駆動回路49に
は電流が流れていないので、電磁切換棒48は停
止状態におかれている。そして、扉1を閉じてゆ
くと、連結アーム47が案内片44上を本体34
側へ移動することにより、減衰機33の開扉スプ
リング32は再び伸長される。すると、外シリン
ダ38aが内シリンダ38bから遠ざかるため一
方向弁39が開となる。そのため内シリンダ38
b側の流体41は、オリフイス43及び弁孔39
aから外シリンダ38a側へ移り、減衰機33は
ほとんど無抵抗となるので閉扉の妨げとならな
い。
以上の様に、扉開閉は、減衰機33及び開扉ス
プリング32により円滑に行なわれる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、本実施例の範囲内で修正、付加され得るこ
とは勿論であり、例えば、上記実施例における減
衰機は、ピストン内蔵型のもの等を用いることも
できる。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、扉を
開方向に付勢する開扉スプリングと、前記扉の開
扉スプリングによる開方向移動速度を減衰しかつ
閉方向移動を妨げない減衰機と、扉を閉姿勢に保
持する係止手段とが設けられ、前記減衰機は、流
体摩擦を利用して伸縮するシリンダ部と、該シリ
ンダ部の両端に形成された取付部とから構成さ
れ、前記開扉スプリングは減衰機に外装され、開
扉スプリングの両端が減衰機の取付部に取り付け
られ、一方の取付部が扉に連結され、他方の取付
部が調理器本体に連結されているので、係止手段
を解除することにより、開扉スプリングの付勢力
と減衰機の扉開動作に対する抵抗力とによつて扉
を漸進的に開くことができ、しかも開扉スプリン
グにより扉の開姿勢が維持される。
したがつて、扉開時の動作が円滑に行なわれ得
ると共に扉開時の反動で不測に扉が閉じようとす
ることを防止できるといつた優れた効果がある。
また、扉閉時には、開扉スプリングの付勢力に
抗して扉を閉めるので強く閉まることはなく、し
かも係止手段により扉は閉姿勢を保持しており、
調理器本体が揺れ、液体の入つた容器の入つた容
器を調理器の中や上に置いてある場合、液体がこ
ぼれたりして食物が減るといつたことを防止でき
る効果もある。
さらに、開扉スプリングが減衰機の一体的に外
装されているので、減衰機の構造は簡単なもので
よく、減衰機の小型化を図ることができ、調理器
本体に内装することが可能となり、調理器本体へ
の取付が1箇所だけでよく簡単に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の横断平面図、第2図は
その要部の縦断正面図、第3図は同じく扉の縦断
側面図、第4図は操作部の構成図、第5図は従来
電気機器用扉開閉装置の縦断側面図、第6図は同
じく縦断側面図である。 1:扉、32:開扉スプリング、33:減衰
機、34:調理器本体、35:ラツチユニツト、
36:操作部、37:取付部、38:シリンダ
部、38a:外シリンダ、38b:内シリンダ、
39:一方向弁、40:密封装置、41:流体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉を開方向に付勢する開扉スプリングと、前記
    扉の開扉スプリングによる開方向移動速度を減衰
    しかつ閉方向移動を妨げない減衰機と、扉を閉姿
    勢に保持する係止手段とが設けられ、前記減衰機
    は、流体摩擦を利用して伸縮するシリンダ部と、
    該シリンダ部の両端に形成された取付部とから構
    成され、前記開扉スプリングは減衰機に外装さ
    れ、開扉スプリングの両端が減衰機の取付部に取
    り付けられ、一方の取付部が扉に連結され、他方
    の取付部が調理器本体に連結されたことを特徴と
    する調理器用扉開閉装置。
JP1984190244U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH0336807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984190244U JPH0336807Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JP1984190244U JPH0336807Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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Publication Number Publication Date
JPS61104109U JPS61104109U (ja) 1986-07-02
JPH0336807Y2 true JPH0336807Y2 (ja) 1991-08-05

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ID=30747696

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JP1984190244U Expired JPH0336807Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2899312B2 (ja) * 1989-06-15 1999-06-02 松下電器産業株式会社 扉開閉装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126371U (ja) * 1974-08-14 1976-02-26
JPS5150662U (ja) * 1974-10-17 1976-04-17
JPS5712895A (en) * 1980-06-26 1982-01-22 Kurita Water Ind Ltd Water-disposing agent

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JPS61104109U (ja) 1986-07-02

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