JPH042289Y2 - - Google Patents

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JPH042289Y2
JPH042289Y2 JP3105484U JP3105484U JPH042289Y2 JP H042289 Y2 JPH042289 Y2 JP H042289Y2 JP 3105484 U JP3105484 U JP 3105484U JP 3105484 U JP3105484 U JP 3105484U JP H042289 Y2 JPH042289 Y2 JP H042289Y2
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JP
Japan
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door
latch head
latch
slider
cam plate
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Expired
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JP3105484U
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JPS60143854U (ja
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Publication of JPH042289Y2 publication Critical patent/JPH042289Y2/ja
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  • Electric Ovens (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は電子レンジ等の電子機器に適用され
るドアラツチ機構に関するものである。
〈従来技術とその欠点〉 一般に、電子レンジでは、第1図に示すように
本体1に開閉可能に装着されたドア2の内面にラ
ツチヘツド3を突出させてあり、ドア2の閉成時
にこのラツチヘツド3を本体1側に係合させ、ド
アオープンボタン4の操作で上記係合を解除させ
ればドア2を開放できるようになつている。
このドアラッチ機構の具体的構成を第2図A〜C
に示す。ラツチヘツド3はドア2に回転可能に軸
支されるとともに、引張りばね5により本体1側
のラツチフック6に係合する方向(時計方向)へ
のばね力が付勢されている。このラツチヘツド3
に形成された操作腕片7には、ドア2に回動可能
に枢支されたラツチ解除レバー8の先端部8aが
係合されている。
すなわち、上記ドア2の閉成状態ではラツチヘ
ツド3が引張りばね5のばね力を受けて第2図A
のようにラツチフツク6に係合するため、ドア2
の開放が阻止される。ドア2を開放させる場合
は、まず本体1側のドアオープンボタン4を操作
すれば、ドアオープンレバー9が第2図Bのよう
に前方へ突出してラツチ解除レバー8の基端部8
bを押し込む。このため上記ラツチ解除レバー8
が時計方向へ回動してラツチヘツド3を引張りば
ね5のばね力に抗して反時計方向へ駆動するか
ら、該ラツチヘツド3とラツチフツク6との係合
が解除されてドア2を開放できることになる。
しかるに、上記従来のものは、ラツチ解除レバ
ー8の先端部8aの水平方向への変位によつてラ
ツチヘツド3を回転させているため、該ラツチ解
除レバー8の基端部8bの変位ストロークaが大
きくなつても、上記ラツチヘツド3の変位ストロ
ークBを大きくとることができない。すなわち、
ドア2の開放状態では、上記ラツチヘツド3が第
2図Cのようにドア2から突出するのを余儀なく
され、これが掃除したりする際の邪魔になるばか
りか、不用意にひつかけて怪我をするおそれがあ
る。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、ドアーの開放状態で該ドア
からラツチヘツド等の突出がなく、ドアの掃除の
容易化や安全性に寄与し得るドアラツチ機構を提
供することを目的としている。
〈考案の構成および効果〉 この考案は上記目的を達成するため、ラツチヘ
ツドの係脱方向に沿つてドア内に移動可能に配設
したスライダに上記ラツチヘツドを連結するとと
もに、該スライダを介して上記ラツチヘツドに係
合方向へのばね力を付勢し、上記ドアに回動可能
に設けられ、かつ復帰ばね力が付勢されたカム板
を介して本体側のドアオープンレバーの押込力を
上記スライダに伝達してラツチヘツドを係合解除
方向へ変位させるように構成したものである。
すなわち、上記構成によれば、上記カム板のカ
ム面によつてスライダの変位ストロークを大きく
設定でき、換言すればカム板のわずかな変位スト
ロークでスライダを介してラツチヘツドの変位ス
トロークを大きく設定でき、したがつてドアの開
放位置でも上記ラツチヘツドをドア内に確実に格
納でき、ドアの掃除がやり易くなるとともに、ラ
ツチヘツドで怪我をしたりすることがなくなる。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第3図はこの考案に係るドアラツチ機構を適用
した電子レンジの概略斜視図、第4図A〜Dは同
機構の具体的構成を示すもので、第1図および第
2図A〜Cと同一部所には同一符号を付して説明
を省略する。
同図において、31はスライダであり、ラツチ
ヘツド3の係脱方向へ沿つてドア2内に移動可能
に配設されるとともに、ラツチヘツド3に形成さ
れた長孔32に嵌合されるピン33によつて上記
ラツチヘツド3に連結されている。34は上記ス
ライダ31の下端部とドア2の下端部との間に掛
設されたばね部材、たとえば引張りばねであり、
上記スライダ31に常時下方側、つまりラツチヘ
ツド3が係合する方向へのばね力を付勢するとと
もに、上記ラツチヘツド3をドア2内の格納位置
まで変位させるものである。
35は上記スライダ31の下方に位置して軸4
1により回動可能に軸支された略楕円形のカム板
であり、カム面36が上記スライダ31の下端に
形成された傾斜面37に転接するようになつてお
り、ドアオープンレバー9の突出量に応じてスラ
イダ31を上方へ押上駆動するように設定されて
いる。38は上記カム板35の自由端側とドア2
の下端側とに掛設されたカム板復帰用のばね部
材、たとえば引張りばねである。なお、図中39
はスライダ31のガイドピン、40はラツチヘツ
ド3の枢軸である。
次に、上記構成の動作について説明する。
ドア2を閉じる場合、本体1側の前面に突出し
ているドアオープンレバー9にカム板35が当た
り始めると、該カム板35は復帰用引張りばね3
8のばね力に抗して軸41を中心にして反時計方
向へ回動変位する。このためスライダ31が第4
図Aのように引張りばね34のばね力に抗して上
昇してラツチヘツド3を反時計方向へ変位させ
る。この状態から上記ドア2がさらに閉成方向へ
回動されて本体1を閉じた状態では、第4図Bの
ようにラツチヘツド3が本体1側のラツチフツク
6に係合する。
ドア2を開ける場合、本体1側のドアオープン
ボタン4を操作すれば、ドアオープンレバー9が
最大限位置まで突出するため、スライダ31はカ
ム板35を介して最上限位置に変位される。した
がつて、第4図Cに示すようにラツチヘツド3の
ラツチフツク6に対する係合関係が解除され、ド
ア2を開放動作させることができる。ドア2の開
放位置においては、引張りばね34,38の復帰
力により、スライダ31は最下限位置まで変位さ
れ、これにともなつてラツチヘツド3がドア2内
に格納される。
すなわち、上記構成では、カム板35の矢印a
で示す変位ストローク量が小さくても、カム面3
6のスライダ37の斜面37に対する大きな転接
変化で該スライダ37を大きく上下動させるた
め、ラツチヘツド3の係脱方向の変位ストローク
bも大となり、ラツチヘツド3をドア2内へ十分
格納させることができる。したがつて、ドア開放
時に不用意にラツチヘツド3で怪我をしたりする
ことがないうえ、ドア2の掃除も容易に行える。
なお、上記カム板35の形状とスライダ31の
下端面の形状は上記の例のものに限定されるもの
ではなく、カム板35のカム面36を回動角に対
して大きく変化する形状に設定することにより、
適宜変更できるものである。
また、上記の構成は、電子レンジ以外の他の電
子機器にも適用でき、その場合も上記と同様の効
果を現出できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はドアラツチ機構をもつた従来の電子レ
ンジの概略斜視図、第2図A〜Cは従来のドアラ
ツチ機構を示す動作説明用を兼ねた構成図、第3
図はこの考案にかかるドアラツチ機構を適用した
電子レンジの概略斜視図、第4図A〜Dはこの考
案のドアラツチ機構を示す動作説明用を兼ねた構
成図である。 1……本体、2……ドア、3……ラツチヘツ
ド、6……ラツチフツク、9……ドアオープンレ
バー、31……スライダ、34,38……ばね部
材、35……カム板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアに回動可能に枢支されて、ドアの閉成位置
    で本体側のラツチフツクに係脱可能に係合するラ
    ツチヘツドと、上記ドア内で上記ラツチヘツドの
    係脱動作方向へ沿つて配設されたラツチヘツド駆
    動用のスライダと、上記スライダを介してラツチ
    ヘツドに常時係合方向へのばね力を付勢するとと
    もに、上記ラツチヘツドをドア内の格納位置まで
    変位させるばね部材と、上記ドア内に回動可能に
    枢支されて、ドアの閉成動作位置に対応する本体
    側のドアオープンレバーの押込量に応じて上記ス
    ライダを介してラツチヘツドを係合解除方向へ変
    位させるカム板と、カム板に常時復帰方向へのば
    ね力を付勢する復帰用ばね部材とを具備したドア
    ラツチ機構。
JP3105484U 1984-03-02 1984-03-02 ドアラツチ機構 Granted JPS60143854U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3105484U JPS60143854U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 ドアラツチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3105484U JPS60143854U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 ドアラツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60143854U JPS60143854U (ja) 1985-09-24
JPH042289Y2 true JPH042289Y2 (ja) 1992-01-27

Family

ID=30531309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3105484U Granted JPS60143854U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 ドアラツチ機構

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JP (1) JPS60143854U (ja)

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JPS60143854U (ja) 1985-09-24

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