JPH0335828Y2 - - Google Patents

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JPH0335828Y2
JPH0335828Y2 JP1984042880U JP4288084U JPH0335828Y2 JP H0335828 Y2 JPH0335828 Y2 JP H0335828Y2 JP 1984042880 U JP1984042880 U JP 1984042880U JP 4288084 U JP4288084 U JP 4288084U JP H0335828 Y2 JPH0335828 Y2 JP H0335828Y2
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JP
Japan
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handle
locked
base
torsion spring
locking piece
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JP1984042880U
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JPS60154568U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特にトラツクの煽りに取り付けて好
適なキヤツチに関する。
従来のキヤツチについて第1図を参照しつつ説
明する。同図において基部1は略Y字形の薄肉鋼
板からなり各端部において穴2を介してねじなど
で図示しない固定部材である第1の煽り板に固着
されている。基部1の中央は立上り部1aが形成
され、ピン3が立上り部1aに挿通されている。
ハンドル4は薄肉鋼板を折曲げて構成され、基端
部4aは略U字形断面を形成し、自由端部4bは
略口字形断面を形成している。ハンドル基端部4
aはピン3に枢支され、かつ、基端部4aの中間
に別のピン5が挿通されている。捩りばね6はピ
ン3に巻回するようにして配置され、一端6aは
基部1の切起し部1bに係止され、他端6bはピ
ン5に係止されていて、ハンドル4を常時矢印方
向へ回動しロツク位置に位置する向きに付勢して
いる。ピン5の両端はハンドル4より突出してい
て、略U字形に針金を折り曲げて形成された掛け
金7の両端が、それぞれ係止するようになつてい
る。
従つて、ハンドル4を図示の位置に立てて掛け
金7を図示しない開閉部材である第2の煽り板に
固着された係止部材8のフツク8aに引掛け、次
に手でハンドル4を矢印方向へ回動させれば、第
2の煽り板は第1の煽り板に対してロツクされる
ことができる。
ところで、工場内でボデイに荷箱が取り付けら
れてから塗装する際に、ハンドル4は常に捩りば
ね6の作用によつて固定部材たる第1の煽り板に
倒伏する為に、ハンドル4の内側およびハンドル
4によつて隠蔽される煽り板の部分すなわち図中
影線部分が塗装されないで残つてしまう。従つ
て、同時に完全塗装する為には、適宜な治具を使
用しハンドルを引掛けて立てておくことが考えら
れるが、治具の配置が困難であり、治具による引
掛け部分の未塗装などの問題もある。更に、キヤ
ツチ単品に塗装又はメツキをしてから、装組付け
をすれば、治具使用の煩しさはなくなるが、塗装
後のキヤツチ取り付けとなるので工具による傷発
生のおそれがあり、概してこの方法ではコストア
ツプや品質低下の欠点がある。
この考案は、上記した従来技術の欠点を解決し
て、固着される固定部材との一体塗装が容易なキ
ヤツチを提供することを目的としている。
以下、図示の実施例につき詳細に説明する。第
3図において、基部1は図示しない固定部材に取
り付けられ、係止部材8は前記固定部材に隣接配
置された開閉部材に取り付けられており、ハンド
ル40と捩りばね60を除いては、従来と同一又
は同等の構成なので、これら以外については同一
符号を付してその説明を省く。ハンドル40は薄
肉鋼板を折曲げ、基端部を略U字形断面に、自由
端部を略ロ字形断面に形成させてなつているが基
端部であつて自由端部近傍においては、第3図に
よく示すように、長手方向の一側縁40aが更に
内側に向つて折り曲げられて係止片40bが形成
されている。係止片40bの端部40cは、この
場合更に内側に折曲げられている。
捩りばね60の一端60aが基部1に設けた切
り起し部1bに係止されていることは従来どおり
であるが、他端60bはハンドル係止片40bに
係脱可能になつている。他端60bは手で把持し
易いように環状にまるめられている。
以上のような構成であるから、捩りばね60の
端部60bを手で持つてハンドル40の係止片4
0bに係止させれば、ハンドル40は捩りばね6
0の作用により常時矢印方向へ回動する習性を与
えられ、キヤツチとしての機能は従来と何ら変り
ない。さて、ボデイに荷箱が取り付けられ、塗装
工程に入るときに、ハンドル係止片40bに係止
されている捩りばね端部60bを係止片40bか
ら外すと、捩りばね端部60bは第2図に示す二
点鎖線位置に位置させられ、ハンドル40の回動
摺性が解除される。次に、ハンドル40を固定部
材に対して直立させれば、ハンドル40は摩擦に
より直立状態を保つので、塗装工程においてハン
ドル40で隠れてしまう個所やハンドル自体の内
側を容易に塗装することができる。このように本
考案によれば、単品塗装やメツキをする必要もな
いからコストは低下し、リヤボデイと一体塗装が
可能となつたので傷発生がなく品質低下のおそれ
がない。
なお、本実施例では、係止片40bは折曲げ端
部40cを有しているので、捩りばね端部60b
が使用中脱落するおそれがないが、本考案はこれ
に限定するものでなく、係止片40bを内側へ僅
か傾斜をつけることによつてばね端部の脱落防止
を確実にすることができよう。
以上の説明では、固定部材に第1の煽り板、開
閉部材に第2の煽り板を例示したが、本考案のキ
ヤツチはトラツクの煽り用に限定するものでな
く、一般の開閉蓋のロツクに用いられてよいもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキヤツチを示す斜視図、第2図
はこの考案によるキヤツチを示す斜視図、第3図
は第2図のX−X線に沿う断面図である。 1……基部、3……ピン、4,40……ハンド
ル、6,60……捩りばね、40b……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉部材に隣接して配置された固定部材に取り
    付けられる基部と、この基部のピンを介して枢支
    され固定部材に対して直立する非ロツク位置およ
    び固定部材に倒伏するロツク位置に選択的に位置
    させられるハンドルと、前記ピンに巻回され、一
    端は前記基部に係止され他端は前記ハンドルに係
    止されていて、常時ハンドルをロツク位置に位置
    する向きに付勢する捩りばねと、前記ハンドルに
    枢着されていて前記開閉部材に取り付けられた係
    止部材の一端を引掛ける掛け金とを有するキヤツ
    チにおいて、ハンドルはロツク位置において固定
    部材に向つて開口するU字形断面を有し、少くと
    も長手方向の一側縁が更に内側に向つて折り曲げ
    られて係止片を形成し、この係止片に前記捩りば
    ねの他端を係止させたことを特徴とするキヤツ
    チ。
JP1984042880U 1984-03-26 1984-03-26 キヤツチ Granted JPS60154568U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984042880U JPS60154568U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 キヤツチ

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JP1984042880U JPS60154568U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 キヤツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154568U JPS60154568U (ja) 1985-10-15
JPH0335828Y2 true JPH0335828Y2 (ja) 1991-07-30

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JPS60154568U (ja) 1985-10-15

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