JPH0335598A - 格子状体入り成形品およびその製造方法 - Google Patents

格子状体入り成形品およびその製造方法

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JPH0335598A
JPH0335598A JP17086089A JP17086089A JPH0335598A JP H0335598 A JPH0335598 A JP H0335598A JP 17086089 A JP17086089 A JP 17086089A JP 17086089 A JP17086089 A JP 17086089A JP H0335598 A JPH0335598 A JP H0335598A
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JP
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ink layer
mold
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JP17086089A
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Inventor
Shigeo Murata
村田 重男
Daigo Tsukahara
塚原 大悟
Hirofumi Sugikawa
杉川 裕文
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NABITASU KK
Sumitomo Corp
Katayama Special Industries Ltd
Navitas Co Ltd
Original Assignee
NABITASU KK
Sumitomo Corp
Katayama Special Industries Ltd
Navitas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、信号受信等に使用されるパラボラアンテナの
反射板や、電磁波ノイズの影響を受は易いもの(例えば
コンピュータやOA機fi、その他の電子部品等)が収
納されるi!電磁波シールド容器に用いられる格子状体
入り成形品およびその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、衛星放送の受信等に用いられるパラボラアンテナ
は、金属等の導電性材料によって一体成形したもの等が
用いられてきたが、その量産化を図るため、本体を熱硬
化性樹脂等で一体成形するようにしたものが提供される
に至っている。この場合、成形品に電波反射性を付与す
るため、上記本体には一般に導電性材料からなる層が配
設される。
また一方、各種電子機器や電気機器の普及が活発化され
るに伴い、これらから発生する電磁波による電磁波障害
が問題となっており、その防止を図るための電磁波シー
ルド容器の開発が進められており、このような容器につ
いても、上記パラボラアンテナと同様に量産化が求めら
れている。
このように電磁波を反射あるいは遮蔽する成形品を製造
する方法としては、例えば実開昭61−126614号
公報に示されるように、上下金型内に良導体網を配設す
るとともに溶融合成樹脂を充填し、両金型を型締めする
ことにより一次成形体を成形し、次いで、この−吹成形
体を再度上下金型内に配設するとともに溶融合成樹脂を
充填し、両側から圧縮することにより、良導体網を合成
樹脂層で両側から挟むサンドイッチ構造の反銅板を製造
する方法や、特開昭64−22098@公報に示される
ように、プラスチックフィルムやシート上に導電性ニッ
トを貼付けて導電性材料を成形し、これを金型内に挿入
して溶融樹脂を供給することにより、上記導電性材料を
プラスチック成形品の表面に一体成形するようにしたも
の等が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように製造されたパラボラアンテナや電磁波シー
ルド容器等の成形品に絵柄や模様を施す場合、従来は、
既に成形された成形品の表面にパッド印刷等でのせると
いった手段が用いられるが、?!!雑な成型品の表面に
印刷を施すのは容易でなく、また各成形品毎に印刷作業
を繰返さなければならないことから、量産化の妨げとな
る不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑み、簡単な工程で容易に
絵柄や模様を付すことができ、より量産に適したパラボ
ラアンテナの反射板やi!電磁波シールド容器用いられ
る成形品およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、合成樹脂からなる本体と、S電性材料により
格子状に一体成形された格子状体と、インキ層とが順に
積層されているものである(請求項1〉。
その製造方法として、ベースシートにインキ層を印刷し
、このインキ層を印刷した側の面に導電性材料により格
子状に一体成形された格子状体を重ねた状態で両者を分
離可能な金型内に挿入して型締めし、この金型内におい
て上記格子状体に臨む側から溶融合成樹脂を注入するこ
とにより全体を射出成形するものである(請求項2〉。
〔作 用〕
請求項1記載の成形品によれば、それに含まれる導電性
材料からなる格子状体により、接触不良を起こすおそれ
のない良好な電波反射面あるいは電波遮蔽面が形成され
るとともに、インキ層によって所望の絵柄等が形成され
る。
ざらに、請求項2記載の製造方法によれば、格子状体、
およびインキ層が印刷されたベースシートが重なった状
態で金型内に挿入され、この金型内に溶融合成樹脂が加
圧注入されることにより、全体として上記金型のキャビ
ティに対応した形状の成形品が一体に射出成形される。
〔実施例〕
本発明方法の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
まず、第1図に示されるように、高分子フィルム等から
なる透明または半透明のベースシート32の片面に、紫
外線遮光性を有する透明インキ層34を全面印刷し、こ
の透明インキ層34の表面に、絵柄を構成する絵柄イン
キ層36を印刷し、さらにその上から全体着色用の全体
着色インキ層38を印−する。そして、この全体着色イ
ンキ層38の表面に接着剤40によって格子状体16を
接着することにより、複合!!31を形成する。
上記格子状体16は、導電性材料により全体が格子状に
一体成形されたものであり、例えば本件共同出願人の一
名が先に提案した特願平01−096085号公報に記
載の真空蒸着方法および装置によって容易に得ることが
できる。
この装置を第6図に基づいて説明する。この装置は、蒸
着用真空容器51、コイル状シートの繰り出し用真空容
器52、およびコイル状シートの巻取り用真空容器53
を備え、蒸着用真空容器51は、シート案内用の真空通
路容器54を介して繰り出し用真空容152に連通され
るとともに、真空通路容器54、冷却用真空容器55、
および真空通路容器57を順次介して巻取り用真空容器
53に連通されている。
この@置では、被メツキ体に金属メツキを施すことによ
り、本発明における格子状体である金属網目体あるいは
金属多孔体が得られるようにしている。
上記被メツキ体としては、網目体シートあるいは多孔体
シートが用いられる。網目体シートの材質としては、ポ
リエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成樹
脂、天然tiAH,セルロース、紙等からなる有機質材
、および金属、ガラス、セラミック、カーボン、鉱物質
等からなる無機質材からなり、線径が0.01 aφ〜
1.0順φで、網目形状が2〜200メツシユ(より好
ましくは20〜150メツシユ)等のものが好適である
また、多孔体シートの材質も上記網目体シートと同様で
あり、形状が繊維状、不織布状、スポンジ状、ラス状、
板状、線、布、あるいはフィルム状の孔を有するもので
あればよく、線径がo、oi amφ〜1.0alφで
、厚さが0.0511〜501111等のものが好適で
ある。このメツシュの大きさは対象となるii!磁波の
波長に応じて適宜設定される。
前記繰り出し用真空容器52は、ロール58に巻付けら
れたコイル状シート60を設置するに充分な大きさを有
し、このコイル状シート60を真空通路容器54へ案内
するためのガイドローラ59と、コイル状シート60を
矢印方向に回転させてシート60aを連続的に送出す機
構(図示せず〉とを備えている。
蒸着用真空容器51は、その本体61が冷却槽62で囲
まれ、この冷却槽62内には冷却媒体(ここでは−30
℃前11)が供給されている。上記容器本体61内には
、上記真空通路容器54との連通部分の近傍にシート案
内用のガイドローラ63が配置され、このガイドローラ
63に続いてシートを取出し口へ屈折して案内するガイ
ドローラ兼冷却ローラ64a、64b、64c、64d
が順次配されている。これらのローラのうちローラ64
a、64Cが大径ローラとされ、シートとの接触時間を
長くとることによりその冷却効率の向上が図られている
この容器本体61の内部には、蒸着される金属65が入
ったルツボ等の容器66a、66bが適宜間隔をあけて
配置され、容器本体61の外壁面には、上記金属65を
溶解するために電子ビームを投射する電子ビーム発生器
67a、67bが設置されている。上記電子ビームで溶
解された金属65は容器本体61の真空中に蒸発し、搬
入されたシート60aの全表面に均一な被膜となって付
着する。従って、この被膜の厚さはシート60aが真空
容器51内を通過する時間(?1在時間)によって任意
に調整可能となっている。
また、上記冷小用真空容器55内にもガイドローラ兼冷
却ローラ68が設置され、蒸着用真空容器51から取出
された金属シートがコイル状に巻取られる前に適温まで
冷却されるようになっている。この冷却用真空容器55
と連通ずる巻取り用真空容器53内には、搬入されたシ
ートが巻付けられるロール58′と、このロール58′
にシートを巻付けるガイドローラ69と、ロール58′
を矢印方向へ回転させて金属シートをコイル状に巻取る
図外の回転機構とが設置されている。
この蒸@装置において、まず、適当な材質からなる網目
体シートあるいは多孔体シート、例えば幅1000履で
外径が1mφのコイル状シート60を繰り出し用真空容
器52内に取付け、真空通路容器54から蒸着用真空容
器51へ連続的に搬送する。
蒸着用真空容器51内では、容器66a、66bに入っ
た金属65を電子ビームで溶解し、容器取出しロ61b
を出るまでに一度に100−程度までの蒸着メツキを施
す。この際、冷却槽62によって容器本体61内の雰囲
気温度が低く抑えられているので、電子ビームで金11
65を高温加熱しても容器本体61内の温度は約50℃
以下に抑えられ、また冷却ローラ64a〜64dとの接
触でシート60aも低温に保持される。従って、シート
60aが蒸着用真空容器本体61内に長く滞在しても、
金属65の加熱による輻射熱で変形や焼き切れが生じる
ことがないので、蒸着時間を長くすることができ、この
ため膜厚の大きな金属メツキを施すことができる。この
金属メツキ物は、そのまま中実の格子状体として本発明
に使用してもよいし、中の被メツキ物を焼却することに
より、導電性材料のみからなる中空の格子状体にしても
よい。
また、この蒸S装置により蒸着メツキを施した後、さら
に電解メツキを施すことにより、メッキ厚をより増大さ
せ、あるいは異種金属を2層に分けてメツキすることも
可能である。
ただし、格子状体16の製法は上記方法に限るものでは
なく、正確な格子形状を有し、かつ格子を形成する上線
と下線とが移動不可能につながる、変形および目ズレの
ない導電性格子状体材料が得られるものであればよい。
例えば、同出願人が先に提案した特願昭63−1200
69Mに記載の発明のように、メツキ槽内を横断的に搬
送するシート状多孔体に対して、メツキ液を多孔体平面
に対してほぼ直角方向からぶつけるように流速を持たせ
て強制的に流し、多孔体の両側表層部および内層部の孔
表面全体に均一な厚さのメツキを施すようにしても、上
記格子状体16を構成する金属多孔体を得ることができ
る。
次に、第2図および第3図に示されるような装置によっ
てパラボラアンテナの製造を行う。図において、10は
固定側金型、12は可動側金型であり、これらの金型1
0,12はパラボラアンテナの反射板の形状に対応する
キャビティを有している。固定側金型10は、固定!1
1101、およびこの固定盤101に対して糧脱可能な
@税金型102からなり、このI!説合金型102外し
た状態(第2図の状態〉で、S道に固まったスプルー1
4が取出せるようになっている。
金型10,12の上方には、上記要領で成形された複合
層31が巻かれた供給ロール18が配置され、その下流
側には互いに圧接するビンチロール20および送りロー
ル22が配置されている。
上記金型10.12の下方には、上記格子状体16を挟
持するための固定クランプ24および可動クランプ26
が配置されている。可動クランプ26は、第2図に実線
で示される位置から二点鎖線で示される位置まで上下方
向に往復駆動されるものである。また、固定クランプ2
4の近傍には格子状体16を切断するためのカッタ28
が配設されている。
次に、この装置によるパラボラアンテナの反射板の成形
方法を説明する。
まず、第2図に示されるように、格子状体ロール18か
ら複合1131を繰り出して金型10,12のキャビテ
ィ内に配し、その下端部を固定クランプ24で挟持する
。このとき、複合層31の絵柄インキ層36により構成
された絵柄が金型内の所定位置に来るように、すなわち
上記絵柄が成形品の所望の位置に配されるように、複合
層31の繰り出し位置を定める。具体的には、絵柄イン
キ層36の印刷の際に位置決め用のマーク等を予め印刷
しておき、このマーク等を光センサ等で読取ることによ
り複合層31の位置決めを行う等の手段をとればよい。
このようにして複合層31に一定の張力を与えた状態で
、その表裏両側から金型10.12を型締めする。この
際1、複合層31の格子状体16が固定側金型10側に
向くようにする。これによって、複合層31は所望の反
射板形状と略合致する形状に成形される。
この状態で、固定側金型10に形成された湯道から上記
キャビティ内に溶融合成樹脂を加圧注入することにより
、この溶融合成樹脂が上記格子状体16側に付着し、結
果として第4図に示されるように合成樹脂製の反射板本
体29と複合層31とが一体となった反射板30が射出
成形される。
なお、ここで注入する合成樹脂としては、耐候性のある
熱可塑性樹脂が好適であるが、他の樹脂でもよく、例え
ば金型に発熱手段を設ければ熱硬化性樹脂を用いること
も可能である。また、必要であれば繊維等で強化した合
成樹脂を用いてもよい。
成形完了後は、第3図に示されるように金型10.12
を開き、固定クランプ24による挟持を解除するととも
に、第2図に実線で示される位置で可動クランプ26に
より格子状体16の下端を挟持し、この状態で可動クラ
ンプ26を下方の二点鎖線の位置まで駆動することによ
り、上記反射板30を金型10.12の下方まで引出す
。そして、この反射板30の上側に位置する部分の格子
状体16を固定クランプ24で挟持し、その直下方でカ
ッタ28により格子状体16を切断することにより、成
形品である反射板30を取出す。以上の作業を繰返すこ
とにより、パラボラアンテナの反射板30を連続して製
造することができる。
この方法によれば、金型10.12内に複合層31を配
して型締めし、合成樹脂を注入するだけの工程で、第4
図に示されるように、合成樹脂からなる反射板本体29
内に格子状体16が配設された反射板30を容易に一体
成形することができるとともに、反射板30の表面に印
刷を施すといった?IfIな工程を省略することができ
る。しかも、このような射出成形法を用いることにより
、1つの反射板30を成形する度に合成樹脂を加熱溶融
する必要がなくなり、また第2図および第3図に示され
るように連続的な製造も可能となるため、製造時間を大
幅に短縮し、量産化に寄与することができる。
また、電波反射面を形成する格子状体16は、金属薄板
等に比べて柔軟性があり、ある程度の伸びも期待できる
ので、必要とする形状に比較的成形し易い利点がある。
ここで、上記格子状体16の代わりに、従来のように単
に導電性amを網状に編んだだけのもの等を用いると、
格子状体の破れや変形、さらには繊維同士が交差する部
分での目ズレに起因して格子目の形状に大きな変動をき
たし、これにりよって反射あるいは遮蔽可能な電波の波
長領域が狭められるとともに、接触不良も起こし易く、
ひいては遮断および反射性能が劣化するおそれがある。
この接触不良は、連続製造した格子状体をコイル状に巻
取る時や、コイル状にした格子状体を梱包および搬送す
る時、加工時にコイルから繰出す時、金型内で大きく伸
縮させる時、金型内で合成樹脂を注入する際に該合成樹
脂が上記交差部分の目の中に侵入する時等に生じ易い。
また、糊加工しただけの網目体は、第7図および第8図
に示されるように格子の上線L−lと下線L−2とにつ
ながりがなく、あるいは不十分であるため、隙間Cが生
じ、このため格子が斜めに開き易く、ゆえに目ズレが発
生して格子形状を正確に保持できない。
ざらに、上記糊加工した金属網目体を円板等にプレス抜
き加工した場合、上線と下線とにつながりがないために
端面からほぐれてしまい、切断部の縁が脱落するおそれ
がある。また、この金属網目体をプレス加工で押圧加工
する際には、プレス時の圧力で変形し易い格子が片側に
偏る現象が生じ、目的とする製品を製造できない不都合
がある。
このように、従来提供されている網目体等では、その変
形や破れ、目ズレ等に起因する接触不良によって、製品
であるパラボラアンテナの反射性能やN@波シールド容
器のシール効果が著しく損われる不都合があるが、上記
特願平01−096085号に記載された発明等によっ
て得られる格子状体、すなわち導電性材料からなる層が
十分に形成された格子状体を用いることによって、上線
と下線とが完全につながった正確な格子形状を保つこと
ができる。好ましくは、上記導電性材料層の層厚が杓2
p以上あれば、上記変形や目ズレ等の発生をより確実に
防ぐことができるとともに、中の被メツキ物を焼却する
場合にも外側の導電性材料層が十分な強度を有する状態
に確保されることが判明している。
また、このように導電性材料からなる層の層厚が大きい
と、格子状体16全体の抵抗率が減少し、より優れた電
波反射面を形成することになる。
なお、本発明はこのような実施例に限らず、例として次
のような態様をとることも可能である。
(1)上記実施例では、成形品である反射板30を取出
した後に格子状体16を切断するようにしているが、射
出成形を行う前に金型のエツジの部分で格子状体16を
切断するようにしてもよい。
(2)上記実施例ではベースシート32として透明また
は半透明の合成樹脂製のものを用い、このベースシート
32から透かして絵柄が見えるようにしているが、例え
ばベースシート32の表面に該シート32の材質と非親
和性を有する材質のインキ層をのせ、成形後にこのイン
キ層からベースシートを剥がすようにしてもよい。
(3)上記実施例では、全体着色インキ層38と格子状
体16とを予め接着した状態で両者を一体に金型内に挿
入するようにしているが、単に両者を重ね合せただけの
状態で同様に射出成形を行ようにしてもよい。
(4)上記実施例では、各インキ層を印刷によりベース
シート32に配設するようにしているが、例えば透明イ
ンキ層34および全体着色インキ層38は塗布によって
ベースシート32にのせ、絵柄インキ136は印刷する
ようにしてもよい。
(5)上記実施例ではパラボラアンテナの反射板30お
よびその製造方法について説明したが、本発明の格子状
体入り成形品は他の電磁波反射体あるいは電磁波シール
ド体として使用できるものであり、上記と同様の工程で
、例えば第5図に示されるような格子状体16を含んだ
ff1l波シールド容器50を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次の効果を得るこ
とができる。
まず、請求項1記載の成形品によれば、それに含まれる
導電性材料からなる格子状体によって、接触不良等を起
こすおそれのない良好な電波反射面あるいは電波遮蔽面
を得ることができ、かつ簡単な構造で所望の模様を付与
することができる。
さらに、請求項2記載の製造方法によれば、成形品の表
面に印刷を施すといった複雑な作業を行うことなく、格
子状体°、インキ層、ベースシートを順次重ねた状態で
金型内に挿入し、射出成形を行うだけの単純な工程で、
格子状体および反射板本体を所望の形状に一体城形し、
かつ所望の絵柄等をのせることができる。従って、製造
時間の短縮および量産化によりコストの削減に寄与する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例方法の実施の際に挙U形され
る複合層の断面図、第2図は同方法を実施するための製
造@置の一例を示し同装置における金型を型締めした状
態を示す全体構成図、第3図は同装置における金型を開
いた状態を示す全体構成図、第4図は上記方法により成
形されたパラボラアンテナの反射板の断面図、第5図は
同方法により成形された11磁波シールド容器の断面図
、第6図は同方法に用いられる格子状体の製造装置の一
例を示す全体構成図、第7図は従来用いられていた金属
メツシュの平面図、第8図は同金属メツシュの断面図で
ある。 10.12・・・金型、16・・・格子状体、29・・
・反射板本体、30・・・反射板、32・・・ベースシ
ート、34・・・透明インキ層、36・・・絵柄インキ
層、38・・・全体着色インキ層、40・・・電磁波シ
ールド容器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.合成樹脂からなる本体と、導電性材料により格子状
    に一体成形された格子状体と、インキ層とが順に積層さ
    れていることを特徴とする格子状体入り成形品。
  2. 2.ベースシートにインキ層を印刷し、このインキ層を
    印刷した側の面に導電性材料により格子状に一体成形さ
    れた格子状体を重ねた状態で両者を分離可能な金型内に
    挿入して型締めし、この金型内において上記格子状体に
    臨む側から溶融合成樹脂を注入することにより全体を射
    出成形することを特徴とする格子状体入り成形品の製造
    方法。
JP17086089A 1989-06-30 1989-06-30 格子状体入り成形品およびその製造方法 Pending JPH0335598A (ja)

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