JP2000247319A - ラベル列の供給方法と、当該方法に使用するラベルサポート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないロール交換でラベルを連続供給できる
ラベルの供給方法を提供する。 【解決手段】 第１の供給ステーション１に、両面に自
己接着性のラベル６，７を付着させたテープ状のサポー
ト５を供給するステップと、サポート５を、その第１の
面に付着しているラベル７を貼着することになる物体８
が供給された第１のラベリングステーション２に通過さ
せるように、移動させるステップと、サポート５を、そ
の第２の面に付着しているラベル６を貼着することにな
る物体８が供給された第２のラベリングステーション２
に通過させるように、移動させるステップとを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、物体、特に、化
粧品、薬品、家庭用品または農産物等の様々な分野にお
いて使用される瓶または他の容器状のものに連続的にラ
ベルを貼着する（ラベリングする）方法に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】ラベリングの分野においては、一般に、
ラベルは、芯材の回りに巻かれるプラスチック製または
紙製のサポートの一面に貼り付けられていて、ラベリン
グステーションに連続的に供給されて、そこで、そのラ
ベルを付すべき物体に移される。ラベリングステーショ
ンの出口では、サポートがスプールに巻き取られ、廃棄
またはリサイクルされる。

【０００３】サポートの一表面は、通常、ラベルがラベ
リングステーションを通過するときに、該ラベルをサポ
ートから容易に剥がすことができるように、シリコーン
で被覆されている。そのようなサポートは、一般に、５
０μｍ〜６０μｍ程度の厚さを有している。ラベルは、
一般に、ポリエチレンから構成されており、その場合に
は８０μｍ〜１００μｍの厚さを有している。ラベルは
ポリプロピレンから製造することもでき、その場合には
５０〜６０μｍの厚さを有している。ラベルは、２０μ
ｍ程度の厚さの接着層によって、サポートに一時的に固
定される。したがって、全体の厚さが約１６０μｍ程度
の「サンドイッチ」が形成される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】そのような方法には、
多くの欠点がある。第１の欠点は、付着していたラベル
を剥がした後のサポートを再利用することが困難である
ことから、環境に関係するものである。

【０００５】さらに、比較的少ない数のラベルしかサポ
ートに付着させることができないので、総作動時間、労
力、および、特に、自動リール交換に関連して必要とな
る、未使用のリール端部によって生ずる無駄のためにコ
ストがかかる頻繁なロール交換が必要である。

【０００６】最後に、ラベルを製造するためには、ポリ
エチレンまたはポリプロピレンのような材料は、最適か
つ耐久性のある印刷を可能にするように、印刷面に「上
塗り」またはコロナ放電効果のような処理を必要とす
る。

【０００７】米国特許第５６７９１９９号明細書は、ラ
ベリング材料からなる２本のテープが重ねられて、ラベ
リングステーションに送られ、そこで分離されるラベリ
ング方法を開示している。レーザ光線を使用することに
より、そのようにして分離された各テープから、ラベル
が必要な形状および寸法に切断される。ラベルが、適当
な物体に貼着される前に、ラベルの接着層が、ＵＶまた
はＩＲを用いて活性化される。

【０００８】しかしながら、そのような処理は、従来技
術の装置を参照して説明したものと同様の欠点がある。
２つの重ね合わせたテープによって形成される積層物は
かなりの厚さを有し、１ロールあたりのラベルの数を制
限している。ラベルは、サポートの１面および／または
他面に付着されておらずに、サポート自体によって形成
されており、サポートから直接切断される。したがっ
て、処理が複雑であり、遅くかつコストがかかる。

【０００９】したがって、この発明の目的の１つは、従
来方法を参照して上述した問題を完全にまたは部分的に
解消することを可能にする、ラベリングステーションへ
の連続供給方法を提供することである。特に、この発明
の目的は、ロールがラベリング装置の供給ステーション
内において交換される頻度を低減することを可能にする
ことである。

【００１０】この発明の他の目的は、環境に対して良好
な適合性を有する材料の使用を可能にすることである。
さらにこの発明の目的は、巻き付けられるサポートを形
成する材料と同一の材料から形成されたラベルのラベリ
ング装置への供給方法を提供することである。さらにこ
の発明の他の目的は、ラベルを製造するために良好な印
刷特性を与える材料の使用を可能にすることである。他
の目的は、以下の詳細な説明から明らかになる。

【００１１】

【課題を解決するための手段】この発明の第１の側面に
よれば、これらの目的は、物体、特に、瓶へのラベル列
の連続供給方法であって、 ａ） 第１の供給ステーションに、両面に貼られた自己
接着性のラベルを有するテープ状のサポートを供給する
ステップと、 ｂ） 前記物体が供給される第１のラベリングステーシ
ョンを通過するように、前記サポートを移動させ、該第
１のラベリングステーションにおいて、前記サポートの
第１の面に付着していたラベルを、前記物体に貼着する
ステップと、 ｃ） 第１のステーションと同じか、または、異なる第
２のラベリングステーションを通過するように、前記サ
ポートを移動させ、該第２のラベリングステーションに
おいて、前記サポートの第２の面に付着していたラベル
を、前記物体に貼着するステップとを提供する方法こと
により達成される。

【００１２】したがって、サポートに巻かれるラベルの
数を、大幅に増加させることができ、環境を害する可能
性のある材料の発生量を抑制することができる。同じサ
ポート上にさらに多くのラベルを配置することにより、
高価ではあるけれども、特に、環境に関して良好な特性
を提供することができる材料を使用することができる。

【００１３】さらに、サポートの厚さを大幅に減らすこ
とができ、所定の直径のロールに対して、サポートに付
着されるラベルの数をさらに増加させることができる。
（ラベルを含む）サポートの全体的な厚さは、従来のサ
ポートと比較して２つまたは３つの要因によって低減さ
れ、サポート上に配置されるラベルの数を、従来の方法
において使用されたサポートのラベルの数よりも、５倍
程度まで多くすることができる。

【００１４】サポートは、ロールを形成するように、第
１の供給ステーションにおいてスプールに巻かれること
が好ましい。第１のラベリングステーションの出口にお
いて、サポートはロールの形態に戻されるようにスプー
ルに巻き取られ、その後、第２のラベリングステーショ
ンへ供給するための第２の供給ステーション内に配置さ
れる。これに代えて、第１のラベリングステーションの
出口において、サポートが第２のラベリングステーショ
ンに向けて直接移動されるように該サポートを配置する
こともできる。

【００１５】２回目の移動時には、ラベルを搬送するロ
ールを、最初の移動時に使用されたものと同じラベリン
グ装置の同じ供給ステーションに再配置することにして
もよい。これに代えて、複数のラベリング装置を有する
設備においては、第１のラベリングステーションの出口
において形成されたロールを、２回目の移動時に、他の
ラベリングステーションに供給するための他の供給ステ
ーションに配置してもよい。

【００１６】サポートの第１の面に配置されたラベル
は、サポートの第２の面に配置されたラベルと同一でよ
い。

【００１７】この場合に、第２のラベリングステーショ
ンは、最初の移動時にラベルを貼着されたものとは異な
る物体が供給されることが好ましく、したがって、各物
体は単一のラベルが貼着される。

【００１８】これに代えて、サポートの第１の面に配置
されたラベルが、サポートの第２の面に配置されたラベ
ルとは異なり、第２のラベリングステーションは、最初
の移動時にラベルを貼着された物体を供給され、各物体
がサポートの各面からのラベルを貼着されることにして
もよい。したがって、２つの主な面を有する瓶の場合に
は、第１のラベルは、瓶の「表面」に貼着され、第２の
ラベルは、該瓶の「裏面」に貼着される。

【００１９】この発明の有利な特徴によれば、サポート
の第１の面のラベルは、サポートの第２の面に配置され
ているラベルに対して、テープの軸方向に沿ってずれて
いる。そのような、ずれた配置のために、印刷中に切断
工具によって、サポートが弱めらることが少ない。さら
に、第２の面のラベルには、皺や他のマークが付けられ
ないので、貼着に際して、サポートの第１の面からラベ
ルが分離されるときに、サポートの第２の面のラベルが
十部に保護される。

【００２０】軸方向のずれは、サポートの第１の面のラ
ベルが、サポートの第２の面の２つの隣接するラベル間
のほぼ中央に軸方向に間隔を開けて配置されることが好
ましい。

【００２１】この発明の他の態様によれば、第１の面の
ラベルは、第２の面のラベルと重なっている。異なる形
式のラベルの場合には、切断工具によるサポートの弱化
があまり生じないからである。さらに、貼着時には、リ
ールを交換するときに、テープの２面のラベルを容易に
連続させることができる。

【００２２】この発明の他の有利な態様によれば、サポ
ートの第１の面のラベルが「上向き」に配置され、サポ
ートの第２の面のラベルが「下向き」に配置されてい
る。この態様は、一側に、物体の表面に貼着するための
ラベルを有し、他側に、同じ物体の裏面に貼着するため
のラベルを有するサポートの構造に特に適している。な
ぜなら、第１のラベリングステーションにおいて、物体
の第１面に第１のラベルを貼着した後に、テープが上下
反転されることにより、ラベルを貼着すべき物体の第２
の面に対して、第２のラベルが適正な向きに配されるか
らである。

【００２３】ラベルは、ポリエチレンテレフタレートか
らなっていることが好ましい。そのようなラベルは、１
０〜４０μｍの厚さ、好ましくは、２５〜３６μｍの厚
さを有している。この方法により、従来のラベルと比較
してラベルの厚さを低減することにより、その透明性が
実質的に増加する。さらに、ラベルを製造するためにポ
リエチレンテレフタレートを使用することにより、印刷
時に、それらの印刷可能性およびインクの保持力を改善
するためのコロナ放電または「上塗り」のような処理を
省略することができる。

【００２４】サポートは、その両面をシリコーン層で被
覆された、特に、紙、熱可塑性樹脂のような材料から構
成される。ラベルはサポートを構成する材料と同じ材料
から構成されることが好ましい。

【００２５】また、サポートは、ポリエチレンテレフタ
レートから構成されていることが好ましい。ポリエチレ
ンテレフタレートを採用することによって、従来のサポ
ートの厚さよりも厚さを低減したために生じるサポート
の剛性の低下を補償することができる。

【００２６】サポートは、１０〜４０μｍ、好ましく
は、２３〜３６μｍの厚さを有している。したがって、
接着層の厚さが１０〜２０μｍであるので、２つの「ラ
ベル層」を含めた全体厚さが、６０μｍ〜１５０μｍ、
好ましくは９５μｍ〜１４０μｍの範囲のサポートを製
造することができる。

【００２７】この発明の第２の側面は、ラベルステーシ
ョンに連続供給するためのラベルサポートであって、第
１の面とその裏側の第２の面とを有するテープ状のサポ
ートにおいて、該第１および第２の面の各々に付着した
自己接着性のラベルを有するサポートを提供している。

【００２８】サポートは、前記ラベルを構成している材
料と同一の材料から構成されていることが好ましい。前
記材料は、ポリエチレンテレフタレートであることが好
ましい。

【００２９】

【発明の実施の形態】上述した装置とは別に、この発明
は、添付図面を参照して以下に記載される、限定のない
例としての実施形態に関連した他の多くの装置を含むも
のである。図１は、ラベリングステーションを通したラ
ベルサポートの最初の通過を示している。図２は、ラベ
リングステーションを通したラベルサポートの２回目の
通過を示している。図３は、図１および図２を参照して
説明される方法の第２の実施形態を示している。図４
は、この発明に係るラベルサポートの特殊な実施形態を
示している。

【００３０】図１に概略的に示されているラベリング装
置は、３つの主なステーションを有している。ラベル供
給ステーション１、ラベルおよび該ラベルが貼着される
物体の両方が供給されるラベリングステーション２、お
よび、ラベルが剥がされたサポートを回収または巻き取
るための回収ステーション３である。

【００３１】ラベル供給ステーション１は、自己接着性
のラベル６，７が、両面に、長手方向に間隔を開けて均
一に配置されたＰＥＴ製サポート５のロール４を回転自
在に取り付けるスピンドル９を具備している。

【００３２】サポート５は、多数のガイドロール１０，
１６によって定められた経路に従って、ラベリングステ
ーション２に送られる。また、供給ステーション１に
は、ラベルが貼着されることになる瓶８が供給される。
ガイドロール１１は、ラベルサポート５を、瓶８に対し
て正確に位置決めし、それによって、ラベルが瓶８の正
しい位置に正確に位置決めされる。サポート５は、この
最初の通過中にラベル７が瓶８に移されるように方向付
けられている。その後、サポート５は、一方の面にラベ
ルがなく、他方の面のみにラベル６を有する状態で供給
ステーションを離れる。ガイド１２，１３を通過した後
に、サポート５は、ロール１５の形態に巻き直され、最
終的な巻き取られた形態で、ラベル６がロールの外側に
配置されるようにスピンドル１４に巻き取られる。

【００３３】もちろん、そのような装置は、周知であっ
て詳細な説明を要しない、多数のモータ、機構および同
期、案内および制御のための装置で制御されている。そ
のような機構は、この発明の主要部を構成するものでは
ない。

【００３４】図２においては、ラベリングステーション
２を一回通過した後に形成されたロール１５が、図１の
装置の供給ステーション１の供給スピンドル９に配置さ
れている。サポート５は、再度、瓶８’が供給される供
給ステーション２に移動させられる。サポートは、ラベ
ル６が瓶８’と接触して、該瓶に移し換えられるように
配置されている。全てのラベルを剥がされたサポート５
は、その後、回収ステーション３において巻き取られ
る。形成されたロール１７は、その後、廃棄され、また
は再利用される。

【００３５】特殊な例として、サポート５は約３０μｍ
のポリエチレンテレフタレート層によって構成されてい
る。ラベル６，７もポリエチレンテレフタレートから構
成され、約２５μｍの厚さを有している。各ラベルは、
サポートに隣接する表面上に約１５μｍの厚さの接着層
を有している。したがって、サポートは約１１０μｍの
全体厚さを有している。

【００３６】図３は、サポート５の各面のラベルが、１
回の通過中に、物体（同一でも異なっていてもよい）に
貼着されるラベリング方法を示している。この実施形態
によれば、供給ステーション１から送られるテープ５
が、ラベルを貼着されるべき物体８、特に、瓶を供給さ
れる第１のラベリングステーション２に搬送される。こ
のラベリングステーション２において、サポート５の第
１の面に配されているラベル７が瓶８の第１の面（表
面）に貼り付けられる。その後、テープは、反転ステー
ション５２に搬送され、そこで、リターンロール機構を
用いて反転された後に、第１のラベリングステーション
２から送られてくる瓶８が、サポート５の第２の面に配
されているラベル６を受け取るように第２の面（裏面）
を配置して供給される、第２のラベリングステーション
２’へ供給される。両面に付着していた全てのラベルを
剥がされたテープ５は、回収ステーション３に搬送され
る。サポート５は、多数のテープ押圧ユニット５３，５
５およびテープ引張ユニット５４，５６によって種々の
ステーションを通って搬送されかつ案内される。同様
に、ラベル存在検出器５０，５１が、種々の動作を同期
させるために提供されている。ラベルは、ラベリングス
テーションの内部において、サポート５を比較的鋭角に
湾曲させることによってサポートから剥がされる。これ
は、一般に「貼用プレート」と呼ばれる鋭利なエッジを
有する部材５７，５８によって行われる。

【００３７】上述した図を参照して説明された実施形態
に代えて、第２のラベリングステーション２’には、第
１のステーション２に供給される物体とは別の物体が供
給されてもよい。この場合には、サポートの第１の面上
に配置されているラベル７は、第２の面上に配されてい
るラベル６と同一であることが好ましい。

【００３８】図４は、ラベリングステーションの内部に
おいて、貼用プレート５７に係合した瞬間のサポート５
を示している。ラベル６，７の軸方向にずれた配置によ
って、ラベル７が物体（図示略）に移されるためにサポ
ート５から離れるときに、ラベル６は貼用プレートの平
坦部上に均一に支持されており、従って、折られたり、
損傷したりする虞がない。この実施形態によれば、ラベ
ル６は、２つの隣接するラベル７の間の空間のほぼ中央
に配置されている。

【００３９】上述した詳細な説明においては、この発明
の好ましい実施形態を参照した。しかしながら、特許請
求の範囲に示されたこの発明の精神から逸脱することな
く、それらの実施形態に種々の変形を加えることができ
ることは明白である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 ラベリングステーションを最初に通過するサ
ポートを示す図である。

【図２】 ラベリングステーションを２回目に通過する
サポートを示す図である。

【図３】 図１及び図２に示したものとは別の実施例を
示す図である。

【図４】 本発明に基づくサポートの１実施例を示す図
である。

【符号の説明】

１ 第１の供給ステーション ２、２’ ラベリングステーション ５ サポート ６，７ ラベル ８、８’ 瓶（物体） １５ ロール

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 瓶（８，８’）を含む物体に、ラベル列
   を連続供給する方法であって、 ａ） 第１の供給ステーション（１）に、両面に自己接
   着性のラベル（６，７）を付着させたテープ状のサポー
   ト（５）を供給するステップと、 ｂ） 前記サポート（５）を、該サポート（５）の第１
   の面に付着しているラベル（７）を貼着されることにな
   る物体（８）が供給された第１のラベリングステーショ
   ン（２）に通過させるように、移動させるステップと、 ｃ） 前記サポート（５）を、該サポート（５）の第２
   の面に付着しているラベル（６）を貼着されることにな
   る物体（８）が供給された、第１のラベリングステーシ
   ョン（２）と同じまたは異なる第２のラベリングステー
   ション（２，２’）に通過させるように、移動させるス
   テップとを具備することを特徴とする方法。
2. 【請求項２】 前記第１のラベリングステーション
   （２）の出口において、前記サポート（５）が、前記第
   ２のラベリングステーション（２，２’）に供給するた
   めに、前記第１の供給ステーション（１）と同じまたは
   異なる第２の供給ステーション（１）内に位置決めされ
   るロール（１５）を構成するように、スプールに巻き取
   られることを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 【請求項３】 前記第１のラベリングステーション
   （２）の出口において、前記サポート（５）が、第２の
   ラベリングステーション（２’）に向けて直接移動させ
   られることを特徴とする請求項１記載の方法。
4. 【請求項４】 前記サポート（５）の第１の面に付着し
   ているラベル（７）が、前記サポートの第２の面に付着
   しているラベル（６）と同一であることを特徴とする請
   求項１から請求項３のいずれかに記載の方法。
5. 【請求項５】 前記第２のラベリングステーション
   （２，２’）に、前記第１のラベリングステーションに
   おいてラベルを付された瓶（８）とは異なる瓶（８’）
   が供給されることを特徴とする請求項１から請求項４の
   いずれかに記載の方法。
6. 【請求項６】 前記サポート（５）の第１の面に付着し
   ている前記ラベル（７）が、前記サポート（５）の第２
   の面に付着している前記ラベル（６）とは異なり、前記
   第２のラベリングステーション（２’）には、最初の通
   過中にラベルを付された物体（８）が供給され、それに
   よって、前記各物体が、サポートの各面から供給された
   ラベル（６，７）を貼着されることを特徴とする請求項
   １から請求項４のいずれかに記載の方法。
7. 【請求項７】 前記ラベル（６，７）が、ポリエチレン
   テレフタレートからなることを特徴とする請求項１から
   請求項６のいずれかに記載の方法。
8. 【請求項８】 前記ラベル（６，７）が、１０〜４０μ
   ｍ、好ましくは、２５〜３６μｍの厚さを有することを
   特徴とする請求項１から請求項７のいずれかに記載の方
   法。
9. 【請求項９】 前記サポート（５）が、両面をシリコー
   ン層で被覆された紙または熱可塑性樹脂を含む材料から
   構成されていることを特徴とする請求項１から請求項８
   のいずれかに記載の方法。
10. 【請求項１０】 前記ラベル（６，７）が、前記サポー
    ト（５）を構成する材料と同一の材料から構成されてい
    ることを特徴とする請求項１から請求項９のいずれかに
    記載の方法。
11. 【請求項１１】 前記サポート（５）が、ポリエチレン
    テレフタレートから構成されていることを特徴とする請
    求項１から請求項１０のいずれかに記載の方法。
12. 【請求項１２】 前記サポート（５）が、１０〜４０μ
    ｍ、好ましくは、２３〜３６μｍの厚さを有することを
    特徴とする請求項１から請求項１１のいずれかに記載の
    方法。
13. 【請求項１３】 ラベリングステーション（２）に連続
    供給されるラベルサポート（５）であって、第１の面
    と、その裏側の第２の面とを有するテープ状に形成さ
    れ、前記第１および第２の面の各々に、自己接着性のラ
    ベル（６，７）がそれぞれ付着していることを特徴とす
    るサポート（５）。
14. 【請求項１４】 前記第１の面のラベル（７）が、前記
    第２の面のラベル（６）の中央に配置されていることを
    特徴とする請求項１３記載のサポート。
15. 【請求項１５】 前記第１の面のラベル（７）が、前記
    第２の面のラベル（６）に対して、テープの長手方向に
    沿ってずれた位置に配置されていることを特徴とする請
    求項１３記載のサポート。
16. 【請求項１６】 前記第１の面のラベル（７）が、前記
    第２の面の隣接する２つのラベル間に軸方向に間隔を開
    けて中央に配置されるように、軸方向のずれていること
    を特徴とする請求項１５記載のサポート（５）。
17. 【請求項１７】 前記第１の面のラベル（７）が、上向
    きに配置され、前記第２の面のラベル（６）が下向きに
    配置されていることを特徴とする請求項１３から請求項
    １６のいずれかに記載のサポート。
18. 【請求項１８】 前記第１の面のラベル（７）が、物体
    （８）の第１の面に貼着するためのラベルであり、前記
    第２の面のラベル（６）が、物体（８）の他の面に貼着
    するためのラベルであることを特徴とする請求項１３か
    ら請求項１７のいずれかに記載のサポート。
19. 【請求項１９】 前記第１の面のラベル（７）が、前記
    第２の面のラベル（６）と同一であることを特徴とする
    請求項１３から請求項１８のいずれかに記載のサポート
    （５）。
20. 【請求項２０】 前記第１の面のラベル（７）が、前記
    第２の面のラベル（６）とは異なることを特徴とする請
    求項１３から請求項１８のいずれかに記載のサポート
    （５）。
21. 【請求項２１】 前記ラベル（６，７）を構成する材料
    と同一の材料から構成されていることを特徴とする請求
    項１３から請求項２０のいずれかに記載のサポート。
22. 【請求項２２】 前記材料が、ポリエチレンテレフタレ
    ートであることを特徴とする請求項２１記載のサポート
    （５）。