JPH0397009A - プロセス制御系の変化率警報装置 - Google Patents

プロセス制御系の変化率警報装置

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JPH0397009A
JPH0397009A JP1232935A JP23293589A JPH0397009A JP H0397009 A JPH0397009 A JP H0397009A JP 1232935 A JP1232935 A JP 1232935A JP 23293589 A JP23293589 A JP 23293589A JP H0397009 A JPH0397009 A JP H0397009A
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JP
Japan
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larger
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Pending
Application number
JP1232935A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutomo Kawai
川井 信友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野〉 本発明は、プロセス制御系におけるPV値やMV値など
、制御出力の変化率異常をオペレータに通知する変化率
警報装置に関する。
(従来の技術〉 プラント設備などで圧力や温度を制御するプロセスii
lltIl系では、センサや計器類の故障等によるプロ
セス異常を防止する目的でプロセスI(PV値)を一定
の周期で測定し、この変化率が所定価を越えた場合には
、オペレータにプロセス異常を通知するようにしている
第5図は、このような変化率警報装鱈の従来例を示すも
であり、センサ類からプロセス量pvn(nはサンプリ
ング時点を示すサフィックス)が与えられると、このデ
ータPVnをホールド回路1に一時記憶すると共に、減
算器2において前回のサンプリング時におけるプロセス
IPVn−tとの差分が演算される。そして、この差分
データ、即ちPv変化率ΔPVnは比較器3に供給され
、予め設定された変化率上限値ΔP目との比較がされる
そして、PV変化率ΔPVnが上限値ΔPHを越えると
、警報信号を出力してオペレータにPv変化率が異常に
大きいことを通知するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来装置では、プロセス異常
の時だけでなく、例えば、設定値を変更した場合におい
てもPV値が大きく変化するため、警報信号が出力され
てしまう。このため、オペレータは、警報信号がプロセ
ス異常によるものか設定値変更によるものかを判断しな
ければならず、警報信号に対する処理が遅れてしまうと
いう課題があった。
この発明はこのような従来の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、プロセス異常時
以外には警報信号が出力されることのないプロセス制御
系の変化率警報装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、前々回の制御出力
と前回の制御出力との差分から1回目の制mm変化率を
求める第1の変化率演算手段と、前回の制御出力と今回
の制御出力との差分から2回目の制御量変化率を求める
第2の変化率演算手段と、前記1回目の制mt量変化率
が予め設定された変化率上限値よりも大きいか否かを判
別する上限値比較手段と、前記2回目の制wJ過変化率
が前記1回目の制御量変化率よりも大きいか否かを判別
する変化率比較手段と、前記上限値比較手段で1回目の
制御量変化率の方が大きいと判別され、かつ、変化率比
較手段で2回目の制御量変化率の方が大きいと判別され
たとき警報信号を出力する警報出力手段と、を有するこ
とが特徴である。
(作用) 上述の如く構戒すれば、前々回の制御出力と前回の制御
出力との差分から、1回目の制御量変化率が求められ、
前回の制御出力と今回のIII III出力との差分か
ら、2回目の制御量変化率が求められる。そして、1回
目の制IllIli変化率が予め設定された変化率士限
値より大きいと判別され、かつ、2回目の制御量変化率
が1回目のIII御量変化率よりも大きいと判別される
と警報信号が出力される。
従って、設定値変更時などには、制m量変化率が変化率
上限値を越えても、2回目の制御量変化率の方が1回目
の制mt量変化率よりも小さくなるので警報信号は出力
されなくなる。
これによって、プロセス異常検出の精度が向上する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
同図に示す変化率警報装置は、センサや計器類で一定周
期毎に検出されるブOセス量のうち、前々回のサンプリ
ング時におけるプロセスI P V n−2を一時記憶
する第1のホールド回路4と、前回のサンプリング時に
おけるプロセスIPVn−+を一時記憶する第2のホー
ルド回路5と、前回のプロセスlPVn−+から前々回
のプロセスiPVn−iを減じて1回目のPv変化率Δ
P V n−+を求める第1の減算器6と、今回のプロ
セス量P V nから前回のプロセスIPVn.を減じ
て2回目のPV変化率ΔPVnを求める第2の減算器7
を有している。
また、この警報装置は、1回目のPV変化率ΔPVn〜
1と予め設定された変化率上限値△PHとの大きさを比
較する第1の上限値比較器8と、2回目のP■変化率Δ
PVnと上限値Δρ日との大きざを比較する第2の上限
値比較器9と、変化率ΔP V n−+と変化率ΔPV
nとの大きさを比較する変化率比較器10を備えている
更に、この警報装置は、第1の上限値比較器8において
Pv変化率ΔPVn−+の方が大きいと判断され、第2
の上限値比較器9においてPV変化率ΔPVnの方が大
きいと判断され、かつ、変化率比較器10において2回
目のPv変化率ΔPVnの方が大きいと判断されたとき
警報信号を出カするAND回路11を有している。
次に、動作について説明する。
プロセス制御系のセンサや計器類から今回のサンプリン
グ時におけるプロセスlPVnが与えられると、まず、
第1のホールド回路4に記憶されている前々回のプロセ
ス量P V n−2と第2のホールド回路5に記憶され
ている前回のプロセスIPvn−1とが第1の減算器6
に供給される。
そして、第1の減算器6では次の(1)式によって1回
目のPV変化率△pvn−1を求める。
ΔPVn −1 =pvn −1 −PVn−2   
 ={I)求められたPv変化率△pvn−1は、第1
の上限値比較器8、及び変化率比較器10に供給される
。そして、第1の上限値比較器8では、予め設定された
変化率上限値Δρ口と大きさの比較がされ、Pv変化率
Δpvn−+がこの上限値ΔP口よりも大きいと判断さ
れた場合には、AND回路11へ信号が出力される。
一方、第2の減算器7では、第2のホールド回路5に記
憶された前回のプロセスlPVn−+と新たにインプッ
トされた今回のプロセス量PVnとから、次の(2)式
によって2回目のPV変化率ΔPvnを求める。
ΔPVn =PVn −PVn −+      ”−
(2)求められたPV変化率ΔPVnは、第2の上限値
比較器9.及び変化率比較器10に供給される。
そして、第2の上限値比較器9では、変化率上限値Δρ
日と大きさの比較がされ、PV変化率ΔP■nがこの上
限値ΔPHよりも大きいと判断された場合には、AND
回路11へ信号が出力される。
また、変化率比較器10では、1回目のPV変化率Δp
vn−+と2回目のPv変化率ΔPVnとの大きさを比
較し、2回目のPV変化率ΔPVnの方が大きいと判断
すると、AND回路11へ信号を出力する。
そして、AND回路11では、各比較器8,9.10か
ら同時に信号が供給されると、プロセス異常であると判
断し、図示しない警報装置等へ警報信号を出力する。
いま、例えば第2図に示すように、プロセス設定値をS
V1からSV2に変更すると、Pv値はこれに伴なって
曲線PVxのように変化する。このとき、・1回目のP
v変化率ΔPVn−+及び2回目のPV変化率ΔPVn
はともに大きい数値であり、変化率上限値ΔP口を越え
てしまう。
ところが、両変化率の間には、(△Pvn〉ΔPVn−
+)なる関係が或立しないので、警報信号は出力されな
い。即ち、設定値変更時に誤警報が出力されることはな
い。
他方、第3図に示すように、熱電対のバーンアウト等の
トラブルによりPV値が大きく変動した場合には、1回
目のPv変化率ΔPVn−+及び2回目のPv変化率Δ
PVnはともに変化率上限値Δρ口を越えてしまい、か
つ、(△PVn >ΔPVn−+)なる関係が成立する
。したがノて、AND回路11から警報信号が出力され
、オペレータにプロセス異常が報知されるのである。
このようにして、本実施例では、前々回,前回,及び今
回の各サンプリング時点でのPV値を基に、1回目のP
V変化率Δpvn−1.及び2回目のPV変化率ΔPV
nを求めている。そして、これら各変化率Δpvn−1
.ΔPVnと、変化率上限値ΔPHとの間で、(ΔpV
n−1>ΔPH).  (△PVn >△PH).(Δ
PVn >ΔPVn −1 ) なる条件がすべて満足
した場合にプロセス異常と判別して、警報信号を出力し
ている。
従って、設定値の変更時一には(ΔPVn >ΔPVn
−+)なる関係が或立しないので、設定値変更による誤
警報を防止することができ、高精度にプロセス異常をオ
ペレータに通知することができるようになる。
なお、本実施例では、制御出力としてプロセス量(PV
)を例に説明したが、これを操作1(MV)として適用
可能なことは自明である。
また、本実施例では、第2のE限値比較器9を設け、警
報信号を出力する条件の1つとして(ΔPVn>ΔPH
)なる比較を行なったが、他の2つの条件(ΔpVn−
1>ΔPH),及び〈ΔPVn〉ΔPVn−+)がとも
に成立すれば、(ΔP■n〉ΔPH)が戒立することは
自明であるので、第2の上限値比較器9を設けない構成
としても良い。
更に、第4図に示すように、AND回路11の出力側を
OR回路12の一端に接続し、OR回路12の他端には
、Pv変化率ΔPVnが変化率上上限PHHを越えたと
きに警報信号を出力する上上限比較器13を設ける構成
とすれば、Pv変化率ΔPVnが極端に大きくなった場
合には、無条件で警報信号が出力ざれるので、警報信号
の信頼性がより向上する。
[発明の効果] 以上説明したよう本発明によれば、設定値の変更時など
に誤警報を出力することなく、確実にプロセス異常を報
知することができるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は設定
値変更時のプロセス量の変動を示す特性図、第3図はブ
Oセス異常が発生したときのプロセス量の変動を示す特
性図、第4図は前記実施例の変形例を示す構成図、第5
図は従来例を示す構或図である。 4・・・第1のホールド回路 5・・・第2のホールド回路 6・・・第1の減算器 7・・・第2の減算器8・・・
第1の上限値比較器 10・・・変化率比較器 11・・・AND回路13・
・・上上限比較器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前々回の制御出力と前回の制御出力との差分から1回目
    の制御量変化率を求める第1の変化率演算手段と、 前回の制御出力と今回の制御出力との差分から2回目の
    制御量変化率を求める第2の変化率演算手段と、 前記1回目の制御量変化率が予め設定された変化率上限
    値よりも大きいか否かを判別する上限値比較手段と、 前記2回目の制御量変化率が前記1回目の制御量変化率
    よりも大きいか否かを判別する変化率比較手段と、 前記上限値比較手段で1回目の制御量変化率の方が大き
    いと判別され、かつ、変化率比較手段で2回目の制御量
    変化率の方が大きいと判別されたとき警報信号を出力す
    る警報出力手段と、 を有することを特徴とするプロセス制御系の変化率警報
    装置。
JP1232935A 1989-09-11 1989-09-11 プロセス制御系の変化率警報装置 Pending JPH0397009A (ja)

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