JPS62208708A - 過渡変化追従型デイジタルフイルタ - Google Patents
過渡変化追従型デイジタルフイルタInfo
- Publication number
- JPS62208708A JPS62208708A JP61050488A JP5048886A JPS62208708A JP S62208708 A JPS62208708 A JP S62208708A JP 61050488 A JP61050488 A JP 61050488A JP 5048886 A JP5048886 A JP 5048886A JP S62208708 A JPS62208708 A JP S62208708A
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- Japan
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- transient change
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- section
- digital filter
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- 230000001052 transient effect Effects 0.000 title claims abstract description 38
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000009499 grossing Methods 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、ディジタル化された信号を濾波するディジタ
ルフィルタに関する。
ルフィルタに関する。
[発明の技術的背景とその問題点1
計装系で計測される信号には、一般に定常時においても
大なり小なりゆらぎが存在していることから、計測精度
を高めるためにフィルタによりゆらぎを抑える処理を行
う場合がある。しかし、あまりフィルタの時定数を大き
くしてゆらぎを抑えすぎると過渡変化に追従できなくな
るという不具合があった。
大なり小なりゆらぎが存在していることから、計測精度
を高めるためにフィルタによりゆらぎを抑える処理を行
う場合がある。しかし、あまりフィルタの時定数を大き
くしてゆらぎを抑えすぎると過渡変化に追従できなくな
るという不具合があった。
[発明の目的]
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、
その目的は信号の定常状態では平滑性に優れ、信号の過
渡状態では追従性に優れた過渡変化追従型ディジタルフ
ィルタを提供することにある。
その目的は信号の定常状態では平滑性に優れ、信号の過
渡状態では追従性に優れた過渡変化追従型ディジタルフ
ィルタを提供することにある。
し発明の概要]
本発明は上記目的を達成するために、入力信号と出力信
号の差から過渡変化を検出し、過渡変化検出時にはディ
ジタルフィルタの時定数を順次変化させることにより、
定常時には平滑性、過渡時には追従性の良いフィルタ特
性を備えた過渡変化追従型ディジタルフィルタリングに
関するものである。
号の差から過渡変化を検出し、過渡変化検出時にはディ
ジタルフィルタの時定数を順次変化させることにより、
定常時には平滑性、過渡時には追従性の良いフィルタ特
性を備えた過渡変化追従型ディジタルフィルタリングに
関するものである。
[発明の実施例]
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック構成図を示すもの
で、入力部1および出力部4は外部の信号かディジタル
信号かまたはアナログ信号かにより、インターフェース
を用いるかまたはA/D変換器もしくはD/A変換器が
用いられる。
で、入力部1および出力部4は外部の信号かディジタル
信号かまたはアナログ信号かにより、インターフェース
を用いるかまたはA/D変換器もしくはD/A変換器が
用いられる。
過渡変化検出部2では入力部1からフィルタ処理部3へ
の入力信号Xi とフィルタ処理部3から出力部4への
出力信号Viの差の絶対値D、すなわち D= Xl−4i を求め、これが基準値Doを越えた場合には過渡変化発
生と判断して、過渡変化検出を知らせる信号をフィルタ
処理部3に入力する。基準値DOとしては、例えば入力
信号X・の標準偏差σ、のn倍 Do=nσ、 というような値を使用する。ここで、nは平滑性と追従
性のどちらを重視するかにより決定される値である。ま
た、入力信号に高周波ノイズか含まれている時には、過
渡変化検出部2の前段にローパスフィルタを設けて、高
周波ノイズを除去するようにしてもよい。
の入力信号Xi とフィルタ処理部3から出力部4への
出力信号Viの差の絶対値D、すなわち D= Xl−4i を求め、これが基準値Doを越えた場合には過渡変化発
生と判断して、過渡変化検出を知らせる信号をフィルタ
処理部3に入力する。基準値DOとしては、例えば入力
信号X・の標準偏差σ、のn倍 Do=nσ、 というような値を使用する。ここで、nは平滑性と追従
性のどちらを重視するかにより決定される値である。ま
た、入力信号に高周波ノイズか含まれている時には、過
渡変化検出部2の前段にローパスフィルタを設けて、高
周波ノイズを除去するようにしてもよい。
フィルタ処理部3は、基本的には従来のディジタルフィ
ルタからなるものであるが、過渡変化検出部2より過渡
変化検出の信号が入ると、追従性を良くするために時定
数を順次変化させる機能が付加されている。時定数の変
化方法としては、1サンプルの処理ごとに時定数を1/
に倍してゆく方法 Ti。1= 1/k T。
ルタからなるものであるが、過渡変化検出部2より過渡
変化検出の信号が入ると、追従性を良くするために時定
数を順次変化させる機能が付加されている。時定数の変
化方法としては、1サンプルの処理ごとに時定数を1/
に倍してゆく方法 Ti。1= 1/k T。
がある。ここで、kは出力部@yiの追従性の要求度か
ら決められる値である。
ら決められる値である。
第2図に、k=26よびに=4の時の1次遅れディジタ
ルフィルタのステップ応答を示す。この図かられかるよ
うに、最初の変化は小さいが順次追従が速くなり、最後
はなめらかに追いついている。このような追従は、第3
図に示す従来の不変時定数1次遅れディジタルフィルタ
のステップ応答とは、性質を異にすることは当然のこと
である。
ルフィルタのステップ応答を示す。この図かられかるよ
うに、最初の変化は小さいが順次追従が速くなり、最後
はなめらかに追いついている。このような追従は、第3
図に示す従来の不変時定数1次遅れディジタルフィルタ
のステップ応答とは、性質を異にすることは当然のこと
である。
ざらに、このような時定数を順次1/に倍してゆく方法
の利点としては、最初の追従を抑えであるため、ノイズ
等により過渡変化検出部2において過渡状態であると誤
判断をしても、出力信号に太きな影響を与えなくて済む
ことであり、また、後半の追従性が速くなることにより
警報設定レベルへの到達が早くなることである。
の利点としては、最初の追従を抑えであるため、ノイズ
等により過渡変化検出部2において過渡状態であると誤
判断をしても、出力信号に太きな影響を与えなくて済む
ことであり、また、後半の追従性が速くなることにより
警報設定レベルへの到達が早くなることである。
ところで、前記出力信号Viが前記入力信号Xiに十分
追従できたかどうかは、過渡変化検出部2で入力信号X
iと出力信号Viの差の絶対値りが基準値D1 より小
さくなったかどうかで判断する。ここで、基準値D1
としては、例えば入力信号X・の標準偏差σ、のm倍 D1=mσ、 というような値を使用する。通常、このmは前記nより
小ざい値を採用した方が追従性が良いが、同じ値でも良
い。
追従できたかどうかは、過渡変化検出部2で入力信号X
iと出力信号Viの差の絶対値りが基準値D1 より小
さくなったかどうかで判断する。ここで、基準値D1
としては、例えば入力信号X・の標準偏差σ、のm倍 D1=mσ、 というような値を使用する。通常、このmは前記nより
小ざい値を採用した方が追従性が良いが、同じ値でも良
い。
また、過渡変化検出部2において、過渡変化終了の信号
がフィルタ処理部3に入ると、時定数の戻し方の例とし
て、1サンプルの処理ごとに時定数をに倍してゆき、通
常の時定数にまで戻す。
がフィルタ処理部3に入ると、時定数の戻し方の例とし
て、1サンプルの処理ごとに時定数をに倍してゆき、通
常の時定数にまで戻す。
なお、標準偏差σ、を訓算する場合は、経時変化に対応
できるように、適当な時間ごとに計算して更新しておく
方が良い。
できるように、適当な時間ごとに計算して更新しておく
方が良い。
第4図は本発明によるフィルタと従来の1次遅れフィル
タの両方を比較したもので、入力信号(イ)の過渡変化
に対して従来の1次遅れフィルタの出力(ハ)は追随す
るのにかなり時間がかかつているが、本発明のフィルタ
出力(ロ)は直ちに追随することが分る。
タの両方を比較したもので、入力信号(イ)の過渡変化
に対して従来の1次遅れフィルタの出力(ハ)は追随す
るのにかなり時間がかかつているが、本発明のフィルタ
出力(ロ)は直ちに追随することが分る。
このように本発明の過渡変化追従型ディジタルフィルタ
は平常時には追従性が良く、また過渡変化時には直ちに
確実に追従することが出来るので、例えばプラントの流
母制御または原子炉における中性子束信号等に適用して
、プラントおよび原子炉の安全性に奇与することができ
る。
は平常時には追従性が良く、また過渡変化時には直ちに
確実に追従することが出来るので、例えばプラントの流
母制御または原子炉における中性子束信号等に適用して
、プラントおよび原子炉の安全性に奇与することができ
る。
し発明の効果]
以上説明したように、本発明の過渡変化追従型ディジタ
ルフィルタによれば、定常時には平滑性に優れ、過渡時
には追従性に優れたディジタルフィルタ特性を有するの
で、定常時にもゆらぎが大きいが過渡変化を確実に捕え
て警報を発しなければならないような信号の誤警報防止
とか、同様な信号を用いた制御系における安定制御のた
めの前処理等においてすぐれた効果を奏する。
ルフィルタによれば、定常時には平滑性に優れ、過渡時
には追従性に優れたディジタルフィルタ特性を有するの
で、定常時にもゆらぎが大きいが過渡変化を確実に捕え
て警報を発しなければならないような信号の誤警報防止
とか、同様な信号を用いた制御系における安定制御のた
めの前処理等においてすぐれた効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例のブロック構成図、第2図は
本発明の1次遅れディジタルフィルタのステップ応答を
示す図、第3図は従来の1次遅れディジタルフィルタの
ステップ応答を示す図、第4図は本発明のフィルタ出力
と従来の1次遅れフィルタ出力を比較するための図であ
る。 1・・・入力部、 2・・・過渡変化検出部3・
・・フィルタ処理部、4・・・出力部(8733)代理
人 弁理士 猪′股 祥 晃(ほか 1名) 第1図 え 第2図 ん 第3図
本発明の1次遅れディジタルフィルタのステップ応答を
示す図、第3図は従来の1次遅れディジタルフィルタの
ステップ応答を示す図、第4図は本発明のフィルタ出力
と従来の1次遅れフィルタ出力を比較するための図であ
る。 1・・・入力部、 2・・・過渡変化検出部3・
・・フィルタ処理部、4・・・出力部(8733)代理
人 弁理士 猪′股 祥 晃(ほか 1名) 第1図 え 第2図 ん 第3図
Claims (1)
- ディジタル化された信号を濾波するディジタルフィルタ
において、前記ディジタルフィルタの入力信号と出力信
号の差から過渡変化を検出する過渡変化検出部と、過渡
変化検出時に前記ディジタルフィルタの時定数を順次変
化させるフィルタ処理部を備え、前記入力信号の定常状
態では平滑性を有しまた前記入力信号の過渡状態では前
記ディジタルフィルタの時定数を順次変化させることに
より入力信号に対する出力信号の追従性を良くするよう
に構成したことを特徴とする過渡変化追従型ディジタル
フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61050488A JPH0683018B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 過渡変化追従型デイジタルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61050488A JPH0683018B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 過渡変化追従型デイジタルフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62208708A true JPS62208708A (ja) | 1987-09-14 |
JPH0683018B2 JPH0683018B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=12860303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61050488A Expired - Lifetime JPH0683018B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 過渡変化追従型デイジタルフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683018B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02104121A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-17 | Nec Corp | トランスバーサル型等化器 |
JPH02108317A (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動等化回路 |
JPH02141015A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Fuji Electric Co Ltd | フィルタ時定数可変のアナログ入力装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892126A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-01 | Yamatake Honeywell Co Ltd | ノイズ除去ゲ−ト回路 |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP61050488A patent/JPH0683018B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892126A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-01 | Yamatake Honeywell Co Ltd | ノイズ除去ゲ−ト回路 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02104121A (ja) * | 1988-10-13 | 1990-04-17 | Nec Corp | トランスバーサル型等化器 |
JPH02108317A (ja) * | 1988-10-18 | 1990-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動等化回路 |
JPH02141015A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Fuji Electric Co Ltd | フィルタ時定数可変のアナログ入力装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683018B2 (ja) | 1994-10-19 |
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