JP3315253B2 - 圧力制御装置 - Google Patents

圧力制御装置

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JP3315253B2 JP15359294A JP15359294A JP3315253B2 JP 3315253 B2 JP3315253 B2 JP 3315253B2 JP 15359294 A JP15359294 A JP 15359294A JP 15359294 A JP15359294 A JP 15359294A JP 3315253 B2 JP3315253 B2 JP 3315253B2
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所における
原子炉ドーム圧力またはタービン入口の蒸気圧力等を制
御する圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、典型的な原子力発電所の蒸気系
統を示す図であって、原子炉1で発生した蒸気は蒸気加
減弁2で調節された後蒸気タービン3に供給され、そこ
で仕事を行なった蒸気は復水器4で復水されるととも
に、蒸気タービン3によってそれに直結された発電機5
が駆動され発電が行なわれる。
【0003】一方、蒸気加減弁2の上流側からタービン
バイパス弁6を有するバイパス導管7が分岐導出されて
おり、通常運転時においては、上記タービンバイパス弁
6が全閉され、原子炉1の圧力は、蒸気加減弁2で調節
されるとともに、プラント起動停止時或いは系統事故時
においては、原子炉1の圧力はタービンバイパス弁6に
より調節される。
【0004】ところで、図9は、蒸気加減弁2およびタ
ービンバイパス弁6の制御系統のブロック図であり、タ
ービン入口または原子炉に設置されている圧力検出器1
0の圧力が圧力制御装置11に入力され、圧力設定器1
2の圧力設定値と偏差演算器13で比較演算され、圧力
調定率回路14に入力される。この圧力調定率回路14
で圧力調定率を乗じた偏差信号が全蒸気流量指令信号と
して低値選択回路15に入力される。
【0005】上記低値選択回路15においては、上記全
蒸気流量指令信号が負荷制御装置16からの信号と比較
され、低値の信号が蒸気加減弁開度指令信号として出力
される。また、圧力調定率回路14から出力された全蒸
気流量指令信号と蒸気加減弁開度指令信号の偏差が偏差
演算器17で演算され、その偏差信号がタービンバイパ
ス弁開度指令信号として出力される。
【0006】なお、圧力検出器10は信頼性向上のため
複数の検出器を使用する多重化を行なうことが多いがこ
こでは簡略のため1個として記載している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近のプラントでは運
転員の負担軽減の目的のため、プラントの起動停止操作
の自動化が導入されており、原子炉圧力の制御はより低
い圧力まで行なうことが要求されるようになり、これに
対し圧力検出器による圧力検出範囲の拡大が必要となっ
て来ている。
【0008】ところが、単に検出範囲が広い圧力検出器
を適用した場合には、負荷制御範囲においては必要な精
度が得られないという問題がある。このため、少なくと
も負荷制御範囲において高い精度をもつ狭帯域圧力検出
器と、拡大された検出範囲をもつ広帯域圧力検出器との
併用を行なう必要がある。
【0009】しかしながら、上述のように2種類の検出
器を使用した場合には、信号切替を行なう必要があり、
その信号切替時に2種類の検出器における検出ずれに起
因する圧力外乱が発生するという問題がある。
【0010】本発明はこのような点に鑑み、2種類の圧
力検出器の切替をスムーズに行なうことができる圧力制
御装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は狭帯域と広帯域
の互いに測定範囲が異なる2種類の蒸気圧力検出器と、
所定のバイアスを発生するバイアス発生器と、そのバイ
アス発生器から出力されたバイアス信号を、狭帯域側変
化率制限器或いは広帯域側変化率制限器に選択的に出力
する切替装置と、上記狭帯域側変化率制限器及び広帯域
側変化率制限器からの出力信号をそれぞれ対応する蒸気
圧力検出器で検出された圧力信号に直接或いは間接的に
加算又は減算する狭帯域側演算器及び広帯域側演算器
と、上記演算器でバイアスが加算又は減算されなかった
信号を圧力信号として出力する選択回路とを有すること
を特徴とする。
【0012】また、第2の発明は、上記切替装置が、バ
イアス発生器と両変化率制限器間に配設された狭帯域側
接点及び広帯域側接点と、その両接点をオン,オフする
切替回路とを有し、その切替回路は圧力が狭帯域圧力検
出器の検出範囲内にあるとき、広帯域側接点をオンし狭
帯域側接点をオフするとともに、それ以外の場合に広帯
域側接点をオフし、狭帯域側接点をオンすることを特徴
とする。
【0013】さらに、第3の発明は、上記切替装置が、
バイアス発生器と両変化率制限器間に配設された狭帯域
側接点及び広帯域側接点と、その両接点をオン,オフす
る切替回路とを有し、その切替回路は、圧力が狭帯域圧
力検出器の検出範囲内になったとき狭帯域側接点をオフ
するとともに、さらに狭帯域側バイアスが0になったと
き広帯域側接点をオンし、圧力が狭帯域圧力検出器の検
出範囲外になったとき広帯域側接点をオフするととも
に、広帯域側バイアスが0になったとき狭帯域側接点を
オンすることを特徴とする。
【0014】第4の発明は、狭帯域側変化率制限器及び
広帯域側変化率制限器からの出力信号が、それぞれ圧力
設定器からの圧力設定信号と加算され、その加算信号が
それぞれ対応する蒸気圧力検出器で検出された圧力信号
から減算されることを特徴とする。
【0015】また、第5の発明は、高値優先回路の代り
に比較器を設け、狭帯域側演算器及び広帯域側演算器の
出力間の偏差が0になったとき狭帯域側、広帯域側の信
号切替を行なうことを特徴とする。
【0016】
【作用】例えば、蒸気タービン入口部の圧力が狭帯域圧
力検出器の検出範囲になると、切替装置が作動し、バイ
アス信号が広帯域圧力検出器で検出された圧力信号に加
算或いは減算され、その広帯域側加算器から出力する信
号が小さくなり、高値信号である狭帯域圧力検出器から
の圧力信号が高値優先回路から制御信号として出力す
る。したがって、狭帯域検出器と広帯域検出器の検出範
囲に応じた切替が可能になる。しかも、バイアス回路に
変化率制限器を設けることにより、狭帯域圧力検出器と
広帯域圧力検出器間の信号切替をスムーズに行なうこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。なお、図中図9と同一部分には同一符
号を付しその詳細な説明は省略する。
【0018】図1は、本発明の圧力制御装置のブロック
図であり、符号20a,20b,20cはそれぞれ狭帯
域圧力検出器で、各狭帯域圧力検出器20a,20b,
20cで検出された圧力信号が中間値選択回路21に入
力され、そこで上記圧力信号の中間値或いは平均値が狭
帯域圧力検出信号aとして出力される。同様に、広帯域
圧力検出器22a,22b,22cでそれぞれ検出され
た圧力信号も中間値選択回路23に入力され、そこで上
記圧力信号の中間値或いは平均値が広帯域圧力検出信号
bとして出力され、上記狭帯域圧力検出信号a及び広帯
域圧力検出信号bはそれぞれ狭帯域側加算器24及び広
帯域側加算器25に入力される。
【0019】一方、図中符号26はバイアス発生器であ
って、そのバイアス発生器26から発生された負のバイ
アス信号がそれぞれ狭帯域側接点27或いは広帯域側接
点28を介して狭帯域側変化率制限器29或いは広帯域
側変化率制限器30に入力されるようにしてある。そし
て、上記狭帯域側変化率制限器29及び広帯域側変化率
制限器30からの出力信号c,dがそれぞれ狭帯域側加
算器24或いは広帯域側加算器25に入力され、両加算
器からの出力信号がそれぞれ選択回路を構成する高値優
先回路31に入力されて入力信号の高値信号が偏差演算
器13で圧力設定器12の圧力設定値と比較演算され
る。
【0020】ところで、上記変化率制限器29,30
は、入力信号が変化した場合の出力信号の変化率を所定
の割合以下に制限するものであり、また狭帯域側接点2
7及び広帯域側接点28は切替回路32によって切替え
られるようにしてある。
【0021】図2は上記切替回路32の構成を示す図で
あって、その切替回路32には、第1及び第2の比較器
33,34が設けられており、その両比較器33,34
には狭帯域圧力検出信号aが入力されている。上記第1
の比較器33は上記狭帯域圧力検出信号aが所定設定圧
力以上のとき出力し、第2の比較器34はその設定圧力
より高い他の設定圧力以下のとき出力するようにしてあ
り、両比較器33,34からの出力信号がAND回路3
5に入力される。
【0022】しかして、狭帯域検出信号aが設定圧力範
囲内にある場合には、上記AND回路35から制御信号
が出力し、広帯域側接点28がオンし、狭帯域側接点2
7がオフされる。また、狭帯域圧力検出信号aが上記設
定圧力範囲外になり、AND回路35から出力信号が発
生しない場合には反転器36を介して制御信号が出力
し、広帯域側接点28がオフし、狭帯域側接点27がオ
ンする。すなわち、蒸気タービンの入口部等における圧
力が狭帯域圧力検出器の検出範囲内にあると、上述のよ
うにAND回路35から制御信号が出力し、接点28が
オンし、接点27がオフされる。したがって、バイアス
発生器26から発生された負のバイアス信号が広帯域側
変化率制限器30に入力され、その広帯域側変化率制限
器30を介して上記負のバイアス信号が一定の割合で徐
々に広帯域側加算器25において広帯域圧力検出信号b
に加算されるとともに、狭帯域側変化率制限器29から
出力しているバイアス信号が0に向って徐々に減少す
る。
【0023】そのため、狭帯域側の信号gに対し、広帯
域側の信号fが低い値となり、高値優先回路31で上記
狭帯域側の信号gが圧力信号hとして偏差演算器13に
入力され、そこで圧力設定器12の圧力設定値と比較さ
れ、その偏差信号が全蒸気流量指令信号として出力す
る。
【0024】一方、圧力が狭帯域圧力検出器の検出範囲
外にある場合には、接点27がオンし、接点28がオフ
される。そのため、狭帯域側変化率制限器29を経て一
定の割合で徐々に増加する負のバイアス信号が、狭帯域
圧力検出信号aに加算され、高値優先回路31からは、
広帯域側圧力信号fが圧力信号hとして出力する。
【0025】すなわち、図3は上記圧力信号の切替り状
態を示す図であり、時刻tx で狭帯域圧力検出器の検出
範囲内になったとすると、変化率制限器29,30の設
定割合にしたがって、広帯域側の信号fが小さくなると
ともに狭帯域側の信号gが大きくなり、圧力信号hは広
帯域側の信号fから狭帯域側の信号gに切替る。
【0026】このようにして、負荷制御範囲では高精度
の狭帯域圧力検出器を使用し、それ以外の範囲では広帯
域圧力検出器を使用するように切替えることができ、両
者の切替をスムーズに行なうことができる。
【0027】図4は切替回路32の他の実施例を示す図
であり、切替回路32には、第1の比較器33及び第2
の比較器34以外にさらに狭帯域側バイアスcが0であ
ることを検出する第3の比較器37と、広帯域側バイア
スdが0であることを検出する第4の比較器38が設け
られている。そして、上記第1の比較器33及び第2の
比較器34の出力信号はAND回路35に入力されてお
り、両者のAND条件が成立すると接点27がオフされ
るようにしてある。また、上記AND回路35及び第3
の比較器37からの出力信号はともにAND回路39に
入力されており、両者のAND条件が成立したとき接点
28がオンするようにしてある。
【0028】さらに、上記AND回路35におけるAN
D条件が成立しない場合には、反転器36を介して接点
28にその接点28をオフするような制御信号が出力さ
れるとともに、その反転器36及び第4の比較器38か
らの出力信号がともにAND回路40に入力されてお
り、両者のAND条件が成立したときに接点27がオン
されるようにしてある。
【0029】しかして、広帯域側圧力検出器の検出範囲
にある場合には、接点28はオフ、接点27はオン状態
にあり、狭帯域側圧力信号aに負のバイアス信号を加え
ることにより高値優先回路31では広帯域側信号fが圧
力信号hとして出力される。
【0030】この状態で時刻tx で比較器33,34に
よって狭帯域側圧力検出器の制御範囲であることが検出
されると、AND回路35からの信号によって接点27
がオフされる。したがって狭帯域側圧力信号aに加わっ
ていた負のバイアス信号が狭帯域側変化率制限器29を
介して0に向って徐々に変化する。そこで、狭帯域側圧
力検出器の制御範囲であり、かつ第3の比較器37によ
り狭帯域側のバイアスが0になったことが検出される
と、AND回路39のAND条件が成立し、接点28が
オン状態に切替えられ、広帯域圧力信号bに広帯域側変
化率制限器30を介して負のバイアスが加えられ、高値
優先回路31から狭帯域側の信号gが圧力信号hとして
出力される。この切替動作状況を図5に示す。
【0031】狭帯域側から広帯域側への切替動作につい
ても、反転器36の作動によって、接点28がオフされ
るとともに、広帯域側のバイアスdが0になったことが
検出されると、AND回路40のAND条件が成立し、
接点27がオン状態に切替えられ、連続的な切替動作が
行なわれる。
【0032】図6は本発明の圧力制御装置の他の実施例
を示す図であり、狭帯域側変化率制限器29及び広帯域
側変化率制限器30からの出力信号が、それぞれ狭帯域
側加算器24及び広帯域側加算器25において圧力設定
器12の圧力設定値eに加算され、その加算信号がそれ
ぞれ、狭帯域側偏差演算器41及び広帯域側偏差演算器
42に入力されている。
【0033】上記狭帯域側偏差演算器41では、狭帯域
側加算器24から出力されている加算信号が狭帯域側の
圧力信号aと比較され、その偏差信号が狭帯域側圧力調
定率回路43を介して高値優先回路31に入力されてい
る。また、広帯域側偏差演算器42では、広帯域側加算
器25から出力される加算信号が広帯域側の圧力信号b
と比較され、その偏差信号が広帯域側圧力調定率回路4
4を介して上記高値優先回路31に入力されている。そ
して、この高値優先回路31から出力した圧力信号と負
荷制御装置16からの制御信号との低値信号が選択され
て蒸気加減弁への開度指令信号として出力されるととも
に、上記圧力信号hと蒸気加減弁開度指令信号との偏差
信号がタービンバイパス弁開度指令信号として出力す
る。
【0034】しかして、圧力が狭帯域側圧力検出器の検
出範囲になると、切替回路32によって接点27、28
の切替えが行なわれ、接点28がオンされ、接点27が
オフされる。したがって、バイアス発生器26から発生
された正のバイアス信号が、接点28、及び広帯域側変
化率制限器30を経て、一定割合で徐々に圧力設定値e
に加算され、その加算信号が広帯域側偏差演算器42で
広帯域側圧力信号bから減算される。一方、狭帯域側変
化率制限器29では、バイアス信号が一定割合で0にな
るように徐々に減少する。したがって、高値優先回路3
1に入る狭帯域側の圧力信号gが大きくなり、高値優先
回路31から狭帯域側圧力信号gが圧力信号として出力
する。
【0035】また、圧力が狭帯域圧力検出器の検出範囲
外にある場合には、狭帯域側加算器24により正のバイ
アスが圧力設定値eに加算され、狭帯域側圧力信号aが
減算される。したがって、高値優先回路31では広帯域
側圧力信号fが圧力信号hとして出力され、第一実施例
と同様な作用効果を奏する。
【0036】また、図7は図6に示す圧力制御装置の他
の実施例を示す図で、高値優先回路31の下流側に圧力
調定率回路14が設けられており、狭帯域側圧力調定率
回路43及び広帯域側圧力調定率回路44が削除されて
いる。しかして、この場合圧力調定率回路を広帯域用と
狭帯域用の2種類に別ける必要がない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は狭帯域側
圧力検出器及び広帯域側圧力検出器から検出された信号
に、切替装置によって選択的にバイアス信号を加算又は
減算し、その高値信号を圧力信号として選択するように
したので、負荷制御範囲では高精度の狭帯域側圧力検出
器を使用し、それ以外の範囲では広帯域側圧力検出器を
使用するようにその検出範囲に応じて切替えることがで
き、しかも、バイアス回路に変化率制限器を設けること
によりバイアス信号の切替えのみによって上記検出器の
切替えをスムーズに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の圧力制御装置における切替回路の概略
構成を示す図。
【図3】図2の切替回路を使用した装置における作用説
明図。
【図4】本発明の圧力制御装置における切替回路の他の
実施例を示す図。
【図5】図4の切替回路を使用した装置における作用説
明図。
【図6】本発明の圧力制御装置の他の実施例を示す図。
【図7】本発明の圧力制御装置のさらに他の実施例を示
す図。
【図8】典型的な原子力発電所の蒸気系統図。
【図9】従来の圧力制御装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
12 圧力設定器 13 偏差演算器 14 圧力調定率回路 15 低値選択回路 24 狭帯域側加算器 25 広帯域側加算器 26 バイアス発生器 27 狭帯域側接点 28 広帯域側接点 31 高値優先回路 32 切替回路 33 第1の比較器 34 第2の比較器 36 反転器 37 第3の比較器 38 第4の比較器 41 狭帯域側偏差演算器 42 広帯域側偏差演算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−108401(JP,A) 特開 昭62−139905(JP,A) 特開 昭58−200010(JP,A) 実開 昭56−147302(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 17/24 F01D 17/20 F01D 17/00 F01D 25/00 G01L 7/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】狭帯域と広帯域の互いに測定範囲が異なる
    2種類の蒸気圧力検出器と、所定のバイアスを発生する
    バイアス発生器と、そのバイアス発生器から出力された
    バイアス信号を、狭帯域側変化率制限器或いは広帯域側
    変化率制限器に選択的に出力する切替装置と、上記狭帯
    域側変化率制限器及び広帯域側変化率制限器からの出力
    信号をそれぞれ対応する蒸気圧力検出器で検出された圧
    力信号に直接或いは間接的に加算又は減算する狭帯域側
    演算器及び広帯域側演算器と、上記演算器でバイアスが
    加算又は減算されなかった信号を圧力信号として出力す
    る選択回路とを有することを特徴とする、圧力制御装
    置。
  2. 【請求項2】上記切替装置は、バイアス発生器と両変化
    率制限器間に配設された狭帯域側接点及び広帯域側接点
    と、その両接点をオン,オフする切替回路とを有し、そ
    の切替回路は圧力が狭帯域圧力検出器の検出範囲内にあ
    るとき、広帯域側接点をオンし狭帯域側接点をオフする
    とともに、それ以外の場合に広帯域側接点をオフし、狭
    帯域側接点をオンすることを特徴とする、請求項1記載
    の圧力制御装置。
  3. 【請求項3】上記切替装置は、バイアス発生器と両変化
    率制限器間に配設された狭帯域側接点及び広帯域側接点
    と、その両接点をオン,オフする切替回路とを有し、そ
    の切替回路は、圧力が狭帯域圧力検出器の検出範囲内に
    なったとき狭帯域側接点をオフするとともに、さらに狭
    帯域側バイアスが0になったとき広帯域側接点をオン
    し、圧力が狭帯域圧力検出器の検出範囲外になったとき
    広帯域側接点をオフするとともに、広帯域側バイアスが
    0になったとき狭帯域側接点をオンすることを特徴とす
    る、請求項1記載の圧力制御装置。
  4. 【請求項4】狭帯域側変化率制限器及び広帯域側変化率
    制限器からの出力信号は、それぞれ圧力設定器からの圧
    力設定信号と加算され、その加算信号がそれぞれ対応す
    る蒸気圧力検出器で検出された圧力信号から減算される
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の
    圧力制御装置。
  5. 【請求項5】狭帯域側加算器及び広帯域側加算器と高値
    優先回路との間にそれぞれ圧力調定率回路が設けられて
    いることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記
    載の圧力制御装置。
  6. 【請求項6】高値優先回路の下流側に圧力調定率回路が
    設けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の圧力制御装置。
  7. 【請求項7】高値優先回路の代りに比較器を設け、狭帯
    域側加算器及び広帯域側加算器の出力間の偏差が0にな
    ったとき狭帯域側、広帯域側の信号切替を行なうことを
    特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の圧力制
    御装置。
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