JPH02298607A - 地熱蒸気タービンのバイパス制御装置 - Google Patents
地熱蒸気タービンのバイパス制御装置Info
- Publication number
- JPH02298607A JPH02298607A JP11600889A JP11600889A JPH02298607A JP H02298607 A JPH02298607 A JP H02298607A JP 11600889 A JP11600889 A JP 11600889A JP 11600889 A JP11600889 A JP 11600889A JP H02298607 A JPH02298607 A JP H02298607A
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- JP
- Japan
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- signal
- bypass
- steam turbine
- adjusting valve
- steam
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- Pending
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- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は地熱蒸気タービンのバイパス制御装置に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術）
従来の地熱蒸気タービンの加減弁制御装置とバイパス弁
制御装置を第１図、第２図及び第３図を用いて説明する
。第１図は、地熱蒸気タービンの系統を示す。井戸で発
生した蒸気は、加減弁１で蒸気量を調整されて蒸気ター
ビン°２へ入る。蒸気は蒸気タービン２を駆動した後、
復水器４に導かれる。復水器４では冷却水５で冷やされ
、蒸気は復水６となって排出される。蒸気タービン２が
駆動された時、発電機３は電力を発生する。
制御装置を第１図、第２図及び第３図を用いて説明する
。第１図は、地熱蒸気タービンの系統を示す。井戸で発
生した蒸気は、加減弁１で蒸気量を調整されて蒸気ター
ビン°２へ入る。蒸気は蒸気タービン２を駆動した後、
復水器４に導かれる。復水器４では冷却水５で冷やされ
、蒸気は復水６となって排出される。蒸気タービン２が
駆動された時、発電機３は電力を発生する。
一方、蒸気タービン２に異常が生じたとき、蒸気タービ
ン２は非常停止するが、井戸の蒸気発生は急激に減らす
ことができない。このため、バイパス弁７を設け、井戸
からの蒸気を直接復水器４に導き、復水６として排出す
るようにしている。
ン２は非常停止するが、井戸の蒸気発生は急激に減らす
ことができない。このため、バイパス弁７を設け、井戸
からの蒸気を直接復水器４に導き、復水６として排出す
るようにしている。
第２図は従来の加減弁１の制御装置を示す。加減弁設定
器２１からの信号と加減弁開度検出器２５の信号とは、
比較器２２で比較されてその差を信号として調節器２３
に入れられる。調節器２３は比較器２２からの信号に応
じて加減弁操作器２４を操作する。
器２１からの信号と加減弁開度検出器２５の信号とは、
比較器２２で比較されてその差を信号として調節器２３
に入れられる。調節器２３は比較器２２からの信号に応
じて加減弁操作器２４を操作する。
それ故加減弁１は加減弁開度検出器２５の信号が加減弁
設定器２１の信号と一致するように制御されることにな
る。
設定器２１の信号と一致するように制御されることにな
る。
また第３図は従来のバイパス弁制御装置を示す。
圧力検出器３４は第１図に示す位置に設けられて井戸か
らの蒸気圧力を検出する。圧力検出器３４からの信号と
圧力設定器３１からの信号とは、比較器３２で比較され
てその差が信号として圧力調節器３３に入れられる。調
節器３３は比較器３２からの信号に応じた信号を出し、
比較器３５に入れられる。比較器３５には、バイパス開
度検出器３８からの信号も入れられ両者に差がある場合
は、調節器３６がその差に応じてバイパス弁操作器３７
を操作する。それゆえ圧力検出器３４の信号が圧力設定
器３１とバイパス弁７が一致するように制御されること
になる。
らの蒸気圧力を検出する。圧力検出器３４からの信号と
圧力設定器３１からの信号とは、比較器３２で比較され
てその差が信号として圧力調節器３３に入れられる。調
節器３３は比較器３２からの信号に応じた信号を出し、
比較器３５に入れられる。比較器３５には、バイパス開
度検出器３８からの信号も入れられ両者に差がある場合
は、調節器３６がその差に応じてバイパス弁操作器３７
を操作する。それゆえ圧力検出器３４の信号が圧力設定
器３１とバイパス弁７が一致するように制御されること
になる。
（発明が解決しようとする課題）
従来の系統では、蒸気タービン２が非常停止した場合、
井戸からの蒸気の流出が止まってその圧力が上昇する。
井戸からの蒸気の流出が止まってその圧力が上昇する。
その結果、バイパス制御装置が働き、バイパス弁７は圧
力検出器３４の信号と圧力設定器３１とが一致するよう
に制御される。従って井戸からの蒸気の圧力は設定値に
保たれることになる。しかしながら従来のバイパス制御
装置は井戸からの蒸気の圧力が上昇するのを待って働く
ため、動作が遅れて過渡的に蒸気の圧力が大きく変動す
るという問題があった。井戸からの蒸気は複数の蒸気タ
ービンに導かれることが多い故、変動が大きいと１台の
蒸気タービンの非常停止が他のタービンの運転に大きな
支障となる。
力検出器３４の信号と圧力設定器３１とが一致するよう
に制御される。従って井戸からの蒸気の圧力は設定値に
保たれることになる。しかしながら従来のバイパス制御
装置は井戸からの蒸気の圧力が上昇するのを待って働く
ため、動作が遅れて過渡的に蒸気の圧力が大きく変動す
るという問題があった。井戸からの蒸気は複数の蒸気タ
ービンに導かれることが多い故、変動が大きいと１台の
蒸気タービンの非常停止が他のタービンの運転に大きな
支障となる。
本発明の目的は蒸気タービンの非常停止時、井戸からの
蒸気圧力の変動を抑える地熱蒸気タービンのバイパス制
御装置を提供するものである。
蒸気圧力の変動を抑える地熱蒸気タービンのバイパス制
御装置を提供するものである。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
本発明の地熱蒸気タービンのバイパス制御装置は、蒸気
タービンの加減弁開度検出信号を微分する微分器を設け
、さらにその出力信号を符号変換器、増幅器および高値
選択器を通じてバイパス弁操作器を直接操作する回路を
設けたことを特徴とするものである。
タービンの加減弁開度検出信号を微分する微分器を設け
、さらにその出力信号を符号変換器、増幅器および高値
選択器を通じてバイパス弁操作器を直接操作する回路を
設けたことを特徴とするものである。
（作 用）
本発明においては、蒸気タービンの加減弁開度が急減し
た場合、バイパス弁は加減弁の微分値に対応した開度に
直接開けられる。これにより井戸からの蒸気流は急変す
ることなく蒸気の圧力変動は抑制される。
た場合、バイパス弁は加減弁の微分値に対応した開度に
直接開けられる。これにより井戸からの蒸気流は急変す
ることなく蒸気の圧力変動は抑制される。
（実施例）
以下本発明を第１図に示す一実施例を参照して説明する
。第１図において第２図、第３図および第４図と同一符
号は同一部分を示すものであるからその説明を省略する
。
。第１図において第２図、第３図および第４図と同一符
号は同一部分を示すものであるからその説明を省略する
。
第１図において、本発明の地熱蒸気タービンバイパス制
御装置は、加減弁開度検出器２５からの信号を微分器４
１に入れる。この微分器４１の出力は符号変換器４２に
入れる。符号変換器４２では、頁の値は同じ絶対値の頁
の値となる。
御装置は、加減弁開度検出器２５からの信号を微分器４
１に入れる。この微分器４１の出力は符号変換器４２に
入れる。符号変換器４２では、頁の値は同じ絶対値の頁
の値となる。
符号変換器４２の出力は増幅器４３に入れてバイパス弁
操作器３７の信号レベルに合うようにする。増幅器４３
からの信号は高値選択４６にバイパス弁の調節器３６か
らの信号と共に入れられる。高値選択器４６の出力信号
は、増幅器４３からの信号と調節器３６からの信号のう
ち、高値の信号をバイパス操作器３７に入れるものであ
る。
操作器３７の信号レベルに合うようにする。増幅器４３
からの信号は高値選択４６にバイパス弁の調節器３６か
らの信号と共に入れられる。高値選択器４６の出力信号
は、増幅器４３からの信号と調節器３６からの信号のう
ち、高値の信号をバイパス操作器３７に入れるものであ
る。
次にこのように構成され本発明の地熱蒸気タービンバイ
パス制御装置の作動を説明する。第２図において、蒸気
タービン２の加減弁１が急減し、第１図の加減弁開度検
出器２５からの信号が急に減じた場合、微分器４１は減
じた変化率が大きい程小さい値を出力する。ここで言う
小さい値とは、頁の符号で、絶対値が大きい値である。
パス制御装置の作動を説明する。第２図において、蒸気
タービン２の加減弁１が急減し、第１図の加減弁開度検
出器２５からの信号が急に減じた場合、微分器４１は減
じた変化率が大きい程小さい値を出力する。ここで言う
小さい値とは、頁の符号で、絶対値が大きい値である。
微分器４１の出力信号は符号変換器４２で符号変換され
るから、加減弁１の減じた変化率が大きいほど、符号変
換器４２の出力は大となる。符号変換器４２の出力は増
幅器４３に入り、バイパス弁操作器３７に適切な信号レ
ベルに変換されて高値選択器４６に入る。
るから、加減弁１の減じた変化率が大きいほど、符号変
換器４２の出力は大となる。符号変換器４２の出力は増
幅器４３に入り、バイパス弁操作器３７に適切な信号レ
ベルに変換されて高値選択器４６に入る。
一方、調節器３６からの信号は、主蒸気圧力が変動し始
めても急激に変動しないため、零に近い値となっている
。このため増幅器４３からの信号の方が高値となり、こ
の信号が選択されてバイパス操作器３７に入ることにな
る。従って、加減弁の急減に応じてバイパス弁が直ちに
開けられることになる。
めても急激に変動しないため、零に近い値となっている
。このため増幅器４３からの信号の方が高値となり、こ
の信号が選択されてバイパス操作器３７に入ることにな
る。従って、加減弁の急減に応じてバイパス弁が直ちに
開けられることになる。
この加減弁の急減動作が終わると、微分器４１の出力は
零となるから上記の動作はなくなる。しかしながら、動
作の遅いバイパス弁制御の調節器３６からの信号が蒸気
圧力を制御するようになる。
零となるから上記の動作はなくなる。しかしながら、動
作の遅いバイパス弁制御の調節器３６からの信号が蒸気
圧力を制御するようになる。
このように加減弁急閉時には、それに応じたバイパス弁
操作を一時的に行って蒸気圧力の突変を防ぎ、やがて主
蒸気圧力を制御する従来のバイパス弁制御が生かされる
こととなる。
操作を一時的に行って蒸気圧力の突変を防ぎ、やがて主
蒸気圧力を制御する従来のバイパス弁制御が生かされる
こととなる。
［発明の効果］
以上のように本発明によれば、井戸からの蒸気の圧力変
動を抑えることができ、井戸から他の蒸気タービンへ蒸
気を流している場合に、他の蒸気タービンに影響を少な
くすることができる。
動を抑えることができ、井戸から他の蒸気タービンへ蒸
気を流している場合に、他の蒸気タービンに影響を少な
くすることができる。
第１図は本発明の地熱蒸気タービンバイパス制御装置の
一実施例を示すブロック制御系統図、第２図は地熱蒸気
タービンの系統図、第３図は従来の加減弁制御装置を示
すブロック制御系統図、第４図は従来のバイパス制御装
置を示すブロック制御系統図である。 １・・・加減弁 ７・・・タービンバイパス弁 ２１・・・加減弁設定値 ２４・・・加減弁操作器 ２５・・・加減弁開度検出器 ３４・・・圧力検出器 ３７・・・バイパス弁操作器 ３８・・・バイパス弁開度検出器 ４１・・・微分器 ４３・・・高値選択器 ４６・・・高値選択器 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第 １１！Ｉ 井戸 第３ＴＩ！！ｒ 羊 ４ 図
一実施例を示すブロック制御系統図、第２図は地熱蒸気
タービンの系統図、第３図は従来の加減弁制御装置を示
すブロック制御系統図、第４図は従来のバイパス制御装
置を示すブロック制御系統図である。 １・・・加減弁 ７・・・タービンバイパス弁 ２１・・・加減弁設定値 ２４・・・加減弁操作器 ２５・・・加減弁開度検出器 ３４・・・圧力検出器 ３７・・・バイパス弁操作器 ３８・・・バイパス弁開度検出器 ４１・・・微分器 ４３・・・高値選択器 ４６・・・高値選択器 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第 １１！Ｉ 井戸 第３ＴＩ！！ｒ 羊 ４ 図
Claims (1)
- 蒸気タービンの加減弁開度検出信号を微分する微分器を
設け、さらにこの出力信号を符号変換器、増幅器及び高
値選択器を通じてバイパス弁操作器を直接操作する回路
を設けた地熱蒸気タービンのバイパス制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11600889A JPH02298607A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 地熱蒸気タービンのバイパス制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11600889A JPH02298607A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 地熱蒸気タービンのバイパス制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02298607A true JPH02298607A (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=14676546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11600889A Pending JPH02298607A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 地熱蒸気タービンのバイパス制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02298607A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998014843A1 (de) * | 1996-09-30 | 1998-04-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Überwachungsvorrichtung für eine stellvorrichtung in der zuführung des antriebsmediums einer turbine, insbesondere einer gasturbine |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP11600889A patent/JPH02298607A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998014843A1 (de) * | 1996-09-30 | 1998-04-09 | Siemens Aktiengesellschaft | Überwachungsvorrichtung für eine stellvorrichtung in der zuführung des antriebsmediums einer turbine, insbesondere einer gasturbine |
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