JPH0335599A - 格子状体入り成形品およびその製造方法 - Google Patents
格子状体入り成形品およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0335599A JPH0335599A JP17086189A JP17086189A JPH0335599A JP H0335599 A JPH0335599 A JP H0335599A JP 17086189 A JP17086189 A JP 17086189A JP 17086189 A JP17086189 A JP 17086189A JP H0335599 A JPH0335599 A JP H0335599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lattice
- shaped material
- synthetic resin
- mold
- metal molds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 23
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 title abstract description 17
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 27
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 26
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 33
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 33
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 19
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 9
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 7
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 4
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002678 cellulose Polymers 0.000 description 1
- 239000001913 cellulose Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000007772 electroless plating Methods 0.000 description 1
- 238000009713 electroplating Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 239000011368 organic material Substances 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000010025 steaming Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、信号受信等に使用されるパラボラアンテナの
反射板や、電磁波ノイズの彰轡を受は易いもの(例えば
コンピュータやOA機器、その他の電子部品等)が収納
される?f波シールド容器等に用いられる格子状体入り
成形品およびその製造方法に関するものである。
反射板や、電磁波ノイズの彰轡を受は易いもの(例えば
コンピュータやOA機器、その他の電子部品等)が収納
される?f波シールド容器等に用いられる格子状体入り
成形品およびその製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、衛星放送の受信等に用いられるパラボラアンテナ
は、金属等の導電性材料によって一体成形したもの等が
用いられてきたが、その量産化を図るため、本体を熱硬
化性樹脂等で一体成形するようにしたものが提供される
に至っている。この場合、成形品に電波反射性を付与す
るため、上記本体には導電性材料からなる層が配設され
ている。
は、金属等の導電性材料によって一体成形したもの等が
用いられてきたが、その量産化を図るため、本体を熱硬
化性樹脂等で一体成形するようにしたものが提供される
に至っている。この場合、成形品に電波反射性を付与す
るため、上記本体には導電性材料からなる層が配設され
ている。
また一方、各11?!!子機器や電気機器の普及が活発
化されるに伴い、これらから発生する!!電磁波よる電
磁波障害が問題となっており、その防止を図るための電
磁波シールド容器の開発が進められており、このような
容器についても、上記パラボラアンテナと同様に量産化
が求められている。
化されるに伴い、これらから発生する!!電磁波よる電
磁波障害が問題となっており、その防止を図るための電
磁波シールド容器の開発が進められており、このような
容器についても、上記パラボラアンテナと同様に量産化
が求められている。
このように電磁波を反射あるいは遮蔽する成形品を製造
する方法として、例えば実開昭61−126614号公
報には、上下金型内に良導体網を配設−するとともに溶
融合成樹脂を充填し、両金型を型締めすることにより一
次成形体を成形し、次いで、この−吹成形体を再度上下
金型内に配設するとともに溶融合成樹脂を充填し、両側
から圧縮することにより、良導体網を合成樹脂層で両側
から挟むサンドイッチm造の反射板を製造する方法が開
示されている。この方法によれば、良導体網と溶融合成
樹脂とを金型内で加熱圧縮するだけの作業で、良導体網
の網目内に溶融合成樹脂が侵入することにより両者が一
体成形され、かつ良導体網によって電波反射面が形成さ
れる。
する方法として、例えば実開昭61−126614号公
報には、上下金型内に良導体網を配設−するとともに溶
融合成樹脂を充填し、両金型を型締めすることにより一
次成形体を成形し、次いで、この−吹成形体を再度上下
金型内に配設するとともに溶融合成樹脂を充填し、両側
から圧縮することにより、良導体網を合成樹脂層で両側
から挟むサンドイッチm造の反射板を製造する方法が開
示されている。この方法によれば、良導体網と溶融合成
樹脂とを金型内で加熱圧縮するだけの作業で、良導体網
の網目内に溶融合成樹脂が侵入することにより両者が一
体成形され、かつ良導体網によって電波反射面が形成さ
れる。
また、特開昭64−22098号公報には、プラスチッ
クフィルムやシート上に導電性ニットを貼付けて導電性
材料を成形し、これを金型内に挿入して溶融樹脂を供給
することにより、上記Iff性材料をプラスチック成形
品の表面に一体成形するようにしたものが示されている
。
クフィルムやシート上に導電性ニットを貼付けて導電性
材料を成形し、これを金型内に挿入して溶融樹脂を供給
することにより、上記Iff性材料をプラスチック成形
品の表面に一体成形するようにしたものが示されている
。
また、この方法以外の手段としては、予め合成樹脂によ
ってパラボラアンテナの反射板の形状を有する本体を成
形しておき、この本体の片面に金属層を塗着するものが
知られている。
ってパラボラアンテナの反射板の形状を有する本体を成
形しておき、この本体の片面に金属層を塗着するものが
知られている。
上記実開昭61−126614号公報に示される方法で
は、−母金型によって一次成形体を成形した後、さらに
この−吹成形体を利用して反射板を成形するという2つ
の工程が必要であるため、より一層の工程削減が望まれ
る。また、単品の反射板を製造する度に合成樹脂を加熱
溶融する必要があるため時間のロスが大きく、依然とし
て量産に不向きな面がある。さらに、電波反射面を形成
するものとして金属繊維を編んだだけの網体を使用して
いるので、変形や破れ、あるいは交差部分での目ズレが
生じ易く、これが接触不良の原因となるおそれがある。
は、−母金型によって一次成形体を成形した後、さらに
この−吹成形体を利用して反射板を成形するという2つ
の工程が必要であるため、より一層の工程削減が望まれ
る。また、単品の反射板を製造する度に合成樹脂を加熱
溶融する必要があるため時間のロスが大きく、依然とし
て量産に不向きな面がある。さらに、電波反射面を形成
するものとして金属繊維を編んだだけの網体を使用して
いるので、変形や破れ、あるいは交差部分での目ズレが
生じ易く、これが接触不良の原因となるおそれがある。
また、格子目の形状が大きく変動することにより、反射
あるいは遮蔽可能な電波の波長領域が狭められる不都合
もある。
あるいは遮蔽可能な電波の波長領域が狭められる不都合
もある。
一方、特開昭64−22098号公報に示される方法に
ついても、射出成形を行う前1.:導電性ニツトをプラ
スチックフィルムあるいはシートに貼付ける予備成形工
程が必要であり、工程削減が望まれる。
ついても、射出成形を行う前1.:導電性ニツトをプラ
スチックフィルムあるいはシートに貼付ける予備成形工
程が必要であり、工程削減が望まれる。
また、合成樹脂からなる本体に金属層を塗谷するものに
ついても、本体の成形工程および金属層の塗着工程とい
う2つの工程が必要である。
ついても、本体の成形工程および金属層の塗着工程とい
う2つの工程が必要である。
本発明は、このような事情に鑑み、製込峙間の短縮を図
り、より量産に適したパラボラアンテナの反射板や電磁
波シールド容器に用いられる成形品およびその製造方法
を提供することを目的とする。
り、より量産に適したパラボラアンテナの反射板や電磁
波シールド容器に用いられる成形品およびその製造方法
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、合成樹脂からなる本体中に、導電性材料から
なる厚さ2−以上の層を有し全体が格子状に一体成形さ
れた格子状体が配設されていることを特徴とするもので
ある(請求項1)。
なる厚さ2−以上の層を有し全体が格子状に一体成形さ
れた格子状体が配設されていることを特徴とするもので
ある(請求項1)。
その製造方法として、分離可能な金型内に、導電性材料
からなる厚さ2IIIR以上の層を有し全体が格子状に
一体成形された格子状体を挿入して型締めし、この金型
内に溶融合成樹脂を注入することにより全体を射出成形
するものである(請求項2)〔作 用〕 請求項1記載の成形品によれば、本体中に配設された導
電性材料からなる格子状体により、接触不良等を起こす
おそれのない良好な電波反射面あるいは電波遮蔽面が形
成される。
からなる厚さ2IIIR以上の層を有し全体が格子状に
一体成形された格子状体を挿入して型締めし、この金型
内に溶融合成樹脂を注入することにより全体を射出成形
するものである(請求項2)〔作 用〕 請求項1記載の成形品によれば、本体中に配設された導
電性材料からなる格子状体により、接触不良等を起こす
おそれのない良好な電波反射面あるいは電波遮蔽面が形
成される。
さらに、請求項2記載の製造方法によれば、格子状体が
配設された金型内に溶融合成樹脂を加圧注入することに
より、この溶融合成vA脂が上記格子状体の格子目内に
侵入し、全体として上記金型のキャビティに対応した形
状の反射板が一体に射出成形される。
配設された金型内に溶融合成樹脂を加圧注入することに
より、この溶融合成vA脂が上記格子状体の格子目内に
侵入し、全体として上記金型のキャビティに対応した形
状の反射板が一体に射出成形される。
しかも、上記格子状体は厚さ2−以上の充分な導電性材
料からなる層を有しているので、射出成形時等において
外力を加えられても変形や破れ、格子の交差部分での目
ズレ等は生じない。
料からなる層を有しているので、射出成形時等において
外力を加えられても変形や破れ、格子の交差部分での目
ズレ等は生じない。
第1図および第2図は、本発明方法を実施するための製
造装置の一例を示したものである。
造装置の一例を示したものである。
図において、10は固定側金型、12は可動側金型であ
り、これらの金型10,12はパラボラアンテナの反射
板の形状に対応するキャビティを有している。固定側金
型10は、固定盤101、およびこの固定盤101に対
して着脱可能な@収金型102からなり、この着脱金型
102を外した状態(第2図の状態)で、連通に固まっ
たスプルー14を取出せるようになっている。
り、これらの金型10,12はパラボラアンテナの反射
板の形状に対応するキャビティを有している。固定側金
型10は、固定盤101、およびこの固定盤101に対
して着脱可能な@収金型102からなり、この着脱金型
102を外した状態(第2図の状態)で、連通に固まっ
たスプルー14を取出せるようになっている。
金型10.12の上方には、導電性材料からなる格子状
体16が巻かれた格子状体ロール18が配置され、その
下流側には互いに圧接するピンチロール20および送り
ロール22が配置されている。上記格子状体16は、s
N性材料により全体が格子状に一体成形されたものであ
り、例えば本件共同出願人の一名が先に提案した特願平
01096085@に記載の真空蒸着方法および装置に
よって容易に得ることができる。
体16が巻かれた格子状体ロール18が配置され、その
下流側には互いに圧接するピンチロール20および送り
ロール22が配置されている。上記格子状体16は、s
N性材料により全体が格子状に一体成形されたものであ
り、例えば本件共同出願人の一名が先に提案した特願平
01096085@に記載の真空蒸着方法および装置に
よって容易に得ることができる。
この装置を第5図に基づいて説明する。この装置は、蒸
着用真空容器51、コイル状シートの繰り出し用真空容
器52、およびコイル状シートの巻取り用真空容器53
を備え、蒸着用真空容器51は、シート案内用の真空通
路容器54を介して繰り出し用真空容器52に連通され
るとともに、真空通路容器56、冷却用真空容器55、
および真空通路容器57を順次弁して巻取り用真空容器
53に連通されている。
着用真空容器51、コイル状シートの繰り出し用真空容
器52、およびコイル状シートの巻取り用真空容器53
を備え、蒸着用真空容器51は、シート案内用の真空通
路容器54を介して繰り出し用真空容器52に連通され
るとともに、真空通路容器56、冷却用真空容器55、
および真空通路容器57を順次弁して巻取り用真空容器
53に連通されている。
このfi置では、被メツキ体に金属メツキを施すことに
より、本発明における格子状体である金属網目体あるい
は金属多孔体が得られるようにしている。
より、本発明における格子状体である金属網目体あるい
は金属多孔体が得られるようにしている。
上記被メツキ体としては、網目体シートあるいは多孔体
シートが用いられる。網目体シートの材質としては、ポ
リエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成樹
脂、天然繊維、セルロース、紙等からなる有機質材、お
よび金属、ガラス、セラミック、カーボン、鉱物質等か
らなる無機質材からなり、線径が0.01 cmφ〜1
.0.φで、網目形状が2〜200メツシユ(より好ま
しくは20〜150メツシユ)等のものが好適である。
シートが用いられる。網目体シートの材質としては、ポ
リエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成樹
脂、天然繊維、セルロース、紙等からなる有機質材、お
よび金属、ガラス、セラミック、カーボン、鉱物質等か
らなる無機質材からなり、線径が0.01 cmφ〜1
.0.φで、網目形状が2〜200メツシユ(より好ま
しくは20〜150メツシユ)等のものが好適である。
また、多孔体シートの材質も上記網目体シートと同様で
あり、形状が繊維状、不織布状、スポンジ状、ラス状、
板状、線、布、あるいはフィルム状の孔を有するもので
あればよく、線径が0.01 amφ〜Coastφで
、厚さが0.05 a 〜50181等のものが好適で
ある。このメツシュの大きさは対象となる電磁波の波長
に応じて適宜設定される。
あり、形状が繊維状、不織布状、スポンジ状、ラス状、
板状、線、布、あるいはフィルム状の孔を有するもので
あればよく、線径が0.01 amφ〜Coastφで
、厚さが0.05 a 〜50181等のものが好適で
ある。このメツシュの大きさは対象となる電磁波の波長
に応じて適宜設定される。
前記繰り出し用真空容器52は、ロール58に巻付けら
れたコイル状シート6(l設置するに充分な大きさを有
し、このコイル状シート60を真空通路容器54へ案内
するためのガイドローラ59と、コイル状シート60を
矢印方向に回転させてシート60aを連続的に送出す機
構(図示せず)とを備えている。
れたコイル状シート6(l設置するに充分な大きさを有
し、このコイル状シート60を真空通路容器54へ案内
するためのガイドローラ59と、コイル状シート60を
矢印方向に回転させてシート60aを連続的に送出す機
構(図示せず)とを備えている。
蒸着用真空容器51は、その本体61が冷却槽62で囲
まれ、この冷却槽62内には冷却媒体(ここでは−30
℃前後〉が供給されている。上記容器本体61内には、
上記真空通路容器54との連通部分の近傍にシート案内
用のガイドローラ63が配置され、このガイドローラ6
3に続いてシートを取出し口へ屈折して案内するガイド
ローラ兼冷却ローラ64a、64b、64c、64dが
順次配されている。これらのローラのうちローラ64a
、64Gが大径ローラとされ、シートとの接触時間を長
くとることによりその冷却効率の向上が図られている。
まれ、この冷却槽62内には冷却媒体(ここでは−30
℃前後〉が供給されている。上記容器本体61内には、
上記真空通路容器54との連通部分の近傍にシート案内
用のガイドローラ63が配置され、このガイドローラ6
3に続いてシートを取出し口へ屈折して案内するガイド
ローラ兼冷却ローラ64a、64b、64c、64dが
順次配されている。これらのローラのうちローラ64a
、64Gが大径ローラとされ、シートとの接触時間を長
くとることによりその冷却効率の向上が図られている。
この容器本体61の内部には、蒸着される金属65が入
ったルツボ等の容器66a、66bが適宜間隔をあけて
配置され、容器本体61の外壁面には、上記金属65を
溶解するために電子ビームを投射する電子ビーム発生器
67a、67bが設置されている。上記電子ビームで溶
解された金属65は容器本体61の真空中に蒸発し、搬
入されたシート60aの全表面に均一な被vAζなって
付着する。従って、この被膜の厚さはシート60aが真
空容器51内を通過する時間(R往時III)によって
任意に調整可能となっている。
ったルツボ等の容器66a、66bが適宜間隔をあけて
配置され、容器本体61の外壁面には、上記金属65を
溶解するために電子ビームを投射する電子ビーム発生器
67a、67bが設置されている。上記電子ビームで溶
解された金属65は容器本体61の真空中に蒸発し、搬
入されたシート60aの全表面に均一な被vAζなって
付着する。従って、この被膜の厚さはシート60aが真
空容器51内を通過する時間(R往時III)によって
任意に調整可能となっている。
また、上記冷却用真空容155内にもかイドローラ兼冷
却ローラ68が設置され、蒸着用真空容器51から取出
された金属シートがコイル状に巻取られる前に適温まで
冷却されるようになっている。この冷却用真空容器55
と連通する巻取り用真空容器53内には、搬入されたシ
ートが巻付けられるロール58′と、このロール58′
にシートを巻付けるガイドローラ69と、ロール58′
を矢印方向へ回転させて金属シートをコイル状に巻取る
図外の回転機構とが設置されている。
却ローラ68が設置され、蒸着用真空容器51から取出
された金属シートがコイル状に巻取られる前に適温まで
冷却されるようになっている。この冷却用真空容器55
と連通する巻取り用真空容器53内には、搬入されたシ
ートが巻付けられるロール58′と、このロール58′
にシートを巻付けるガイドローラ69と、ロール58′
を矢印方向へ回転させて金属シートをコイル状に巻取る
図外の回転機構とが設置されている。
この蒸@装置において、まず、適当な材質からなる網目
体シートあるいは多孔体シート、例えば幅1000m+
で外径が1mφのコイル状シート60を繰り出し用真空
容器52内に取付け、真空通路容器54から蒸着用真空
容器51へ連続的に搬送する。
体シートあるいは多孔体シート、例えば幅1000m+
で外径が1mφのコイル状シート60を繰り出し用真空
容器52内に取付け、真空通路容器54から蒸着用真空
容器51へ連続的に搬送する。
魚種用真空容器51内では、容器66a、66bに入っ
た金属65を電子ビームで溶解し、容器取出しロ61b
を出るまでに一度に100JiIR程度までの蒸着メツ
キを施す。この際、冷却槽62によって容器本体61内
の雰囲気一度が低く抑えられているので、電子ビームで
金属65を14温加熱しても容器本体61内の温度は約
50℃以下に抑えられ、また冷却ローラ64a〜64d
との接触でシート60aも低温に保持される。従って、
シート60aが蒸着用真空容器本体61内に長く滞在し
ても、金属65の加熱による輻射熱で変形や焼き切れが
生じることがないので、iw待時間長くすることができ
、このため本発明において必要とされる膜厚の大きな金
属メツキを施すことができる。この金属メツキ物は、そ
のまま中実の格子状体として使用してもよいし、中の被
メツキ物を焼却することにより、導電性材料のみからな
る中空の格子状体にしてもよい。
た金属65を電子ビームで溶解し、容器取出しロ61b
を出るまでに一度に100JiIR程度までの蒸着メツ
キを施す。この際、冷却槽62によって容器本体61内
の雰囲気一度が低く抑えられているので、電子ビームで
金属65を14温加熱しても容器本体61内の温度は約
50℃以下に抑えられ、また冷却ローラ64a〜64d
との接触でシート60aも低温に保持される。従って、
シート60aが蒸着用真空容器本体61内に長く滞在し
ても、金属65の加熱による輻射熱で変形や焼き切れが
生じることがないので、iw待時間長くすることができ
、このため本発明において必要とされる膜厚の大きな金
属メツキを施すことができる。この金属メツキ物は、そ
のまま中実の格子状体として使用してもよいし、中の被
メツキ物を焼却することにより、導電性材料のみからな
る中空の格子状体にしてもよい。
また、この蒸着装置により蒸着メツキを施した後、さら
に電解メツキを施すことにより、メッキ厚をより増大さ
せ、あるいは異種金属を2層に分けてメツキすることも
可能である。
に電解メツキを施すことにより、メッキ厚をより増大さ
せ、あるいは異種金属を2層に分けてメツキすることも
可能である。
ただし、格子状体16の製法は上記方法に限るものでは
なく、正確な格子形状を有し、かつ格子を形成する上線
と下線とが移動不可能につながる、変形および目ズレの
ない導電性格子状体材料が得られるものであればよい。
なく、正確な格子形状を有し、かつ格子を形成する上線
と下線とが移動不可能につながる、変形および目ズレの
ない導電性格子状体材料が得られるものであればよい。
例えば、上記出願人が先に提案した特願0863−12
0069@に記載の発明のように、メツキ槽内を横断的
に搬送するシート状多孔体に対して、メツキ液を多孔体
平面に対してほぼ直角方向からぶつけるように流速を持
たせて強制的に流し、多孔体の両側表層部および内挿部
の孔表面全体に均一な厚さのメツキを施すようにしても
、上記格子状体16を構成する金属多孔体を得ることが
できる。具体的には、後述のようにメツキ層の厚さが約
2−以上の格子状体を得ることができれば、本発明の効
果を得ることができる。
0069@に記載の発明のように、メツキ槽内を横断的
に搬送するシート状多孔体に対して、メツキ液を多孔体
平面に対してほぼ直角方向からぶつけるように流速を持
たせて強制的に流し、多孔体の両側表層部および内挿部
の孔表面全体に均一な厚さのメツキを施すようにしても
、上記格子状体16を構成する金属多孔体を得ることが
できる。具体的には、後述のようにメツキ層の厚さが約
2−以上の格子状体を得ることができれば、本発明の効
果を得ることができる。
第1図の説明に戻る。前記金型10.12の下方には、
上記格子状体16を挟持するための固定クランプ24お
よび可動クランプ26が配置されている。可動クランプ
26は、第1図に実線で示される位置から二点igui
で示される位置まで上下方向に往復駆動されるものであ
る。また、固定クランプ24の近傍には格子状体16を
切断するためのカッタ28が配設されている。
上記格子状体16を挟持するための固定クランプ24お
よび可動クランプ26が配置されている。可動クランプ
26は、第1図に実線で示される位置から二点igui
で示される位置まで上下方向に往復駆動されるものであ
る。また、固定クランプ24の近傍には格子状体16を
切断するためのカッタ28が配設されている。
次に、この装置によるパラボラアンテナの反射板の製造
方法を説明する。
方法を説明する。
まず、第1図に示されるように、格子状体ロール18か
ら格子状体16を繰り出して金型10゜12のキャビテ
ィ内に配し、その下端部を固定クランプ24で挟持し、
格子状体16に一定の張力を与えた状態で両金型10.
12を型締めする。
ら格子状体16を繰り出して金型10゜12のキャビテ
ィ内に配し、その下端部を固定クランプ24で挟持し、
格子状体16に一定の張力を与えた状態で両金型10.
12を型締めする。
これによって、格子状体16は所望の反射板形状と略合
致する形状に成形される。
致する形状に成形される。
この状態で、固定側金型10に形成された湯道から上記
キャビティ内に溶融合成樹脂を加圧注入することにより
、この溶融合成樹脂が上記格子状体16の格子目内に侵
入し、結果として第3図に示されるように合成樹脂製の
反射板本体29と格子状体16とが一体となった反射板
30が割出成形される。なお、ここで注入する合成樹脂
としては、耐候性のある熱可塑性樹脂が好適であるが、
他の樹脂でもよく、例えば金型に発熱手段を設ければ熱
硬化性樹脂を用いることも可能である。また、必要であ
ればmni等で強化した合成樹脂を用いてもよい。
キャビティ内に溶融合成樹脂を加圧注入することにより
、この溶融合成樹脂が上記格子状体16の格子目内に侵
入し、結果として第3図に示されるように合成樹脂製の
反射板本体29と格子状体16とが一体となった反射板
30が割出成形される。なお、ここで注入する合成樹脂
としては、耐候性のある熱可塑性樹脂が好適であるが、
他の樹脂でもよく、例えば金型に発熱手段を設ければ熱
硬化性樹脂を用いることも可能である。また、必要であ
ればmni等で強化した合成樹脂を用いてもよい。
成形完了後は、第2図に示されるように金型10.12
を開き、固定クランプ24による挟持を解除するととも
に、第1図に実線で示される位置で可動クランプ26に
より格子状体16の下端を挟持し、この状態で可動クラ
ンプ26を下方の二点鎖線の位置まで駆動することによ
り、上記反射板30を金型10.12の下方まで引出す
。そして、この反射板30の上側に位置する部分の格子
状体16を固定クランプ24で挟持し、その直下方でカ
ッタ28により格子状体16を切断することにより、成
形品である反射板30を取出す。以上の作業を繰返すご
とにより、パラボラアンテナの反射板30@連続して製
造することができる。
を開き、固定クランプ24による挟持を解除するととも
に、第1図に実線で示される位置で可動クランプ26に
より格子状体16の下端を挟持し、この状態で可動クラ
ンプ26を下方の二点鎖線の位置まで駆動することによ
り、上記反射板30を金型10.12の下方まで引出す
。そして、この反射板30の上側に位置する部分の格子
状体16を固定クランプ24で挟持し、その直下方でカ
ッタ28により格子状体16を切断することにより、成
形品である反射板30を取出す。以上の作業を繰返すご
とにより、パラボラアンテナの反射板30@連続して製
造することができる。
この方法によれば、金型10.12内に格子状体16を
配して型締めし、合成樹脂を注入するだけの工程で、第
3図に示されるように、合成樹脂からなる反射板本体2
9内に格子状体16が配設された反射板30を容易に一
体成形することができる。しかも、このような射出成形
法を用いることにより、1つの反射板30を成形する度
に合成樹脂を加熱溶融する必要がなくなり、また第1図
および第2図に示されるように連続的な製造も可能とな
るため、製造時間を大幅に短縮し、量産化に寄与するこ
とができる。
配して型締めし、合成樹脂を注入するだけの工程で、第
3図に示されるように、合成樹脂からなる反射板本体2
9内に格子状体16が配設された反射板30を容易に一
体成形することができる。しかも、このような射出成形
法を用いることにより、1つの反射板30を成形する度
に合成樹脂を加熱溶融する必要がなくなり、また第1図
および第2図に示されるように連続的な製造も可能とな
るため、製造時間を大幅に短縮し、量産化に寄与するこ
とができる。
また、電波反射面を形成する格子状体16は、金属薄板
等に比べて柔軟性があり、ある程度の伸びも期待できる
ので、反射板30の表面付近の位置に配することが容易
であり、これによって反射効率の高い反射板を得ること
ができる。
等に比べて柔軟性があり、ある程度の伸びも期待できる
ので、反射板30の表面付近の位置に配することが容易
であり、これによって反射効率の高い反射板を得ること
ができる。
ここで、上記格子状体16の代わりに、従来のように単
に導電性繊維を網状に編んだだけのものや、無電界メツ
キ方法によって製造された、導電性材料層の厚さが0.
2p以下の不十分な格子状体を用いると、格子状体の破
れや変形、さらには繊維同士が交差する部分での目ズレ
に起因して格子目の形状に大きな変動をきたし、これに
よって反射あるいは遮蔽可能な電波の波長領域が狭めら
れるとともに、接触不良も起こし易く、ひいては遮断お
よび反射性能が劣化するおそれがある。この接触不良は
、連続製造した格子状体をコイル状に巻取る時や、コイ
ル状にした格子状体を梱包および搬送する時、加工時に
コイルから繰出す時、金型内で大きく伸縮させる時、金
型内で合成樹脂を注入する際に該合成樹脂が上記交差部
分の目の中に侵入する時等に生じ易い。
に導電性繊維を網状に編んだだけのものや、無電界メツ
キ方法によって製造された、導電性材料層の厚さが0.
2p以下の不十分な格子状体を用いると、格子状体の破
れや変形、さらには繊維同士が交差する部分での目ズレ
に起因して格子目の形状に大きな変動をきたし、これに
よって反射あるいは遮蔽可能な電波の波長領域が狭めら
れるとともに、接触不良も起こし易く、ひいては遮断お
よび反射性能が劣化するおそれがある。この接触不良は
、連続製造した格子状体をコイル状に巻取る時や、コイ
ル状にした格子状体を梱包および搬送する時、加工時に
コイルから繰出す時、金型内で大きく伸縮させる時、金
型内で合成樹脂を注入する際に該合成樹脂が上記交差部
分の目の中に侵入する時等に生じ易い。
また、糊加工しただけの網目体や、導電性材料からなる
層が不十分な格子状体は、第6図および第7図に示され
るように格子の上ML−lと下線し−2とにつながりが
なく、あるいは不十分であるため、隙間Cが生じ、この
ため格子が斜めに間き易く、ゆえに目ズレが発生して格
子形状を正確に保持できない。
層が不十分な格子状体は、第6図および第7図に示され
るように格子の上ML−lと下線し−2とにつながりが
なく、あるいは不十分であるため、隙間Cが生じ、この
ため格子が斜めに間き易く、ゆえに目ズレが発生して格
子形状を正確に保持できない。
さらに、上記糊加工した金属網目体を円板等にプレス抜
き加工した場合、上絵と下線とにつながりがないために
端面からほぐれてしまい、切断部の縁が脱落するおそれ
がある。また、この金属網目体をプレス加工で押圧加工
する際には、プレス時の圧力で変形し易い格子が片側に
偏る現象が生じ、目的とする製品を製造できない不都合
がある。
き加工した場合、上絵と下線とにつながりがないために
端面からほぐれてしまい、切断部の縁が脱落するおそれ
がある。また、この金属網目体をプレス加工で押圧加工
する際には、プレス時の圧力で変形し易い格子が片側に
偏る現象が生じ、目的とする製品を製造できない不都合
がある。
このように、従来提供されている網目体等では、その変
形や破れ、目ズレ等に起因する接触不良等によって、製
品であるパラボラアンテナの反射性能や1!磁波シール
ド容器のシール効果が著しく損われる不都合があるが、
上記特願平01−096085@に記載された発明等に
よって得られる格子状体、すなわち導電性材料からなる
層が十分に形成された格子状体を用いることによって、
上線と下線とが完全につながった正確な格子形状を保つ
ことができる。すなわち、このような格子状体を用いる
ことにより、該格子状体を金型に挿入して射出成形する
だけで製品が一体成形できる本発明の効果を得ることが
できるのである。具体的には、上記導電性材料層の層厚
が約2−以上あれば、上記変形や目ズレ等の発生を防ぐ
ことができるとともに、中の被メツキ物を焼却する場合
にも外側の導電性材料層が十分な強度を有する状態に確
保されることが判明している。
形や破れ、目ズレ等に起因する接触不良等によって、製
品であるパラボラアンテナの反射性能や1!磁波シール
ド容器のシール効果が著しく損われる不都合があるが、
上記特願平01−096085@に記載された発明等に
よって得られる格子状体、すなわち導電性材料からなる
層が十分に形成された格子状体を用いることによって、
上線と下線とが完全につながった正確な格子形状を保つ
ことができる。すなわち、このような格子状体を用いる
ことにより、該格子状体を金型に挿入して射出成形する
だけで製品が一体成形できる本発明の効果を得ることが
できるのである。具体的には、上記導電性材料層の層厚
が約2−以上あれば、上記変形や目ズレ等の発生を防ぐ
ことができるとともに、中の被メツキ物を焼却する場合
にも外側の導電性材料層が十分な強度を有する状態に確
保されることが判明している。
また、このように導電性材料からなる層の層厚が大きい
と、格子状体16全体の抵抗率が減少し、より優れた電
波反射面を形成することになる。
と、格子状体16全体の抵抗率が減少し、より優れた電
波反射面を形成することになる。
なお、上記実施例では成形品である反射板30を取出し
た後に格子状体16を切断するようにしているが、射出
成形を行う前に金型のエツジの部分で格子状体16を切
断するようにしてもよい。
た後に格子状体16を切断するようにしているが、射出
成形を行う前に金型のエツジの部分で格子状体16を切
断するようにしてもよい。
また、上記実施例では例としてパラボラアンテすの反射
板30およびその製造方法について説明したが、本発明
の格子状体入り成形品は他の電磁波反射体あるいは電磁
波シールド体として使用できるものであり、上記と同様
の工程で、例えば第4図に示されるような格子状体16
を含んだ電磁波シールド容器50を得ることができる。
板30およびその製造方法について説明したが、本発明
の格子状体入り成形品は他の電磁波反射体あるいは電磁
波シールド体として使用できるものであり、上記と同様
の工程で、例えば第4図に示されるような格子状体16
を含んだ電磁波シールド容器50を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば次の効果を得るこ
とができる。
とができる。
まず、請求項1記載の成形品によれば、その本体中に配
設された導電性材料からなる格子状体によって、接触不
良を起こすおそれのない良好な電波反射面あるいは電波
遮蔽面を得ることができる。
設された導電性材料からなる格子状体によって、接触不
良を起こすおそれのない良好な電波反射面あるいは電波
遮蔽面を得ることができる。
さらに、請求項2記載の製造方法によれば、分離可能な
金型内に導電性材料からなる格子状体を挿入して型締め
し、この金型内に溶融合成樹脂を注入するだけの単純な
工程で、格子状体および本体を所望の形状に成形し、か
つ両者を一体化することができる。また、従来のように
単品を形成する度に合成樹脂を加熱溶融する必要もなく
、量産に適した製造方法を提供することができる。
金型内に導電性材料からなる格子状体を挿入して型締め
し、この金型内に溶融合成樹脂を注入するだけの単純な
工程で、格子状体および本体を所望の形状に成形し、か
つ両者を一体化することができる。また、従来のように
単品を形成する度に合成樹脂を加熱溶融する必要もなく
、量産に適した製造方法を提供することができる。
しかも、上記格子状体として導電性材料からなる層の層
厚が十分に確保されているものを用いているので、格子
状体の変形や破れ、目ズレ等に起因する格子目の大きな
変動や接触不良は発生せず、成形後の製品の性能を高度
に保つことができる。
厚が十分に確保されているものを用いているので、格子
状体の変形や破れ、目ズレ等に起因する格子目の大きな
変動や接触不良は発生せず、成形後の製品の性能を高度
に保つことができる。
第1図は本発明方法を実施するための製造fi置の一例
を示し同装置における金型を型締めした状態を示す全体
構成図、第2図は同装置における金型を開いた状態を示
す全体構成図、第3図は同方法により成形されたパラボ
ラアンテナの反射板の断面図、第4図は同方法により成
形された電磁波シールド容器の断面図、第5図は同方法
に用いられる格子状体の製造装置の一例を示す全体構成
図、第6図は従来用いられていた金属メツシュの平面図
、第7図は同金属メツシュの断面図である。 10.12・・・金型、16・・・格子状体、29・・
・反射板本体、30・・・反射板、40・・・電磁波シ
ールド容器。 第 図 8 第 図 第 3 図 6 第 図 第 図 咳 第 図 第 図
を示し同装置における金型を型締めした状態を示す全体
構成図、第2図は同装置における金型を開いた状態を示
す全体構成図、第3図は同方法により成形されたパラボ
ラアンテナの反射板の断面図、第4図は同方法により成
形された電磁波シールド容器の断面図、第5図は同方法
に用いられる格子状体の製造装置の一例を示す全体構成
図、第6図は従来用いられていた金属メツシュの平面図
、第7図は同金属メツシュの断面図である。 10.12・・・金型、16・・・格子状体、29・・
・反射板本体、30・・・反射板、40・・・電磁波シ
ールド容器。 第 図 8 第 図 第 3 図 6 第 図 第 図 咳 第 図 第 図
Claims (2)
- 1.合成樹脂からなる本体中に、導電性材料からなる厚
さ2μm以上の層を有し全体が格子状に一体成形された
格子状体が配設されていることを特徴とする格子状体入
り成形品。 - 2.分離可能な金型内に、導電性材料からなる厚さ2μ
m以上の層を有し全体が格子状に一体成形された格子状
体を挿入して型締めし、この金型内に溶融合成樹脂を注
入することにより全体を射出成形することを特徴とする
格子状体入り成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17086189A JPH0335599A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 格子状体入り成形品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17086189A JPH0335599A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 格子状体入り成形品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335599A true JPH0335599A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15912674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17086189A Pending JPH0335599A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 格子状体入り成形品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335599A (ja) |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17086189A patent/JPH0335599A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5217656A (en) | Method for making structural reinforcement preforms including energetic basting of reinforcement members | |
US5192387A (en) | Method of making preforms | |
CA2043540C (en) | Continuous process for the preparation of thermoplastic honeycomb | |
JPH01289837A (ja) | 切れ目を入れた連続繊維プリプレグを使用する繊維強化熱可塑性プラスチックの製造法 | |
JPH0335599A (ja) | 格子状体入り成形品およびその製造方法 | |
US3676249A (en) | Irradiation method for production of fiber-reinforced polymeric composites | |
US5487804A (en) | Method allowing the incorporation of a metallic structure into a plastic | |
JPS6046822A (ja) | 金属薄板連続成形ロ−ル装置 | |
JPH0335598A (ja) | 格子状体入り成形品およびその製造方法 | |
JPH1110667A (ja) | 繊維補強三次元生成物の製造に用いる方法およびプラント | |
JP2003305719A (ja) | Frpのプリフォーム製造方法および製造装置 | |
JPH03130394A (ja) | 金属多孔体の製造方法および該方法により製造された金属多孔体 | |
US6030568A (en) | Method and an apparatus for the production of a fibre reinforced three-dimensional product | |
US6896761B1 (en) | Method of manufacturing a composite material | |
JPH0441216A (ja) | パラボラアンテナ射出成形用金型 | |
KR100214153B1 (ko) | 강성의 3차원 구조 예비 성형체의 제조 방법 | |
JPH02274869A (ja) | 金属網目体及び金属多孔体の製造方法及び装置 | |
KR102111965B1 (ko) | 발열 섬유 | |
JPH0567415B2 (ja) | ||
JP2000015726A (ja) | 複合プレートの製造方法および装置 | |
JPS62899Y2 (ja) | ||
JPH05269793A (ja) | 電磁遮へい材の成形方法 | |
JP2002105820A (ja) | Frp用の繊維織物の製造方法及びfrp用のプリプレグの製造方法 | |
JPH0465904A (ja) | パラボラアンテナ用反射鏡の製造方法 | |
JPH05315785A (ja) | 金属長繊維含有成形品の製造方法 |