JPH0335327B2 - - Google Patents

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JPH0335327B2
JPH0335327B2 JP57105531A JP10553182A JPH0335327B2 JP H0335327 B2 JPH0335327 B2 JP H0335327B2 JP 57105531 A JP57105531 A JP 57105531A JP 10553182 A JP10553182 A JP 10553182A JP H0335327 B2 JPH0335327 B2 JP H0335327B2
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JP
Japan
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aromatic
polyamide
polyamic acid
group
block copolymer
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JP57105531A
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JPS58222112A (ja
Inventor
Naoyuki Ogya
Motoo Kawamata
Akira Itoi
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP10553182A priority Critical patent/JPS58222112A/ja
Publication of JPS58222112A publication Critical patent/JPS58222112A/ja
Publication of JPH0335327B2 publication Critical patent/JPH0335327B2/ja
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、成形性の改良された芳香族ポリアミ
ド−ポリイミドブロツク共重合体の製造方法に関
する。 ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体は良
好な電気的、熱的および機械的性質を有すること
はすでによく知られている。しかし、これまで提
案されてきた芳香族ポリアミド−ポリイミドブロ
ツク共重合体類は溶融成形時の熱安定性、溶融成
形時の流動性の面で不充分であり、圧縮成形のみ
が可能で、押出、射出成形は全く不可能なもので
あつた。 例えば、イソフタル酸ジクロライドとm−フエ
ニレンジアミンから合成される平均分子量3000の
末端アミンのポリアミドブロツクと3,3′,4,
4′−ベンゾフエノンテトラカルボン酸二無水物と
4,4′−ジアミノジフエニルエーテルから合成さ
れる平均分子量3000の末端酸無水物のポリアミド
酸ブロツクとを反応させて得られるポリアミド−
ポリアミド酸ブロツク共重合体をイミド化して得
られるポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体
は、流動開始温度と熱分解湿度が接近しすぎてい
るので、実質的に押出もしくは射出成形すること
は不可能である。 本発明者らは300〜400℃の温度領域において良
好な熱安定性および流動性を兼ねそなえた芳香族
ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体を得る
ことを目的として検討を行なつた結果、芳香族ジ
アミンと芳香族カルボン酸ジハライド化合物とを
反応させて得られる芳香族ポリアミドと、芳香族
ジアミンと芳香族テトラカルボン酸二無水物とを
反応させて得られる芳香族ポリアミド酸を共重合
させて導かれる芳香族ポリアミド−ポリイミドブ
ロツク共重合体において、芳香族ポリアミドおよ
びまたは芳香族ポリアミド酸の芳香族ジアミン成
分として、一般式() (式中、Xは
【式】
【式】または
【式】を示し、Yは−SO2 −,−CO−,−CH2−または−C(CH32−を示
す)で表わされる芳香族ジアミンを使用し、芳香
族テトラカルボン酸二無水物として、ビス−(3,
4−ジカルボキシフエニル)チオエーテル二無水
物を使用して製造した芳香族ポリアミド−ポリイ
ミドブロツク共重合体が優れた耐熱性と流動性を
有し目的とする成形性が改良されたものであるこ
とを見出し、本発明に到つた。 すなわち、本発明の方法はa)芳香族ジアミン
と芳香族ジカルボン酸ジハライド化合物とを反応
させて得られる芳香族ポリアミドとb)芳香族ジ
アミンと芳香族テトラカルボン酸二無水物とを反
応させて得られる芳香族ポリアミド酸と共重合さ
せて得られる芳香族ポリアミド−ポリアミド酸ブ
ロツク共重合体を引続きイミド化して芳香族ポリ
アミド−ポリイミドブロツク共重合体を製造する
に際し、芳香族ポリアミドおよびまたは芳香族ポ
リアミド酸の芳香族ジアミン成分として前記一般
式()で表わされる特定の芳香族ジアミン類を
使用し、芳香族テトラカルボン酸二無水物とし
て、ビス−(3,4−ジカルボキシフエニル)チ
オエーテル二無水物を使用することを特徴とする
芳香族ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体
の製造方法である。 本発明の方法で用いられる特定の芳香族ジアミ
ンは、一般式() (式中、Xは、
【式】
【式】または
【式】を示し、Yは−SO2 −,−CO−,−CH2−または−C(CH32−を示
す)で表わされるもので、例えば、4,4′−スル
ホニルビス(P−フエニレンオキシ)ジアニリ
ン、4,4′−スルホニルビス(m−フエニレンオ
キシ)ジアニリン、4,4′−スルホニルビス(O
−フエニレンオキシ)ジアニリン、4,4′−カル
ボニルビス(P−フエニレンオキシ)ジアニリ
ン、4,4′−カルボニルビス(m−フエニレンオ
キシ)ジアニリン、4,4′−プロピルビス(P−
フエニレンオキシ)ジアニリン、4,4′−プロピ
ルビス(m−フエニレンオキシ)ジアニリン、ビ
ス〔(4−アミノベンジル)フエノキシフエニル〕
スルホン、ビス〔4′,4″−(2,2−ジメチル−
4−アミノベンジル)フエノキシ〕スルホン、ビ
ス〔4′,4″−(2,2−ジメチル−4−アミノベ
ンジル)フエノキシフエニル〕ケトン、ビス
〔4′,4″−(2,2−ジメチル−4−アミノベンジ
ル)フエノキシフエニル〕メタン等があげられ
る。 これらの特定の芳香族ジアミンは、芳香族ポリ
アミドか、芳香族ポリアミド酸のいずずれか一
方、または両方に、特定の芳香族アミンのみの1
種以上またはその他の芳香族ジアミンの1種以上
との混合で使用される。 特定の芳香族ジアミンと混合して使用されるそ
の他の芳香族ジアミン、あるいは、特定の芳香族
ジアミンが、芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリ
アミド酸のいずれか一方に使用された場合、他方
に使用されるその他の芳香族ジアミンとしては、 一般式() H2N―(A―)NH2 () (式中、Aは無置換もしくは置換基を有するフ
エニレン基・ナフチレン基・アントリレン基また
は架橋員により連結された二環式芳香族基を示
す)で表わされるもので、例えばo−,m−また
はP−フエニレンジアミン、ベンゼン核にハロゲ
ンやアルキル基等がさらに核置換したもの、例え
ば、ジアミノトルエン類、1,3−ジアミノ−4
−クロルベンゼン、1,3−ジアミノ−4−エチ
ルベンゼン、1,3−ジアミノ−4−イソプロピ
ルベンゼン等、その他1,5−または1,8−ジ
アミノナフタリン、1,2−、1,4−、1,5
−、1,8−または2,6−ジアミノアントラセ
ン、さらに2個のフエニル基が、−O−、−S−、
−CH2−、−CH2CH2−、−N=N−、−CH=CH
−、−SO2−、−CO−、等の架橋員で連結された、
例えば、2,2′−、3,3′−または4,4′−ジア
ミノベンゾフエノン、3,3′−または4,4′−ジ
アミノジフエニルエーテル、4,4′−ジアミノジ
フエニルチオエーテル、4,4′−ジアミノジフエ
ニルメタン、2,2′−、3,3′−、または4,
4′−ジアミノアゾベンゼン、3,3′−または4,
4′−ジアミノジフエニルスルホン、4,4′−ジア
ミノビベンジル、2,2′−または4,4′−ジアミ
ノスチルベン等があげられる。 芳香族ジアミン成分を2種以上使用するときは
とくに次のような組合せが好ましい。すなわち、
m−フエニレンジアミンと4,4′−ジアミノジフ
エニルエーテル、2,4−ジアミノトルエンと
4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、4,4′−
ジアミノジフエニルメタンとm−フエニレンジア
ミン、m−フエニレンジアミンと4,4′−ジアミ
ノジフエニルチオエーテル、m−フエニレンジア
ミンと4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、
2,4−ジアミノトルエンとジアミノジフエニル
スルホン、4,4′−ジアミノジフエニルエーテル
と4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、4,
4′−ジアミノジフエニルエーテルと3,3′−ジア
ミノジフエニルケトン等の2種の混合、4,4′−
ジアミノジフエニルエーテル、4,4′−ジアミノ
フエニルスルホンとm−フエニレンジアミン、
4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、3,3′−
ジアミノジフエニルケトンとm−フエニレンジア
ミン、、4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、
4,4′−ジアミノジフエニルメタンとm−フエニ
レンジアミン等の3種混合である。 2種以上の芳香族ジアミンの混合物中での各成
分の割合は任意に選択できるが、各成分が5〜95
モル%、好ましくは10〜90モル%の範囲で含まれ
る必要がある。 本発明の方法において芳香族ジカルボン酸ジハ
ライドは、一般式() (式中、Xはハロゲン原子を、Bは無置換もし
くは置換基を有するフエニレン基、ナフチレン
基、アントリレン基、または架橋員により連結さ
れた二環式芳香族基を示す)で表わされるもので
ある。例えば、Xが塩素であるものを例示すれば
イソフタル酸ジクロライド、テレフタル酸ジクロ
ライド、1,3−、1,4−または1,5−ナフ
タリンジカルボン酸ジクロライド、1,3−、
1,4−または1,5−アントラセンジカルボン
酸ジクロライド、3,3′−または4,4′−ジフエ
ニルエーテルジカルボン酸ジクロライド、3,
3′−または4,4′−ベンゾフエノンジカルボン酸
ジクロライド、3,3′−または4,4′−ジフエニ
ルチオエーテルジカルボン酸ジクロライド、3,
3′−または4,4′−ジフエニルスルホンジカルボ
ン酸ジクロライド、3,3′−または4,4′−ビフ
エニルジカルボン酸ジクロライド等があげられ
る。 通常、ジカルボン酸ジクロライドとしてはイソ
フタル酸ジクロライド、テレフタル酸ジクロライ
ド等が単独または混合して用いられる。 また、本発明の方法においてテトラカルボン酸
二無物としては、ビス−(3,4−ジカルボキシ
ルフエニル)チオエーテル二無水物(以下
「DCPS」と略す)を用いる。 本発明の方法において芳香族ポリアミドは、前
記特定の芳香族ジアミンおよびまたはその他の芳
香族ジアミンのなかから選ばれる1種または2種
以上の混合物と前記の芳香族ジカルボン酸ジハラ
ド物のなかから選ばれた1種上とを次のように反
応させて末端アミンポリアミドまたは末端酸ハラ
イドポリアミドとして得られる。 すなわち、前記の芳香族ジアミンとジカルボン
酸ジハライドを溶媒中、−20〜40℃の温度範囲、
好ましくは、−10〜20℃の温度範囲で反応させる。 使用する溶媒は、N,N′−ジメチルアセトア
ミド、N−メチルピロリドン、N,N′−ジエチ
ルアセトアミド、N,N′−ジメチルメトキシア
セトアミド、N−アセチル−2−ピロリドン、ジ
メチルスルホキシド、N−メチル−ε−カプロラ
クタム、ヘキサメチルリン酸トリアミド、N,
N,N′,N′−テトラメチル尿素、ジメチルホル
ムアミド、スルホラン等の極性溶媒で、これらは
無水のものを使用する。また、その使用量はポリ
マー濃度が5〜40重量%の範囲、好ましくは10〜
25重量%の範囲となる量である。 反応は、通常、前記の芳香族ジアミンを無水の
極性溶媒に溶解し、窒素雰囲気下に、ジカルボン
酸ジハライドを徐々に添加して反応させる。 反応の過程で生ずる塩酸の除去にはトリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン、トリブチルアミンのような脂肪族第3級アミ
ン類、ピリジン、ピコリン、ルチジンのような環
状有機塩基、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金
属炭酸塩、アルカリ土類金属酸化物などの無機塩
基類、エチレンオキシド、プロピレンオキシドな
どのような有機オキシド化合物類が使用される。 反応は、添加したジカルボン酸ジクロライドの
全量が溶解したのち10分から2時間で終了する。 上記の反応において、芳香族ジアミンに対して
0.99〜0.50モル比のジカルボン酸ジハライドを使
用すればアミン末端のポリアミドを、一方、ジカ
ルボン酸ジハライドに対して0.99〜0.50モル比の
芳香族ジアミンを使用すれば末端酸ハライドのポ
リアミドを得ることができる。 また、本発明の方法において芳香族ポリアミド
酸は、同じく、前記の特定の芳香族ジアミンおよ
びまたはその他の芳香族ジアミンのなかから選ば
れた1種または2種以上の混合物とDCPSとを次
のように反応させて末端酸無水物ポリアミド酸ま
たは末端アミンポリアミド酸として得られる。 すなわち、DCPSを、前記と同種の極性溶媒中
に懸濁させ、芳香族ジアミン溶液を添加して、0
〜100℃の温度範囲、好ましくは0〜40℃の温範
範囲で反応させる。 反応において、DCPSに対して、0.5〜0.99モル
比の芳香族ジアミンを使用すれば、末端酸無水物
ポリアミド酸を、一方、芳香族ジアミンに対し
て、0.5〜0.99モル比のDCPSを使用すれば末端ア
ミンポリアミド酸を得ることができる。 これらの芳香族ポリアミドおよび芳香族ポリア
ミド酸合成において、それぞれ芳香族ジアミンと
芳香族ジカルボン酸ジクロライドおよびDCPSと
芳香族ジアミンのモル比を調整することにより任
意のアミドイミド比をもつ目的物を得ることがで
きる。 得られた芳香族ポリアミド含有の反応溶液を脱
塩酸剤と処理したのち、別途得られた芳香族ポリ
アミド酸含有の反応溶液に加え芳香族ポリアミド
−ポリアミド酸ブロツク共重合体を合成する。さ
らに脱水剤および触媒存在下もしくは無触媒で、
イミド化してポリアミド−ポリイミドブロツク共
重合体を得る。さらに常法により目的のポリマー
を分離析出させ乾燥する。 すなわち、さらに詳しくは、本発明の芳香族ポ
リアミド−ポリアミド酸ブロツク共重合体の製造
方法においては、芳香族ポリアミドか芳香族ポリ
アミド酸のいずれか一方、あるいは両方ともに、
特定の芳香族ジアミンを使用して得られたものを
ブロツク共重合させる。 また、使用される芳香族ポリアミドまたは芳香
族ポリアミド酸は芳香族ポリアミドが末端アミン
ポリアミドであるときは、末端酸無水物ポリアミ
ド酸として得られる芳香族ポリアミド酸を用い、
また末端酸ハライドポリアミドのときは末端アミ
ンポリアミド酸を用いる。 本発明の方法における共重合反応は前記の方法
でそれぞれ得られたポリアミド含有の反応溶液と
ポリアミド酸含有の反応溶液とを混合し、十分な
撹拌下に0〜80℃の温度範囲、好ましくは10〜30
℃の温度で共重合反応を行なわせる。 共重合体の芳香族ポリアミドおよび芳香族ポリ
アミド酸部の平均分子量は、それぞれにおいて原
料である芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸ジ
ハライドとの使用モル比、ならびに原料である芳
香族ジアミンとDCPSとの使用モル比で決まる理
論値がある。しかし、実際には得られた芳香族ポ
リアミドおよび芳香族ポリアミド酸の平均分子量
は、それらの個々の固有粘度で間接的に示すこと
ができる。前記のようにして得られる芳香族ポリ
アミドまたは芳香族ポリアミド酸の固有粘度は原
料の純度、反応条件により変化する。一般に高純
度の原料の使用、適切な原料モル比、適当な反応
温度等は、得られる芳香族ポリアミドまたは芳香
族ポリアミド酸の固有粘度で表わされる平均分子
量と理論平均分子量とをかなり近似のものにす
る。 本発明の方法における芳香族ポリアミド酸は理
論的な平均分子量が3000となるようなモル比で反
応させたとき、それぞれの固有粘度(0.5重量%、
N,N−ジメチルアセトアミド中、35℃)が、
0.22〜0.26および0.25〜0.32付近にある。 ついで、得られた芳香族ポリアミド−ポリアミ
ド酸ブロツク共重合体のポリアミド酸ブロツク部
の脱水イミド化は溶液中における液相イミド化ま
たは固相で加熱する固相熱イミド化のいずれかで
行なわれる。さらに、液相イミド化には化学的脱
水剤を用い液相化学的イミド化と、共沸溶媒を用
いて行なう共沸イミド化とがある。 化学的イミド化は、無水酢酸または無水プロピ
オン酸をポリアミド−ポリアミド酸ブロツク共重
合体溶液に添加し、反応温度0〜120℃、好まし
くは20〜80℃で触媒存在下もしくは無触媒で実施
される。この際使用される触媒としてはトリエチ
ルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
ピコリン類、ルチジン類、N,N′−ジメチルア
ニリン、N,N′−ジエチルアニリン等の第3級
有機塩基が挙げられる。 共沸イミド化はポリアミド−ポリアミド酸ブロ
ツク共重合体溶液を40〜200℃に加熱し、常圧も
しくは減圧下に、トルエン、キシレン、クロルベ
ンゼン等の存在下で共沸により水を除去すること
により実施される。 生成した芳香族ポリアミド−ポリイミドブロツ
ク共重合体のポリマー混合液からの単離は公知の
方法により行なわれる。すなわち、芳香族ポリア
ミド−ポリイミドブロツク共重合体以外の反応混
合物とは混和性のある溶剤にポリマー混合液を投
じることにより行なわれる。適当な溶剤はメタノ
ール、アセトン、アセトニトリル、ジオキサン、
または水等である。 固相熱イミドでは、まず、芳香族ポリアミド−
ポリアミド酸ブロツク共重合体を単離する。共重
合体の単離は公知の方法により行なわれる。すな
わち、反応溶液をメタノール、アセトン、水等の
沈澱剤中に投じ、共重合体を沈澱させる。これを
固体粉末状態で熱処理することによつて行なわれ
る。熱処理は、通常、120℃〜350℃、0.1〜760mm
Hg、0.5〜50時間の条件から目的のイミド化率
および溶融時流動性を確保するように選定され
る。しかし、250〜350℃の領域での長時間処理は
共重合体そのものの溶融時の流動性を著しく低下
させるので注意が必要である。 本発明の方法により得られる芳香族ポリアミド
−ポリイミドブロツク共重合体はそのイミド単位
が実質上閉環した構造となつており、ポリアミド
−ポリアミド酸ブロツク共重合体の時に、N,
N′−ジメチルアセトアミド中で重合体濃度0.5重
量%、35℃で測定した対数粘度は0.3以上、好ま
しくは0.35以上の高重合度重合体であり下記のよ
うな各種の状態で活用し得る。 押し出し成形および射出成形は、本発明の方法
のポリアミド−ポリアミド酸ブロツク共重合体時
またはイミド化された時点で必要に応じて異種重
合体、添加剤、充填剤、補強剤などを添加したも
の、またはこれを押出機にかけてペレツト化した
ペレツトを押出成形機または射出成形機に供給し
300〜400℃の温度条件下に実施される。特に、本
発明の方法により得られる芳香族ポリアミド−ポ
リイミドブロツク共重合体は、300〜400℃領域で
の熱安定性および流動物性がきわめて優れてお
り、押出成形および射出成形用として有用であ
る。 以下、本発明を実施例および比較例により示
す。 実施例 1 A アミノ末端基を有するポリアミドブロツクの
製造 3,3′−スルホニルビス(P−フエニレンオキ
シ)ジアニリン457.66g(1.57モル)を撹拌機、
内部温度計、均圧管を有する滴下漏斗および窒素
流入管を取付けた容量5の反応器中で、無水の
N,N′−ジメチルアセトアミド2に溶解した。
固体粉末状のイソフタル酸ジクロライド177.10g
(0.873モル)を食塩−氷浴にて0℃以下に冷却し
た上記溶液中に1部づつ温度を5℃以下に保つよ
うに加えた。 温度10℃にて1時間撹拌を継続した、次にこの
反応混合物にプロピレンオキシド117.29g(2.09
モル)をN,N′−ジメチルアセトアミド300mlで
希釈して反応温度を10℃以下に保つて滴下した。 B 酸無水物末端基を有するポリアミド酸ブロツ
クの製造 Aで記載の装置内でビス−(3,4−ジカルボ
キシフエニル)チオエーテル二無水物289g
(0.887モル)を窒素雰囲気下に無水のN,N′−ジ
メチルアセトアミド0.5に懸濁させた。次に3,
3′−スルホニルビス(P−フエニレンオキシ)ジ
アニリン302.4g(0.700モル)を無水のN,N′−
ジメチルアセトアミド1.3に溶解して、反応温
度を5〜20℃に保てる速度でビス−(3,4−ジ
カルボキシフエニル)チオエーテル二無水物懸濁
液中に滴下した。 その後粘稠な反応混合物を20〜25℃で1時間撹
拌した。 C ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体の
製造 Aにより得られたアミノ末端基を有するポリア
ミド溶液を、Bにより得られた酸無水物末端基を
有するポリアミド酸の溶液に20〜25℃で窒素雰囲
気下に滴下した。その後の上記反応混合物を20〜
25℃で2時間撹拌した。固有粘度(N,N′−ジ
メチルアセトアミド中で0.5重量%濃度)0.44
dl/gを有するポリアミド−ポリアミド酸ブロツ
ク共重合体の溶液が得られた。上記溶液中に無水
酢酸271.39g(2.66モル)とβ−ピコリン8.26g
(0.0899モル)を添加したのち温度40〜50℃にて
4時間撹拌を行ないポリアミド−ポリイミドブロ
ツク共重合体の懸濁液を得た。この液を高速撹拌
下の水中に徐々に投入して重合体を微粉末状に粉
砕した後充分に水洗脱水し、次いで120℃の真空
乾燥機中で12時間乾燥してアミドブロツク、イミ
ドブロツクのそれぞれの平均分子量3000なる黄色
ポリマー粉末1100gを得た。得られた重合体粉末
の350℃における溶融粘度(高下式フローテスタ
ーにて測定)は、0.6×104ポイズであり、5wt%
熱減量温度は445℃で、溶融成形用樹脂として充
分実用しうるものであつた。また、重合体粉末に
四フツ化エチレン樹脂0.5重量%および酸化チタ
ン0.5重量%を添加した後、ペレツトとしこのペ
レツトを射出成形機にかけて射出成形試験片を作
成した。 その物性を測定したところ、曲げ応用(Kg/
cm2)1800、曲げ弾性率(Kg/cm2)30000、引張強
度(Kg/cm2)1000、アイゾツト衝撃強さ(Kgcm/
cm)15.3、熱変形温度240℃のようにすぐれたも
のであつた。 実施例 2〜3 実施例−1の方法により、原料のジアミン、ジ
カルボン酸ジハライドおよびテトラカルボン酸二
無水物を種々に変えてポリアミドブロツクおよび
ポリアミド酸ブロツクを合成した。これらを実施
例−1のCと同様に反応させてポリアミド−ポリ
イミドブロツク共重合体を得た。得られた共重合
体の固有粘度と350℃における溶融粘度と、5wt
%熱減量温度を測定した。結果を表−1に示し
た。
【表】 上式において、lnは自然対数、ηは溶液の粘
度、nOは粘剤(N,N′−ジメチルアセトアミド)
の粘度、Cは溶剤100ml当り重合体のgで表わさ
れた重合体溶液の濃度を示す。粘度測定は35℃に
て行なつた。 ηS:高下式フローテスターにより測定した350
℃における重合体の溶融粘度(ポイズ)を示す。 比較例 1 実施例−1の方法によりポリアミドブロツクは
イソフタル酸ジクロライドと4,4′−ジアミノジ
フエニルエーテルより、ポリイミドブロツクは
3,3′4,4′−ベンゾフエノンテトラカルボン酸
二無水物と4,4′−ジアミノジフエニルエーテル
よりなり、それぞれ平均分子量3000の組成を持つ
ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体を合成
した。 この共重合体の5wt%熱減量温度は482℃で耐
熱性は良好であつたが350℃における溶融粘度、
(高下式フローテスターにて測定)は1.1×106
イズあり、押出成形、射出成形用として不十分で
あつた。 実施例 4 A 酸塩化物末端基を有するポリアミドブロツク
の製造 酸塩化物末端基を有するポリアミドブロツク
は、実施例1Aの記載の方法で無水のN,N′−ジ
メチルアセトアミド中でイソフタル酸ジクロライ
ド6.14g(0.0302モル)と4,4′−スルホニルビ
ス(P−フエニレンオキシ)ジアニリン10.77g
(0.0249モル)とをトリエチルアミン5.03g
(0.0498モル)を添加しながら反応させた。生成
したトリエチル塩酸塩は別された。 B アミノ末端基を有するポリアミド酸ブロツク
の製造 アミノ末端基を有するポリアミド酸ブロツク
は、実施例1Bの記載の方法で無水のN,N′−ジ
メチルアセトアミド中で、4,4′−スルホニルビ
ス(P−フエニレンオキシ)ジアニリン10.95g
(0.0253モル)とDCPS 6.52g(0.0200モル)と
を反応させて合成した。 C ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体の
製造 AおよびBによつて得られたポリアミド溶液お
よびポリアミド酸溶液を20〜25℃で混合し、トリ
エチルアミン1.07g(0.0106モル)を加えた後、
実施例1のCに記載の方法に従つてポリアミド−
ポリイミドブロツク共重合体に変化させた後、分
離乾燥した。 このポリマーのη inhは0.49dl/g、350℃に
おける溶融粘度は0.8×104ポイズであり、5wt%
熱減量温度は449℃で、射出成形用として充分使
用可能なものである。 実施例 5 A アミノ末端基を有するポリアミド 4,4′−スルホニルビス(P−フエニレンオキ
シ)ジアニリン228.83g(0.529モル)および4,
4′−ジアミノフエニルエーテル105.80g(0.529モ
ル)を撹拌器、内部温度計、均圧管を有する滴下
漏斗および窒素流入管を取付けた容量5の反応
器中で、無水のN,N′−ジメチルアセトアミド
2に溶解した。 食塩−氷バスにて0℃以下に冷却したのち、固
体状のイソフタル酸ジクロライド177.10g
(0.873モル)を少しづつ温度が5℃以上に上昇し
ない速度で添加した。添加終了後反応温度10℃に
てさらに1時間撹拌した。 次にこの反応混合物に、無水のN,N′−ジメ
チルアセトアミド300mlにプロピレンオキサイド
117.29g(2.094モル)を溶解して、滴下した。 反応温度は10℃以下に保つた。 B 酸無水物末端を有するポリアミド酸ブロツク
の製造 Aで記載の装置内で、DCPS 289.2g(0.887モ
ル)を窒素雰囲気下に無水のN,N′−ジメチル
アセトアミド0.5中に懸濁させた。次に無水の
N,N′−ジメチルアセトアミド1.0に4,4′−
スルホニル(P−フエニレンオキシ)ジアニリン
151.2g(0.350モル)と4,4′−ジアミノジフエ
ニルエーテル70g(0.350モル)とを溶解した液
を、反応温度を5〜20℃に保つ速度で滴下した、
その間にDCPSは徐々に溶解して非常に粘稠な溶
液となつた。その後反応混合物を20〜25℃で1時
間撹拌した。 C ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体の
製造 Aにより得られたアミノ末端基を有するポリア
ミド溶液を、Bにより得られた酸無水物末端を有
するポリアミド酸の溶液に20〜25℃に反応温度を
保ちながら、窒素雰囲気下で滴下した。 その後上記反応混合物を20〜25℃で2時間撹拌
した。固有粘度(濃度0.5重量%、N,N′−ジメ
チルアセトアミド中で)0.57dl/gを有するポリ
アミド−ポリアミド酸ブロツク共重合体の溶液が
得られた。 上記溶液中に無水酢酸271.39g(2.66モル)と
β−ピコリン8.26g(0.0899モル)とを添加した
のち反応温度40〜50℃にて4時間撹拌してポリア
ミド−ポリイミドブロツク共重合体の懸濁液を得
た。上記溶液を高速撹拌下の水中に徐々に投入し
て重合体を微粒状に粉砕した後、充分に水洗脱水
し、次いで120℃の真空乾燥器中で12時間乾燥し
て黄色ポリマー粉末885gを得た。得られた重合
体粉体の350℃における溶融粘度(高下式フロー
テスターにて測定)は1.8×104ポイズであり、
5wt%熱減量温度は454℃で、溶融成形用樹脂と
して充分実用しうるものであつた。また、重合体
粉末に四フツ化エチレン樹脂0.5%および酸化チ
タン0.5%を添加した後ペレツトとし、このペレ
ツトを射出成形機にかけて射出成形試験片を作成
した。その物性を測定したところ、曲げ応力
(Kg/cm2)1900、曲げ弾性率(Kg/cm2)27000、引
張強度(Kg/cm2)1200、アイゾツト衝撃強さ(Kg
cm/cm)18.0熱変形温度230℃のようにすぐれた
ものであつた。 比較例 2 実施例−10の方法により、ポリアミドブロツク
はイソフタル酸ジクロライドと4,4′−ジアミノ
ジフエニルエーテルより、ポリイミドブロツクは
3,3′,4,4′−ベンゾフエノンテトラカルボン
酸二無水物と4,4′−ジアミノフエニルエーテル
よりなるそれぞれのブロツクの平均分子量が3000
であるポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体
を合成して高下式フローテスターにて溶融粘度の
測定を試みた。350℃における溶融粘度は1.1×
106ポイズであり、射出成形用としては不充分で
あつた。 実施例 6 A 酸塩化物末端基を有するポリアミドブロツク
の製造 酸塩化物末端基を有するポリアミドブロツク
は、実施例1Aの記載の方法で無水のN,N′−ジ
メチルアセトアミド中で、イソフタル酸ジクロラ
イド6.14g(0.0302モル)と4,4′−スルホニル
ビス(P−フエニレンオキシ)ジアニリン5.39g
(0.0125モル)と4,4′−ジアミノジフエニルエ
ーテル2.50g(0.0125モル)とをトリエチルアミ
ン5.03g(0.0498モル)を添加しながら反応させ
た。生成したトリエチルアミン塩酸塩は別し
た。 B アミノ末端基を有するポリアミド酸ブロツク
の製造 アミノ末端基を有するポリアミド酸ブロツクは
実施例1Bの記載の方法で、無水のN,N′−ジメ
チルアセトアミド中で、DCPS 9.98g(0.0306モ
ル)と4,4′−スルホニルビス(P−フエニレン
オキシ)ジアニリン5.48g(0.0127モル)及び
4,4′−ジアミノジフエニルエーテル2.54g
(0.0127モル)とを反応させて合成した。 C ポリアミドのポリイミドブロツク共重合体の
製造 AおよびBによつて得られたポリアミドおよび
ポリアミド酸溶液を20〜25℃で混合し、トリエチ
ルアミン1.07g(0.0106モル)を加えたのち実施
例1C記載の方法に従つてポリアミド−ポリイミ
ドブロツク共重合体に変えたのち分離乾燥した。 このポリマーのηinhは0.54であり、5wt%熱減
量温度は451℃で、350℃における溶融粘度は1.1
×104ポイズであつた。 この値は射出成形用として充分なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a 芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸ジ
    ハライド化合物と反応させて得られる芳香族ポ
    リアミドと、 b 芳香族ジアミンと芳香族テトラカルボン酸二
    無水物と反応させて得られる芳香族ポリアミド
    酸とを 共重合させて芳香族ポリアミド−ポリアミド酸
    ブロツク共重合体とし、引続きイミド化して芳香
    族ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体を製
    造するに際し、芳香族ポリアミドおよび/または
    芳香族ポリアミド酸の芳香族ジアミン成分とし
    て、 一般式() (式中、Xは【式】 【式】または 【式】を示し、Yは−SO2 −,−CO−,CH2−または−C(CH32−を示す)
    で表わされる芳香族ジアミンを使用し、芳香族テ
    トラカルボン酸二無水物として、ビス−(3,4
    −ジカルボキシフエニル)チオエーテル二無水物
    を使用することを特徴とする芳香族ポリアミド−
    ポリイミド共重合体の製造方法。 2 一般式()で表わされる芳香族ジアミン成
    分が一般式() H2N−(A)−NH2 () (式中、Aは無置換もしくは置換基を有するフ
    エニレン基、ナフチレン基、アントリレン基また
    は架橋員により連結された二環式芳香族基を示
    す)で表わされる芳香族ジアミンの1種以上と混
    合して使用される特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 芳香族ジカルボン酸ジハライド化合物が一般
    式() (式中、Xはハロゲン原子を、Bは無置換もし
    くは置換基を有するフエニレン基、ナフチレン
    基、アントリレン基、または架橋員により連結さ
    れた二環式芳香族基を示す)で表わされるもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP10553182A 1982-06-21 1982-06-21 芳香族ポリアミド−ポリイミドブロツク共重合体の製造方法 Granted JPS58222112A (ja)

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JPS5757718A (en) * 1980-09-25 1982-04-07 Mitsui Toatsu Chem Inc Production of polyamide/polyamide-acid block copolymer

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