JPH0334369Y2 - - Google Patents

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JPH0334369Y2
JPH0334369Y2 JP20135885U JP20135885U JPH0334369Y2 JP H0334369 Y2 JPH0334369 Y2 JP H0334369Y2 JP 20135885 U JP20135885 U JP 20135885U JP 20135885 U JP20135885 U JP 20135885U JP H0334369 Y2 JPH0334369 Y2 JP H0334369Y2
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JP
Japan
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valve
booster piston
snap spring
booster
piston
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JP20135885U
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JPS62108164U (ja
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  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブレーキブースターのスナツプリング
に関する。
〔従来の技術〕
ブレーキブースターのスナツプリングには例え
ば実公昭52−28072号公報に示されるものがある。
このスナツプリング周りを第4,5図に示して説
明する。
1はブレーキブースターであつて図示を省略し
たブレーキペダルを踏込むとプツシユロツド2に
連動して弁ピストン3が前進し弁ばね4により前
方へ付勢されている弁部5aが弁ピストン3に追
随して前進して第1弁座6aに着座し第1,第2
作動室A,B間の連通を遮断し、この遮断と同時
に第2弁座6bが弁部5aから離れて第2作動室
Bを通孔7および弁体内部を通して大気導入孔8
に連通され、第2作動室Bに大気がフイルタを経
由して導入され第2作動室Bを第1作動室Aより
も高圧に設定し第1,第2作動室A,B間の圧力
差によつてブースターピストン9を戻しバネ10
に抗して前進しブースター出力ロツド11を前進
してブレーキマスタシリングMのピストンmを前
方へ駆動し車両に制動をかけるようになつてい
る。
一方12はスナツプリングであつてブースター
ピストン9の大気導入孔(開口部)8側に内臓さ
れ、プツシユロツド2に連動して開弁作動する弁
ピストン3、弁ばね4、弁体5およびバルブスト
ツパ13とから成る弁機構14のバルブストツパ
13を受け止めるものである。
このスナツプリング12の外周部をブースター
ピストン9の内壁面に形成した環状溝15に嵌装
してある。16はプツシユロツド2に形成した環
状溝17に装着した止め輪である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし前述の構造においては外周に軸方向へ交
互に突出する菊形歯部を形成したスナツプリング
12をブースターピストン9の環状溝15に嵌装
してあるのでブースターピストン9に環状溝15
を形成する分コストがかかるばかりでなくスナツ
プリング12の剛性を高めようとしてスナツプリ
ング12の内径を小さくするとスナツプリング1
2による通気抵抗が増加してしまう。
したがつて、本考案はブースターピストンから
スナツプリング装着用の環状溝を省略するととも
に剛性を高めることができるブレーキブースター
のスナツプリングを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は外周側に半径方向に突出しかつブース
ターピストンの開口部方向に傾斜して当該ブース
ターピストンの内壁に噛込む爪と、半径方向に突
出しバルブストツパを受圧する受圧片とを有し、
内周側に上記ブースターピストンの内壁と平行に
延長するリング体とから構成したものである。
〔作用〕
爪がブースターピストンの内壁に噛込むととも
に受圧片がバルブストツパを受け止めさらにリン
グ体が剛性を高める。
〔実施例〕
以下本考案の実施列を第1〜3図にもとづいて
詳細に説明する。尚、従来の構造と同一部分に同
一符号を付してある。
第1〜3図に示すように、ブースターピストン
9の後部の開口部(大気導入口)8Aに内臓さ
れ、プツシユロツド2に連動して開弁作動する弁
機構14のバルブストツパ13を受け止めるスナ
ツプリング12Aであつて、外周側に半径方向に
突出しかつ上記ブースターピストン9の開口部8
A方向(外気側)に傾斜してブースターピストン
9の開口部8A内壁8aに噛込む爪12aと半径
方向に突出しバルブストツパ13を受け止める受
圧片12bとを有し、内周側にブースターピスト
ン9の内壁8aと平行に延長するリング体12c
とで構成されている。上記爪12aと受圧片12
bとは互いに周方向に所要の間隔をもつて交互に
配置されている。また上記リング体12cはブー
スターピストン9の開口部8A方向に延長配置し
てある。
以上の実施例構造によれば、受圧片12bがバ
ルブストツパ13を受け止めるとともに爪12a
がブースターピストン9の内壁8aに噛込むので
弁機構14をプツシユロツド2とブースターピス
トン9との間にがたつきなく支持できるうえリン
グ体12cによりスナツプリング12Aの剛性を
高めるとともに該リング体12cのブースターピ
ストン9の内壁8aと平行に延長した分リング体
12cを内周方向に延設した場合に比べてスナツ
プリング12A配設部分での通路口径を大きくで
き、該部分での通気抵抗を小さくしもつて弁機構
14による第1,第2作動室A,B間の圧力差の
応答性を高めることができる。また吸排気温を低
下できる。また、この通路口径を大きくしてある
と、プツシユロツド2に装着した止め輪16とス
ナツプリング12Aとの間〓を有効に設定できる
もので作動時にプツシユロツド2の径方向の揺動
(スウイング)性を十分に確保できるものである。
尚、前記実施例においてはリング体12cをス
ナツプリング12Aの開口部8A方向に延長配置
したものを例示して説明したが、このリング体1
2cを逆方向に延長配置しても同様の効果があ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ブースタ
ーピストンからスナツプリング装着用の環状溝を
省略してブースターピストンの剛性を高められる
とともにバルブストツパの位置決め性に支障を招
くことなくスナツプリングの剛性を高め、しかも
スナツプリング配設部の通路口径を大きく設定し
て通気抵抗を小さくしかつ弁機構の応答性を高
め、さらにプツシユロツドのスウイング性をも十
分に確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるブレーキブースターのス
ナツプリング周りの一実施例を示す断面図、第2
図はスナツプリングの平面図、第3図は第2図
−線断面図、第4図は従来のブレーキブースタ
ーの一部を破断した側面図、第5図は同従来のブ
レーキブースターのスナツプリング周りを示す断
面図である。 1……ブレーキブースター、2……プツシユロ
ツド、9……ブースターピストン、12,12A
……スナツプリング、13……バルブストツパ、
12a……爪、12b……受圧片、12c……リ
ング体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ブースターピストンに内臓され、プツシユロ
    ツドに連動して開弁作動する弁機構のバルブス
    トツパを受け止めるスナツプリングにおいて、
    外周側に半径方向に突出しかつ上記ブースター
    ピストンの開口部方向に傾斜して当該ブースタ
    ーピストンの内壁に噛込む爪と、半径方向に突
    出し上記バルブストツパを受圧する受圧片とを
    有し、内周側に上記ブースターピストンの内壁
    と平行に延長するリング体とから構成したこと
    を特徴とするブレーキブースターのスナツプリ
    ング。 (2) リング体はブースターピストンの開口部方向
    に延長することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のブレーキブースターのスナ
    ツプリング。
JP20135885U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0334369Y2 (ja)

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JP20135885U JPH0334369Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP20135885U JPH0334369Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62108164U JPS62108164U (ja) 1987-07-10
JPH0334369Y2 true JPH0334369Y2 (ja) 1991-07-22

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JP5900118B2 (ja) * 2012-04-04 2016-04-06 日本精工株式会社 ステアリング装置

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JPS62108164U (ja) 1987-07-10

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