JPH0333945Y2 - - Google Patents

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JPH0333945Y2
JPH0333945Y2 JP1980129087U JP12908780U JPH0333945Y2 JP H0333945 Y2 JPH0333945 Y2 JP H0333945Y2 JP 1980129087 U JP1980129087 U JP 1980129087U JP 12908780 U JP12908780 U JP 12908780U JP H0333945 Y2 JPH0333945 Y2 JP H0333945Y2
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JP
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speed playback
song
time
slide plate
detection circuit
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JP1980129087U
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JPS5753247U (ja
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テープレコーダにおける曲間(無録
音部分、以下同じ)検知回路に関し、テープレコ
ーダの定速再生(プレイ)状態、停止状態などの
所望状態からキユー、レビユーなどの高速再生状
態に移動する際、曲間検知回路の誤動作を防止す
るものである。
希望の曲(録音部分)を速やかに再生するため
に曲間検知回路が用いられるが、この曲間検知回
路は基本的にはスイツチング素子と時定数回路で
構成される。そして、無録音部分が存在すると、
スイツチング素子を作動してコンデンサの充電あ
るいは放電を開始し、その充電又は放電による電
圧がある程度のレベルに至つた時点で、曲間であ
ることを検知するものである。またランダム選曲
のような機能を持つためには、定速再生時の時定
数と高速再生時(キユー、レビユー状態時)の時
定数を別々に設けなければならない。
ところで、上記したような曲間検知回路を用い
て、磁気ヘツドを載置したヘツドスライド板を摺
動するメカニズムを高速再生状態にした場合、一
般にヘツドスライド板のポジシヨンが停止、高速
再生、定速再生の三態様があるので、テープレコ
ーダの停止状態(STOP)および定速再生状態か
ら高速再生状態に移動するまでにはロスタイムが
存在し、従来このロスタイム中は、磁気テープが
走行していないので磁気ヘツドよりの再生信号が
再生されず、その間無録音部分を再生しているの
と等価になつて曲間と認定され、誤動作すること
があつた。たとえば具体的な例をあげて説明する
と、定速再生位置から停止位置を経て高速再生位
置にヘツドスライド板が移動するようなメカニズ
ムでは定速再生状態から高速再生状態までに要す
る時間を100msとすると、高速再生時の曲間検出
時間とほぼ等しくなり、このままでは誤動作する
ことになる。
本考案の目的は、ヘツドスライド板のロスタイ
ムに着目して、ヘツドスライド板のポジシヨンに
おける所望状態から高速再生状態に移るまでの間
曲間検知回路を停止するよう構成することによつ
て、高速再生状態での曲間検知回路の誤動作を防
止することにある。
以下、本考案を実施例によつて説明する。第1
図はその一実施例を示し、1は停止(STOP)、
定速再生(PLAY)、早送り(FF.REW)などの
各操作モードスイツチ(図示せず)が入力に接続
された電子的制御回路であり、その出力には、後
述する曲間検知回路の時定数を決定する定速再生
指令信号、高速再生指令信号がそれぞれ端子1
1,12に出力されると共にヘツドスライド板を
駆動する制御出力(出力端子13)を含む各モー
ドに対応するメカ制御信号が出力されるよう構成
されている。端子11,12に出力される定速再
生、高速再生指令信号は連続したHレベル又はL
レベルの信号であり、また端子13〜16に出力
されるメカ制御信号は一定幅(約400ms)を有す
るパルス制御信号である。そして、出力端子13
に出力される制御信号はメカ制御信号としての機
能のみならず、インバータ3、ダイオードD1
介して、高速再生指令信号を出力する出力端子1
2に抵抗R0を介して接続されている。
また2は曲間検知回路であり、定速再生時と高
速再生時の2系統の充電回路を有している。曲間
の時には入力端子21に音声信号が入らないので
トランジスタQ1がオフ状態となつている。従つ
て定速再生時であれば制御端子22に定速指令信
号が加わつているので、バツフア・アンプ23→
抵抗R1→抵抗R3→コンデンサC1の経路で充電が
行なわれ、また、高速再生時であれば制御端子2
4に高速再生指令信号が加つているので、バツフ
ア・アンプ25→抵抗R2→抵抗R3→コンデンサ
C1の経路で充電が行なわれる、この場合、R3
R2、R3<R1なる関係に抵抗値R1〜R3の値が決め
られており、このため定速再生時の時定数はC1
R1、高速再生時の時定数はC1,R2とみなすこと
ができる。
従つて定速再生時には第2図に示すように、音
声信号aが無くなつて曲間に至るとコンデンサ
C1の充電がC1,R1で行なわれ、コンデンサC1
電圧bが抵抗R4とR5で設定されたコンパレータ
26の基準電圧Vrを越えると、そのコンパレー
タ26から曲間検知信号cが出、曲中になるとそ
の信号cは消滅するようになる。高速再生時の場
合は時定数C1,R2が前記時定数C1,R1より短か
いのみ他は同様であり、第3図a′〜c′にその波形
図を示す。
このように構成された制御回路1と曲間検知回
路2の作用について説明すると、まず、停止
(STOP)モードから高速再生(CUE/REV)モ
ードに移動した場合は、制御回路1の出力端子1
6に停止制御信号が出された状態から、端子12
および端子13にHレベルの制御信号が出力さ
れ、端子13からの制御信号がヘツドスライド板
を駆動するプランジヤ(図示せず)などのメカ制
御手段に入力されると共にインバータ3を介しそ
の出力をLレベルにするので、端子12に出力さ
れた高速再生指令信号は、抵抗R0とダイオード
D1を介してインバータ3のアースに接続される
ので、ヘツドスライド板を駆動するための制御信
号のパルス幅の時間、曲間検知回路の端子24に
入力されずミユートされる。
また、定速再生(PLAY)モードから高速再生
モードに移動した場合には、第4図に示されるよ
うに、端子11に出力する定速再生指令信号dが
Lレベルに、更に端子12に出力される高速再生
信号eがHレベルになされると同時に端子13に
ヘツドスライド板を駆動する制御信号が出力され
るので、上記した停止モードから高速再生モード
に移動した場合と同様に作用し、曲間検出回路の
端子24に入力される高速再生指令信号gはミユ
ートされる。
上記した説明で理解できるように、端子13に
出力されるヘツドスライド板を駆動する制御信号
のパルス幅は、各モード間のヘツドスライド板に
おけるロスタイム以上の時間になるように設定さ
れている。
なお、端子13に出力される制御信号を定速再
生、高速再生指令信号と同様にH又はLレベルの
連続した信号を用いる場合には、上記したパルス
幅に相当する時定数回路をインバータ3に具備さ
せるよう構成することも可能である。
また、上記実施例はヘツドスライド板を駆動す
る制御信号によつて高速再生指令信号をミユート
するように構成したが、これは、ヘツドスライド
板を駆動する制御信号によつてヘツドスライド板
のみを駆動し、その時のヘツドスライド板の変位
又は変位置を検出し、これによつて一定時間高速
再生指令信号をミユートしてもよい。
本考案は上記したように、高速再生状態にあつ
て無録音部分到来後の時定数回路の動作により決
まる時間経過により曲間と認定して曲間を検知す
る曲間検知回路を有するテープレコーダにおい
て、テープレコーダの所望状態から高速再生状態
に移動する際、磁気ヘツドを載置したヘツドスラ
イド板が移動を開始してから所定時間ミユートす
るように構成したので、テープレコーダの各種モ
ードから高速再生状態に移動させても、少なくと
もヘツドスライド板の移動ロスタイム中、誤まつ
て曲間検知が行なわれないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
1図は本考案の一実施例を示す曲間検知回路、
第2図は定速再生時の曲間検知動作の信号波形
図、第3図は高速再生時の曲間検知動作の信号波
形図、第4図は定速再生状態から高速再生状態に
移動した時における第1図d〜gの信号波形図で
ある。 1……制御回路、2……曲間検知回路、3……
インバータ、D1……ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープの無録音部分において定速再生時と
    高速再生時とでそれぞれ異なる時定数によつてコ
    ンデンサを充電し、このコンデンサの端子間電圧
    によつて曲間を検知するようにしたテープレコー
    ダにおける曲間検知回路において、 テープレコーダの停止状態あるいは定速再生状
    態から高速再生状態に切換えるために磁気ヘツド
    を載置したヘツドスライド板が移動を開始してか
    ら一定の時間が経過するまでは、上記コンデンサ
    の充電を停止させるようにしたことを特徴とする
    テープレコーダにおける曲間検知回路。
JP1980129087U 1980-09-12 1980-09-12 Expired JPH0333945Y2 (ja)

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JPS5753247U JPS5753247U (ja) 1982-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983821U (ja) * 1983-09-30 1984-06-06 ハイテック精工株式会社 搬送用パレツト
JPH0617689Y2 (ja) * 1986-04-04 1994-05-11 グレイドハート・リミテッド 容器装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584086A (en) * 1978-12-19 1980-06-24 Sanyo Electric Co Ltd Automatic music selector device for tape recorder

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