JPH0333837B2 - - Google Patents

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JPH0333837B2
JPH0333837B2 JP59073008A JP7300884A JPH0333837B2 JP H0333837 B2 JPH0333837 B2 JP H0333837B2 JP 59073008 A JP59073008 A JP 59073008A JP 7300884 A JP7300884 A JP 7300884A JP H0333837 B2 JPH0333837 B2 JP H0333837B2
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polyester
fiber
weight
ester
fibers
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Mikio Tashiro
Ko Tsukyama
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H13/00Pulp or paper, comprising synthetic cellulose or non-cellulose fibres or web-forming material
    • D21H13/10Organic non-cellulose fibres
    • D21H13/20Organic non-cellulose fibres from macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H13/24Polyesters
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    • Y10T428/298Physical dimension

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、抄紙工程での繊維の分散性が優れて
おり、強力、地合の良好なポリエステル繊維紙又
はポリエステル繊維混抄紙を提供できると共に、
梱包工程での作業性が良好な抄紙用ポリエステル
繊維に関するものである。 <従来技術> 従来、抄紙用原料としては、天然セルロース,
レーヨン,ビニロンが主に使用されて来たが、原
料コストおよび要求性能の高度化のため、最近は
抄紙用原料の一部がポリエステル繊偉に置き換え
られつつある。これはポリエステル繊維の機械的
特性、電気的特性、耐熱性,寸法安定性,疎水性
が優れているためであり、産業構造の高度化に伴
う要求性能の高度化と相まつて、今後、ポリエス
ル繊維への置換が急速に進むものと考えられる。
しかしながら、従来、抄紙用に用いられていたポ
リエステル短繊維はその殆んどが紡績用原料とし
て使用されて来ているものを流用しているため、
カード通過性,帯電防止性,収束性,ローラー捲
付性等を考慮して、ラウリルホスフエートカリウ
ム塩等のアニオン系界面活性剤,脂肪族アルコー
ルのエチレンオキサイド付加物等のノニオン系界
面活性剤,四級アンモニウム塩等のカチオン系界
面活性剤の単独または混合したものが付与されて
おり、これらは繊維の分散性向上には殆んど効果
がないか、効果があつたとしても非常に小さいも
のである。特に繊度が細く、繊維長の長いものは
均一に分散させることが非常に困難である。 その結果、従来の抄紙用ポリエステル繊維は、
抄紙時の分散性が非常に悪く、繊維濃度を非常に
低くして抄紙せざるを得ないため、生産性が悪い
という欠点を有していた。 かかる欠点を解消するために、本願出願人は先
に特定のポリエステルポリエーテルブロツク共重
合体を表面に付着せしめた抄紙用ポリエステル繊
維を提案した(特開昭58−208500号)。このポリ
エステル繊維は、良好な分散性を有しているが高
い平滑性を有しているため、ポリエステル短繊維
の梱包工程、特に圧縮ボツクス(ベーリングボツ
クス)内に短繊維を充填,圧縮し、次いで該圧縮
ボツクスの扉を開放したときに、繊維の一部が滑
つて圧縮ボツクスから落下し、梱包しにくくなる
という欠点も有している。更に繊維の平滑性が高
いため、得られた紙の強力が低くなるという問題
もある。 <発明の目的> 本発明は、以上のような従来技術の欠点を解消
するためになされたものであり、その目的は抄紙
時の分散性が優れており強力,地合の良好なポリ
エステル繊維又はポリエステル繊維混抄紙を製造
しうると共に、梱包工程での繊維の滑落がなく梱
包での作業性が良好な抄紙用ポリエステル繊維を
提供することにある。 <発明の構成> 本発明は、単糸繊度が0.1〜3de、繊維長が5〜
25mm,フラツトスクリーン法により測定したフラ
ツトスクリーンプレート上の繊維残量が1000mg以
下であり、かつ梱包係数が40以上であることを特
徴とする抄紙用ポリエステル繊維である。 本発明の抄紙用ポリエステル繊維はポリエチレ
ンテレフタレート,ポリエチレンテレフタレー
ト・イソフタレート,ポリプチレンテレフタレー
ト等からなる繊維であるが、これらを改質したも
の、例えば塩基性染料可染性ポリエステル,難燃
性ポリエステル,制電性ポリエステル等が含まれ
ることは言うまでもない。 また、単糸繊度は0.1〜3de,繊維長は5〜25mm
であり、フツトスクリーン法によつて測定したフ
ラツトスクリーンプレート上の繊維残量は1000mg
以下、好ましくは500mg以下、特に好ましくは300
mg以下のものである。このフラツトスクリーンプ
レート上の繊維残量の値が大きすぎると、抄紙時
の繊維分散性が悪くなり高繊維濃度での抄紙がで
きず、生産性が低下してしまう。 ここで、フラツトスクリーン法によるフツトス
クリーンプレート上の繊維残量は、第1図に示す
ような熊谷理機工業株式会社製大型フラツトスク
リーンを用いて測定する。第1図において1は注
水口、2はスクリーンボツクス,3はスクリーン
プレート,4はゴム隔膜,5は振動槽,6はバル
ブ精選室,7はせき板,8は採取口,9は排水
口,10は振動子,11はモーター,12,13
はプーリー,14は駆動ベルト,15は駆動軸,
16は偏心カムである。第2図はスクリーンプレ
ート3の平面図であり、点線Aで囲まれた有効面
積(縦432mm,横364mm)内に、等間隔に配された
1列当りN/3個のスリツト17(幅lmm,長さ08 mm)の列を3列配設している。ここでスリツト1
7の総個数N個は繊維長をFLmmとした場合、N
×FL≒2400を満足し、かつ3で割り切れる数と
する。そして、スリツト17の巾lmmは、 スリツト開孔率=l×108×N/432×364×100% が10%になるように選定される。 次に測定法について説明すると、繊維サンプル
25gを分散し、これをスクリーンプレート3の上
方、約10cmまで水を満たしたスクリーンボツクス
2内に投入する。次いで注水口1から20±1l/分
の割合で水を供給しながら10分間、ゴム隔膜4を
700r.p.mの振動数で上下に振動させる。ゴム隔膜
4を振動させるには、モーター11を駆動して、
プーリー12,駆動ベルト14,プーリー13を
介し駆動軸15を回転させ、偏心カム16を作動
させることにより振動子10を上下動させればよ
い。ゴム隔膜4の振動は振動槽5を介してスクリ
ーンプレート3に吸引力と圧力を交互に作用さ
せ、スリツト17からの繊維の通過を促進する。
尚,水位を一定に保つために、せき板7がバルブ
精選室6内に設けられている。次いで、スクリー
ンボツクス2内を排水口9から排出させ、スクリ
ーンプレート3上に残つた繊維を集めて遠心脱水
した後、105℃で90分間乾燥して、その重量を測
定し(単位mg)、フラツトスクリーンプレート上
の繊維残量とする。このフラツトスクリーンプレ
ート上の繊維残量はその値が低いほど繊維の水中
分散性が良いことを示し、抄紙用ポリエステル短
繊維の水中分散性を示す尺度として極めて適切な
もので、他の測定法によるパラメーターでは表わ
すことができないものである。 次に、本発明の抄紙用ポリエステル繊維は梱包
係数が40以上、好ましくは45以上であることが必
要である。梱包係数が40未満では梱包時に繊維の
一部が梱包装置の圧縮ボツクスから滑落し、梱包
作業性が低下するので不適当である。ここで、梱
包係数は、第3図に示す装置を用いて測定するも
のである。即ち、直径100mm,高さ140mmの円筒容
器21中に、188gの繊維サンプル22を入れて、
繊維サンプルの高さが120mmとなるように圧縮し、
繊維密度を約0.2g/cm3にした後、直径50mm,高さ
100mmの円柱部と高さ25mmの円錐部とからなる。
重さ2Kgのステンレス製重錘23を、その円錐部
先端を下方に向けて、円筒容器21内の繊維サン
プル22の上に乗せ、5分間放置した後の重錘2
3の沈み量xを測定し、円筒容器21の底部から
重錘23の円錐部先端までの距離h=(120−x)
mmを求め、この値を梱包係数とする。従来、知ら
れている繊維の摩擦係数等のパラメーターでは、
繊維集合体としての総合評価ともいうべき梱包作
業性を正確に評価できないが、上記梱包係数と梱
包作業性との間には高度な相関性があり、梱包係
数の値が大きければ梱包時の繊維の滑落がなく、
梱包作業性は良好であり少量のサンプルでしかも
精度よく梱包作業性を評価することができる。 本発明の抄紙用ポリエステル繊維を得るには、
特殊な組成の処理剤をポリエステル繊維表面に付
与すればよい。 例えば、テレフタル酸又はそのエステル形成性
誘導体,イソフタル酸又はそのエステル形成性誘
導体及び低級アルキレングリコールからなるポリ
エステルに、エステル形成性スルホン酸アルカリ
金属塩化合物0.2〜40モル%(対ジカルボン酸成
分)及び平均分子量500〜12000のポリエチレング
リコール20〜90重量%(対生成ポリマー)を共重
合せしめた共重合ポリエステル()をポリエス
テル繊維の表面に付着させれば、フラツトスクリ
ーンプレート上の繊維残量が1000mg以下、梱包係
数が40以上のポリエステル繊維が得られる。 上記共重合ポリエステル()の酸成分として
は、テレフタ酸又はそのエステル形成性誘導体と
イイソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体の
両者を用いることが繊維の水中分散性を高めるう
えで必要である。前者と後者のモル比は95:5〜
50:50の範囲内にあるこてが望ましい。 この共重合ポリエステルのグリコール成分とし
ては、エチレングリコール,プロピレングリコー
ル,テトラメチレングリコール,ペンタメチレン
グリコール等のアルキレングリコールが好適に用
いられる。 また、エステル形成性スルホン酸アルカリ金属
塩化合物としてはスルホテレフタル酸,5−スル
ホイソフタル酸,4−スルホフタル酸,4−スル
ホナフタレン−2,7−ジカルボン酸などのアル
カリ金属塩及びこれらのエステル形成性誘導体が
あげられ、特に5−スルホイソフタル酸,スルホ
テレフタル酸のナトリウム塩及びカリウム塩が好
ましく用いられる。これらのエステル形成性スル
ホン酸アルカリ金属塩化合物の添加量は、全カル
ボン酸成分に対して0.2〜40モル%であり、好ま
しくは5〜20モル%である。0.2モル%未満では、
生成したポリマーの水に対する溶解性,溶液とし
たときの安定性が著しく低下し繊維の平滑性が高
く梱包作業性が悪い。また40モル%を越えると溶
融粘度が飛躍的に増大するため、溶融重合法で所
望の高重合度ポリマーを得ることが困難になる。
尚スルホン酸アルカリ金属塩化合物の金属塩がア
ルカリ金属以外の場合は生成ポリマーを付与した
繊維の分散性が十分でなく、本発明の目的が達成
できない。更に、ポリアルキレングリコールとし
ては、分子量が500〜12000、好ましくは600〜
6000のポリエチレングリコール,ポリエチレング
リコール・ポリプロピレングリコール共重合体、
ポリプロピレングリコールが好適である。更にポ
リアルキレングリコールのモノエーテルを使用し
てもよく、例えばポリエチレングリコール,ポリ
プロピレングリコール等のモノメチルエーテル,
モノエチルエーテル,モノフエニルエーテル等が
好適であるが、分散性向上効果の点からはポリエ
チレングリコールのモノエーテル類が特に好適で
ある。添加量は生成ポリマーに対して20〜90重量
%、好ましくは30〜80重量%である。ポリアルキ
レングリコールの分子量が500未満ではブロツク
性が小さくなるため、水中への繊維の分散性が不
十分であり、12000を越えると平滑性が高くなり
すぎて、梱包係数が低くなるので好ましくない。
また、生成ポリマーに対するポリアルキレングリ
コールの添加量が20重量%未満では水中への繊維
の分散性が低下し、90重量%を越えると平滑性が
高くなりすぎ、又ポリエステル繊維上での付着耐
久性が低下して抄紙した紙の風合、紙強力等の特
性へのポリエステル処理剤の影響力が弱まり好ま
しくない。 一方、上記共重合ポリエステル()と、テレ
フタル酸又はそのエステル形成性誘導体,イソフ
タル酸又はそのエステル形成性誘導体,低級アル
キレングリコール、並びにポリアルキレングリコ
ール及び/又はそのモノエーテルからなる共重合
ポリエステル()とを配合した処理剤をポリエ
ステル繊維の表面に付着させてもフラツトスクリ
ーンプレート上の繊維残量が1000mg以下、梱包係
数が40以上のポリエステル繊維が得られる。 上記共盾合ポリエステル()の酸成分として
は、前述の共重合ポリエステル()の場合と同
様、テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体
とイソフタル酸又はそのエステル形成性誘導体の
両者を用いることが必要で、繊維の水中分散性を
高めるうえからも、前者と後者のモル比は95:5
〜50:50の範囲内にあることが望ましい。この共
重合ポリエステル()のグリコール成分として
は、エチレングリコール,プロピレングリコー
ル,テトラメチレングリコール,ペンタメチレン
グリコール等の低級アルキレングリコールが用い
られる。また、ポリアルキレングリコールとして
は、通常平均分子量が500〜12000、好ましくは
600〜6000のポリエチレングリコール,ポリエチ
レングリコール・ポリプロピレングリコール共重
合体,ポリプロピレングリコールが好適である。
更に必要に応じて反応性を調節する目的で使用す
るポリアルキレングリコールのモノエーテルとし
ては、ポリエチレングリコール,ポリプロピレン
グリコール等のモノメチルエーテル,モノエチル
エーテル,モノフエニルエーテル等が好適である
が、繊維の水中分散性向上効果の点からはポリエ
チレングリコールのモノエーテル類が特に好適で
ある。 更に、テレフタレート単位+イソフタレート単
位:ポリアルキレングリコール単位が3:1〜
10:1(モル比)の範囲内にあることが繊維の水
中分散性向上効果の点から特に好ましい。 上記共重合ポリエステル()と()を配合
する場合は梱包作業性を高めるうえで共重合ポリ
エステル()の配合割合を20重量%以上とする
必要がある。これらの共重合ポリエステル()
と()の合成には通常のポリエチレンテレフタ
レートの合成法を適用することができ、例えば、
所定量のジカルボン酸ジメチルエステルとグリコ
ールを通常のエステル交換触媒の存在下で140〜
240℃に加熱し、生声成するメタノールを留去し
ながらエステル交換反応を行なわせ、次いで通常
の重合触媒及び亜リン酸エステルやリン酸エステ
ルなどの着色防止剤及び所定量のポリアルキレン
グリコール及び/又はエステル形成性スルホン酸
アルカリ金属塩化合物を添加した後、200〜275
℃,0.5mmHg以下の高温真空下でエチレングリコ
ールを留去させ重縮合する方法によつて得られ
る。ポリアルキレングリコールを添加する前又は
同時に少量の酸化防止剤として高沸点を有するヒ
ンダードフエノール類などを添加すると後の工程
で高温に加熱されても耐熱性が良好なポリマーが
得られる。 なお、該共重合ポリエステル()と()の
固有粘度(o−クロロフエノール中25℃で測定)
には、特に限定はないが1.0を越えると水への分
散性が悪くなり溶液性がよくないので、1.0以下
のものが好ましい。 これらの共重合ポリエステル(),()は、
容易に水中へ分散させることができるが、得られ
た水性分散液の安定性をより向上させるためにラ
ウリルホスフエートカリウム塩のようなアニオン
系界面活性剤,脂肪族アルコールのエチレンオキ
シド付加物のような非イオン系界面活性剤を添加
するのが好ましい。また、水と混合しうる比較的
低沸点の有機溶剤、例えばメタノール,エタノー
ル,プロパノールのようなアルコール類,ジオキ
サンエチレングリコールエチルエーテルのような
エーテル類,酢酸エチルのようなエステル類に共
重合ポリエステル(),()を溶解し、これを
界面活性剤含有水と混合して、ポリマーを水中に
分散させ、場合によつては、有機溶剤を除去して
水性分散液を製造することもできる。有機溶剤の
併用により、界面活性剤単独の場合よりも更に少
量の界面活性剤で、良好な水性分散液を得ること
ができる。 更に、水中分散状態で、又は繊維表面に付与さ
れたとき、共重合ポリエステル(),()が大
きな粒子に凝集して付着斑が生じたり耐久性が低
下したりするのを防止するために、下記のような
アニオン界面活性剤もしくは非イオン界面活性剤
を処理液に対して0.01〜50g/l添加するのが好
ましい。 R3−O(CH2CH2O)o−SO3NH4 ……(ハ) R3−O(CH2CH2O)o−SO3Na ……(ニ) R3−O(CH2CH2O)o−PO3(C2H52 ……(ヘ) 〔ここでR2:炭素数が3以上、好ましくは9
〜18のアルキル基、R2{炭素数が6以上、好まし
くは8〜25のアルキル基、n:4〜20の整数〕 しかし特に好ましいのは(イ)〜(ロ)で示されるアル
キルアリールポリエーテルの硫酸エステル型アニ
オン界面活性剤である。 同じ目的で、蟻酸,酢酸,蓚酸,スルフアミン
酸,モノクロル酢酸等の有機酸,塩酸,燐酸等の
無機酸,グリコールジアセテート,ジアセチン,
モノクロログリセリン,ジクロログリセリン,ラ
クトン,サントンのような高温で加水分解して酸
を生成する潜在性酸や硫酸アンモニウム,硫酸ナ
トリウム,酢酸ナトリウム,塩化ナトリウム、塩
化ナトリウム等の水溶性塩類を少量併用してもよ
い。ポリエステル繊維に、前記共重合ポリエステ
ル()又は該共重合ポリエステル()と前記
共重合ポリエステル()の混合物を付着させる
には、任意の方法を採用することができるが、水
性分散液として処理する方法が最も便利である。
この処理は抄紙工程以前のどの工程で行なつても
かまわないが、ポリエステル繊維を延伸した後、
水性分散液で処理し、熱処理した後カツトする方
法が効果的である。共重合ポリエステル()又
は共重合ポリエステル()と共重合ポリエステ
ル()の混合物のポリエステル繊維に対する付
着量は0.01〜2重量%、好ましくは0.04〜1.5重量
%であることが望ましい。付着量が0.01重量%よ
り少ないと抄紙時の分散性向上効果が小さくなる
傾向が認められ、2重量%より多いとポリエステ
ル繊維をピーターへ投入する際の風綿が多くな
り、取扱い上不都合が生じる場合がある。 尚、付着方法はデイツプ,スプレー等通常の方
法が採用される。 <発明の効果> 本発明によれば、繊維の梱包工程での繊維の滑
落がなく梱包作業性が良好であり、かつ抄紙工程
での繊維の水中分散性が優れている抄紙用ポリエ
ステル繊維を提供することができ、強力、地合の
良好なポリエステル繊維紙を得ることができる。 また、本発明のポリエステル繊維は抄紙時の水
中への分散性が従来のポリエステル繊維に比べて
大幅に向上しているため、単独での抄紙も可能で
あり、さらにはより繊維長の長いものも抄紙が可
能である。また、木材パルプ,レーヨン,ビニロ
ン,ナイロン,ポリプロピレン,ガラス繊維等他
の繊維と混合して抄紙してもよい。尚、抄紙時添
加される粘剤はある程度分散性を向上させる能力
があるが、本発明のポリエステル繊維は分散性が
非常に良好であるため、粘剤の助けは殆んど不必
要となり、その結果、粘剤は水性の調節用とし
てのみ使用することができ、工程管理上かなり有
利となる。 <実施例> 以下、実施例により本発明を説明する。尚評価
結果における梱包作業性,分散性,総合評価の欄
の符号の意味は次の通りである。 ◎:非常に良い〇:良い△:中間×:悪い 実施例 1 テレフタル酸ジメチル(DMT)18重量部,イ
ソフタル酸ジメチル(DMI)4.4重量部,エチレ
ングリコール(EG)17.2重量部,およびエステ
ル交換反応触媒として酢酸カルシウム0.0002重量
部を撹拌機、精留塔及びメタノール留出コンデン
サーを設けた反応器に仕込み140℃から230℃に加
熱し、反応の結果生成するメタノールを系外に留
出させながらエステル交換反応せしめた後、正リ
ン酸0.0001重量部,三酸化アンチモン0.0002重量
部,5−ナトリウムスルホイソフタル酸グリコー
ルエステル(SI)3.7重量部および平均分子量
3000のポリエチレングリコール(PEG)56.6重量
部を加えて230℃から275℃に徐々に昇温すると共
に常圧から0.5mmHgの高真空に圧力を下げながら
重縮合反応せしめた。全重縮合反応時間100分で
反応を完結し、反応器より取出した後、冷却固化
させて、白色の共重合ポリエステル()を得
た。 得られたポリマー9.5部を窒素気流下で250℃に
て溶融せしめ、これを予め用意したPOE(15)ノ
ニルフエニルエーテルアンモニウムサルフエート
の0.5%水溶液90部中に撹拌しつつ投入し、エマ
ルジヨンを得た。 一方、固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタ
レートチツプから常法によつて単糸デニールが4
デニールの未延伸糸を得た。該未延伸糸を50万デ
ニールの未延伸トウとなし、延伸倍率3.2部、延
伸速度80m/分で延伸し、このトウを上記の水分
散液中で処理し、120℃で熱処理した後20mmに切
断した。得られたポリエステル繊維は単糸デニー
ルが1.5デニールであり、共重合ポリエステル
()の付着量は0.3重量%であつた。 このポリエステル繊維の梱包係数は64であり、
通常のベーリングボツクス式繊維梱包機で梱包し
たところ圧縮ボツクス(ベーリングボツクス)内
にポリエステル繊維を充填圧縮し、次いで該圧縮
ボツクスの扉を開放したときの繊維の滑落はな
く、梱包作業はスムースに行なわれ、まつたく問
題はなかつた。 この繊維について、第1図に示した熊谷理機工
業株式会社製大型フラツトスクリーンを用いて、
フラツトスクリーン法により、フラツトスクリー
ンプレート上の繊維残量を測定したところ55mgと
極めて少なく、ポリエステル繊維の水中分散性も
良好であつた。尚、この測定で用いたスクリーン
プレートは幅1.1213mm,長さ108mmのスリツトを
40個×3列に配設したものであつた。 実施例 2 実施例1において共重合ポリエステル()の
繊維に対する付着量を種々に変更して、テストを
くり返したところ、第1表に示すような結果が得
られた。共重合ポリエステル()の付着量が少
なくなると、フラツトスクリーンプレート上の繊
維残量が多くなり、繊維の水中分散性が低下する
傾向が認められる。
【表】 実施例3〜9,比較例1〜7 実施例1において、第2表に示すように組成を
種々変更した共重合ポリエステル()を作成し
実施例1と同様にしてポリエステル繊維に付着せ
しめてその性能を評価した。結果を第2表に示
す。
【表】 * 共重合ポリマー合成不可能
以上の結果から、梱包係数が40以上で、フラツ
トスクリーンプレート上の繊維残量が1000mg以下
であるポリエステル繊維(実施例3〜9)は梱包
作業性,分散性共に良好であるが、梱包係数が40
未満であるポリエステル繊維(比較例1,4,
6,7)は梱包作業性が悪く、またフラツトスク
リーンプレート上の繊維残量が1000mgを越えるポ
リエステル繊維(比較例3,5,7)は分散性が
劣つていることが明らかとなつた。 実施例10〜13,比較例8 切断長を15mmとし、エマルジヨンを共重合ポリ
エステル()と共重合ポリエステル()との
混合物を使用する以外は実施例1と同じにして処
理剤としての性能を評価した。結果を第3表に示
した。 共重合ポリエステル()は実施例1で用いた
ものと同じものを使用した。共重合ポリエステル
()のエマルジヨンは次の通りで作成した。 テレフタル酸ジメチル(DMT)20重量部,イ
ソフタル酸ジメチル(DMI)5重量部,エチレ
ングリコール17.2重量部およびエステル交換反応
触媒として酢酸カルシウム0.0002重量部を撹拌
機、精留塔及びメタノール留出コンデンサーを設
けた反応器に仕込み140℃から230℃に加熱し、反
応の結果生成するメタノールを系外に留させなが
らエステル交換反応せしめた後、正リン酸0.0001
重量部,三酸化アンチモン0.0002重量部および平
均分子量3000のポリエチレングリコール(PEG)
56.6重量部を加えて230℃から275℃に除々に昇温
すると共に、常圧から0.5mmHgの真空に圧力を下
げながら重縮合反応せしめた。全縮含反応時間
100分で反応を完結し、反応器より取り出した後、
冷却固化させて白色の共重合ポリエステル()
を得た。得られたポリマー9.5重量部を窒素気流
下250℃にて溶融せしめ、これを予め用意した
POEノニルフエニルエーテルアンモニユウムサ
ルフエートの0.5%水溶液90部中に撹拌しつつ投
入し、エマルジヨンを得た。 共重合ポリエステル()と()との混合物
はおのおののエマルジヨンを異なる割合で混合し
て作成した。 この測定に用いたフフラツトスクリーンプレー
トは幅0.916mm,長さ108mmのスリツトを53個×3
列に配列したものであつた。 第3表から明らかなように、共重合ポリエステ
ル()の割合が20%より少ないと梱包作業性が
悪くなる(比較例8)ので共重合ポリエステル
()と()を、混合して使用する場合は、共
重合ポリエステル()の配合割合を20重量%以
上とすることが必要である。 尚、共重合ポリエステル()の割合が多い
と、得られた紙の風合が硬くなり、少ないと風合
はソフトになる傾向があることがわかつた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、フラツトスクリーン法によりフラツ
トスクリーンプレート上の繊維残量を測定する装
置の縦断側面図,第2図はフラツトスクリーンプ
レートの平面図,第3図は梱包係数を測定する装
置の縦断側面図である。 2……スクリーンボツクス、3……スクリーン
プレート、7……スリツト、21……円筒容器、
22……重錘サンプル、23……重錘。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テレフタル酸又はそのエステル形成誘導体,
    イソフタル酸又はそのエステテル形成性誘導体,
    及び低級アルキレングリコールからなるポリエス
    テルに、エステル形成性スルホン酸アルカリ金属
    塩化合物0.2〜40モル%(対ジカルボン酸成分)
    及び平均分子量500〜12000のポリエチレングリコ
    ール20〜90重量%(対生成ポリマー)を共重合せ
    しめた共重合ポリエステル()を表面に0.01〜
    2重量%付着せしめたポリエステル繊維であつ
    て、単糸繊度が0.1〜3de,繊維長が5〜25mm,フ
    ラツトスクリーン法により測定したフラツトスク
    リーンプレート上の繊維残量が1000mg以下であ
    り、かつ梱包係数が40以上であることを特徴とす
    る抄紙用ポリエステル繊維。 2 請求項1に記載の共重合ポリエステル()
    とテレフタル酸またはそのエステル形成性誘導
    体,イソフタル酸またはそのエステル形成性誘導
    体,低級アルキレングリコール,並びにポリアル
    キレングリコール及び/又はそのモノエーテルか
    らなる共重合ポリエステル()とを表面に付着
    せしめた請求項1に記載の抄紙用ポリエステル繊
    維。 3 共重合ポリエステル()の配合割合が20重
    量%以上である請求項2に記載の抄紙用ポリエス
    テル繊維。 4 共重合ポリエステル()及び共重合ポリエ
    ステル()の付着量が0.012重量%である請求
    項2または3に記載の抄紙用ポリエステル繊維。
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