JPS5930967A - ポリエステル系合成繊維布「あ」の処理方法 - Google Patents
ポリエステル系合成繊維布「あ」の処理方法Info
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- JPS5930967A JPS5930967A JP57141280A JP14128082A JPS5930967A JP S5930967 A JPS5930967 A JP S5930967A JP 57141280 A JP57141280 A JP 57141280A JP 14128082 A JP14128082 A JP 14128082A JP S5930967 A JPS5930967 A JP S5930967A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic fiber
- polyester
- treatment
- fiber fabric
- molecular weight
- Prior art date
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステ/L’糸合成繊維布帛の防汚。
吸水、制電加工法に係り、ポリエステル系合成繊維布帛
に防汚、吸水、制電性を低下させることなく、ボリュー
ム感のある硬仕上、耐スリップ性。
に防汚、吸水、制電性を低下させることなく、ボリュー
ム感のある硬仕上、耐スリップ性。
ヌメリ感減少等の性能を付与する処理方法に関するもの
である。
である。
るものである。
従来、ポリエステル系合成繊維に防汚、吸水。
制電性を付与する方法としてポリエチレングリコールと
PL/フタμ酸の重縮合物で処理する方法等が行われて
いるが、風合が非常にソフトであり。
PL/フタμ酸の重縮合物で処理する方法等が行われて
いるが、風合が非常にソフトであり。
ボリューム感がなく、スリップしやすい等の欠点を有し
、ワーキングウェア、ユニフォーム等には不適であった
。
、ワーキングウェア、ユニフォーム等には不適であった
。
本発明者等は防汚、吸水、制電性を低下させることなく
、このような欠点を解消すべく、鋭意研究を行った結果
9本発明に到達した。
、このような欠点を解消すべく、鋭意研究を行った結果
9本発明に到達した。
即ち9本発明は9分子量1000〜3000のポリエチ
レングリコールとテレ7り〃酸の重縮合度が6〜10で
ある重縮合物を0.2〜20%O,W、f Ftk加し
た水溶液中で100℃以上の温度で10分間以上、ポリ
エステル系合成繊維布帛を処理し、しかる後に該布帛を
1分子量1000〜10000のアニオン性ポリエステ
ル樹脂水溶液中に浸漬し絞った後、加熱処理を行うこと
を特徴とするポリエステル系合成繊維布帛の処理方法で
ある。本発明によれば優れた防lす、吸水、制電性を低
下させることなくボリューム感のある硬仕上、耐スリッ
プ性等の性能をボリエヌテJV系合成繊維布帛に付与す
ることかできる以下9本発明の詳細な説明する。
レングリコールとテレ7り〃酸の重縮合度が6〜10で
ある重縮合物を0.2〜20%O,W、f Ftk加し
た水溶液中で100℃以上の温度で10分間以上、ポリ
エステル系合成繊維布帛を処理し、しかる後に該布帛を
1分子量1000〜10000のアニオン性ポリエステ
ル樹脂水溶液中に浸漬し絞った後、加熱処理を行うこと
を特徴とするポリエステル系合成繊維布帛の処理方法で
ある。本発明によれば優れた防lす、吸水、制電性を低
下させることなくボリューム感のある硬仕上、耐スリッ
プ性等の性能をボリエヌテJV系合成繊維布帛に付与す
ることかできる以下9本発明の詳細な説明する。
本発明方法ではまず初めに分子量が1000〜6000
のポリエチレングリコ−pとテレフタル酸の平均重合度
が6〜10である重縮合物を処理剤として用意し、これ
を0.2〜20%O3W、f、添加した水溶液で100
℃以上の温度で10分間以上ポリエステル系合成繊維布
帛を処理する。ここで使用するポリエチレングリコール
の分子量は1000〜6000が好ましく9分子量が1
000以下であれば目的とする充分な性能が得られず、
また6000 以上になれば重縮合度にも影響されるが
溶解性の悪い重縮合物となり、実用上取扱いが困難とな
る。ポリエチレングリコ−pとテレフタル酸の重縮合度
は3〜10が好ましく1重合度が6より小さい場合には
耐久性ある防汚、吸水、制電性能を付与することが困難
であり、逆に10より大きくなると使用するポリエチレ
ングリコ−ρの分子量にも影響されるが不溶性のポリマ
ーとなり、実際に使用するのが困難となる。また添加量
は被処量物に対して0.2〜20%o、w、f、が好ま
しい。062%以下であれば充分な性能、耐久性を得る
ことができず、20%o、w。
のポリエチレングリコ−pとテレフタル酸の平均重合度
が6〜10である重縮合物を処理剤として用意し、これ
を0.2〜20%O3W、f、添加した水溶液で100
℃以上の温度で10分間以上ポリエステル系合成繊維布
帛を処理する。ここで使用するポリエチレングリコール
の分子量は1000〜6000が好ましく9分子量が1
000以下であれば目的とする充分な性能が得られず、
また6000 以上になれば重縮合度にも影響されるが
溶解性の悪い重縮合物となり、実用上取扱いが困難とな
る。ポリエチレングリコ−pとテレフタル酸の重縮合度
は3〜10が好ましく1重合度が6より小さい場合には
耐久性ある防汚、吸水、制電性能を付与することが困難
であり、逆に10より大きくなると使用するポリエチレ
ングリコ−ρの分子量にも影響されるが不溶性のポリマ
ーとなり、実際に使用するのが困難となる。また添加量
は被処量物に対して0.2〜20%o、w、f、が好ま
しい。062%以下であれば充分な性能、耐久性を得る
ことができず、20%o、w。
f0以上添加してもそれ以上の性能、耐久性の向上が認
められない。
められない。
処理温度は100’C未満では充分な性能、耐久性が得
られず、又処理時間が10分未満でも充分な性能、耐久
性が得られないので、処理温度1時間は100°C以上
で10分間以上処理することが必要である。
られず、又処理時間が10分未満でも充分な性能、耐久
性が得られないので、処理温度1時間は100°C以上
で10分間以上処理することが必要である。
本発明の方法にあっては通常の浸染染色時に処理剤を添
加して処理するのが最も便利で9合理的である。
加して処理するのが最も便利で9合理的である。
本発明方法では次に上記布帛を分子量1000〜100
00のアニオン性ポリエステル樹脂水溶液に浸漬し、絞
った後加熱処理を行う。
00のアニオン性ポリエステル樹脂水溶液に浸漬し、絞
った後加熱処理を行う。
本発明で用いるアホオン性ポリエステlv雑樹とは(A
l少なくとも1種のジカルボン酸又はジカルボン酸の縮
合可能誘導体、(B)少なくとも1種のジオール、(C
)芳香族核に結合したーSo、 M基(基中Mは水素又
は金属原子)を有するジカルボン酸又はジオ−/L/
(ジカルボン酸の場合はその縮合可能誘導体を含む)か
らなり、これらの単量体成分(Al (Bl (C1を
重縮合することによって得られるポリエステル樹脂を意
味するものである。このポリエステルの分子量は100
0〜10000特に2000〜7000であることが好
ましい。
l少なくとも1種のジカルボン酸又はジカルボン酸の縮
合可能誘導体、(B)少なくとも1種のジオール、(C
)芳香族核に結合したーSo、 M基(基中Mは水素又
は金属原子)を有するジカルボン酸又はジオ−/L/
(ジカルボン酸の場合はその縮合可能誘導体を含む)か
らなり、これらの単量体成分(Al (Bl (C1を
重縮合することによって得られるポリエステル樹脂を意
味するものである。このポリエステルの分子量は100
0〜10000特に2000〜7000であることが好
ましい。
分子量が1000以下の場合は目的とするボリューム感
のある硬仕上、耐スリップ性等の性能が得られず、
10000以上になれば水に溶解又は安定分散可能なポ
リエステル樹脂を得ることは極めて困難となる。
のある硬仕上、耐スリップ性等の性能が得られず、
10000以上になれば水に溶解又は安定分散可能なポ
リエステル樹脂を得ることは極めて困難となる。
本発明で用いるポリエステル樹脂の使用濃度。
およびポリエステル系合成繊維布帛へのポリエステル樹
脂の付着量は特に限定する必要はなく、ポリエステル系
合成繊維布帛の形態、用途等により目的とする風合、耐
スリップ性を勘案して適宜選択すれば良い。また熱処理
条件も特に限定されるものではないが9通常は80〜1
20℃で1〜5分間 5 − 乾燥した後、140〜180℃で20秒間〜6分間熱処
理するとよい。
脂の付着量は特に限定する必要はなく、ポリエステル系
合成繊維布帛の形態、用途等により目的とする風合、耐
スリップ性を勘案して適宜選択すれば良い。また熱処理
条件も特に限定されるものではないが9通常は80〜1
20℃で1〜5分間 5 − 乾燥した後、140〜180℃で20秒間〜6分間熱処
理するとよい。
本発明に適用するポリエステル系合成繊維布帛としては
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレ
ート・イソフタレート、ポリエチレンテレフタレート・
バラオキシベンゾエート。
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレ
ート・イソフタレート、ポリエチレンテレフタレート・
バラオキシベンゾエート。
ポリエチレンテレフタレート・ブチレンテレフタレート
等のポリエステル繊維からなる織物5編物子組゛布等の
他、上記ポリエステル繊維と他の天然。
等のポリエステル繊維からなる織物5編物子組゛布等の
他、上記ポリエステル繊維と他の天然。
再生、半合成9合成繊維等との混紡、交織、交編量等が
あげられる。また上記ポリエステルを重縮合工程、紡糸
工程で原糸改質した改質ポリエステル繊維からなる織物
9編物、不織布等もあげられる。
あげられる。また上記ポリエステルを重縮合工程、紡糸
工程で原糸改質した改質ポリエステル繊維からなる織物
9編物、不織布等もあげられる。
本発明によれば優れた防汚、吸水、制電性を持ったボリ
ューム感のある良好な風合で耐スリップ性に優れた布帛
を得ることができる。
ューム感のある良好な風合で耐スリップ性に優れた布帛
を得ることができる。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明するが1本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
6−
なお、実施例中の防汚、吸水、制電性、スリップ性の測
定方法および洗濯方法は次の通りである〔防汚性能〕 (1)再汚染性 ラウンダオメーターにて試料(10cIK×10cII
)6枚と汚れの素6WJIQおよび洗剤(ドデシールベ
ンゼンスホン酸ソーダ5 ellとトリポリリン酸ソー
ダ5Q/lの水溶液) 200ccにて40℃×1時間
、汚れの付着処理を行い、試料の汚れ具合をグレースケ
−μにて判定。
定方法および洗濯方法は次の通りである〔防汚性能〕 (1)再汚染性 ラウンダオメーターにて試料(10cIK×10cII
)6枚と汚れの素6WJIQおよび洗剤(ドデシールベ
ンゼンスホン酸ソーダ5 ellとトリポリリン酸ソー
ダ5Q/lの水溶液) 200ccにて40℃×1時間
、汚れの付着処理を行い、試料の汚れ具合をグレースケ
−μにて判定。
(2)汚染性
洗剤を使用せずtこ汚れの素怜)のみで1起(1)項の
再汚染性測定と同様汚れ付着処理を行い、試料の汚れ具
合をグレー7ケーμにて判定。
再汚染性測定と同様汚れ付着処理を行い、試料の汚れ具
合をグレー7ケーμにて判定。
(3)残留汚れ
汚染性を測定した試料をラウンダオメーターにてと5
洗濯(ドデシーμベンゼンスルホン酸ソーダとトリポリ
リン酸ソーダの5Q/g溶液) 2DOccにて40℃
、15分間洗浄し試料の汚れ具合をグレースケールにて
判定。
リン酸ソーダの5Q/g溶液) 2DOccにて40℃
、15分間洗浄し試料の汚れ具合をグレースケールにて
判定。
(fil汚れの素
ドライクリーニング汚れ1人工油性汚れ(ステアリン酸
15%、オレイン酸15%、牛脂硬化油15%。
15%、オレイン酸15%、牛脂硬化油15%。
オリーブ油15%、セチルアルコ−/L’10%、コレ
ステロー/I15%、固形パラフィン25%)および電
気掃除m採取汚れを1 :2 :3の割合に混合したも
の。
ステロー/I15%、固形パラフィン25%)および電
気掃除m採取汚れを1 :2 :3の割合に混合したも
の。
(4) OR性
Nujol (試薬1級)を試料に0.2−滴下し、
20時間放置後家庭洗濯にてザブ(花王石ケン社製洗
剤32fl/lを使用し、洗濯を行い、付着状態をグレ
ースケ−〃にて判定。
20時間放置後家庭洗濯にてザブ(花王石ケン社製洗
剤32fl/lを使用し、洗濯を行い、付着状態をグレ
ースケ−〃にて判定。
滴下法による。
試料に0.04 eeの水滴を滴下し、水滴の反射がな
くなるまでの時間を測定する。
くなるまでの時間を測定する。
半減期の測定を行う。
20℃、40%RI(に調湿した試料(4,5aX8α
)を、スタッチオネヌトメータに取り付け、 175
0r、p、mの速度で回転させ、一端より1o000V
の電圧をかけ。
)を、スタッチオネヌトメータに取り付け、 175
0r、p、mの速度で回転させ、一端より1o000V
の電圧をかけ。
他端よりオシロスコープで試料の帯電圧を検出し。
負荷電圧を取去った後、試料の初期帯電圧が半減するま
での時間を測定する。
での時間を測定する。
目づれ法(ASTM −1536−72)による。
試料(10am X 25 am )たて、よこ各6枚
を採取し、試、験片をホルダーにはさみ荷重C2250
(1)で張力を加えて固定した後、ホルダーを溝に固定
し、試験片をゴムローラにはさみ4 lb の荷重を
加えた後クランクを5Or、p、m の速さで2回転さ
せた後、拡大鏡を使ってずれている糸間の最も大きい場
所を0.1鱈単位まで測定。
を採取し、試、験片をホルダーにはさみ荷重C2250
(1)で張力を加えて固定した後、ホルダーを溝に固定
し、試験片をゴムローラにはさみ4 lb の荷重を
加えた後クランクを5Or、p、m の速さで2回転さ
せた後、拡大鏡を使ってずれている糸間の最も大きい場
所を0.1鱈単位まで測定。
松下電気■製の自動洗濯機−NA−5580型を使用し
洗剤(サブ)を0.59#入れて、40℃、10分間の
洗濯を行い、常温水で1分、1分、3分間のすすぎを行
った後、脱水、乾燥する1サイクルを洗濯1回とした。
洗剤(サブ)を0.59#入れて、40℃、10分間の
洗濯を行い、常温水で1分、1分、3分間のすすぎを行
った後、脱水、乾燥する1サイクルを洗濯1回とした。
9 −
実施例1
ポリエステル加工糸使いの織物(経糸200d/48f
。
。
緯糸150d15(]f双糸、経糸密度112本/吋、
緯糸密度68本/吋、織組織2/2綾)を精練後下記処
方1にて135℃、50分間の処理を行った。次に水洗
。
緯糸密度68本/吋、織組織2/2綾)を精練後下記処
方1にて135℃、50分間の処理を行った。次に水洗
。
乾燥を行ったあと下記処方2にて浸漬、パッド(絞り率
85%)シ、乾燥後仕上七ット(170℃、50秒間)
を行った。
85%)シ、乾燥後仕上七ット(170℃、50秒間)
を行った。
処方1
分子量150Dのポリエチレングリコ−μとテレフタル
酸の重縮合物(平均分子量7000) 0.4%o
、w、fPalanil Yellow 5G
00005%o、w、f(BASF社製
分散染料 蟻酸 0.1cc/A!ニツカサン
ソルト7000 1Q
/1(日華化学社製分散剤) 浴比 1:20 10− 処方2 (A)成分のインフタールI&、 (B)成分のエチレ
ングリコール。
酸の重縮合物(平均分子量7000) 0.4%o
、w、fPalanil Yellow 5G
00005%o、w、f(BASF社製
分散染料 蟻酸 0.1cc/A!ニツカサン
ソルト7000 1Q
/1(日華化学社製分散剤) 浴比 1:20 10− 処方2 (A)成分のインフタールI&、 (B)成分のエチレ
ングリコール。
(q成分の5−ナトリウムスルホイソフタレートを重縮
合して得た分子量4100のポリエステル樹脂 10
Q/l得られた織物は、クリーム色に染色されたボリュ
ーム感のある硬仕上風合をもっており、1s1表に示す
ごとく、耐久性ある良好な防汚、吸水、制電性、ス\リ
ップ性能を有していた。
合して得た分子量4100のポリエステル樹脂 10
Q/l得られた織物は、クリーム色に染色されたボリュ
ーム感のある硬仕上風合をもっており、1s1表に示す
ごとく、耐久性ある良好な防汚、吸水、制電性、ス\リ
ップ性能を有していた。
本発明方法との比較のため9本実施例において処方2に
よる処理以降の工程を省略した試料(比較例1とする。
よる処理以降の工程を省略した試料(比較例1とする。
)を作成し本発明方法との性能の比較を行った。その結
果を第1表に示した。又これとは別に本実施例において
、処方2による処理以降の工程に代えてスミテックスレ
ヂンM−3(住人化学社製メラミン樹脂)10Q/lと
塩化アンモンQ、5 Q/73の溶液に浸漬し、パッド
(絞り率85%)後乾燥、仕上セット(170℃、 5
0秒間)を行った試料を作成し、比較例2として本発明
方法との性能の比較を行った。その結果を合せて第1表
に示した。第1表から明らかなごとく、比較例1の織物
による防汚、吸水、制電性能の耐久性は当然のことなが
ら良好であったが風合がやわらかすぎて、しかもスリッ
プ性が悪かった。
果を第1表に示した。又これとは別に本実施例において
、処方2による処理以降の工程に代えてスミテックスレ
ヂンM−3(住人化学社製メラミン樹脂)10Q/lと
塩化アンモンQ、5 Q/73の溶液に浸漬し、パッド
(絞り率85%)後乾燥、仕上セット(170℃、 5
0秒間)を行った試料を作成し、比較例2として本発明
方法との性能の比較を行った。その結果を合せて第1表
に示した。第1表から明らかなごとく、比較例1の織物
による防汚、吸水、制電性能の耐久性は当然のことなが
ら良好であったが風合がやわらかすぎて、しかもスリッ
プ性が悪かった。
比較例2は風合とスリップ性を満足させるためメラミン
樹脂で風合調整を行ったものであるが、この場合には防
汚、吸水、制電性能が悪くなり満足なものは得られなか
った。
樹脂で風合調整を行ったものであるが、この場合には防
汚、吸水、制電性能が悪くなり満足なものは得られなか
った。
第 1 表
(6)風合 ◎:ボリューム感があり硬い。
○:ボリューム感が認められやや硬い。
X:ボリューム感なくやわらかすぎる。
実施例2
ポリエステル加工糸使いの織物(サキソニー;経糸緯糸
共150d/36f双糸;経糸密度74v吋、緯糸密度
69本/吋)を精練後下記処方6にて1!IO’c。
共150d/36f双糸;経糸密度74v吋、緯糸密度
69本/吋)を精練後下記処方6にて1!IO’c。
20分間の処理を行った。次に水洗、乾燥を行ったあと
下記処方4にて浸漬、パッド(絞り率75%)し、乾燥
後仕上セラ) (170℃、 30秒間)を行った。
下記処方4にて浸漬、パッド(絞り率75%)し、乾燥
後仕上セラ) (170℃、 30秒間)を行った。
処方3
分子量2000のポリエチレングリコールと 2
%o、w、fテレフタル酸の重縮合物(平均分子量70
00 )Dianix Blua U−8I
O,2%o6w、f(三菱化成社製 分
散染料〕 蟻酸 Q、1ec/1ニツカサンソ
ルト 7000 1 Q
7’ g(日華化学社製 分散剤) 浴比 、:25 15− 処方4 (Al成分のイソフタ−μ酸、(B)成分のジエチング
リコー71z。
%o、w、fテレフタル酸の重縮合物(平均分子量70
00 )Dianix Blua U−8I
O,2%o6w、f(三菱化成社製 分
散染料〕 蟻酸 Q、1ec/1ニツカサンソ
ルト 7000 1 Q
7’ g(日華化学社製 分散剤) 浴比 、:25 15− 処方4 (Al成分のイソフタ−μ酸、(B)成分のジエチング
リコー71z。
lcl成分の5−ナトリウムスルホイソフタソーβ−縮
合して得た分子量4800のポリエステル樹脂
20’i/1得られた織物は、サックス色に染色さ
れ赳ボリューム感のある硬仕上風合をもっており、第2
表に示すごとく耐久性ある良好な防汚、吸水、制電性能
と耐スリップ性を有していた。
合して得た分子量4800のポリエステル樹脂
20’i/1得られた織物は、サックス色に染色さ
れ赳ボリューム感のある硬仕上風合をもっており、第2
表に示すごとく耐久性ある良好な防汚、吸水、制電性能
と耐スリップ性を有していた。
本発明方法との比較のため9本実施例において処方4に
よる処理以降の工程を省略した試料(比較例3とする。
よる処理以降の工程を省略した試料(比較例3とする。
)を作成゛し本発明方法との性能の比較を行った。その
結果を第2表に示した。又ここれとは別に本実施例にお
いて、処方4による処理以降の工程に代えてウレタン樹
脂ハイドランW−520(大日木インキ社製)2011
71の溶液に浸漬し、パッド(紋り率75%)後乾燥、
仕上セット(170℃、60秒間)を行った試料を作成
し、比較例4として本発明方法との性能の比較を行った
。
結果を第2表に示した。又ここれとは別に本実施例にお
いて、処方4による処理以降の工程に代えてウレタン樹
脂ハイドランW−520(大日木インキ社製)2011
71の溶液に浸漬し、パッド(紋り率75%)後乾燥、
仕上セット(170℃、60秒間)を行った試料を作成
し、比較例4として本発明方法との性能の比較を行った
。
その結果を合せて第2表に示した。第2表から明かなど
とく比較例3の織物の防汚、吸水、制電性 14 − 能【ま当然のことながら良好であったが風合がやわらか
すぎ、しかもスリップ性が悪かった。
とく比較例3の織物の防汚、吸水、制電性 14 − 能【ま当然のことながら良好であったが風合がやわらか
すぎ、しかもスリップ性が悪かった。
比較例4は風合とスリップ性を満足させるためウレタン
樹脂にて風合調整を行ったものであるが。
樹脂にて風合調整を行ったものであるが。
この場合には防汚、吸水、制電性能が悪くなり満足なも
のは得られなかった。
のは得られなかった。
第 2 表
(※)風合 ◎ ボリューム感があり硬い○ ボリュー
ム感が認められやや硬い × ボリューム感なく、やわらかすぎる特會午出層Qス
1:チカ株武゛合違土 15− 365−
ム感が認められやや硬い × ボリューム感なく、やわらかすぎる特會午出層Qス
1:チカ株武゛合違土 15− 365−
Claims (1)
- (1)分子量が1000〜3000のポリエチレングリ
コールとテレフタル酸の平均重合度が5〜10である重
縮合物を0.2〜20%o、w、f添加した水溶液中で
100℃以上の温度で10分間以上、ポリエステル系合
成繊維布帛を処理し。 しかる後に該布帛を分子量1000〜10000のアニ
オン性ポリエステル樹脂水溶液中に浸漬し絞った後加熱
処理を行うことを特徴とするポリエステル系合成繊維布
帛の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57141280A JPS5930967A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | ポリエステル系合成繊維布「あ」の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57141280A JPS5930967A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | ポリエステル系合成繊維布「あ」の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5930967A true JPS5930967A (ja) | 1984-02-18 |
Family
ID=15288216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57141280A Pending JPS5930967A (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | ポリエステル系合成繊維布「あ」の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930967A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1982-08-13 JP JP57141280A patent/JPS5930967A/ja active Pending
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