JPH0333318Y2 - - Google Patents

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JPH0333318Y2
JPH0333318Y2 JP11584686U JP11584686U JPH0333318Y2 JP H0333318 Y2 JPH0333318 Y2 JP H0333318Y2 JP 11584686 U JP11584686 U JP 11584686U JP 11584686 U JP11584686 U JP 11584686U JP H0333318 Y2 JPH0333318 Y2 JP H0333318Y2
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lid
metal cover
lid body
outer periphery
curled portion
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はまほうびん等の液体容器のコツプ兼用
蓋に関するものである。
第5図は本考案を適用する液体容器の一例とし
ての携帯用まほうびんを示すものであつて、円筒
状の液体容器本体1の側面にはハンドル2が取付
けられており、上部には注口部3が形成されてお
り、該注口部3は栓4で閉じられている。そして
この注口部3には、コツプ兼用蓋5が被蓋されて
いる。
ところでこの種のまほうびんにおいて、近年割
れないまほうびんとしてステンレス製まほうびん
が広く使用されるようになつている。このステン
レス製まほうびんは、ステンレス製の真空二重び
んをそのまままほうびんの外側に現すことが多
く、外観上金属光沢を有し、形状もスツキリとし
たものである。そしてこのようなまほうびんにお
いては、デザインを統一するために、コツプ兼用
蓋5も少なくともその外周を金属製とすることが
好ましい。
従来の技術 この種のコツプ兼用蓋5においては、全体を金
属製とすると、熱伝導性が大きいため、コツプと
して使用することが困難である。すなわち熱湯を
注ぐと熱くて持つことができず、また冷水を注ぐ
と外周に結露し、好ましくない。従つてコツプ兼
用蓋5は、その本体を合成樹脂で成型し、その外
周に金属製カバ−を嵌合することが広く行われて
いる。
かかる構造のコツプ兼用蓋5としては各種のも
のが提案されている。その一例を第6図に示す。
これは、前記液体容器本体1に被蓋される有底筒
状の合成樹脂製蓋本体6に、これも有底筒状の金
属製カバ−7を嵌合し、蓋本体6の外周と金属製
カバ−7の外周との間〓に接着材8を介在せしめ
て接合したものである。
また第7図に示すものは他の従来例であつて、
有底筒状の合成樹脂製蓋本体6の上面に環状リブ
9を突設し、筒状の金属製カバ−7を蓋本体6の
外周に嵌合すると共にその上端部に形成されたフ
ランジ部10を蓋本体6の環状リブ9より外側の
部分に当接し、さらに環状リブ9上に別部材のキ
ヤツプ11を嵌合し、該キヤツプ11と蓋本体6
との間に金属製カバ−7のフランジ部10を挟持
したものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら前記第6図の構造のものにあつて
は、蓋本体6と金属製カバ−7とが接着材8で接
合されているだけであり、その接合が容易に剥が
れることがある。例えばコツプ兼用蓋5に熱湯を
注いだときに、蓋本体6と金属製カバ−7との熱
膨脹率の違いにより剥がれることがあり、またコ
ツプ兼用蓋5を側方から強く把持したときに歪み
が生じ、接合が剥がれることもある。蓋本体6と
金属製カバ−7との接合が剥がれると、金属製カ
バ−7が脱落したり、コツプ兼用蓋5を液体容器
本体1から外すために捩つたときに金属製カバ−
7が回動したりすることがあり、極めて不都合で
ある。
また第7図に示す構造のものは、蓋本体6と金
属製カバ−7との接合はほゞ完全であり、金属製
カバ−7が脱落したり回動したりすることはない
が、部品点数が多く構造が複雑であつてコストが
高くつき、またコツプ兼用蓋5の上面に合成樹脂
製のキヤツプ11が露出するのでデザイン上制約
がある。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、構造が簡単で金属製カバ−7が蓋本体6から
脱落したり蓋本体6に対して回動したりすること
のないコツプ兼用蓋5の構造を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決する手段 而して本考案は、液体容器本体の上部注口部に
被蓋される有底筒状の蓋本体と、該蓋本体の外周
及び上面を覆う有底筒状の金属製カバ−とよりな
るコツプ兼用蓋において、前記蓋本体の下端外周
に段部を形成し、前記金属製カバ−の下端縁には
内側に巻いたカ−ル部を形成し、金属製カバ−を
蓋本体の外側に強制嵌合して前記カ−ル部を前記
段部に係合し、当該カ−ル部と段部との嵌合部又
はそれよりやゝ上方位置に、蓋本体と金属製カバ
−7との間にパツキンを介装し、蓋本体と金属製
カバ−との上面間を接着材で接合したことを特徴
とするものである。
第1図は本考案のコツプ兼用蓋5を示すもので
ある。このコツプ兼用蓋5は、有底筒状の合成樹
脂製蓋本体6と、該蓋本体6の外周及び上面を覆
う有底筒状の金属製カバ−7とよりなつている。
而して蓋本体6の下端外周には凹溝12が形成さ
れており、また金属製カバ−7の下端には内方に
巻いたカ−ル部13が形成されており、金属製カ
バ−7は蓋本体6の外側に強制嵌合され、前記カ
−ル部13が前記蓋本体6の凹溝12に嵌合され
ている。
そして蓋本体6と金属製カバ−7との間〓14
の下端部にはパツキン15が介装されており、凹
溝12とカ−ル部13との係合部から前記間〓1
4内に水が侵入するのを防止している。さらにコ
ツプ兼用蓋5の上面においては、蓋本体6と金属
製カバ−7との間に液状シ−ラントを注入し、該
シ−ラントを固化せしめてなる接着材16によ
り、前記蓋本体6と金属製カバ−7とが接合され
ている。
実施例 第2図乃至第4図は、本考案におけるカ−ル部
と段部との嵌合部分の実施例を示すものである。
第2図の例においては、蓋本体6の下端外周に形
成された凹溝12にパツキン15が嵌着されてお
り、その凹溝12に金属製カバ−7のカ−ル部1
3が係合され、前記パツキン15でシ−ルされて
いる。
第3図に示されるものは、蓋本体6の下端外周
に切欠き17が形成され、該切欠き17にパツキ
ン15を嵌着し、その切欠き17に金属製カバ−
7のカ−ル部13を係合し、パツキン15でシ−
ルしている。
また第4図のものは、蓋本体6の下端縁18に
パツキン15を介して直接カ−ル部13を係合し
ている。
本考案において蓋本体6の下端部に形成される
段部は、このような凹溝12、切欠き17及び蓋
本体6の下端縁18をも含むものであり、金属製
カバ−7の下端に形成されたカ−ル部13を係合
して、該カ−ル部13と金属製カバ−7の上面と
の間で蓋本体6が確実に保持され得るものであれ
ば良い。
考案の作用及び効果 本考案によれば、蓋本体6と金属製カバ−7と
はその上面間において接着材16で接合されてい
ると共に、その下端部においてカ−ル部13と段
部12,17,18とが係合しているので、極め
て強固し結合され、金属製カバ−7が容易に蓋本
体6から脱落したり回動したりすることがない。
コツプ兼用蓋5に熱湯を注いだとき等に熱膨脹率
の違いにより接着材16が剥がれることはあり得
るが、仮にここが剥がれてもカ−ル部13と段部
12,17,18との係合部は外れることがな
く、金属製カバ−7が脱落するようなことはない
のである。
また金属製カバ−7の下端にカ−ル部13を形
成しているので、金属製カバ−7の径方向への歪
みに対して強く、コツプ兼用蓋5を強く把持した
ような場合にも、変形し難いという効果をも有し
ている。
従つて本考案によれば、構造が簡単で蓋本体6
と金属製カバ−7との接合が外れることがなく、
不用意に金属製カバ−7が脱落したり蓋本体6に
対して回動したりすることがなく、また外力に対
して強く変形し難いコツプ兼用蓋5が得られるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコツプ兼用蓋を示す中央縦断
面図である。第2図乃至第4図は、それぞれ本考
案の実施例のカ−ル部と段部との結合部を示す中
央縦断面図である。第5図はコツプ兼用蓋を使用
した液体容器の一例としてのまほうびんの主要部
を中央縦断面で示す側面図である。第6図及び第
7図は、それぞれ従来のコツプ兼用蓋の中央縦断
面図である。 1……液体容器本体、3……注口部、5……コ
ツプ兼用蓋、6……蓋本体、7……金属製カバ
−、12,17,18……段部、13……カ−ル
部、15……パツキン、16……接着材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体容器本体1の上部注口部3に被蓋される有
    底筒状の蓋本体6と、該蓋本体6の外周及び上面
    を覆う有底筒状の金属製カバ−7とよりなるコツ
    プ兼用蓋5において、前記蓋本体6の下端外周に
    段部12,17,18を形成し、前記金属製カバ
    −7の下端縁には内側に巻いたカ−ル部13を形
    成し、金属製カバ−7を蓋本体6の外側に強制嵌
    合して前記カ−ル部13を前記段部12,17,
    18に係合し、当該カ−ル部13と段部12,1
    7,18との嵌合部又はそれよりやゝ上方位置
    に、蓋本体6と金属製カバ−7との間にパツキン
    15を介装し、蓋本体6と金属製カバ−7との上
    面間を接着材16で接合したことを特徴とする、
    液体容器のコツプ兼用蓋。
JP11584686U 1986-07-26 1986-07-26 Expired JPH0333318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11584686U JPH0333318Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

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JP11584686U JPH0333318Y2 (ja) 1986-07-26 1986-07-26

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Publication Number Publication Date
JPS6322846U JPS6322846U (ja) 1988-02-15
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