JPH0352679Y2 - - Google Patents

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JPH0352679Y2
JPH0352679Y2 JP1984106862U JP10686284U JPH0352679Y2 JP H0352679 Y2 JPH0352679 Y2 JP H0352679Y2 JP 1984106862 U JP1984106862 U JP 1984106862U JP 10686284 U JP10686284 U JP 10686284U JP H0352679 Y2 JPH0352679 Y2 JP H0352679Y2
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JP
Japan
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cap
top plate
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load
screw
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JP1984106862U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、石油、塗料等の缶の注出口をネジ蓋
によつて閉鎖する缶口密閉装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、石油、塗料等の缶(例えば、4リツトル
缶、18リツトル缶等)は第3図に示す如く、缶天
板1に開口部2を設け、該部に側壁3に雄ネジ4
を有する缶天板1とは別体の口金5がカシメ成形
によつて取り付けられており、この口金5には注
出口6が開口されている。
そして、この口金5に、側壁7に雌ネジ8を有
し、その側壁下端部9が巻曲されたネジ蓋10を
螺合せしめて、内蔵するバツキング11によつて
注出口6を気密に閉鎖していた。
前記の如き従来の缶口密閉装置は、缶の積み重
ね等によつて上方から荷重が掛かった場合は、口
金が上方へ突出しているので、まず、その荷重は
ネジ蓋10に掛かり、更に、口金5に伝わって最
終的に缶天板1と口金5との取付部12で受ける
ようになっていた。
しかし、ネジ蓋10に大きな荷重、又は衝撃的
な荷重等が掛かった場合は、口金5のみが、押し
下げられて、缶天板1とカシメ成形した取付部1
2から剥がされるようになつたり、極端な場合は
離脱してしまい、気密が損なわれるといつた欠点
があつた。そこで、缶天板および口金の材料板厚
を厚くして、堅固にカシメ成形させるといつたこ
とで、前記欠点を補つていたが、この場合は材料
費および成形加工の面でコスト高となつていた。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、ネ
ジ蓋に上方からの荷重が掛かっても、缶天板と別
体の口金が缶天板とカシメ成形した取付部から剥
がされるようになつたり、離脱して気密が損なわ
れることのない安全で、しかも低コストで製作で
きる缶口密閉装置を得るにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、ネジ蓋の側壁下端部を、ネジ蓋に上
方から荷重が掛かつた際、缶天板と口金との取付
部の上面で荷重を支持できるように取付部の上面
に当接させたことにより前記問題点を解決した。
〈本考案の実施例〉 以下、第1図および第2図に示す実施例により
本考案を詳細に説明する。
第1図に示す実施例は、缶天板1Aに開口部2
Aを設け、該部に側壁3Aに雄ネジ4Aを有する
缶天板1Aとは別体の口金5Aがカシメ成形によ
つて取り付けられ、この口金5Aには注出口6A
が開口されている。
そして、この口金5Aに、側壁7Aに雌ネジ8
Aを有し、その側壁下端部9Aが巻曲されたネジ
蓋10Aが螺合して、内蔵するパツキング11A
によつて、注出口6Aを気密に閉鎖している。
また、前記ネジ蓋10Aの側壁下端部9Aは、
ネジ蓋に上方から荷重が掛かつた際、缶天板1A
と口金5Aとの取付部12Aの上面で荷重を支持
できるように取付部12Aにあらかじめ近接させ
たものである。
以上のように構成された本実施例にあつては、
缶の積み重ね等によつて、ネジ蓋10Aに上方か
ら荷重が掛かつた場合、その荷重はある程度口金
5Aに伝わつて、ネジ蓋と口金は同時に押し下げ
られるが、ネジ蓋の側壁下端部9Aが取付部12
Aにあらかじめ近接させてあるので、側壁下端部
が取付部の上面に当接してそれ以上大きな荷重が
掛かつても、あとは取付部12Aの上面で支持す
ることができる。
従つて、従来のもののように口金が上方へ突出
していても、缶天板と別体の口金だけが押し下げ
られて、缶天板とカシメ成形した取付部から剥が
されるようなことはない。
つぎに、第2図に示す実施例は、缶天板1Bと
口金5Bの取り付けは、前記第1図の実施例と逆
のカシメとし、また、口金5Bの注出口の端縁1
3を巻曲して、該部に有底皿状の合成樹脂製中栓
14および金属製シール15を装着し、封かん工
具を用いて合成樹脂製中栓14および金属製シー
ル15の内側壁下部を拡開して、注出口を気密に
閉鎖、封緘し、更に、口金5Bにネジ蓋10Bを
螺合したものである。
この場合は、注出口は合成樹脂製中栓と金属製
シールによつて密閉されるので、ネジ蓋10Bに
はパツキングを内蔵させる必要はない。
更に、前記ネジ蓋10Bの側壁下端部9Bは、
ネジ蓋に上方から荷重が掛かつた際、缶天板と口
金との取付部12Bの上面で荷重を支持できるよ
うに取付部12Bの上面にあらかじめ当接させた
ものであり、このようにパツキングを使用しない
場合は、あらかじめネジ蓋の側壁下端部を取付部
の上面に当接させてもよい。
以上のように構成された本実施例にあつては、
注出口は確実に密閉、封緘され、且つ、前記実施
例と同様の作用効果が得られる。
〈本考案の効果〉 以上のとおり本考案にあつては、ネジ蓋の側壁
下端部を、ネジ蓋に上方から荷重が掛かつた際、
缶天板と口金の取付部の上面で荷重を支持できる
ように取付部の上面に当接させたので、缶の積み
重ね等によつて、ネジ蓋に上方から荷重が掛かつ
ても、缶天板と別体の口金のみが剥がされたり、
離脱することがなく、取付部の気密が損なわれる
のを防止できると共に、従来のように缶天板と口
金の材料を必要以上に厚くしなくても良いので、
低コストで製作できるといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の異なる実施例を示す断面図、第3図
は従来の缶口密閉装置を示す断面図である。 1A,1B……缶天板、2A……開口部、3A
……口金の側壁、4A……雄ネジ、5A,5B…
…口金、6A……注出口、7A……ネジ蓋の側
壁、8A……雌ネジ、9A,9B……ネジ蓋の側
壁下端部、10A,10B……ネジ蓋、11A…
…パツキング、12A,12B……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 缶天板にカシメ成形によつて取り付けられた側
    壁に雄ネジを有する缶天板とは別体の口金に、側
    壁に雌ネジを有するネジ蓋を螺合することにより
    注出口を閉鎖する缶口密閉装置において、前記ネ
    ジ蓋の側壁下端部を、ネジ蓋に上方から荷重が掛
    かった際、缶天板と口金との取付部の上面で荷重
    を支持できるように取付部の上面に当接させたこ
    とを特徴とする缶口密閉装置。
JP10686284U 1984-07-14 1984-07-14 缶口密閉装置 Granted JPS6122744U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10686284U JPS6122744U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 缶口密閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10686284U JPS6122744U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 缶口密閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6122744U JPS6122744U (ja) 1986-02-10
JPH0352679Y2 true JPH0352679Y2 (ja) 1991-11-15

Family

ID=30666137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10686284U Granted JPS6122744U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 缶口密閉装置

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JP (1) JPS6122744U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6122744U (ja) 1986-02-10

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