JPH0332952Y2 - - Google Patents

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JPH0332952Y2
JPH0332952Y2 JP2825385U JP2825385U JPH0332952Y2 JP H0332952 Y2 JPH0332952 Y2 JP H0332952Y2 JP 2825385 U JP2825385 U JP 2825385U JP 2825385 U JP2825385 U JP 2825385U JP H0332952 Y2 JPH0332952 Y2 JP H0332952Y2
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JP
Japan
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evaporating dish
machine room
opening
plate
condensing pipe
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JP2825385U
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JPS61145293U (ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷凍サイクルの凝縮パイプを本体下部
の機械室内に設け、この凝縮パイプ上に冷却器の
除霜水等の排水を受けて凝縮パイプの放熱により
蒸発せしめる蒸発皿を載置した冷却貯蔵庫の改良
構成に関する。
(ロ) 従来の技術 従来此種冷却貯蔵庫では冷凍サイクルに含まれ
る冷却器の除霜水等の排水を貯溜して、冷凍サイ
クルの高温冷媒によつて加熱する事によつて蒸発
せしめる蒸発皿を設けている。この蒸発皿は通常
冷凍サイクルの電動圧縮機等の機械部品を収納設
置する為に貯蔵庫下方に形成した機械室内の凝縮
パイプ上に交熱的に載置される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この蒸発皿は排水が溜り過ぎた場合に外部に棄
てられる様に凝縮パイプ上に引き出し自在に載置
されている丈であるのでガタ付きが生じ載置状態
が安定しない。そのため例えば実公昭45−16554
号公報に示される如く凝縮器パイプを折曲加工し
て蒸発皿の上下のガタ付きを防止する必要があ
り、量産性の悪いものとなる。又、機械室の天井
壁は背の高い電動圧縮機を収納するために通常後
方が高くなつているが、蒸発皿をこの後方の開口
部から出し入れする場合には、引き出す際、排水
の重みにより誤つて後方へ傾けてしまい排水がこ
ぼれれてしまう等の事故も発生していた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯かる問題点を解決するために低位部
40と高位部41から成る機械室16天井壁17
の低位部40下方の凝縮パイプ14上に高位部4
1方向の開口28Aより蒸発皿43を載置する貯
蔵庫1の蒸発皿43と低位部40との間隔L1
蒸発皿43の厚みL2より小とし、又、蒸発皿4
3を引き出してその重心が開口28Aの外側にあ
る状態で機械室16内側の蒸発皿43端部が低位
部40下方に位置するようにしたものである。
(ホ) 作用 本考案によれば凝縮パイプを折曲加工して特別
な蒸発皿収納部を形成せずとも、蒸発皿の上下の
ガタ付きを防止できる。又、蒸発皿を引き出す際
に誤つて機械室外にある蒸発皿端部が排水の重み
で下方へ大きく傾いてしまう事が無い。
(ヘ) 実施例 図面に於いて実施例を説明する。第4図は冷却
貯蔵庫の実施例としてのシヨーケース1の斜視図
を示している。2は収納物品(例えば菓子等)の
視認性を良好に維持しつつ貯蔵室3を構成するよ
う両側板4,4の間に挟持される曲面ガラスであ
り、貯蔵室3内には陳列棚5が設けられる。6は
貯蔵室3背面の引き戸式扉、7は貯蔵室3の底
板、8は前板、9は通気用のスリツト10を形成
されて後述する機械室をこれも後述する冷却室下
方に形成するための機械室側板である。
第1図はシヨーケース1の側断面図を示してい
る。30は底板7下方に位置した断熱箱体、又、
12はシヨーケース1の台脚であり、この断熱箱
体30と台脚12の間の空間を機械室16として
いる。台脚12上には冷凍サイクルに含まれ、蛇
行状に折曲されると共に、複数の線条13を固着
された凝縮パイプ14が受け金具15によつて固
定されている。17は断熱箱体30の外箱をなす
機械室16の天井壁であり、前壁を有して前部が
低く凹み、後部が高い段差形状となつており、前
板8上縁を左右に渡る前枠材18及び機械室16
の後板28の開口28A上縁の後枠材19に固定
されている。20は内箱であり、天井壁17上方
に間隔を存して、それに沿つて設けられ、この内
箱20と天井壁17間に断熱材21を充填するこ
とにより断熱箱体30が構成される。この断熱箱
体30の前部の凹みを冷却室22とし、ここに冷
凍サイクルの冷却器23と循環フアン24が収納
される。25は風向板である。
扉6は側板4後上部を左右に渡る梁部材27と
後板28上のレール部材29間に摺動自在に保持
され、曲面ガラス2は前枠材18と梁部材27と
に保持されている。32は中央を大きく開口し、
更に前後の縁部に通気孔33,34を有した枠板
で、冷却室22を縁取る様前枠材18及び内箱2
0上に載置される。底板7はこの枠板32の中央
開口を閉塞するように載置されている。循環フア
ン24は運転されて通気孔33より貯蔵室3内の
冷気を吸引し、冷却器23に送つて熱交換せしめ
た後、通気孔34より貯蔵室3内に吹き出す。第
2図は枠板32後部の拡大断面図を示している。
枠板32の内向きフランジ36には螺子37が螺
合されており、この螺子37上に底板7後縁部が
載置される形となる。従つてこの螺子37の螺合
状態を調節する事により第2図の如く底板7を前
方に傾斜した状態に保持する事ができる。即ち陳
列形態を種々変更可能となつている。又、この時
底板7の後縁フランジ7Aが通気孔34より吐出
される冷気を第2図中点線矢印の如く良好に上方
へ誘導する風向板の役目をする事になる。また、
第5図は底板7の傾きを調節するための他の実施
例を示し、50は底板7の後部下面に取り付けら
れた保持具であり、保持具50の下面に螺子51
を螺合し、この螺子51が内箱20の高位部41
側の面上に載置されるかたちとなる。尚、底板7
の後縁フランジ7Aを載置することとなる枠板3
2の内向きフランジ52に螺子51を取り付ける
構造ではないため、内向きフランジ52の前後幅
を小さくすることができ、底板の下面に残留する
冷気が内向きフランジ52によつてとどめられに
くくなり、枠板32の通気孔34方向へ移動させ
やすくなる。また底板7の傾斜角度調節のための
螺子51を取り付ける位置を、内向きフランジ5
2よりも前方にしたことから、螺子51の螺合状
態の変化に対する底板の傾斜角度の変化率が第2
図の例よりも高くなる。
断熱箱体30は前述の如く前部の冷却室22部
分が低く、後部が高い形となつているため、これ
を低位部40及び高位部41とすると、高位部4
1は後述する電動圧縮機の高さ分を有する。低位
部40には排水孔42が穿設され、この排水孔4
2下方に対応して蒸発皿43が開口28Aより凝
縮パイプ14上に挿入載置され、排水孔42から
の冷却器23の除霜水を受容する。この時蒸発皿
43上縁と低位部40との間隔L1は蒸発皿43
の厚み寸法L2よりも小さくする。このことによ
り、蒸発皿43の上方には適宜通風空間を保持
し、また蒸発皿43の上下方向のガタ付きが間隔
L1内で規制される。このとき、ガタ付き防止の
ために低位部40を利用していることから、ガタ
付き防止部材として特別な構造を必要としない。
第3図は第1図のA−A′線断面図を示してい
る。45は蒸発皿43の側方の並設される冷凍サ
イクルの電動圧縮機、46は機械室16内を強制
通風する凝縮パイプ14の冷却フアン、47はフ
アン46に対応して後板28に穿設した吸気用ス
リツトである。48は蒸発皿43の横方向の移動
を規制する様凝縮パイプ14に固定された蒸発皿
ガイドであり、蒸発皿43は開口28Aより機械
室16内に収納されてガイド48間に位置せられ
る。この時、開口28A縁から低位部40の後端
P(第3図中P1はPの仮想線である。)までの寸
法L3は、蒸発皿43の前後方向の寸法L4の1/2の
寸法よりも十分短くしている。これによつて、蒸
発皿43の重心がその略1/2の位置にあるとすれ
ば、除霜水を受容して満水或いは満水近くなつた
蒸発皿43を開口より引き出す際に、その重心が
開口28A縁より外側に来た時点で、蒸発皿43
の機械室16内側の端部は依然低位部40下方に
位置している事になるため、誤つて把手43A側
が低く傾斜しても、反対側が低位部40に当接す
る事によつてそれ以上の傾斜は食い止められる。
従つて除霜水がこぼれてしまう事故が未然に防止
される。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、低位部を利用することによつ
て凝縮パイプを折曲加工する等の格別な構造を必
要とせずに蒸発皿の上下のガタ付きを防止できる
とともに、蒸発皿の上方に余分な通風空間を確保
することができる。また、排水を廃棄するために
蒸発皿を機械室より引き出す際にも、手が滑つた
りする等なんらかの失敗により、蒸発皿の引き出
し操作途中で蒸発皿の手前側がひどく傾いてしま
うことが防止でき、排水をこぼしてしまうことが
未然に防げる。このときにも低位部を利用してい
るだけであり格別に蒸発皿の傾斜防止手段を必要
とせず、全体としての構造が簡単になり、実用的
効果の大なるものとできる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
シヨーケースの蒸発皿を含む側断面図、第2図は
第1図の要部拡大図、第3図は第1図のA−
A′線断面図、第4図はシヨーケースの斜視図、
第5図は他の実施例を示す第1図の要部拡大図で
ある。 14……凝縮パイプ、16……機械室、17…
…天井壁、28A……開口、40……低位部、4
1……高位部、43……蒸発皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低位部とそれより高い高位部とからなる天井壁
    を有する機械室を構成し、前記低位部下方に位置
    した冷凍サイクルの凝縮パイプ上に排水の蒸発皿
    を前記高位部方向の機械室の開口より引き出し自
    在に載置した冷却貯蔵庫において、前記低位部と
    蒸発皿との間隔は蒸発皿の厚みより小とすると共
    に、蒸発皿を引き出し、その重心が前記開口の縁
    部外側にある状態で蒸発皿の前記機械室内側の端
    部が前記低位部下方に位置している構成である冷
    却貯蔵庫。
JP2825385U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0332952Y2 (ja)

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JP2825385U JPH0332952Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2825385U JPH0332952Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPS61145293U JPS61145293U (ja) 1986-09-08
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JP2825385U Expired JPH0332952Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPH042603Y2 (ja) * 1986-12-01 1992-01-29

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JPS61145293U (ja) 1986-09-08

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