JPH0742076Y2 - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
- Publication number
- JPH0742076Y2 JPH0742076Y2 JP1990045904U JP4590490U JPH0742076Y2 JP H0742076 Y2 JPH0742076 Y2 JP H0742076Y2 JP 1990045904 U JP1990045904 U JP 1990045904U JP 4590490 U JP4590490 U JP 4590490U JP H0742076 Y2 JPH0742076 Y2 JP H0742076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- apron
- price rail
- price
- showcase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案はショーケースの吹出口の構造に関する。
従来の技術 特開昭61−76866号公報には、上面に形成された開口に
向かって張り出すエプロンを形成した断熱壁と、前記エ
プロンの上方に形成された前面開口な部品収納室と、こ
の部品収納室の前面開口を覆う鏡と、この鏡の前面上部
に配置された貯蔵室照明用の螢光灯と、前記部品収納室
に配置された螢光灯用安定器とを具備した低温ショーケ
ースが示されている。
向かって張り出すエプロンを形成した断熱壁と、前記エ
プロンの上方に形成された前面開口な部品収納室と、こ
の部品収納室の前面開口を覆う鏡と、この鏡の前面上部
に配置された貯蔵室照明用の螢光灯と、前記部品収納室
に配置された螢光灯用安定器とを具備した低温ショーケ
ースが示されている。
考案が解決しようとする課題 前記公報に示す技術にあっては、開口に向かって張り出
したエプロンの下に冷気の吹出口を形成するとともに、
このエプロンの上方に部品収納室を形成している。この
ため冷気との接触により、エプロンの下面及びエプロン
の前端部分に配置されエプロンからの熱伝達により鏡の
表面は、それぞれ徐々に冷却されることとなる。したが
って鏡の表面には、結露が生じやすい。これを螢光灯の
輻射熱でもって蒸発させることができるが、螢光灯の消
灯時にはそれは期待できず、鏡表面の露がエプロンの先
端に伝わり、そのまま落下することがある。これに加え
て、エプロン部分にて吹出口上面を形成するため、この
エプロン部分から貯蔵室内に露が落ちて、商品の品質低
下を招く問題を有していた。
したエプロンの下に冷気の吹出口を形成するとともに、
このエプロンの上方に部品収納室を形成している。この
ため冷気との接触により、エプロンの下面及びエプロン
の前端部分に配置されエプロンからの熱伝達により鏡の
表面は、それぞれ徐々に冷却されることとなる。したが
って鏡の表面には、結露が生じやすい。これを螢光灯の
輻射熱でもって蒸発させることができるが、螢光灯の消
灯時にはそれは期待できず、鏡表面の露がエプロンの先
端に伝わり、そのまま落下することがある。これに加え
て、エプロン部分にて吹出口上面を形成するため、この
エプロン部分から貯蔵室内に露が落ちて、商品の品質低
下を招く問題を有していた。
そこで本考案では、この問題を解決すべく、冷気の吹出
口をプライスレールと仕切板の張出部とで構成するよう
にしたものである。
口をプライスレールと仕切板の張出部とで構成するよう
にしたものである。
課題を解決するための手段 本考案は、上面に物品出入用の開口を有する断熱箱と該
箱の内側に間隔を存して配置される仕切板とで形成され
る通路に蒸発器及び送風装置を設けたショーケースにお
いて、前記仕切板の背壁の上部から前方に延びる張出部
と、該張出部の上方に位置するプライスレールとで冷気
の吹出口を形成し張出部の前端をプライスレールの前端
より前方に設けたものである。
箱の内側に間隔を存して配置される仕切板とで形成され
る通路に蒸発器及び送風装置を設けたショーケースにお
いて、前記仕切板の背壁の上部から前方に延びる張出部
と、該張出部の上方に位置するプライスレールとで冷気
の吹出口を形成し張出部の前端をプライスレールの前端
より前方に設けたものである。
作用 プライスレール及び仕切板の張出部により吹出口を形成
すると共に、冷気が張出部に沿って流れるコアンダ効果
を利用するために、張出部の前端をプライスレールの前
端より前方に設けたことにより、エアーカーテンの内側
流のコア領域が長くなり整流特性が良くなる。また、プ
ライスカード及びプライスレールに露が付き滴下したと
しても、プライスレールの前端の下方には仕切板の張出
部があるので、張出部上に滴下して直接貯蔵室に滴下す
ることを防止することができ、張出部に滴下した露は吹
出口を通過する冷気の蒸発作用でもって徐々に蒸発気化
させることができる。
すると共に、冷気が張出部に沿って流れるコアンダ効果
を利用するために、張出部の前端をプライスレールの前
端より前方に設けたことにより、エアーカーテンの内側
流のコア領域が長くなり整流特性が良くなる。また、プ
ライスカード及びプライスレールに露が付き滴下したと
しても、プライスレールの前端の下方には仕切板の張出
部があるので、張出部上に滴下して直接貯蔵室に滴下す
ることを防止することができ、張出部に滴下した露は吹
出口を通過する冷気の蒸発作用でもって徐々に蒸発気化
させることができる。
実施例 以下図面に基づき本考案の実施例を説明すると、図中１
は上面に商品収納及び取出用の開口２を形成した断熱箱
３にて本体を構成してなる平形の低温ショーケースであ
る。
は上面に商品収納及び取出用の開口２を形成した断熱箱
３にて本体を構成してなる平形の低温ショーケースであ
る。
断熱箱３は、前壁3A、背壁3B、底壁3C、左右側壁から成
り、前壁3Aの上部にガラスよりなる透明窓４を立設する
と共に、この透明窓の前面下部に沿ってバンパーレール
５を装設しており、又背壁3Bの上部に前方に張り出す天
壁としてのエプロン3Fを形成している。６は前記断熱壁
の内壁より適当間隔を存して配置され背壁6B及び底壁6C
を有する仕切板で、この仕切板の配置に伴ない、プレー
トフィン形冷却器７及び正逆回転可能な軸流形送風機８
を収納配置する冷気通路９及び貯蔵室10を形成する。ま
た仕切板６の背壁の上部から前方に延びるように張出部
6Fを形成している。さらに、仕切板の底壁6Cの前部に、
前記透明窓４と共に外部から貯蔵室10を透視可能とな
し、且つ貯蔵室10のロードラインを実質的に引き上げる
透明板11を立設している。
り、前壁3Aの上部にガラスよりなる透明窓４を立設する
と共に、この透明窓の前面下部に沿ってバンパーレール
５を装設しており、又背壁3Bの上部に前方に張り出す天
壁としてのエプロン3Fを形成している。６は前記断熱壁
の内壁より適当間隔を存して配置され背壁6B及び底壁6C
を有する仕切板で、この仕切板の配置に伴ない、プレー
トフィン形冷却器７及び正逆回転可能な軸流形送風機８
を収納配置する冷気通路９及び貯蔵室10を形成する。ま
た仕切板６の背壁の上部から前方に延びるように張出部
6Fを形成している。さらに、仕切板の底壁6Cの前部に、
前記透明窓４と共に外部から貯蔵室10を透視可能とな
し、且つ貯蔵室10のロードラインを実質的に引き上げる
透明板11を立設している。
12は冷気通路９の上部に形成される前向きの吹出口、13
は上向きの吸込口であり、吹出口12から吸込口13へ向け
て冷気のエアーカーテンを形成している。
は上向きの吸込口であり、吹出口12から吸込口13へ向け
て冷気のエアーカーテンを形成している。
15は断熱箱３の下方に形成された機械室であり、圧縮機
16や凝縮器17及び凝縮器用送風装置18等の部品を収納し
ている。
16や凝縮器17及び凝縮器用送風装置18等の部品を収納し
ている。
21は断熱箱３のエプロン3F前端に配置され商品の価格を
表示するプライスカード（図示せず）を取り付けるため
のプライスレールで、樹脂等の材料にて押出成形され
る。また、このプライスレール21は、プライスカードの
上下端縁を係止する係止部22と、エプロン3Fの下面にビ
ス等の固定部材にて固定される固定部23と、エプロン3F
の前端に引っ掛け固定される爪部24とから成り、プライ
スレール21とエプロン前端との間に空間Ｋを形成してい
る。係止部22の裏面には結露防止用のヒータ25が配置さ
れている。
表示するプライスカード（図示せず）を取り付けるため
のプライスレールで、樹脂等の材料にて押出成形され
る。また、このプライスレール21は、プライスカードの
上下端縁を係止する係止部22と、エプロン3Fの下面にビ
ス等の固定部材にて固定される固定部23と、エプロン3F
の前端に引っ掛け固定される爪部24とから成り、プライ
スレール21とエプロン前端との間に空間Ｋを形成してい
る。係止部22の裏面には結露防止用のヒータ25が配置さ
れている。
尚、吹出口12は、プライスレール21（詳しくは固定部2
3）と仕切板６の張出部6Fとで形成されるものであり、
プライスレール21の先端が張出部6Fの先端よりも後方に
位置することが好ましく、係止部22の一部に露滴下用の
切欠き26を形成しておくとよい。
3）と仕切板６の張出部6Fとで形成されるものであり、
プライスレール21の先端が張出部6Fの先端よりも後方に
位置することが好ましく、係止部22の一部に露滴下用の
切欠き26を形成しておくとよい。
31は断熱箱３のエプロン3Fに取り付けられる金属製のカ
バーで、このカバー31とエプロン3Fとで前面に開口33を
有する部品収納室32を形成する。34は開口33を開閉自在
に閉塞する金属製の扉であり、その閉塞時、螢光灯35の
光を貯蔵室10内へ反射させられるように、後ろ下がりの
傾斜を有して保持されている。
バーで、このカバー31とエプロン3Fとで前面に開口33を
有する部品収納室32を形成する。34は開口33を開閉自在
に閉塞する金属製の扉であり、その閉塞時、螢光灯35の
光を貯蔵室10内へ反射させられるように、後ろ下がりの
傾斜を有して保持されている。
40は部品収納室32内に皿41上に載置されて収納される折
り畳み可能なナイトカバーである。
り畳み可能なナイトカバーである。
以上実施例を通してプライスレール21をエプロン3Fの先
端に配置する例を示したが、プライスレール21は背壁3B
の上部に固定するようにしてもよい。
端に配置する例を示したが、プライスレール21は背壁3B
の上部に固定するようにしてもよい。
以上詳述したように本考案によれば、プライスレール及
び仕切板の張出部により吹出口を形成すると共に、冷気
が張出部に沿って流れるコアンダ効果を利用するため
に、張出部の前端をプライスレールの前端より前方に設
けたことにより、エアーカーテンの内側流のコア領域が
長くなり整流特性が良くなる。また、プライスカード及
びプライスレールに露が付き滴下したとしても、プライ
スレールの前端の下方には仕切板の張出部があるので、
張出部上に滴下して直接貯蔵室に滴下することを防止す
ることができ、張出部に滴下した露は吹出口を通過する
冷気の蒸発作用でもって徐々に蒸発気化させることがで
きる。
び仕切板の張出部により吹出口を形成すると共に、冷気
が張出部に沿って流れるコアンダ効果を利用するため
に、張出部の前端をプライスレールの前端より前方に設
けたことにより、エアーカーテンの内側流のコア領域が
長くなり整流特性が良くなる。また、プライスカード及
びプライスレールに露が付き滴下したとしても、プライ
スレールの前端の下方には仕切板の張出部があるので、
張出部上に滴下して直接貯蔵室に滴下することを防止す
ることができ、張出部に滴下した露は吹出口を通過する
冷気の蒸発作用でもって徐々に蒸発気化させることがで
きる。
各図は本考案のショーケースの一実施例を示し、第１図
は吹出口周囲を示す一部切欠状態の斜視図、第２図は全
体正面斜視図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図
は吹出口部分の拡大断面図である。 １…ショーケース、２…開口、３…断熱箱、６…仕切
板、6F…張出部、７…蒸発器、８…送風装置、９…通
路、12…吹出口、21…プライスレール。
は吹出口周囲を示す一部切欠状態の斜視図、第２図は全
体正面斜視図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図
は吹出口部分の拡大断面図である。 １…ショーケース、２…開口、３…断熱箱、６…仕切
板、6F…張出部、７…蒸発器、８…送風装置、９…通
路、12…吹出口、21…プライスレール。
Claims (1)
- 【請求項１】上面に物品出入用の開口を有する断熱箱と
該箱の内側に間隔を存して配置される仕切板とで形成さ
れる通路に蒸発器及び送風装置を設けたショーケースに
おいて、前記仕切板の背壁の上部から前方に延びる張出
部及び該張出部の上方に位置するプライスレールにより
冷気の吹出口を形成すると共に張出部の前端をプライス
レールの前端より前方に設けてなるショーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990045904U JPH0742076Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990045904U JPH0742076Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | ショーケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH044688U JPH044688U (ja) | 1992-01-16 |
| JPH0742076Y2 true JPH0742076Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31560500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990045904U Expired - Lifetime JPH0742076Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742076Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60170686U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-12 | 日本建鐵株式会社 | 冷凍冷蔵オ−プンシヨ−ケ−スにおける価格表示板の取付構造 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP1990045904U patent/JPH0742076Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH044688U (ja) | 1992-01-16 |
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