JP2517491B2 - 低温ショ−ケ−ス - Google Patents

低温ショ−ケ−ス

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JP2517491B2
JP2517491B2 JP3060396A JP6039691A JP2517491B2 JP 2517491 B2 JP2517491 B2 JP 2517491B2 JP 3060396 A JP3060396 A JP 3060396A JP 6039691 A JP6039691 A JP 6039691A JP 2517491 B2 JP2517491 B2 JP 2517491B2
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裕 田村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面に開放する断熱箱
体の開口上部に冷気吐出口を形成することにより前記開
口部にエアカ−テンを構成する低温ショ−ケ−スに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種、低温ショ−ケ−ス100
を図6から図7に示す。従来の低温ショ−ケ−ス100
は、前方に開放した貯蔵室101を有し、貯蔵室101
内には商品展示用の棚102を架設し、貯蔵室101の
背面板103後方に構成したダクト104より上昇して
来る冷気を、前面の開口105上部に形成した冷気吐出
口106より吐出し、開口105にエアカ−テンを構成
している。
【0003】この冷気吐出口106は左右側板107間
に渡って形成されている。側板107は平板状であり、
その前端部内面に上下に延在するシェ−ド108を取り
付け、このシェ−ド108内に螢光灯109を収納して
いる。
【0004】ここで、この種低温ショ−ケ−スは、通常
は貯蔵室101を構成する断熱材110として左右及び
前方に開放したものを用い、この断熱材110に左右か
ら側板107を固定して断熱箱体が構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6から図7に示す構
造の場合、開口105左右において螢光灯109のシェ
−ド108が開口105を狭めるように突出しているた
め、商品の納出及び展示の邪魔になると共に、デザイン
的にも好ましくない。そこで、図8の如く側板(以下、
1とする。)1を、その前端部を開口105側に折曲す
ることによって内向部(以下、2とする。)2を構成し
たものを用いれば、この内向部2裏側にシェ−ド108
を設けることによってこのような不都合を解消できる。
【0006】しかし乍ら、内向部2が逆に開口105を
狭めてしまうため、側板1を断熱材110左右端から離
間して設け、図8の内向部2の端部を図6から図7の側
板107の端部と同位置に持って行き、側板1の上下は
閉塞板(以下、3とする。)3で塞ぐ必要がある。
【0007】一方で冷気吐出口106は断熱材110の
左右寸法範囲内で限定されているから、この閉塞板3部
分にはエアカ−テンは存在しなくなる。それによって、
特に開口105左右縁上部の冷気吐出口106側方では
エアカ−テンの吐出によって負圧になる関係もあって、
図8中矢印のように外気が侵入し、貯蔵室101の温度
上昇が生じたり、側板1、棚102、背面板103及び
天板111内面に露が付着する不都合が生じる問題があ
った。
【0008】本発明は、係る課題を解決した低温ショ−
ケ−スを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、断熱箱体の前
面開口上部に左右に延在して形成した冷気吐出口より冷
気を吐出し、開口部にエアカ−テンを形成してなる低温
ショ−ケ−スにおいて、冷気吐出口の左右端部より離間
して左右側板を設け、各側板の前端部を開口側に折曲し
て内向部を形成すると共に、冷気吐出口と左右側板との
間には保障板を設けたものである。
【0010】更に、上記において保障板は、冷気吐出口
の高さから下方に延在して設けたものである。
【0011】
【作用】開口の左右縁上部から侵入しようとする外気
は、保障板によって侵入を阻止される。外気は特に開口
左右縁上部から侵入するので、保障板を冷気吐出口の高
さから下方に延在して設ければ、外気の侵入を確実に阻
止しつつ、保障板の寸法最小限に抑えられる。
【0012】
【実施例】次に、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明を適用する低温ショ−ケ−スSの向か
って左側の平断面図、図2は低温ショ−ケ−スSの斜視
図、図3は同縦断面図、図4は冷気吐出口4部分の低温
ショ−ケ−スSの縦断面図、図5は同斜視図を示す。
【0013】本発明の低温ショ−ケ−スSにおいては、
背壁4A、底壁4B及び天壁4Cを有した前方及び側方
に開放した断熱材4と、この断熱材4の両側に取り付け
た前述の側板1とから断熱箱体5が構成されており、こ
の内部に開口6によって前方に開放する貯蔵室7が構成
されている。この貯蔵室7内には奥部両側の支柱12、
12に複数段の棚13、13が架設されている。
【0014】貯蔵室7の底板8と底壁4Bの間、背面板
9と背壁4Aの間及び天板10と天壁4Cの間には連続
した冷気通路11が構成され、ここに送風機14と、冷
凍サイクルに含まれる冷却器15が収納される。断熱材
4の天壁4Cと天板10の間の冷気通路11の前端に
は、図4の如く開口6の上部に位置し、断熱材4の左右
境界Pに限定される範囲で、左右に延在する冷気吐出口
16が構成されている。冷気吐出口16はハニカム構造
を呈しており、送風機14の運転によって貯蔵室7内の
冷気は、底板8前端に形成した冷気吸込口17から図3
及び図4中矢印の如く吸引され、冷却器15に送られて
冷却された後、上昇して冷気吐出口16から下方の開口
6に向かって吹き出され、開口6にエアカ−テンを構成
する。開口6上縁には上部螢光灯18が取りつけられて
いる。
【0015】底壁4B下方の低温ショ−ケ−スS下部に
は機械室19が構成されており、この機械室19内に
は、冷凍サイクルを構成する圧縮機20、凝縮器21等
が収納設置されている。また、断熱材4の背壁4Aの後
方には間隔存して背板22が設置され、両者の間に上下
に延在して上端を低温ショ−ケ−スS上方に開放し、下
端を機械室19に開放した背部排気ダクト23が構成さ
れている。一方、機械室19の前方には空気吸込口24
が形成されると共に、機械室9内には空冷送風機25が
設置され、この空冷送風機25の運転によって空気吸込
口24から外気が機械室19内に吸引され、凝縮器21
及び圧縮機20を冷却した後、背部排気ダクト23から
低温ショ−ケ−スS上部に排出される。
【0016】側板1は図1に示すように後部の段差状の
断熱材27と、この断熱材27の前方に取り付けられた
ガラス28及び断熱材27と間隔を存してガラス28と
面一となる側面板29とからなり、この側面板29と断
熱材27の間に下端が機械室19と連通し、上端が低温
ショ−ケ−スS上方に開放した側部排気ダクト30が構
成され、ここからも機械室19の排気が上昇し、低温シ
ョ−ケ−スS上部に排出される。
【0017】前述の内向部2は側板1のガラス28前端
部が開口6側に折曲されて構成される。この内向部2の
裏側にシェ−ド31設け、このシェ−ド31内に側部螢
光灯32が収納取り付けされる。これによって、螢光灯
32は開口6に突出しなくなり、商品の納出及び展示の
邪魔にならず、また内向部2に隠蔽されるので意匠的に
も良好なものとなる。
【0018】ここで、平板状の側板を用いた場合と同等
の開口幅を確保するために、側板1はこの内向部2の前
端部が断熱材4の左右境界Pと略一致するように、断熱
材27の段差により平板状の側板の場合よりも左右に離
れて取り付けられる。従って、貯蔵室7はこの分左右に
拡張される。然し乍ら、上下は天壁4Cが存在しなくな
るため、側部排気ダクト30上端を除き、閉塞板3によ
って閉塞する。
【0019】更に、これによってガラス28は冷気吐出
口16の左右端16Aから離間することになるが、この
冷気吐出口16の左右端16Aと側板1のガラス28と
の間には保障板35が取り付けられている。保障板35
は、冷気吐出口16の左右端16Aとガラス28の間に
おいて、図1に示すように冷気吐出口16の後縁の延長
線上に位置して、閉塞板3の下面に取り付けられ、前面
を内向部2裏面に対向させて閉塞板3から最上段の棚1
3先端部まで降下延在している。
【0020】即ち、この保障板35は、冷気吐出口16
とガラス28の間のエアカ−テンが存在しない部分に位
置して、開口6両側縁上部からの外気の侵入を阻止す
る。それによって貯蔵室7の温度が上昇したり、側板
1、棚13、背面板9及び天板10内面に露が付着する
問題も解消できる。特に、保障板35は閉塞板3と最上
段の棚13間にのみ存在するので、商品展示、納出の邪
魔になりにくい。
【0021】尚、実施例では保障板35を冷気吐出口1
6の後縁の延長線上に位置して設けたが、冷気吐出口1
6の前縁でもよく、また、左右端16Aに沿って設けて
もよい。いずれにしても、エアカ−テンが存在しなくな
る部分の外気侵入経路を閉鎖すればよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、貯蔵室の開口面積を確
保しつつ、その容積を左右に拡大できる。また、庫内照
明用の螢光灯は側板の内向部裏面に取り付ければ、開口
面積を狭めることもなく、また、意匠的にも良好にな
る。更に、冷気吐出口と側板間のエアカーテン不存在部
分から侵入しようとする外気は、保障板によってその侵
入を阻止される。従って、外気侵入による貯蔵室の温度
上昇及び庫内への露付きも防止できる。
【0023】更に、外気は特に開口左右縁上部から侵入
するので、保障板を冷気吐出口の高さから下方に延在し
て設ければ、外気の侵入を確実に阻止しつつ、保障板の
寸法最小限に抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温ショ−ケ−スの向かって左側の平
断面図。
【図2】低温ショ−ケ−スの斜視図。
【図3】低温ショ−ケ−スの縦断面図。
【図4】冷気吐出口部分の低温ショ−ケ−スの縦断面
図。
【図5】冷気吐出口部分の低温ショ−ケ−スの斜視図。
【図6】平板状の側板を用いた従来の低温ショ−ケ−ス
の斜視図。
【図7】従来の低温ショ−ケ−スの向かって左側の平断
面図。
【図8】内向部のある側板を用いた従来の低温ショ−ケ
−スの斜視図。
【符号の説明】
1 側板 2 内向部 5 断熱箱体 6 開口 7 貯蔵室 16 冷気吐出口 32 螢光灯

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の前面開口上部に左右に延在し
    て形成した冷気吐出口より冷気を吐出し、前記開口部に
    エアカ−テンを形成してなる低温ショ−ケ−スにおい
    て、前記冷気吐出口の左右端部より離間して設けた左右
    側板と、各側板の前端部を前記開口側に折曲して形成し
    た内向部と、前記冷気吐出口と前記左右側板との間に設
    けた保障板とから成る低温ショ−ケ−ス。
  2. 【請求項2】 保障板は、冷気吐出口の高さから下方に
    延在して設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の低温ショ−ケ−ス。
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