JPH0451346Y2 - - Google Patents

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JPH0451346Y2
JPH0451346Y2 JP3444986U JP3444986U JPH0451346Y2 JP H0451346 Y2 JPH0451346 Y2 JP H0451346Y2 JP 3444986 U JP3444986 U JP 3444986U JP 3444986 U JP3444986 U JP 3444986U JP H0451346 Y2 JPH0451346 Y2 JP H0451346Y2
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JP
Japan
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machine room
glass plate
cooling
metal plate
decorative glass
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JP3444986U
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JPS62147885U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は断熱底壁の上方を冷却陳列室とし下方
を冷凍装置の凝縮器等を収納した機械室とした冷
却シヨーケースに関する。
(ロ) 従来の技術 断熱底壁の上方を冷却陳列室とし下方を冷凍装
置の凝縮器等を収納した機械室とし冷却陳列室の
前面を透明ガラス板で被い、更に断熱底壁上方に
底板を設けて底板と断熱底壁との間に冷却器と冷
気循環用送風機を収納した冷却室を形成し、底板
の前後端を通つて冷気を冷却陳列室へ循環せしめ
る冷却シヨーケースは実願昭60−19764号(実開
昭61−136292号公報参照)に開示されている。
最近冷却陳列室の前面ガラスの下方のシヨーケ
ース本体前面に装飾ガラス板を設けて装飾効果を
向上させる試みがある。この装飾ガラス板は冷却
陳列室の前面ガラスと連帯感をもたせるように前
面ガラスと略同じ横幅を有していて両ガラス間に
は連結用の飾り帯が設けられ、冷却陳列室の冷却
に伴なつて冷却陳列室の前面ガラス及び飾り帯を
介して前記装飾用ガラス板は冷却され、外面に露
付きを生じる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述の如く装飾ガラス板の表面に露付きが生じ
るとその露に塵埃が付着して不衛生になつたりシ
ヨーケース設置面を濡らす等の欠点を生じる。
本考案はこの点に鑑みて装飾ガラス板の表面に
冷気が伝導しても露付きが生じないようにすると
共に装飾ガラス板の補強が同時に達成できる構成
の提供を目的とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記問題点を解決すると共に本考案の目的を達
成するための具体的内容を以下本考案の実施例に
基づいて説明する。
冷却シヨーケース1は断熱底壁2を境にして上
方を冷却陳列室3とし下方を機械室4としてい
る。断熱底壁2は後部に後方にのびた高位壁5を
有し、その前方には前壁7、低位壁8及び後壁9
にて下方へ窪んだ凹所10を有し、凹所10内に
は冷凍装置の冷却器11及び冷気循環用送風機1
2を収納してその上方を底板13で被つて凹所1
0内を冷却室6としている。また機械室4内には
冷凍装置の凝縮器14、圧縮機31及び放熱用送
風機15を収納している。凹所10の前壁7と機
械室4の前面は装飾ガラス板16で被われてい
る。そして、この装飾ガラス板16の裏面略全面
には金属板17が重ね合わせられ、金属板17は
その下部を機械室4に露出している。冷却陳列室
3の前面は透明ガラス18で被われており、透明
ガラス18の下端と装飾ガラス板16の上端は飾
り帯19で連結された構成である。また放熱用送
風機15は、凝縮器14で熱せられた空気を金属
板17へ向けて吹きつけるように回転する。
(ホ) 作用 放熱用送風機15の回転によつて凝縮器14で
熱せられた温風が金属板17へ当り、金属板17
が加温されるため装飾ガラス板16は加温されそ
の上部にも露付きを生じることはなくなる。また
金属板17は装飾ガラス板16の補強板として有
効に作用するので、冷却シヨーケース1の前面下
部に装飾ガラス板16を設けて意匠効果を向上せ
しめた場合にも装飾ガラス板16が後方に押され
たときの破損防止作用も有する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図に基づいて説明する。
冷却シヨーケース1は断熱底壁2を境にして上
方を冷却陳列室3とし下方を機械室4としてい
る。断熱底壁2は後部に後方にのびた高位壁5を
有し、その前方には前壁7、低位壁8及び後壁9
にて下方へ窪んだ凹所10を有し、凹所10内に
は冷凍装置の冷却器11及び冷気循環用送風機1
2を収納してその上方を底板13で被つて凹所1
0内を冷却室6としている。また機械室4内には
冷凍装置の凝縮器14、圧縮機31及び放熱用送
風機15を収納している。凹所10の前壁7と機
械室4の前面は冷却シヨーケース1の略横幅全体
にわたつて装飾ガラス板16で被われている。そ
して、この装飾ガラス板16の裏面略全面には金
属板17が重ね合わせられ、金属板17はその下
部を機械室4に露出している。冷却陳列室3の前
面は透明ガラス18で被われており、透明ガラス
18の下端と装飾ガラス板16の上端は飾り帯1
9で連結された構成である。また放熱用送風機1
5は、凝縮器14で熱せられた空気を金属板17
へ向けて吹きつけるように回転する。底板13の
前後には冷気の吸込口20と吐出口21とをそれ
ぞれ形成した吸込部材22と吐出部材23とが設
けられている。冷却陳列室3の左右側面もガラス
板24で被われており冷却陳列室3の背面は引違
い扉25,25で被われている。26は凝縮器1
4上に載置した蒸発皿で冷却器11の除霜水を排
水口33を通して受け入れて蒸発させるものであ
る。機械室4は左右及び後面を夫々壁27,30
で被われ夫々空気の入口28と出口29を有して
いる。
金属板17と装飾ガラス板16とは重ね合わさ
せてあるが金属板17の裏面が前壁7の前面に当
つていても金属板17の下部が機械室4内の温風
にて加温され熱伝導によつて上方に伝わり装飾ガ
ラス板16の上部も加熱される。金属板17は加
温され蓄熱されるので装飾ガラス板16の加温効
果は良好である。金属板17が前壁7の前面に当
つている場合は金属板17が薄くても装飾ガラス
板16が押されたときに前壁7によつて変形が抑
制されるので装飾ガラス板16の破損防止上効果
的であるが、金属板17を厚くするか薄い金属板
17に補強材を付けることによつて前壁7から金
属板17を離して金属板17と前壁7との間に〓
間32を設けることもできる。この〓間32内に
送風機15からの温風を流すことによつて金属板
17の上部をも温風で直接加温することもでき
る。
(ト) 考案の効果 本考案は装飾ガラス板の裏面の金属板が機械室
の温風にて加温されることによつて装飾ガラス板
の上部まで加温され装飾ガラス板上部への露付き
も十分に防止できる。また装飾ガラス板は金属板
によつて補強されるので特別な強化ガラスを用い
なくても破損防止効果が得られるものである。従
つて冷却シヨーケースの前面下部に装飾ガラス板
を設けてシヨーケース前面の装飾効果を向上させ
る場合に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示し、第1図は冷却シ
ヨーケースの縦断側面図、第2図は機械室の平面
図、第3図は冷却シヨーケースの正面斜視図であ
る。 1……冷却シヨーケース、2……断熱底壁、3
……冷却陳列室、4……機械室、5……高位壁、
6……冷却室、7……前壁、8……低位壁、9…
…後壁、10……凹所、11……冷却器、12…
…冷気循環用送風機、14……凝縮器、15……
放熱用送風機、16……装飾ガラス板、17……
金属板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱底壁を境にして上方を冷却陳列室とし下方
    を機械室とし、前記断熱底壁は前壁、低位壁及び
    後壁にて下方へ窪んだ凹所を有し、前記凹所には
    冷凍装置の冷却器及び冷気循環用送風機を収納
    し、前記機械室には前記冷凍装置の凝縮器及び放
    熱用送風機を収納した冷却シヨーケースにおい
    て、前記凹所の前壁と前記機械室の前面を被つた
    装飾ガラス板と該装飾ガラス板の裏面に重ね合わ
    されて下部が前記機械室へ露出した金属板を設
    け、前記放熱用送風機は機械室の温風を前記金属
    板へ向けて吹きつけるよう設けられた冷却シヨー
    ケース。
JP3444986U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0451346Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3444986U JPH0451346Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP3444986U JPH0451346Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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Publication Number Publication Date
JPS62147885U JPS62147885U (ja) 1987-09-18
JPH0451346Y2 true JPH0451346Y2 (ja) 1992-12-03

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ID=30843010

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JPS62147885U (ja) 1987-09-18

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