JPH0332906Y2 - - Google Patents

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JPH0332906Y2
JPH0332906Y2 JP1983070642U JP7064283U JPH0332906Y2 JP H0332906 Y2 JPH0332906 Y2 JP H0332906Y2 JP 1983070642 U JP1983070642 U JP 1983070642U JP 7064283 U JP7064283 U JP 7064283U JP H0332906 Y2 JPH0332906 Y2 JP H0332906Y2
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opening
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indoor
wall
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、引違い障子の上部に設ける中空部材
内に換気通路を形成した換気装置の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のような換気装置として、実公昭52
−41723号公報に示すように、中空部材の外側部
材上部に多数の横長穴からなる外部開口を形成
し、中空部材の内側部材上部に左右多数の縦長穴
からなる内部開口を形成した通気通路を備え、前
記外側部材の横長穴上に建物外側に突出する水切
りをそれぞれ形成し、内側部材の上壁から仕切板
を垂下させ、前記中空部材の外部開口および内部
開口以外の内面と前記仕切板の内、外側面に吸音
材を設けたものがあつた。また、この換気装置
は、引違い障子の框で囲まれた部分を十字状に中
棧によつて4つで仕切つた区画のうちの上部の1
つに設けている。
そして、この換気装置は、前記外部開口から外
気を中空部材内に通し、仕切板を迂回して内部開
口から室内に導くようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
近時、自動車、飛行機などによる騒音が社会問
題となつている。一方、サツシの性能が向上し、
気密性の高い製品が用いられるようになつたが、
気密性の高いサツシでは室内の換気が必要とな
る。そこで、前記のような換気装置が提案されて
いるが、従来の換気装置は、外側部材の外部開口
を形成する横長穴上の水切りと吸音材とが換気装
置の室内室外方向すなわち引違い障子の厚さ方向
に喰違い状に配設されているので、この方向の寸
法が大きくなり、同方向に吸音材が4層になつて
いることもあつて、引違い障子から建物の内外方
向(奥行方向)に中空部材が大きく突出し、外観
が悪い上に中空部材が突出した側が重くなるので
障子の安定性がよくないという問題点があつた。
また、引違い障子に中棧を設けないと換気装置を
取付けることができず、中棧の端部を固定するた
めに前記障子の竪框や上、下框に面倒な加工を施
す必要があるという問題点があつた。
本考案は、前述した問題点を解決して、引違い
障子から建物の内外方向に中空部材が突出する寸
法が小さく、障子の上部に中空部材を設けても障
子の安定性がよく、また既製の障子の框に作業性
よく簡単に取付けることができ、さらに騒音を小
さくできる換気装置を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、引違い障子の上框13および左、右
竪框14,15の上部によつて囲まれた部分に固
定する中空部材1を、主体3と、主体3の室外側
および室内側に固定した外側部材2と、内側部材
4とによつて構成し、かつ前記中空部材1内に換
気通路6を設けた換気装置であつて、前記主体3
は、その室内側面および室外側面を開口させると
共に、室外側部分の下縁部には下面が開口するガ
ラス保持部3dを形成し、しかもこのガラス保持
部3dの室外側面を前記上框13および左、右竪
框14,15の室外側面が形成する垂直面とほぼ
一致させ、内部には前記換気通路6を室内室外方
向に仕切る仕切板5を形成すると共に、この仕切
板5上部の左右方向一側部に横長の1つの連通口
8を形成してなり、前記外側部材2は、上部壁2
gと、上部壁2gから室内側に屈曲した段部2f
を介して上部壁2gの室内側に位置する下部壁2
eとを有して主体3の室外側面の開口を覆うと共
に、前記上部壁2gを主体3の室外側部分に係合
支持させ、更に前記下部壁2eを前記ガラス保持
部3dの室外側縁部上に係合支持させ、下部壁2
eの左右方向他側部に上下複数段に横長穴7aを
設け、この横長穴7aによつて前記連通口8の下
方に連通口8と離した外部開口7を形成し、この
外部開口7によつて換気通路6を建物外と連通さ
せ、横長穴7a上に外下がりに傾斜する水切り7
bを下部壁2eの室外側に突出させ、上部壁2g
の室内側のみに吸音材10を配置し、この吸音材
10を、上部壁2gの室内側面および段部2fの
上面に装着させて上部壁2gの室内側に突出させ
た上保持部2cと段部2f上に突出させた下保持
部2dとによつて係合保持させると共に、上部壁
2gおよび水切り7bの室外側面を前記ガラス保
持部3dの室外側面が形成する垂直面とほぼ一致
させてなり、前記内側部材4は、主体3の室内側
面の開口を覆う室内側壁4fを有し、室外側端部
を主体3の仕切板5室内側に突出した室内側端部
に固定し、下部に左右多数の縦長穴9aを設け、
縦長穴9aによつて連通口8の下方に離した内部
開口9を形成し、内部開口9によつて換気通路6
を室内に連通させ、前記下部内に内部開口9を開
閉させる開閉板11を設けてなるものである。
〔作用〕
本考案によるサツシ用換気装置は、以上のよう
に構成され、主体3の下縁部にガラス保持部3d
を形成したことにより、前述した従来のもののよ
うに引違い障子の框で囲まれた部分に中棧を設け
る必要がない上に、中棧を固定するために前記障
子の竪框などに面倒な加工を施す必要がなく、し
たがつて、通常の既製のサツシ框に中空部材1を
作業性よく簡単に取付けることができる。
また、外側部材2の上部壁2gの室内側のみに
吸音材10を設け、この吸音材10を、上部壁2
gの室外側面および上部壁2gから室内側に屈曲
した段部2fの上面に支持して、上部壁2gの室
内側に突出させた上係合部2cと段部2f上に突
出させた下係合部2dとによつて係合保持させた
ので、吸音材10を水切り7bの真上に位置さ
せ、下部壁2fから水切り7bが突出する突出長
さの範囲内に設けることができ、吸音材10が室
内室外方向に一層しか設けないことと相まつて、
中空部材1の室内室外方向寸法を小さくできる。
そして、外側部材2の上部壁2gおよび水切り7
bの室外側面と、主体3のガラス保持部3dの室
外側面とを引違い障子の上框13および竪框1
4,15の室外側面が形成する垂直面とほぼ一致
させたので、引違いサツシの内障子に設けた場
合、換気装置がないものと同様に内、外障子を全
開することができ、しかも、前述のように、中空
部材1の室内室外方向の寸法が小さいので、中空
部材1が引違い障子の室内に突出する寸法が短
く、中空部材1が突出する方向に前記障子が傾き
にくく、その安定性がよく、体裁もよい。
さらに、主体3と内側、外側部材4,2とから
なる中空部材1内の換気通路6を、上下複数の横
長穴7aからなる外部開口7を前記外側部材2の
左右方向他側部下部に形成し、前記主体3内を室
内室外方向、すなわち厚さ方向に仕切る仕切板5
の左右方向一側部上部に横長の1つの連通口8を
形成し、左右多数の縦長穴9aからなる内部開口
9を内側部材4の下部に形成し、前記連通口8を
外部開口7および内部開口9の上方に離して配置
した構成としたことにより、前記中空部材1の室
内室外方向寸法および上下方向の寸法が小さくて
も、換気通路6の通路長を長くすることができ
る。また、これと共に、外気が換気通路6を通つ
て室内に入る場合に、空気が減速、増速、再減速
されると共に、合流、再分流され、さらに屈曲さ
れるので、吸音材10を外側部材2の上部壁2g
室内側面に配置したのみであつても、騒音が有効
に減衰され、換気通路6から入る騒音が低減さ
れ、建物外から室内などに騒音が侵入するのを防
止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき図を参照して説
明する。
第1図、第2図は本考案を気密引違い窓の内障
子に用いた一実施例を示す。第1図、第2図にお
いて、1は引違い障子の上框部を構成する換気框
すなわち中空部材であり、この中空部材1は、外
側部材2、主体3および内側部材4によつて構成
され、これらはアルミニウムの押出型材、または
合成樹脂の一体成形品などによつて形成されてい
る。
前記主体3は、室内側面および室外側面が開口
した横長のほぼ角筒状に構成され、上壁3f、
左、右側壁3gには外周側に突出する係止部3e
が形成されている。また、主体3の下壁3cの室
外側部分には横中棧を代用するガラス保持部3d
が形成されており、主体3内には中空部材1内に
形成した換気通路6を室内室外方向に仕切る仕切
板5が一体に形成され、第3図にも示すように、
仕切板5上部の左右方向一側部に横長の1つの連
通口8が形成され、主体3の室内側端部が仕切板
5の室内側に突出している。
主体3は、引違い障子の上框13および左、右
竪框14,15の上部の内周面に形成されたガラ
ス溝に係止部3eがそれぞれ係止され、上壁3
f、左、右側壁3gが上框13、左、右竪框1
4,15の上部に適宜ビス止めされて、これらに
囲まれた部分に取付けられている。そして、ガラ
ス保持部3dの室外側面は、上框13および左、
右竪框14,15の室外側面が形成する垂直面と
ほぼ一致して配置される。
前記外側部材2は、上部壁2gの下縁から段部
2fが室内側に屈曲し、段部2fの室内側縁から
屈曲して上部壁2gの室内側下方に下部壁2eが
延びている。前記上部壁2g、段部2fおよび下
部壁2eによつて主体3の室外側面の開口が覆わ
れ、上部壁2gの上縁部に設けた上係合部2aが
主体3の上壁3f室外側部分に設けた上係合受部
3aに係合支持され、下部壁2fの下縁部に設け
た下係合部2bが主体3のガラス保持部3dの室
外側縁部上に設けた下係合受部3bに係合支持さ
れて、外側部材2は主体3に固定されている。
また、外側部材2の下部壁2eの左右方向他側
部には、第3図にも示すように、上下複数段に横
長穴7aが設けられ、これらの横長穴7aによつ
て連通口8の下方に離した外部開口7が形成さ
れ、外部開口7によつて換気通路6が建物外の大
気と連通されている。また、横長穴7a上には、
外下がりに傾斜して先端部が垂下する水切り7b
が下部壁7eの室外側にそれぞれ突設されてい
る。そして、上部壁2gおよび水切り7bの室外
側面は、前記上框13および左、右竪框14,1
5の室外側面と、ガラス保持部3dの室外側面と
が形成する垂直面とほぼ一致して配置される。
さらに、外側部材2の上部壁2g室内側のみに
換気通路6と対面してグラスウールなどの吸音材
10が配置され、吸音材10は、上部壁2gの室
外側面および段部2eの上面に支持されて、上部
壁2gの上部室内側に突出したかぎ状の上保持部
2cと、下部壁2eを延長して段部2f上に突出
した下保持部2dとによつて上下部が係合保持さ
れて、水切り7bの真上に配置されている。な
お、外側部材2は、主体3の下部室外側に突出し
たガラス保持部3dの室内室外方向すなわち奥行
寸法内に納められている。
内側部材4には主体3の室内側面の開口を覆う
室内側壁4fが設けられている。また、内側部材
4は室内側端部が主体3の仕切板5室内側に突出
した室内側端部に固定されている。すなわち、仕
切板5から室内側に突出した上係合部5aに内側
部材4の上係合部4aが係合され、さらに仕切板
5の室内側に突出した下取付部5bが内側部材4
の下取付部4bにビス止め固定されている。
前記内側部材4には、第3図にも示すように、
その下部の左右方向に沿つて、連通口8下方にこ
れと離間して配置した多数の縦長穴9aから構成
された内部開口9が設けられ、内部開口9によつ
て換気通路6が室内に連通されている。
内側部材4内の下部裏面にはかぎ形の上、下レ
ール4c,4dが左右方向に沿つて形成され、こ
れらのレール4c,4dに開閉板11の上、下端
部が摺動自在に係合支持され、開閉板11には室
内側に突出する摘み11aが設けられ、さらに縦
長穴9aと合致する穴11bが設けられている。
なお、中空部材1の下壁上面には、内側部材4
から主体3にわたつて室外側に向い低くなる傾斜
下壁4e,3cが形成されている。
また、第1図中、12は主体3の下方に突設し
たガラス保持部3d下面の開口に上辺部が取付け
られたガラス板である。
そして、外部開口7の流路総断面積>連通口8
の流路断面積>内部開口9の流路総断面積の関係
とされ、これらの流路断面積よりも、換気通路6
の外部開口7と連通口8との間の部分、および連
通口8と内部開口9との間の部分の流路断面積が
それぞれ大きくされている。
以上のように構成された実施例の換気装置は、
外気が建物外から中空部材1の外側部材2に設け
た外部開口7の横長穴7aから、これらの上の水
切り7bによつて斜め上方に案内されつつ合流さ
れて換気通路6内に入り、減速される。換気通路
6内に入つた空気は上向きの斜め横方向に屈折し
て仕切板5の連通口8を増速されて通り、さらに
下向きに屈折し再減速されて、開閉板11が開い
ている時に内部開口9の縦長穴9aによつて分流
され、これらから室内に導かれる。この場合に、
空気は換気通路6内で複数回屈折されると共に、
外部開口7と連通口8、連通口8と内部開口9と
の相対関係位置がずらしてあるため通路長が長
く、また合流、分流されると共に減速、増速、再
減速され、さらに吸音材10と接触する。このた
め、建物外から室内に導かれる空気と共に侵入す
る騒音が低減され、防音サツシに本実施例の換気
装置を用いた場合には換気中でも防音効果が失わ
れない。
なお、本実施例のサツシ用換気装置は、換気框
である中空部材1内に結露が生じた場合には、主
体3の下壁3b上面に傾斜面3cで結露水が案内
されてサツシのガラス板12側に導かれるため、
内側部材4の建物内側端部から室内などに滴下す
ることがない。
前記実施例では内部開口9をスライド式の開閉
板11で開閉するようにしたが、本考案は、第4
図に例示するように、内側部材4に上端部が枢着
されて建物外側へ回動する開閉板16によつて内
側部材4に設けた内部開口9を開閉するようにし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、主体3
の下縁部にガラス保持部3dを形成したことによ
り、前述した従来のもののように引違い障子の框
で囲まれた部分に中棧を設ける必要がない上に、
中棧を固定するために前記障子の竪框などに面倒
な加工を施す必要がなく、したがつて、通常の既
製のサツシ框に中空部材1を作業性よく簡単に取
付けることができる。
また、外側部材2の上部壁2gの室内側のみに
吸音材10を設け、この吸音材10を、上部壁2
gの室外側面および上部壁2gから室内側に屈曲
した段部2fの上面に支持して、上部壁2gの室
内側に突出させた上係合部2cと段部2f上に突
出させた下係合部2dとによつて係合保持させた
ので、吸音材10を水切り7bの真上に位置さ
せ、下部壁2fから水切り7bが突出する突出長
さの範囲内に設けることができ、吸音材10が室
内室外方向に1層しか設けないことと相まつて、
中空部材1の室内室外方向寸法を小さくできる。
そして、外側部材2の上部壁2gおよび水切り7
bの室外側面と、主体3のガラス保持部3dの室
外側面とを引違い障子の上框13および竪框1
4,15の室外側面が形成する垂直面とほぼ一致
させたので、引違いサツシの内障子に設けた場
合、換気装置がないものと同様に内、外障子を全
開することができ、しかも、前述のように、中空
部材1の室内室外方向の寸法が小さいので、中空
部材1が引違い障子の室内に突出する寸法が短
く、中空部材1が突出する方向に前記障子が傾き
にくく、その安定性がよく、体裁もよい。
さらに、主体3と内側、外側部材4,2とから
なる中空部材1内の換気通路6を、上下複数の横
長穴7aからなる外部開口7を前記外側部材2の
左右方向他側部下部に形成し、前記主体3内を室
内室外方向すなわち厚さ方向に仕切る仕切板5の
左右方向一側部上部に横長の1つの連通口8を形
成し、左右多数の縦長穴9aからなる内部開口9
を内側部材4の下部に形成し、前記連通口8を外
部開口7および内部開口9の上方に離して配置し
た構成としたことにより、前記中空部材1の室内
室外方向寸法および上下方向の寸法が小さくて
も、換気通路6の通路長を長くすることができ
る。また、これと共に、外気が換気通路6を通つ
て室内に入る場合に、空気が減速、増速、再減速
されると共に、合流、再分流され、さらに屈曲さ
れるので、吸音材10を外側部材2の上部壁2g
室内側面に配置したのみであつても、騒音が有効
に減衰され、換気通路6から入る騒音が低減さ
れ、建物外から室内などに騒音が侵入するのを防
止できる。したがつて、気密サツシの内障子の上
框部に設ける場合に好適するという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す垂直断面図、
第2図は同水平断面説明図、第3図は開口部およ
び連通口の開口位置および開口面積の説明図、第
4図は本考案の他の実施例による内部開口および
開閉板部の断面図である。 1……中空部材、2……外側部材、2e……下
部壁、2f……段部、2g……上部壁、3……主
体、3c……下壁、3d……ガラス保持部、3f
……上壁、3g……左、右側壁、4……内側部
材、4f……室内側壁、5……仕切板、6……換
気通路、7……外部開口、7a……横長穴、7b
……水切り、8……連通口、9……内部開口、9
a……縦長穴、10……吸音材、11……開閉
板、13……上框、14,15……竪框、16…
…開閉板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 引違い障子の上框13および左、右竪框1
    4,15の上部によつて囲まれた部分に固定す
    る中空部材1を、主体3と、主体3の室外側お
    よび室内側に固定した外側部材2と、内側部材
    4とによつて構成し、かつ前記中空部材1内に
    換気通路6を設けた換気装置であつて、 前記主体3は、その室内側面および室外側面
    を開口させると共に、室外側部分の下縁部には
    下面が開口するガラス保持部3dを形成し、し
    かもこのガラス保持部3dの室外側面を前記上
    框13および左、右竪框14,15の室外側面
    が形成する垂直面とほぼ一致させ、内部には前
    記換気通路6を室内室外方向に仕切る仕切板5
    を形成すると共に、この仕切板5上部の左右方
    向一側部に横長の1つの連通口8を形成してな
    り、 前記外側部材2は、上部壁2gと、上部壁2
    gから室内側に屈曲した段部2fを介して上部
    壁2gの室内側に位置する下部壁2eとを有し
    て、主体3の室外側面の開口を覆うと共に、前
    記上部壁2gを主体3の室外側部分に係合支持
    させ、更に前記下部壁2eを前記ガラス保持部
    3dの室外側縁部上に係合支持させ、下部壁2
    eの左右方向他側部に上下複数段に横長穴7a
    を設け、この横長穴7aによつて前記連通口8
    の下方に連通口8と離した外部開口7を形成
    し、この外部開口7によつて換気通路6を建物
    外と連通させ、横長穴7a上に外下がりに傾斜
    する水切り7bを下部壁2eの室外側に突出さ
    せ、上部壁2gの室内側のみに吸音材10を配
    置し、この吸音材10を、上部壁2gの室内側
    面および段部2fの上面に装着させて上部壁2
    gの室内側に突出させた上保持部2cと段部2
    f上に突出させた下保持部2dとによつて係合
    保持させると共に、上部壁2gおよび水切り7
    bの室外側面を前記ガラス保持部3dの室外側
    面が形成する垂直面とほぼ一致させてなり、 前記内側部材4は、主体3の室内側面の開口
    を覆う室内側壁4fを有し、室外側端部を主体
    3の仕切板5室内側に突出した室内側端部に固
    定し、下部に左右多数の縦長穴9aを設け、縦
    長穴9aによつて連通口8の下方に離した内部
    開口9を形成し、内部開口9によつて換気通路
    6を室内に連通させ、前記下部内に内部開口9
    を開閉させる開閉板11を設けてなる ことを特徴としたサツシ用換気装置。 (2) 中空部材1は、主体3の下壁3c上面に室外
    側に向つて低くなる傾斜を形成した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の換気装置。
JP7064283U 1983-05-13 1983-05-13 換気装置 Granted JPS59175928U (ja)

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JP7064283U JPS59175928U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 換気装置

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JPS59175928U JPS59175928U (ja) 1984-11-24
JPH0332906Y2 true JPH0332906Y2 (ja) 1991-07-12

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ID=30200795

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241723U (ja) * 1975-09-18 1977-03-24
JPS5432363U (ja) * 1977-07-30 1979-03-02
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JPS59175928U (ja) 1984-11-24

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