JPH0332007A - 積鉄心型静止誘導電器 - Google Patents

積鉄心型静止誘導電器

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JPH0332007A
JPH0332007A JP16546789A JP16546789A JPH0332007A JP H0332007 A JPH0332007 A JP H0332007A JP 16546789 A JP16546789 A JP 16546789A JP 16546789 A JP16546789 A JP 16546789A JP H0332007 A JPH0332007 A JP H0332007A
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JP
Japan
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laminated
plates
iron cores
stacked
sides
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Pending
Application number
JP16546789A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yamashita
隆弘 山下
Tatsuyoshi Matsuura
松浦 達吉
Mitsuyoshi Horiuchi
堀内 三義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16546789A priority Critical patent/JPH0332007A/ja
Publication of JPH0332007A publication Critical patent/JPH0332007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、非晶質磁性合金薄板からなる積鉄心を有する
積鉄心型静止誘導電器に関するものである。
(従来の技術) 一般に、変圧器などに用いられる積鉄心は、磁性板を積
層してなる継鉄部と脚部とを組合せたもので、従来、磁
性板としてけい素鋼が用いられている。
ところで、最近磁気特性に優れた非晶質磁性合金薄板(
以下、薄板という〉が開発され、この材料を用いて積鉄
心を製作することが試みられている。この薄板は、磁性
合金の溶湯を超急冷して製造した非常に薄いもの(厚さ
約30μs)で、優れた低損失特性を有している。
しかし、薄板を積層して積鉄心を製造する場合には、こ
の材料が非常に薄いのでけい素鋼板のように2〜4枚ず
つ積層していたのでは、多くの工数を要して実用的でな
い、そのために、複数枚の薄板を積層して圧着した非晶
質磁性合金積層体(例えばアラクドシグナル社製、商品
名パワーコア厚さO,13+nm)が開発され、それを
用いた積鉄心の実用化が検討されている。
この積層体を用いて積鉄心型変圧器を構成する場合、積
鉄心のクランプ構造としては第6図乃至第9図に示すよ
・うな構造を採用するのが普通である。すなわち、積鉄
心2の上部継鉄部は積層方向両側にL形をなす上部クラ
ンプ3を配置し、下部継鉄部は積層方向両側に]形をな
す下部クランプ4を配置してそれぞれスタッド6で締付
け、また積鉄心2の脚部は第8図に示すような平板の上
下端部にボス5aを設けた当て板5をMM方向両側に配
置し、それらの上下端部をボス5aが上下クランプ3,
4に設けた孔に嵌合するように位置させて上下クランプ
3,4の締付力で押える構造が採用される。
なお、第6図および第7図の符号1は積鉄心2の脚部に
装着した巻線、符号7は上部クロスバ−符号8は下部ク
ロスバ−1符号9はベースを示し。
第9図の符号10は、巻、taiと当て板5の間に挿入
した固定用詰物を示す。
一方、積鉄心2の積層方法としては、非晶質磁性合金薄
帯が非常に詠く脆いため、けい素鋼板の場合予め脚部及
び継鉄部を積層しておいて巻線1装着後組み合わせる方
法を採用することができない。このため巻線1を横倒し
にし、その内側に当て板を挿入した後に非晶質磁性合金
薄板の積層体を順次積層していく方法が採用される。こ
の場合、脚部と継鉄部は積層体を額縁状に組み合わせて
同時に積層していく。そして脚部には当て板を挿入し、
継鉄部にはクランプ3,4をあてがいスタッド6で締付
ける。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような積鉄心の支持構造および積層
方法においても次のような欠点がある。
すなわち、複数枚の薄板を積層して圧着した非晶質磁性
合金薄帯の積層体であっても、けい素鋼板(0,3〜0
.35m)より薄く、 また圧着時に歪取り熱処理が施
されているので脆い。このため、巻線1内に順次挿入し
て積層していく際、積層面が揃うように整列させて積層
することが難しい。しかも、積層体がずれて積層された
際にはハンマーで叩いて矯正することになるが、欠損の
おそれがあることから容易に行えない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
その目的とするところは組立が容易で、薄板の磁気特性
および品質を低下させることのない積鉄心型静止誘導電
器を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、非晶質磁性合金薄板を積層してなる積鉄心を
備え、この積鉄心の脚部の積層方向両側に当て板を設け
、この当て板を積鉄心の継鉄部を押える上下各クランプ
で押えてなる積鉄心型誘導電器において、当て板を、断
面がL状となるように形成して脚部の積層面外側にも位
置させたものである。
(作用) 当て板が断面り状であるので、この当て板の積層面外側
に位置する部分を案内部材として非晶質磁性合金薄帯を
積層することができる。このため非晶質磁性合金薄帯の
積層面を容易に揃えることができ、組立作業性が向上す
る。また非晶ffc磁性合金薄帯の損傷や特性低下を来
たすことがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は1本発明の一実施例の要部を示す正面図であり、
第2図は、第1図の平面図であり、第3図は、第1図の
平面図である。
第1図乃至第3図において、積鉄心型静止誘導電器は、
鉄心20の脚部に巻腺工を装着して構成されている。こ
の鉄心20は、薄板を積層した積鉄心2の上部継鉄部を
積層方向両側に配置した断面がL形の上部クランプ3で
押え、下部継鉄部を積層方向両側に配置した断面が[形
の下部クランプ4で押えている。積鉄心2の脚部は積層
方向両側に当て板21を配置し、これら当て板2Iの上
下端部を上部クランプ3および下部クランプ4の内側に
位置させて、各クランプ3,4の締付力により当て板2
1を介して押えた構造となっている。ここで、上部クラ
ンプ3および下部クランプ4は、それぞれスタッド6で
締付けられている。
上記した当て板21は、第4図に示すように断面がL状
となるように折り曲げられた2辺21aおよび21bを
有し、 この辺21a、 21bが積鉄心2の脚部の積
層面外側に位置するとともに積層方向の一方の側に位置
するように配置される。またこの当て板2】は積層面側
に位置する辺21aの両端部を一部分切欠き、他方の辺
21bの両端部にボス21cを突出して設けている。 
このボス21cは、上記した従来の当て板5のボス5a
と同様に組立てたとき上部クランプ3および下部クラン
プ4に設けた孔に挿入される。
次に、鉄心20の組立方法について説明する。まず1巻
線上を横置きにした状態にセットし、積鉄心2の片側(
下部になる方)に当てる当て板21を巻線1の絶縁筒に
通し、その当て板21の両端部に設けたボス21cをそ
れぞれ上部クランプ3と下部クランプ4に設けた孔に嵌
め込んで一体の枠組み構成とした後、その上に所定形状
に切断した非晶質磁性合金薄板を順次積層する。この場
合、鉄心積みは1脚部と継鉄部のジヨイント部を合わせ
ながら額縁状に積層する。また脚部の積層は当て板21
の辺21aの案内部材として利用して行う。 この積層
時に積鉄心2のジヨイント部にギャップが生じないよう
な調整が容易に出来るように、当て板21には脚部の積
層面外側に位置する辺21aの両端部を一部分切欠いた
構造とするのがよい、全ての薄板を積み終えた時点で上
部に位置する他の当て板21を巻線上の絶縁筒に通し、
その当て板21のボス21cをそれぞれ上部クランプ3
と下部クランプ4に設けらている孔に嵌め、スタッド6
で上部クランプ3および下部クランプ4を鉄心積層方向
に締付ける。その後、上部クロスパー7、下部クロスパ
ー8およびベース9を水平状態で固定した後、巻線上を
装着した鉄心20を起立して第2図で示すような垂直状
態にし、第5図に示すように当て板21と巻線1の絶縁
筒間に鉄心積層方向と鉄心幅方向にそれぞれ固定用詰物
22を打込み、巻線1の上下を支え絶縁物(図示しない
)により支持する。
以上のように構成された実施例によれば、当て板21を
断面がL状に形成しているため、水平状態で積鉄心2の
脚部と継鉄部の同時積みを行う際、薄板に傷をつけたり
、曲げ応力を加えることなく容易に積層できると共に、
ジヨイント部のギャップを小さくできるため磁気特性の
優れた積鉄心2を得ることができる。また、当て板21
と巻線1の絶縁筒間には積層方向両側及び積層面外側に
それぞれ固定用詰物22を打込むことができるため、巻
線lを含む鉄心20全体の剛性力も向上し、外力による
振動や衝撃に対しても十分な強度を有する。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明の積鉄心型静止誘導電器に
よれば1組立が容易であり、しかも積鉄心を傷つけたり
、磁気特性を悪化させることはない。また1機器全体の
剛性力を向上させ、@速時の振動や地震等に対しても十
分な構造強度を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す正面図、第2図
は第1L4の側面図、第3図は第1図の平面図、第4図
は本発明の一実施例に用いる側面部当て板を示し、(a
)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、第5図
は第1図のA−A断面図、第6図は従来の積鉄心型静止
誘導電器の要部を示す正面図、第7図は第6図の側面図
、第8図は第6図に示す従来の積鉄心型静止誘導電器を
用いる当て板の(、)は正面図、 (b)は側面図、 第9図は第6 図のA−A断面図である。 1・・・巻線 2・・・積鉄心 3・・・上部クランプ 4・・・下部クランプ 21・・・当て板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  非晶質磁性合金薄板を積層してなる積鉄心を備え、こ
    の積鉄心の脚部の積層方向両側に当て板を設け、この当
    て板を前記積鉄心の継鉄部を押える上下各クランプで押
    えてなる積鉄心型静止誘導電器において、前記当て板を
    、断面がL状となるように形成して前記脚部の積層面外
    側にも位置させたことを特徴とする積鉄心型静止誘導電
    器。
JP16546789A 1989-06-29 1989-06-29 積鉄心型静止誘導電器 Pending JPH0332007A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130307659A1 (en) * 2011-01-26 2013-11-21 Abb Technology Ag Transformer having a core frame with interlocking members
CN105679509A (zh) * 2016-03-25 2016-06-15 人民电器集团江苏斯诺成套设备工程有限公司 变压器
CN105679508A (zh) * 2016-03-25 2016-06-15 人民电器集团江苏斯诺成套设备工程有限公司 变压器用稳定结构
JP2017143251A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 国立大学法人東北大学 磁性板の積層体及びモータ

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