JPH0331877B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0331877B2 JPH0331877B2 JP58142846A JP14284683A JPH0331877B2 JP H0331877 B2 JPH0331877 B2 JP H0331877B2 JP 58142846 A JP58142846 A JP 58142846A JP 14284683 A JP14284683 A JP 14284683A JP H0331877 B2 JPH0331877 B2 JP H0331877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- mud
- material injection
- injection pipe
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 60
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 57
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 57
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 35
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 34
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 3
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 229910000278 bentonite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000440 bentonite Substances 0.000 description 1
- SVPXDRXYRYOSEX-UHFFFAOYSA-N bentoquatam Chemical compound O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O SVPXDRXYRYOSEX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は地中にトンネルの如き横穴を築造する
際に用いられるシールド機に関する。
際に用いられるシールド機に関する。
(従来の技術)
削土に、例えば粘土、ベントナイト溶液等の粘
性付与材を加え、この土の土圧により切羽を押え
ながら推進するシールド機において、粘性付与材
(以後、作泥土材と言う)の注入は削土の泥土化
にとつて重要なものであり、泥土化をより早く均
一に行うためには切羽に近い箇所、つまり切削刃
の直後に注入口を設けることが望ましい。
性付与材を加え、この土の土圧により切羽を押え
ながら推進するシールド機において、粘性付与材
(以後、作泥土材と言う)の注入は削土の泥土化
にとつて重要なものであり、泥土化をより早く均
一に行うためには切羽に近い箇所、つまり切削刃
の直後に注入口を設けることが望ましい。
しかして、第2図は本出願人によつて既に提案
されているシールド機を示すもので、このシール
ド機は比較的大きなシールド機であつて、かつ隔
壁中央部の内部隔壁が回転掘削具4′と一体とな
つて回転するタイプのシールド機であり、この種
のシールド機は一般にセンターシヤフト21′、
カツターウイング6′内に作泥土材注入孔21a′,
21b′,6a′を設け、これにより中心部および外
周部に作泥土材を注入するという方法がとられて
いる。
されているシールド機を示すもので、このシール
ド機は比較的大きなシールド機であつて、かつ隔
壁中央部の内部隔壁が回転掘削具4′と一体とな
つて回転するタイプのシールド機であり、この種
のシールド機は一般にセンターシヤフト21′、
カツターウイング6′内に作泥土材注入孔21a′,
21b′,6a′を設け、これにより中心部および外
周部に作泥土材を注入するという方法がとられて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、この方法では、外周部に作泥土材を送
る注入孔6a′はセンターシヤフト21′内からカ
ツターウイング6′内へ移る所で曲折しスイベル
ジヨイント31′により連結されているため、注
入孔6a′が詰まつた時、カツターウイング6′内
に設けられた注入孔6a′およびスイベルジヨイン
ト31′はシールド機より掃除することができず、
このため、注入孔が詰まるとその管が使用不能と
なるという欠点があつた。
る注入孔6a′はセンターシヤフト21′内からカ
ツターウイング6′内へ移る所で曲折しスイベル
ジヨイント31′により連結されているため、注
入孔6a′が詰まつた時、カツターウイング6′内
に設けられた注入孔6a′およびスイベルジヨイン
ト31′はシールド機より掃除することができず、
このため、注入孔が詰まるとその管が使用不能と
なるという欠点があつた。
本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、作泥土材注入管のメンテ
ナンスをシールド機内において容易になし得、ま
た、練り混ぜ効果をも有し、特に大口径のものに
適したシールド機を提供することにある。
の目的とするところは、作泥土材注入管のメンテ
ナンスをシールド機内において容易になし得、ま
た、練り混ぜ効果をも有し、特に大口径のものに
適したシールド機を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、シールド筒1内に外部隔壁2を固着
し該外部隔壁2の前方にチヤンバー24を形成
し、該外部隔壁2の内側に、回転掘削具4と棒状
の中間支持部材11と固着して連結され、かつ回
転可能な内部隔壁18を設けたシールド掘進機に
おいて、 前記中間支持部材11の一端は前記内部隔壁1
8に連結されていると共に他端は回転掘削具4の
外周に連結され、ほぼ直線状をなす作泥土材注入
管30を前記内部隔壁18を貫通させると共に中
間支持部材11に沿つて添設し回転掘削具4の外
周に該作泥土材注入管30を開口し、かつ該作泥
土材注入管30の後端には内部掃除用の着脱自在
な栓30aを設けた構成とすることにより、上記
の目的を達成している。
し該外部隔壁2の前方にチヤンバー24を形成
し、該外部隔壁2の内側に、回転掘削具4と棒状
の中間支持部材11と固着して連結され、かつ回
転可能な内部隔壁18を設けたシールド掘進機に
おいて、 前記中間支持部材11の一端は前記内部隔壁1
8に連結されていると共に他端は回転掘削具4の
外周に連結され、ほぼ直線状をなす作泥土材注入
管30を前記内部隔壁18を貫通させると共に中
間支持部材11に沿つて添設し回転掘削具4の外
周に該作泥土材注入管30を開口し、かつ該作泥
土材注入管30の後端には内部掃除用の着脱自在
な栓30aを設けた構成とすることにより、上記
の目的を達成している。
(作用)
上記のように、本発明では後端に着脱自在な栓
30を有する作泥土材注入管30を回転自在な内
部隔壁18を貫通させ、かつ回転掘削具4の外周
側に向かつて略直線的に配設したため、作泥土材
注入管30が詰まつても、栓30を外して機内側
から簡単に掃除をすることができ、メンテナンス
を容易としている。
30を有する作泥土材注入管30を回転自在な内
部隔壁18を貫通させ、かつ回転掘削具4の外周
側に向かつて略直線的に配設したため、作泥土材
注入管30が詰まつても、栓30を外して機内側
から簡単に掃除をすることができ、メンテナンス
を容易としている。
また、作泥土材注入管30はチヤンバー24の
内側から外側に向かつて斜めに延び、かつ回転掘
削具4に開口部を設け、かつ回転掘削具と共に回
転するようにしたので、大口径であつてもまんべ
んなく外周部に作泥土材を注入でき、かつチヤン
バー24内に取り込まれた掘削土砂と作泥土材と
を、泥土に変換すべく効率良く練り混ぜることが
できる。
内側から外側に向かつて斜めに延び、かつ回転掘
削具4に開口部を設け、かつ回転掘削具と共に回
転するようにしたので、大口径であつてもまんべ
んなく外周部に作泥土材を注入でき、かつチヤン
バー24内に取り込まれた掘削土砂と作泥土材と
を、泥土に変換すべく効率良く練り混ぜることが
できる。
(実施例)
以下、図面に沿つて本発明を説明する。
第1図イ,ロは本発明にかかるシールド機の一
実施例を示すもので、図中1は比較的大きな径の
円筒径を呈するシールド筒であり、前方部内周面
にはこのシールド筒1の半径方向中心に向かつて
延びる外部隔壁2が固着されている。なお、この
外部隔壁2は略リング状を呈し、かつ一部に土圧
計3が設けられている。
実施例を示すもので、図中1は比較的大きな径の
円筒径を呈するシールド筒であり、前方部内周面
にはこのシールド筒1の半径方向中心に向かつて
延びる外部隔壁2が固着されている。なお、この
外部隔壁2は略リング状を呈し、かつ一部に土圧
計3が設けられている。
4はシールド筒1の前端開口部に回転自在に設
けられいわゆるカツターとして機能する回転掘削
具で、中央部のボス5から外周に向かつて放射状
に延びるカツターウイング6と、このカツターウ
イング6の前方に突設されたビツト7と、カツタ
ーウイング6の外周部後方に設けられた練り混ぜ
翼8と、ボス5の前面に突設され、かつ中央部作
泥土材注入口9が設けられた中央ビツト10とを
備えており、カツターウイング6の後方略中央部
は中間支持部材11が固着・連結されている。
けられいわゆるカツターとして機能する回転掘削
具で、中央部のボス5から外周に向かつて放射状
に延びるカツターウイング6と、このカツターウ
イング6の前方に突設されたビツト7と、カツタ
ーウイング6の外周部後方に設けられた練り混ぜ
翼8と、ボス5の前面に突設され、かつ中央部作
泥土材注入口9が設けられた中央ビツト10とを
備えており、カツターウイング6の後方略中央部
は中間支持部材11が固着・連結されている。
12は上記回転掘削具4を回動させるための駆
動モータで、シールド筒1内のシールド機本体内
に適宜設けられたフレーム13に固定されてお
り、この駆動モータ12と上記中間支持部材11
とは回転伝達機構14を介し連結されている。す
なわち、この回転伝達機構14は駆動モータ12
の駆動軸に設けられた歯車部15と、この歯車部
15と噛合可能な歯車部16と、この歯車部16
が後方外周に設けられ、かつ前端部が中間支持部
材11側と連結される円筒状を呈する回転伝達部
材17とにて主として構成されている。
動モータで、シールド筒1内のシールド機本体内
に適宜設けられたフレーム13に固定されてお
り、この駆動モータ12と上記中間支持部材11
とは回転伝達機構14を介し連結されている。す
なわち、この回転伝達機構14は駆動モータ12
の駆動軸に設けられた歯車部15と、この歯車部
15と噛合可能な歯車部16と、この歯車部16
が後方外周に設けられ、かつ前端部が中間支持部
材11側と連結される円筒状を呈する回転伝達部
材17とにて主として構成されている。
18は中間支持部材11と連結され、かつ中間
支持部材11と一体的に回転する円板状の隔壁中
央部となる内部隔壁であり中心部バルクヘツドを
構成しており、この内部隔壁18は中間支持部材
11の後端側に設けられ、かつ連結され、この内
部隔壁18の外周部側には外部隔壁2が設けられ
ており、内部隔壁18の外周端はシールド筒1側
に形成された外部隔壁2の内周端側と対向し、か
つその外周部には周動部18aが設けられている
と共に、内部隔壁18の内周端側は軸受け19に
よつて支持されている。
支持部材11と一体的に回転する円板状の隔壁中
央部となる内部隔壁であり中心部バルクヘツドを
構成しており、この内部隔壁18は中間支持部材
11の後端側に設けられ、かつ連結され、この内
部隔壁18の外周部側には外部隔壁2が設けられ
ており、内部隔壁18の外周端はシールド筒1側
に形成された外部隔壁2の内周端側と対向し、か
つその外周部には周動部18aが設けられている
と共に、内部隔壁18の内周端側は軸受け19に
よつて支持されている。
しかして、この周動部18aの外面と外部隔壁
2の内周端に形成され、かつ周動部18aと対向
配置されたシールド筒1側の周動部2aとの間に
はシールド部材20が設けられている。
2の内周端に形成され、かつ周動部18aと対向
配置されたシールド筒1側の周動部2aとの間に
はシールド部材20が設けられている。
21はシールド筒1の略中央に設けられ、かつ
回転掘削具4とは別に独立して回動可能なセンタ
ーシヤフトであり、このセンターシヤフト21は
内部隔壁18の略中央部に設けられた軸受19と
フレーム13の略中央部に設けられた軸受22と
によつて軸支され、かつその前端は回転掘削具4
を構成するボス5に回転可能に取付けられている
と共に、前端部外周には中間支持部材11側に向
かつて放射状に延びるアーム23が突設され、こ
のアーム23の前後には外部隔壁2、内部隔壁1
8等によつて区画形成されるチヤンバー24の中
央部を撹拌するための練り混ぜ翼25が設けられ
ている。
回転掘削具4とは別に独立して回動可能なセンタ
ーシヤフトであり、このセンターシヤフト21は
内部隔壁18の略中央部に設けられた軸受19と
フレーム13の略中央部に設けられた軸受22と
によつて軸支され、かつその前端は回転掘削具4
を構成するボス5に回転可能に取付けられている
と共に、前端部外周には中間支持部材11側に向
かつて放射状に延びるアーム23が突設され、こ
のアーム23の前後には外部隔壁2、内部隔壁1
8等によつて区画形成されるチヤンバー24の中
央部を撹拌するための練り混ぜ翼25が設けられ
ている。
26はセンターシヤフト21を駆動するための
正逆回転可能な駆動モータでフレーム13に固定
されている。そして、駆動モータ26の駆動軸と
センターシヤフト21とは歯車機構27によつて
連結され、駆動モータ26を駆動することにより
アーム23を介しセンターシヤフト21に連結さ
れた練り混ぜ翼25をセンターシヤフト21と略
同心的に回動させるように構成されている。
正逆回転可能な駆動モータでフレーム13に固定
されている。そして、駆動モータ26の駆動軸と
センターシヤフト21とは歯車機構27によつて
連結され、駆動モータ26を駆動することにより
アーム23を介しセンターシヤフト21に連結さ
れた練り混ぜ翼25をセンターシヤフト21と略
同心的に回動させるように構成されている。
28は作泥土材注入装置であり、この作泥土材
注入装置28は、後端が内部隔壁18とその後方
に設けられたフレーム13との間に位置され、か
つセンターシヤフト21に向かつて設けられてい
ると共に、先端側は内部隔壁18を貫通し、かつ
中央支持部材11にそつて添設されチヤンバー2
4内に延び、かつカツターウイング6を貫通し、
カツターウイング6の外周部に作泥土材注入口2
9が設けられてなる略直線状の作泥土材注入管3
0と、センターシヤフト21の外周部に設けられ
たスイベルジヨイント31と、このスイベルジヨ
イント31と作泥土材注入管30の後端部とを連
結する中空パイプ状の連結部32とからなつてい
る。
注入装置28は、後端が内部隔壁18とその後方
に設けられたフレーム13との間に位置され、か
つセンターシヤフト21に向かつて設けられてい
ると共に、先端側は内部隔壁18を貫通し、かつ
中央支持部材11にそつて添設されチヤンバー2
4内に延び、かつカツターウイング6を貫通し、
カツターウイング6の外周部に作泥土材注入口2
9が設けられてなる略直線状の作泥土材注入管3
0と、センターシヤフト21の外周部に設けられ
たスイベルジヨイント31と、このスイベルジヨ
イント31と作泥土材注入管30の後端部とを連
結する中空パイプ状の連結部32とからなつてい
る。
なお、この例では中間支持部材11の内部に注
入孔11aを形成して作泥土材注入管30を構成
している。
入孔11aを形成して作泥土材注入管30を構成
している。
しかして、ロ図に示すように、センターシヤフ
ト21の中央部にはその後端から先端にかけて中
空管状を呈する作泥土材注入用の第1注入部21
aが形成されている。また、この第1の注入部2
1aの後端部側の外周の一部には第2注入部21
bが形成され、この第2注入部21bはセンター
シヤフト21の後端に形成された作泥土材注入口
21cとスイベルジヨイント31内に形成された
孔31aとを連結するためのもので、スイベルジ
ヨイント31に向かつてL字状に折曲形成され、
この第2注入部21bとスイベルジヨイント31
の孔31aと作泥土材注入管30とは相互に連通
するように形成されている。
ト21の中央部にはその後端から先端にかけて中
空管状を呈する作泥土材注入用の第1注入部21
aが形成されている。また、この第1の注入部2
1aの後端部側の外周の一部には第2注入部21
bが形成され、この第2注入部21bはセンター
シヤフト21の後端に形成された作泥土材注入口
21cとスイベルジヨイント31内に形成された
孔31aとを連結するためのもので、スイベルジ
ヨイント31に向かつてL字状に折曲形成され、
この第2注入部21bとスイベルジヨイント31
の孔31aと作泥土材注入管30とは相互に連通
するように形成されている。
なお、作泥土材注入管30は図示の実施例にお
いてセンターシヤフト21の後端部近傍からカツ
ターウイング6の外周部に向かつて斜めに立ち上
がつて直線状に形成されているが、管内掃除の容
易性を確保したまま注入口29をより外側へ開口
させるべく多少湾曲して形成しても良いことは勿
論である。
いてセンターシヤフト21の後端部近傍からカツ
ターウイング6の外周部に向かつて斜めに立ち上
がつて直線状に形成されているが、管内掃除の容
易性を確保したまま注入口29をより外側へ開口
させるべく多少湾曲して形成しても良いことは勿
論である。
また、作泥土材注入管30は一本の管にて必ず
しも形成する必要はなく、カツターウイング6、
内部隔壁18に孔を形成し、それらの孔を作泥土
材注入管30の一部に代用することも可能であ
る。
しも形成する必要はなく、カツターウイング6、
内部隔壁18に孔を形成し、それらの孔を作泥土
材注入管30の一部に代用することも可能であ
る。
33はチヤツバー24の下方部に前端部が連通
可能に設けられた周知構成の排土装置で、円筒状
の筒体34と、この筒体34内に回転可能に設け
られたスクリユーコンベヤ35とを備えている。
また、36は周動面18aの後方とシールド機本
体内との間に設けられたシールド部材である。
可能に設けられた周知構成の排土装置で、円筒状
の筒体34と、この筒体34内に回転可能に設け
られたスクリユーコンベヤ35とを備えている。
また、36は周動面18aの後方とシールド機本
体内との間に設けられたシールド部材である。
次に本発明の動作を説明する。
横穴の掘削は回転掘削具4によつて行われる。
すなわち、駆動モータ12を駆動すると、この駆
動モータ12の回転は、歯車部15,16、回転
伝達部材18、支持部材17等を介し回転可能な
内部隔壁18に伝達され、更にこの内部隔壁18
と固着して連結された中間支持部材11にも伝達
され、中央ビツト10を有するボス5に連結され
たカツターウイング6が回転し、これによつて中
央ビツト10、ビツト7等を介し切羽が掘削され
る。なお、この場合、外周部へ作泥土材を注入す
る作泥土材注入装置も回転し、土質に応じ作泥土
材注入口9,29から適宜作泥土材管粘性付与材
が注入される。
すなわち、駆動モータ12を駆動すると、この駆
動モータ12の回転は、歯車部15,16、回転
伝達部材18、支持部材17等を介し回転可能な
内部隔壁18に伝達され、更にこの内部隔壁18
と固着して連結された中間支持部材11にも伝達
され、中央ビツト10を有するボス5に連結され
たカツターウイング6が回転し、これによつて中
央ビツト10、ビツト7等を介し切羽が掘削され
る。なお、この場合、外周部へ作泥土材を注入す
る作泥土材注入装置も回転し、土質に応じ作泥土
材注入口9,29から適宜作泥土材管粘性付与材
が注入される。
すなわち、センターシヤフト21の後端の作泥
土材注入孔21cから作泥土材を注入すればこの
作泥土材の一部は第1注入部材21aを通つて回
転掘削具4の中央部の作泥土材注入口9から外部
へ注入される。また、作泥土材は第2注入部21
b、スイベルジヨイント31、作泥土材注入管3
0等を通つて回転掘削具4の外周部からも注入さ
れる。
土材注入孔21cから作泥土材を注入すればこの
作泥土材の一部は第1注入部材21aを通つて回
転掘削具4の中央部の作泥土材注入口9から外部
へ注入される。また、作泥土材は第2注入部21
b、スイベルジヨイント31、作泥土材注入管3
0等を通つて回転掘削具4の外周部からも注入さ
れる。
しかして、掘削土砂、作泥土材等はチヤンバー
24内に取り込まれ、かつチヤンバー24内の外
周部の掘削土砂等は練り混ぜ翼8によつて撹拌さ
れる。
24内に取り込まれ、かつチヤンバー24内の外
周部の掘削土砂等は練り混ぜ翼8によつて撹拌さ
れる。
また、チヤンバー24内の掘削土砂等は、中間
支持部材11に沿つて添設された作泥土材注入管
30や駆動モータ26、歯車機構27、センター
シヤフト21等を介して駆動されるアーム23に
突設された練り混ぜ翼25によつて撹拌される。
支持部材11に沿つて添設された作泥土材注入管
30や駆動モータ26、歯車機構27、センター
シヤフト21等を介して駆動されるアーム23に
突設された練り混ぜ翼25によつて撹拌される。
そして、練り混ぜられた掘削土砂に周知の手段
により土圧を発生せしめ切羽を押え、かつ排土装
置33を介し適宜排土をしながら掘削作業を行う
ものである。
により土圧を発生せしめ切羽を押え、かつ排土装
置33を介し適宜排土をしながら掘削作業を行う
ものである。
これらの過程等において、作泥土材注入管30
の内部が詰まつたような場合、作業者がフレーム
13に設けられた開閉自在な扉13aを開け、か
つ作泥土材注入管30の後端に設けられた着脱自
在な栓30aを取り外すなどすれば作泥土材注入
管30は略直線的に形成されるため、その内部に
容易に掃除用の器具を挿入でき、かつ掃除を容易
に行うことができる。また、従前のものに比べス
イベルジヨイント31のメンテナンスも容易に行
うことができる。
の内部が詰まつたような場合、作業者がフレーム
13に設けられた開閉自在な扉13aを開け、か
つ作泥土材注入管30の後端に設けられた着脱自
在な栓30aを取り外すなどすれば作泥土材注入
管30は略直線的に形成されるため、その内部に
容易に掃除用の器具を挿入でき、かつ掃除を容易
に行うことができる。また、従前のものに比べス
イベルジヨイント31のメンテナンスも容易に行
うことができる。
なお、図示の実施例では一対の中間支持部材1
1に作泥土材注入管30の機能をもたせて構成し
たが、何れか一方のみとしても良い。他の構成等
は前述の実施例と同様である。
1に作泥土材注入管30の機能をもたせて構成し
たが、何れか一方のみとしても良い。他の構成等
は前述の実施例と同様である。
(発明の効果)
以上のように本発明によれば、シールド筒1内
に外部隔壁2を固着し該外部隔壁2の前方にチヤ
ンバー24を形成し、該外部隔壁2の内側に、回
転掘削具4と棒状の中間支持部材11と固着して
連結され、かつ回転可能な内部隔壁18を設けた
シールド掘進機において、 前記中間支持部材11の一端は前記内部隔壁1
8に連結されていると共に他端は回転掘削具4の
外周に連結され、ほぼ直線状をなす作泥土材注入
管30を前記内部隔壁18を貫通させると共に中
間支持部材11に沿つて添設し回転掘削具4の外
周に該作泥土材注入管30を開口し、かつ該作泥
土材注入管30の後端には内部掃除用の着脱自在
な栓30aを設けた構成としたから、作泥土材注
入管30の内部が詰まつても栓30を外して掃除
用の器具を簡単に挿入して掃除を行うことがで
き、作泥土材注入機構が簡易構成となつているた
め、作泥土材注入経路のメンテナンスが容易であ
る利点がある。
に外部隔壁2を固着し該外部隔壁2の前方にチヤ
ンバー24を形成し、該外部隔壁2の内側に、回
転掘削具4と棒状の中間支持部材11と固着して
連結され、かつ回転可能な内部隔壁18を設けた
シールド掘進機において、 前記中間支持部材11の一端は前記内部隔壁1
8に連結されていると共に他端は回転掘削具4の
外周に連結され、ほぼ直線状をなす作泥土材注入
管30を前記内部隔壁18を貫通させると共に中
間支持部材11に沿つて添設し回転掘削具4の外
周に該作泥土材注入管30を開口し、かつ該作泥
土材注入管30の後端には内部掃除用の着脱自在
な栓30aを設けた構成としたから、作泥土材注
入管30の内部が詰まつても栓30を外して掃除
用の器具を簡単に挿入して掃除を行うことがで
き、作泥土材注入機構が簡易構成となつているた
め、作泥土材注入経路のメンテナンスが容易であ
る利点がある。
また、回転掘削具4の回転に伴い略前周にわた
り作泥土材を放出可能となつているため、大口径
のシールド機であつてもまんべんなく作泥土材を
放出でき、かつ作泥土材注入管30は回転可能な
内部隔壁18を貫設し、かつ回転掘削具の外周部
に向かつて中間支持部材11に沿つて延びている
ため、チヤンバー内に取り込まれた掘削土砂と作
泥土材とを作泥土材注入管30等によつてもチヤ
ンバー内の中央部分から外周部にかけて練り混ぜ
ることができるので、練り混ぜ効率を向上せしめ
る効果がある。
り作泥土材を放出可能となつているため、大口径
のシールド機であつてもまんべんなく作泥土材を
放出でき、かつ作泥土材注入管30は回転可能な
内部隔壁18を貫設し、かつ回転掘削具の外周部
に向かつて中間支持部材11に沿つて延びている
ため、チヤンバー内に取り込まれた掘削土砂と作
泥土材とを作泥土材注入管30等によつてもチヤ
ンバー内の中央部分から外周部にかけて練り混ぜ
ることができるので、練り混ぜ効率を向上せしめ
る効果がある。
第1図イは本発明の一実施例、同ロは部分断面
説明図、第2図は既に提案されている先行例であ
る。 1……シールド筒、2……外部隔壁、4……回
転掘削具、11……中間支持部材、9,29……
注入口、18……内部隔壁、28……作泥土材注
入装置、30……作泥土材注入管、31……スイ
ベルジヨイント。
説明図、第2図は既に提案されている先行例であ
る。 1……シールド筒、2……外部隔壁、4……回
転掘削具、11……中間支持部材、9,29……
注入口、18……内部隔壁、28……作泥土材注
入装置、30……作泥土材注入管、31……スイ
ベルジヨイント。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シールド筒1内に外部隔壁2を固着し該外部
隔壁2の前方にチヤンバー24を形成し、該外部
隔壁2の内側に、回転掘削具4と棒状の中間支持
部材11と固着して連結され、かつ回転可能な内
部隔壁18を設けたシールド掘進機において、 前記中間支持部材11の一端は前記内部隔壁1
8に連結されていると共に他端は回転掘削具4の
外周に連結され、ほぼ直線状をなす作泥土材注入
管30を前記内部隔壁18を貫通させると共に中
間支持部材11に沿つて添設し回転掘削具4の外
周に該作泥土材注入管30を開口し、かつ該作泥
土材注入管30の後端には内部掃除用の着脱自在
な栓30aを設けたことを特徴とするシールド
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284683A JPS6033995A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | シ−ルド機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284683A JPS6033995A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | シ−ルド機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6033995A JPS6033995A (ja) | 1985-02-21 |
JPH0331877B2 true JPH0331877B2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=15324969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14284683A Granted JPS6033995A (ja) | 1983-08-03 | 1983-08-03 | シ−ルド機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033995A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089949B2 (ja) * | 1989-10-11 | 1996-01-31 | 財団法人土木研究センター | 加泥シールド掘削機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524307B2 (ja) * | 1972-04-19 | 1980-06-27 | ||
JPS57112595A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-13 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Mud injector for shielded excavator |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931828Y2 (ja) * | 1978-07-31 | 1984-09-07 | 石川島播磨重工業株式会社 | シ−ルド掘進機 |
JPS6117108Y2 (ja) * | 1980-05-26 | 1986-05-26 |
-
1983
- 1983-08-03 JP JP14284683A patent/JPS6033995A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524307B2 (ja) * | 1972-04-19 | 1980-06-27 | ||
JPS57112595A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-13 | Hitachi Shipbuilding Eng Co | Mud injector for shielded excavator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6033995A (ja) | 1985-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3560941B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JPH0331877B2 (ja) | ||
JPH10227028A (ja) | 地盤の掘削撹拌装置 | |
JPS6117108Y2 (ja) | ||
JP2502896Y2 (ja) | シ―ルド掘進機 | |
KR900008912B1 (ko) | 시일드식 터널 굴삭기 | |
JP3869419B2 (ja) | シールド機 | |
JPS6229600B2 (ja) | ||
JPH0756397Y2 (ja) | 加泥シールド掘削機 | |
JPH0419106Y2 (ja) | ||
JPH089949B2 (ja) | 加泥シールド掘削機 | |
JPS6214230Y2 (ja) | ||
JPS6126474Y2 (ja) | ||
JPH0714476Y2 (ja) | 横穴掘削装置 | |
JPS5931828Y2 (ja) | シ−ルド掘進機 | |
JP4450891B2 (ja) | 地中掘削機 | |
JPS6126469Y2 (ja) | ||
JPS60112995A (ja) | シ−ルド掘進機 | |
JPS60394Y2 (ja) | シ−ルド掘進機 | |
JPS6214229Y2 (ja) | ||
JPH0417666Y2 (ja) | ||
JP3116241B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JPH1061383A (ja) | シールド掘進機 | |
JPS6227596Y2 (ja) | ||
JPH0457840B2 (ja) |