JPH0331081Y2 - - Google Patents

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JPH0331081Y2
JPH0331081Y2 JP1984136464U JP13646484U JPH0331081Y2 JP H0331081 Y2 JPH0331081 Y2 JP H0331081Y2 JP 1984136464 U JP1984136464 U JP 1984136464U JP 13646484 U JP13646484 U JP 13646484U JP H0331081 Y2 JPH0331081 Y2 JP H0331081Y2
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tray
section
ics
stay
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばICのリードや外観の検査、
あるいはリードの矯正やカツト等を行うIC試験
装置に用いるに好適なICトレイに関するもので
ある。
(従来の技術) IC試験装置として、例えばDIP型ICのリードの
長さのバラツキやリードの折れ等を検査して不良
品をリジエクトするICリード検査機がある。こ
の従来のICリード検査機は、検査すべきICを多
数個直線状に収納する筒状のICステイツクを複
数本IC取出部に装着して順次のICステイツクか
らICをIC検査部に供給し、このIC検査部におい
て良・不良を検査した後、不良品をリジエクト部
においてリジエクトし、良品のICをIC収納部に
おいて空のICステイツクに収納するようにして
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の従来のICリード検査機におい
ては、IC取出部において空となつたICステイツ
クをその出口が良品のICを収納する入口となる
ようにIC収納部に自動的に搬送することが困難
であるために、IC取出部において空となつたIC
ステイツクを自動的に順次落下させ、これを手動
によりその出入口を確認しながらIC収納部に一
本一本装填するようにしている。このため、作業
員に極めて面倒なICステイツクの装填作業を強
いることになり、その省力化が要望されていた。
このような不具合は、ICステイツクを自動的に
搬送する装置を開発することにより解決される
が、ICステイツクは規格化されておらず形状、
寸法等が一定でないのでこのような自動搬送装置
を開発することは困難である。またICを収納す
る筒状のステイツクは両端が解放しているが、
ICが落下しないようにIC装填後、両端にプラグ
(栓)を挿入している。このプラグも多種の構造
があり、その挿脱を自動的に行うことは非常に困
難であるため、IC試験装置においては、一端の
プラグを外した状態でステイツクを装填せざるを
得ない。この点においても自動搬送装置の開発を
困難としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案のICトレイは上記の要望に応えるため
になされたもので、それぞれ多数のICを直線状
に収納し得る一端を開放端とした複数の筒状の
ICステイツクを着脱自在に並列して装着するIC
トレイであつて、上面をほぼ開放した扁平な箱状
のトレイ本体の前記ICステイツクの配列方向と
平行で前記開放端と対向する端面に形成したIC
出入口と、このIC出入口の近傍で各ICステイツ
クに対応して設けられ、各ICステイツクの前記
開放端部を上方に偏倚する弾性部材と、各弾性部
材による対応するICステイツクの偏倚を規制す
る共通の規制部材と、この規制部材にICステイ
ツクが当接している状態で該ICステイツクの前
記開放端を閉塞する共通の閉塞部材とを具え、所
望のICステイツクを対応する前記弾性部材によ
る偏倚力に抗して押圧することにより、その開放
端を前記IC出入口に臨ませてICの挿脱を行い得
るよう構成したことを特徴とするものである。
(作用) 上記構成において、複数のICステイツクはト
レイ本体の開放した上面から着脱自在に並列して
装着でき、これら装着されたICステイツクの
各々はその開放端部において弾性部材の偏倚力に
より該弾性部材と規制部材とによつて挟持される
と共に、開放端は閉塞部材により閉塞される。し
たがつて、この状態ではICステイツク内に収納
されたICが不所望に落下することはない。また、
弾性部材は各ICステイツクに対応して設けられ
ているから、複数のICステイツクを装着した状
態で任意のICステイツクを弾性部材による偏倚
力に抗して押圧してその開放端をIC出入口に臨
ませることにより、該ICステイツクに対するIC
の挿脱を同一の開放端から行うことができる。
(実施例) 第2図は本考案に係るICトレイを適用するIC
試験装置の一例の構成を示すブロツク図である。
このIC試験装置はDIP型ICのリードの異常、例え
ば長さのバラツキ、折れ、開き角度、スラント、
曲がり等を検査すると共に、ICの外観異常、例
えば半田付着、異物付着、クラツク、モールドか
け、ボイト、無捺印、捺印かすれ等を検査して不
良品をリジエクトするものである。IC取出部1
はサプライ側トレイ格納部2およびIC排出部3
をもつて構成され、トレイ格納部2に検査すべき
多数のICをそれぞれ収納した複数本のICステイ
ツクを着脱自在に並列して装着した本考案に係る
ICトレイが所定個数内で任意の個数装填される。
このトレイ格納部2に装填されたICトレイは順
次IC排出部3に搬送され、ここで順次のICステ
イツクが所定のIC取出位置に位置するように間
欠的に移送されながら、順次のICステイツクの
開放端からICがIC試験部4に排出される。
IC試験部4はICのリードおよび外観の異常を
その上・下・左・右像から検出するための4個の
撮像管装置を有する検出部5、不良品リジエクト
部6、不良品箱7およびIC反転部8をもつて構
成され、IC取出部1から取出されたICは先ず検
出部5においてリードおよび外観検査を受けた後
不良品リジエクト部6に搬送され、ここで検出部
5における検査結果に基づいて不良品ICは不良
品箱7に排出され、良ICがIC反転部8に搬送さ
れる。IC反転部8に搬送された良ICは、所望に
応じてその向きが反転された後IC収納部9に搬
送され、該IC収納部9においてICトレイに装着
さた空のICステイツク内に順次収納される。
IC収納部9はIC挿入部10およびレシーブ側
トレイ格納部11をもつて構成され、IC挿入部
10において空のICステイツクを有するICトレ
イが、その順次のICステイツクが所定のIC挿入
位置に位置するように間欠的に移送されて、IC
試験部4から供給される良品のICが順次のICス
テイツク内に挿入される。このIC挿入部10に
おいて、装着されたすべてのICステイツクに対
するICの挿入が終了したICトレイは、トレイ格
納部11に搬送されて格納される。
一方、IC取出部1のIC排出部3においてすべ
てのICステイツクにたいするICの排出が終了し
たICトレイは、トレイ搬送部12に搬送される。
このトレイ搬送部12はトレイ回転部13および
トレイ移送部14をもつて構成され、IC排出部
3においてすべてのICステイツクに対するICの
排出が終了したICトレイは先ずトレイ回転部1
3に搬送され、ここでICステイツクの開放端が
反対方向に位置するように180゜回転された後トレ
イ移送部14によつてその開放端がIC挿入部1
0のIC挿入位置側に位置するように、該IC挿入
部10に搬送される。なお、このIC試験装置に
おいては装置動作中、空のICステイツクを有す
る少なく共1個のICトレイがトレイ移送部14
に待機するようになつている。
第3図は第2図に示したIC試験装置の要部の
概略構成を示す斜視図である。サプライ側トレイ
格納部2には、検査すべきICを多数個それぞれ
収納する複数本のICステイツク21を着脱自在
に並列して装着した本考案にかかるICトレイ2
2が、トレイ保持搬送機構23に15個までそれぞ
れ傾斜した状態で平行に積重ねるように格納保持
され、最下段のものから順次IC排出部3に落下
される。トレイ保持搬送機構23は、離間対向し
て配置され、それぞれ外周に複数個のステー24
を有する一対のエンドレスの保持搬送部材25
a,25bを具え、これら保持搬送部材25a,
25bの対向する部分においてトレイ22を15個
までそれぞれ一対のステー24により格納保持す
ると共に、その対向部が下降するようにモータ
(図示せず)によつて連動してステツプ回動させ
ることによりICトレイ22を順次IC排出部3に
供給するようになつている。また、このトレイ格
納部2には、図示しないがICトレイ22が1ス
テツプ下降したことを検知する下降センサが設け
られていると共に、保持搬送部材25a,25b
へのICトレイ22の装填にあたつて、これが正
しい姿勢で装填さたか否かを検知するためのセン
サが設けられている。
IC排出部3にはトレイ格納部2から落下した
ICトレイ22を受けると共に、このICトレイ2
2を所定のIC取出位置を経てトレイ回転部13
に案内する一対のガイド部材31a,31bと、
トレイ格納部2から落下したICトレイ22を所
定の位置に搬送位置決めする定位置セツトシリン
ダ32と、この定位置セツトシリンダ32によつ
て位置決めされたICトレイ22と係合する突起
33aを有し、ICトレイ22に並列して装着さ
たICステイツク21が所定のIC取出位置に順次
位置するようにICトレイ22を間欠的に移送す
ると共に、最後のICステイツク21に対するIC
の取出終了後に該ICトレイ22をトレイ回転部
13に移送するトレイ移送機構33と、所定の
IC取出位置においてICステイツク21からICを
排出させるゲートシリンダ(第4図参照)とが設
けられている。更に、このIC排出部3には、図
示しないがトレイ格納部2からのICトレイ22
の落下を検知して定位置セツトシリンダ32の作
動を制御するための落下検知センサと、順次の
ICステイツク21が所定のIC取出位置に位置す
るようにトレイ移送機構33の動作を制御すると
共に、ゲートシリンダの作動を制御するための定
位置センサとが設けられている。
トレイ回転部13にはICトレイを受けるプレ
ート35と、このプレート35をICトレイとト
レイ移送機構33との係合が解除される所定の位
置まで上昇させるアツプシリンダ、プレート35
を180゜回転させる回転シリンダおよびICトレイを
プレート35に有効に保持して滑落するのを防止
するためのトレイ保持シリンダを有するシリンダ
機構36とが設けられ、プレート35上に搬送さ
れたICトレイを180゜回転させてトレイ移送機構3
3における移送方向と直交する方向に延在するト
レイ移送部14に供給するよう構成されている。
なお、トレイ保持シリンダによるICトレイのプ
レート35への保持は、プレート35にトレイ保
持シリンダが作動したときにそのプランジヤが突
出する穴35aを形成し、この穴35aから突出
するプランジヤをICトレイにあけた穴に係合さ
せることによつて行われるようになつている。ま
た、このトレイ回転部13にはICトレイがIC排
出部3からプレート35の所定の位置に搬送され
たことを検知してトレイ移送機構33によるIC
トレイの移送を停止させるための回転定位置セン
サ37が設けられている。
トレイ移送部14はトレイ回転部13からの
ICトレイを一時的に受けるバツフア部14aと、
このバツフア部14aからのICトレイを受けて
これをそのままの姿勢でバツフア部14aにおけ
るICトレイの移送方向と直交する方向に搬送し
てIC挿入部10に供給する供給部14bとをも
つて構成されている。バツフア部14aにはトレ
イ回転部13のプレート35が上昇位置にある状
態でこれと同一平面を成す案内プレート38が設
けられていると共に、この案内プレート38の先
端にはエアシリンダによつて駆動されるストツパ
39が設けられ、トレイ回転部13からのICト
レイがその自重によりストツパ39の位置まで案
内プレート38上を滑走して搬送されるようにな
つている。また、このバツフア部14aには図示
しないがICトレイの有無を検知するためのバツ
フアセンサが設けられている。供給部14bには
バツフア部14aからのICトレイを受けるプレ
ート41と、このプレート41をバツフア部14
aの案内プレート38と同一平面を成す位置まで
上昇させるアツプシリンダ42と、プレート41
上のICトレイをIC挿入部10の所定の位置に搬
送位置決めする定位置セトシリンダ43とが設け
られ、プレート41の上昇位置においてバツフア
部14aからのICトレイを受け、このICトレイ
をプレート41の下降位置において定位置セツト
シリンダ42によりIC挿入部10に供給するよ
う構成されている。また、この供給部14bに
は、図示しないがプレート41上でのトレイの有
無を検知してプレート41を上下動させるアツプ
シリンダ42の作動を制御するためのトレイ検知
センサが設けられている。
IC挿入部10にはトレイ移送部14からのIC
トレイを所定のIC挿入位置を経てレシーブ側ト
レイ格納部11に案内する一対のガイド部材44
a,44bと、トレイ移送部14の定位置セツト
シリンダ43によつて位置決めされたICトレイ
と係合する突起45aを有し、ICトレイに並列
して装着されたICステイツクが所定のIC挿入位
置に順次位置するようにICトレイを間欠的に移
送すると共に、最後のICステイツクに対するIC
の挿入終了後に該ICトレイをトレイ格納部11
と対向する部分に移送するトレイ移送機構45
と、所定のIC挿入位置においてIC試験部4から
のICステイツク内に挿入するためのゲートシリ
ンダ(第4図参照)と、トレイ格納部11と対向
する部分においてICの挿入されたICトレイを受
けるプレート46と、このプレート46をICト
レイとトレイ移送機構45との係合が解除される
所定の位置まで上昇させるアツプシリンダ47と
が設けられ、トレイ移送部14から供給された
ICトレイの順次のICステイツク内にIC試験部4
において試験された良品のICを挿入してこれを
下降位置にあるプレート46上に搬送した後、プ
レート46を上昇させてトレイ格納部11に格納
するよう構成されている。また、このIC挿入部
10には、図示しないが順次のICステイツクが
所定のIC挿入位置に位置するようにトレイ移送
機構45の動作を制御すると共に、ゲートシリン
ダの作動を制御するための定位置センサと、プレ
ート46上にICトレイが搬送されたことを検知
してアツプシリンダ47の作動を制御するトレイ
下段センサとが設けられている。
レシーブ側トレイ格納部11には、IC挿入部
10を経て順次搬送されるICトレイを15個まで
それぞれ傾斜した状態で平行に積重ねるように格
納するサプライ側トレイ格納部2と同様の構成の
トレイ保持搬送機構51が設けられている。すな
わち、このトレイ保持搬送機構51は、離間対向
して配置され、それぞれ外周に複数個のステー5
2を有する一対のエンドレスの保持搬送部材53
a,53bを具え、これら保持搬送部材53a,
53bをその対向部が上昇するようにモータ(図
示せず)によつて連動してステツプ回動させるこ
とにより、IC挿入部10を経て順次搬送される
ICトレイを格納するよう構成されている。また、
このトレイ格納部11には、図示しないが保持搬
送部材53a,53bが1ステツプ上昇したこと
を検知する上昇センサが設けられていると共に、
15個のICトレイが格納されたことを検知する上
段センサが設けられている。
一方、IC試験部4には、その詳細な構成を第
4図に線図的に示すように、IC排出部3の所定
のIC取出位置とIC挿入部10の所定のIC挿入位
置との間に、ICがその自重により落下し得るよ
うに傾斜して搬送レール61が設けられ、この搬
送レール61に沿つて第1のIC送り機構62、
第2のIC送り機構63、検出部5、不良ICリジ
エクト部6、IC反転部8および第3のIC送り機
構64が順次に配置されている。第1のIC送り
機構62は、IC取出位置においてゲートシリン
ダ65の作動によつてICステイツク21から自
重により排出されるIC66を一個ずつ順次に排
出するもので、IC66を係止するストツパ67
と、このストツパ67によつて係止されるICの
次のICを押えるIC押え68とを具え、IC押え6
8の作動下においてストツパ67を所定時間解除
した後、IC押え68を不作動にする一連の動作
によつてIC66を順次第2のIC送り機構63に
排出するよう構成されている。なお、この第1の
IC送り機構62にはIC66が2個ストツクされ
るようになつていると共に、ストツパ67の位置
を通過するIC66の個数が計数センサ79で計
数され、IC押え68により押圧保持されるIC6
6がIC検知センサ70で検知されるようになつ
ている。
第2のIC送り機構63は、第1のIC送り機構
62から送られたIC66を検出部5におけるIC
の処理に同期して検出部5に順次一個ずつ排出す
るもので、第1のIC送り機構62と同様にIC6
6を係止するストツパ71と、このストツパ71
によつて係止されるICの次のICを押えるIC押え
72とをもつて構成されている。なお、この第2
のIC送り機構63にはIC66が4個ストツクさ
れるようになつており、ストツパ71で係止され
るIC66がIC検知センサ73で検知され、4個
目の位置のIC66が同様にIC検知センサ74で
検知されてオーバーフローが防止されるようにな
つている。
検出部5は、上述したようにICのリードおよ
び外観の異常をその上、下、左、右像から検出す
るもので、ICの搬送方向に沿つて平面像を得る
撮像装置81、左側面像を得る撮像装置82、右
側面像を得る撮像装置83および底面像を得る撮
像装置84が順次に配置され、各撮像装置による
撮像位置においてIC66はストツパ85〜88
により位置決めされて撮像された後、ストツパの
解除後エアにより迅速に排出されるよう構成され
ている。なお、撮像装置84による撮像位置の近
傍には、該撮像位置でのICの有無を検知するた
めのIC検知センサ89が配置されている。
不良ICリジエクト部6には、搬送レール61
の一部を構成し、その上流側を支点として垂直面
内で回動可能なレール91と、このレール91を
選択的に回動させるソレノイド92と、検出部5
からのIC66をレール91上に選択的に係止さ
せるストツパ93とが設けられ、検出部5におけ
る不良検知信号に基いてストツパ93が作動して
不良ICをレール91上に係止した後、ソレノイ
ド92を附勢してレール91を回動させることに
より不良ICをリジエクトし、これをシユータ9
4を介して不良品箱7に回収するよう構成されて
いる。
また、この不良ICリジエクト部6には、レー
ル91上での不良ICの有無を検知してソレノイ
ド92の作動を制御するための不良IC検知セン
サ95が設けられていると共に、シユータ94を
経て排出される不良ICを検知してストツパ93
の作動を制御するための不良IC検知センサ96
が設けられている。なお、レール91の回動によ
る不良ICのシユータ94への排出を迅速かつ確
実に行なうために、その排出の際にエアが吹き付
けられるようになつている。
IC反転部8には、搬送レール61の一部を構
成し、該搬送レール61が延在する傾斜平面内で
回転可能なレール101と、不良ICリジエクト
部6を経て搬送される良品のICをレール101
上に係止させるストツパ102と、レール101
を所望に応じて、あるいは検出部5からの信号に
基いて180゜回転させてICの向きを反転する反転シ
リンダ103と、レール101の回転中ICを該
レール101上に有効に保持するためのIC押え
シリンダ104とが設けられ、ストツパ102に
よつて係止させたICを選択的にIC押えシリンダ
104によつて押えながら反転シリンダ103に
よつて180゜回転させてから、ストツパ102を解
除してICを次の第3のIC送り機構64に搬送す
るよう構成されている。また、このIC反転部8
にはレール101上でのICの有無を検知してIC
押えシリンダ104等の作動を制御するための
IC検知センサ105が設けられている。
第3のIC送り機構64は、IC反転部8を経て
順次搬送される良品のICを、IC挿入位置におい
てゲートシリンダ111の作動により挿入状態に
あるICステイツク21内に順次一個ずつ挿入す
るもので、第1、第2のIC送り機構62,63
と同様にIC66を係止するストツパ112と、
このストツパ112によつて係止されるICの次
のICを押えるIC押え113とをもつて構成され
ている。なお、この第3のIC送り機構64には
IC66が7個ストツクされるようになつており、
ストツパ112の位置を通過したIC66の個数
が計数センサ114で計数され、7個目の位置の
ICがIC検知センサ115で検知されてオーバー
フローが防止されるようになつている。また、ス
トツパ112を解除してICをICステイツク21
内に挿入する際にはエアが吹き付けられるように
なつている。
第5図はIC66を収納するICステイツク21
の一例の構成を示す斜視図である。ICステイツ
ク21全体はプラスチツクの成形体で筒状になつ
ており、底部には台形の突起21aが形成され、
この上にIC66を載せると、IC66のピン66
aが突起21aと側壁との間に形成される溝内に
浸入するようになつている。またICステイツク
21の上部には、収納されたIC66の上面に記
載された文字、記号等を見ることができるように
長手方向に亘つて開口21bが形成されている。
このようなICステイツク21は、通常その両端
開口を弾性部材等より成るプラグにより閉塞して
収納した多数のIC66を有効に保持するように
している。
本例では、このようなICステイツク21を、
その一端部のプラグを取外してICトレイ22に
着脱自在に装着する。
第1図はICステイツク21を装着する本考案
に係るICトレイ22の一例の構成を示す傾斜図
である。本例では、15本のICステイツク21を
並列して着脱自在に装着するもので、例えば金属
またはプラスチツクより成り、上面をほぼ開放し
た扁平な箱状のトレイ本体121の一端面側には
IC出入口122を形成し、このIC出入口122
側にICステイツク21のプラグを取外した端面
(出入口)が位置するように、ICステイツク21
を上面から15本並べて装着する。このIC出入口
122を形成したトレイ本体121の一端部に
は、ICステイツク21の突起21aを形成する
凹部と係合してICステイツク21を上方に偏倚
するための板ばね123を底板124上に15個並
べて設けると共に、これら各板ばね123による
ICステイツク21の偏倚を規制する規制制御部
材125を側板126および127間に亘つて設
ける。また、IC出入口122を形成したトレイ
本体121の一端面には、IC出入口122を画
成し、板ばね123によりICステイツク21が
規制部材125に当接している状態で該ICステ
イツク21の出入口を閉塞する閉塞部材128
を、同様に側板126および127間に亘つて設
ける。なお、本例では規制部材125および閉塞
部材128を一体に形成する。
一方、トレイ本体121の他端部には、ICス
テイツク21の突起21aを形成する凹部と係合
し、板ばね123と協動してICステイツク21
を位置決めするための位置決め用金具129を底
板124上に15個並べて設けると共に、ICステ
イツク21の端部を押えてこれをICトレイ22
に有効に保持するための押え板130を側板12
6および127間に亘つて設ける。この押え板1
30はトレイ本体121の他端部側を軸とし、か
つ装着されたICステイツク21を押圧する方向
に回動偏倚して設けると共に、ICステイツク2
1の長さに応じて所望の位置でICステイツク2
1の端部を押圧し得るように側板126,127
にスライド可能に設ける。このため、側板12
6,127には押え板130のスライド方向に長
孔131,132を形成し、これら長孔に押え板
130の軸部を係合保持するよう構成する。
また、底板124にはその一側縁部に上述した
IC排出部3およびIC挿入部10においてトレイ
移送機構33および45の突起33aおよび45
aと係合する開口133を側板126の底部にま
たがつて形成すると共に、トレイ回転部13にお
いてトレイ保持シリンダのプランジヤと係合する
開口134を所定の位置に形成する。更に、一方
の側板127の所定の位置にはICトレイ22を
トレイ格納部2に装填するにあたつて、これが正
しい姿勢で装填されたか否かをトレイ格納部2に
設けられたセンサによつて検知するための検知用
の穴135を形成する。
第1図に示すICトレイ22にICステイツク2
1を装着すると、ICステイツク21の出入口側
は、第6図Aに示すように板ばね123によつて
上方に偏倚され、その上面は規制部材125に当
接し、出入口は閉塞部材128で閉塞される。し
たがつて、この状態ではICステイツク21内に
収納されたIC66はICステイツク21内に有効
にとどまつている。本例では、第4図に示したよ
うにIC排出部3の所定のIC取出位置に位置決め
されたICステイツク21をゲートシリンダ65
の作動により、第6図Bに示すように板ばね12
3の力に抗して偏倚させてその出入口をIC出入
口122に臨ませ、これにより収納されたIC6
6をその自重により搬送レール61に排出する。
また、IC挿入部10においても、同様に所定の
IC挿入位置に位置決めされたICステイツクをゲ
ートシリンダ111の作動によりその出入口を
IC出入口に臨ませることにより試験済のICを挿
入し得るようにする。
なお、本例ではICステイツク21のIC取出位
置およびIC挿入位置への位置決めを確実に行な
うため、第6図Cに示すように、ゲートシリンダ
65,111のプランジヤの下端部65a,11
1aをICステイツク21の上部を覆うように外
方に拡開するテーパー状に切欠いて形成する。こ
のようにすることによつて、トレイ移送機構3
3,45によるICステイツクの位置決め精度が
悪くても常に高精度でICステイツクを所定のIC
取出位置およびIC挿入位置に位置決めすること
ができる。
以下、上述したIC試験装置の動作を説明する。
まず、装置の起動に先立つて、試験すべきIC
を多数個収納するICステイツクを装着したICト
レイを所望個数(15個まで)サプライ側トレイ格
納部2に格納すると共に、バツフア部14aおよ
びIC挿入部10にそれぞれ空のICステイツクを
有するICトレイをセツトする。
この状態で装置を起動させると、IC取出部1
においてはトレイ格納部2の保持搬送部材25
a,25bが1ステツプ下降して最下段のICト
レイ22がIC排出部3のガイド部材31a,3
1b上に落下する。次にこのICトレイ22は定
位置セツトシリンダ32によりIC取出位置側に
押され、これによりICトレイ22に形成した開
口133にトレイ移送機構33の突起33aが進
入する。この状態では突起33aはほぼ水平状態
にある。その後、トレイ移送機構33が作動して
突起が立上がりICトレイ22と係合してICトレ
イが移動し、定位置センサの出力に基づいて最初
のICステイツク21がIC取出位置に位置決めさ
れ、この状態でゲートシリンダ65が作動しIC
66が搬送レール61に排出される。
搬送レール61に排出されたIC66は、まず
第1のIC送り機構62のストツパ67で係止さ
れると共に計数センサ79で計数され、第2の
IC送り機構63のIC検知センサ74のIC無し信
号によつて一個ずつ第2のIC送り機構63に排
出される。
IC取出位置にあるICステイツク21内のIC6
6が順次排出され、計数センサ79およびIC検
知センサ70によつて所定時間ICが検知されな
くなると、その時間の経過後ゲートシリンダ65
が不作動となつてトレイ移送機構33が作動し、
次のICステイツク21がIC取出位置に位置決め
されて同様にゲートシリンダ65の作動により
IC66の排出が行われる。このようにして、順
次のICステイツク21に対するIC66の排出動
作が行われる。
IC排出部3にあるICトレイ22の最後のICス
テイツク21に対する排出動作が行われた後、
IC検知センサ70が所定時間ICを検知しなくな
ると、その時間の経過後ゲートシリンダ65が不
作動となつてトレイ移送機構33が作動し、これ
によりICトレイ22はトレイ回転部13に搬送
される。
なお、計数センサ79は試験ICの総数を計数
すると共に、その計数値に基づいて各ICステイ
ツク21において収納されたIC個数と排出され
たIC個数とを比較し、両者が不一致のときは当
該ICステイツク内にICが引つかかつていると判
断して、そのICステイツクの番号を記憶させて
次のICステイツクにおける排出動作に移行させ
る。
トレイ回転部13に搬送されたICトレイ22
は、ここでその姿勢が反転された後バツフア部1
4aに搬送される。このトレイ回転部13におけ
るICトレイ22の反転は、先ずシリンダ機構3
6のアツプシリンダを作動させてプレート35を
上昇させ、これによりトレイ22をトレイ移送機
構53との係合を解除すると共に、トレイ保持シ
リンダを作動させてそのプランジヤをプレート3
5の穴35aを通してICトレイ22に係合させ
ることによりICトレイ22をプレート35上に
有効に保持する。その後、この状態で回転シリン
ダを作動させてICトレイ22を180゜回転させる。
ICトレイ22の回転後、バツフア部14aのバ
ツフアセンサがICトレイを検知しているときは、
このセンサがICトレイを検知しなくなるまでそ
の状態を維持し、その後バツフア部14aにIC
トレイが無くなつてから、トレイ保持シリンダを
不作動にし、これにより回転したICトレイ22
をその自重によりバツフア部14aの案内プレー
ト38上を滑走させてストツパ39で係止される
位置まで搬送し、その後バツフアセンサのトレイ
検知信号によつて回転シリンダおよびアツプシリ
ンダを初期状態に復帰させる。
ICの排出を終えたICトレイ22がトレイ回転
部13に搬送され、トレイ回転部13のアツプシ
リンダが作動した後、すなわちICトレイ22と
トレイ移送機構33との係合が解除された後、ト
レイ格納部2の保持搬送部材25a,25bが1
ステツプ下降して次のICトレイがIC排出部3に
供給され、同様にしてICの排出動作が行われる。
一方、IC試験部4においては、第2のIC送り
機構63から順次搬送されるICのリードおよび
外観の異常が先ず検出部5において検出される。
検出部5では、撮像装置81から得られるICの
平面像からクラツク、モールドかけ、ボイド、無
捺印、捺印かすれ、捺印にじみ等を検出してその
良・不良を判別し、撮像装置82および83から
得られるICの左右像から、それぞれ左側および
右側のリードの長さのバラツキ、折れ、スラン
ト、曲がりや半田等の異物の付着等を検出してそ
の良・不良をそれぞれ判別し、また撮像装置84
から得られるICの底面像からリードの開き角度
を検出してその良・不良を判別する。この検出部
5においては、ある撮像装置によつてICが不良
と判別されたときは当該ICに対する以後の撮像
装置による判別は行わずに、そのICを不良ICリ
ジエクト部6においてリジエクトして不良品箱7
に排出し、全ての撮像装置において良品と判別さ
れたICは不良ICリジエクト部6を通過させてIC
反転部8に搬送する。
IC反転部8に搬送されたICは、所望に応じて
あるいは検出部5の撮像装置81による平面像に
基づいてその向きが反転され、第3のIC送り機
構64のIC検知センサ115のIC無し信号によ
つてIC反転部8から排出され第3のIC送り機構
64にストツクされる。
他方、IC収納部9においては、IC挿入部10
にセツトされた空のICステイツク21を有する
ICトレイ22が定位置セツトシリンダ43によ
りIC挿入位置側に押され、これによりICトレイ
22に形成した開口133とトレイ移送機構45
のほぼ水平状態にある突起45aとが係合する。
その後、トレイ移送機構45が作動し、定位置セ
ンサの出力に基づいて最初の空のICステイツク
21がIC挿入位置に位置決めされ、この状態で
ゲートシリンダ111が作動して試験済の良品の
ICの挿入が可能となる。このIC挿入位置にある
ICステイツク21へのIC66の挿入は、第3の
IC送り機構64によつて行われるが、この際、
計数センサ114により良品のICの総数が計数
されると共に、その計数値に基づいてICステイ
ツク21内に予め定めた個数のICが収納された
か否かが検知される。
計数センサ114によつて、IC挿入位置にあ
るICステイツク21内に所定個数の良品のIC6
6が挿入されたことが検知されると、その信号に
基づいてゲートシリンダ111が不作動となつて
トレイ移送機構45が作動し、次の空のICステ
イツク21がIC挿入位置に位置決めされて同様
にゲートシリンダ111の作動により良品のIC
66の挿入動作が行われる。このようにして、順
次の空のICステイツク21に対する良品のIC6
6の挿入動作が行われる。
IC挿入部10にあるICトレイ22の最後のIC
ステイツク21に対する良品のIC66の挿入動
作が完了すると、ICトレイ22はトレイ移送機
構45によりレシーブ側トレイ格納部11の下方
に位置するプレート46上に搬送された後、トレ
イ格納部11に格納される。このICトレイ22
のトレイ格納部11への格納は、先ずICトレイ
22がプレート46上に搬送されたことを検知す
るトレイ下段センサの信号に基づいてアツプシリ
ンダ47を作動させ、これによりICトレイ22
とトレイ移送機構45との係合を解除すると共
に、ICトレイ22を所定の位置まで上昇させ、
その後トレイ格納部11の保持搬送部材53a,
53bを1ステツプ上昇させることにより行い、
格納後はアツプシリンダ47を不作動にしてプレ
ート46を初期位置に復帰させる。
また、バツフア部14aにあるICトレイは、
IC挿入部10にあるICトレイに対してICの挿入
動作が行われている所定のタイミングでストツパ
39が解除されることにより供給部14bの上昇
位置にあるプレート41上にその自重により搬送
され、その後プレート41上のトレイの有無を検
知するトレイ検知センサの信号に基づいてアツプ
シリンダ42が下降してIC挿入部10に供給さ
れる。この供給部14bからのIC挿入部10へ
のICトレイの供給は、IC挿入部10においてIC
の挿入が完了したICトレイがプレート46上に
搬送され、アツプシリンダ47の作動によりトレ
イ格納部11側に上昇した後、すなわちICの挿
入が完了したICトレイのトレイ移送機構45と
の係合が解除された後、定位置セツトシリンダ4
3が作動することによつて行われる。このように
して、供給部14bからIC挿入部10に供給さ
れたICトレイは、トレイ移送機構45と係合し
て装着された空のICステイツクがIC挿入位置に
順次位置決めされ、上述した良品のICの挿入動
作が行われる。なお、IC挿入部10に供給され
たICトレイの最初の空のICステイツクがIC挿入
位置に位置決めされた時点でプレート41は上昇
位置に復帰する。
以上のようにして、サプライ側トレイ格納部2
に装填されたICトレイは、IC排出部3に搬送さ
れてICステイツク内のICがIC試験部4に排出さ
れ、その後トレイ移送部14を経てIC挿入部1
0に搬送されて、ICステイツク内にそのIC排出
端と同一端から試験された良品のICが挿入され
た後レシーブ側トレイ格納部11に格納される
が、IC排出部3において所定数のICが排出され
なかつたICステイツクがIC挿入部10の挿入位
置にくると、このICステイツクはスキツプされ
て次のICステイツクに良品のICが挿入される。
このようにして、順次のICトレイに対する良
品のICの挿入が進み、レシーブ側トレイ格納部
11に15個のICトレイが格納されたことが上段
センサによつて検知されるか、あるいは第3の
IC送り機構64の計数センサ114が所定時間
ICを検知しないときは、その時点で装置の動作
が終了する。なお、レシーブ側トレイ格納部11
において、上段センサがICトレイを検知する以
前にトレイ格納部11に格納された最上段のIC
トレイを抜き出すことにより連続運転を行うこと
ができる。
本実施例においては、以上のように不良ICを
リジエクトするものであるから、IC排出部3に
おけるICトレイの移動と、IC挿入部10におけ
るICトレイの移動とは同期しない。しかし、こ
れらのICトレイの移動が同期しなくても第2、
第3のIC送り機構63,64には複数のICがス
トツクされるようになつているから、IC排出部
3およびIC挿入部10におけるICステイツクや
ICトレイの切換時においても、IC試験部4にお
いてはICの試験を連続的に行うことができる。
従つて、処理能率が極めて高い。また、ICの不
良率が高い場合であつても、ICの排出を終了し
たICトレイは、バツフア部14aのICトレイが
供給部14bに搬送されるまではトレイ回転部1
3に待機しているから何らの不都合も生じない。
以上述べたように、本考案に係るICステイツ
クを用いるIC試験装置においては、複数のICス
テイツクをICトレイに装着し、このICトレイを
IC取出部におけるICステイツクの出口がIC収納
部において入口となるように、IC取出部を経て
IC収納部に自動的に搬送するものであるから、
省力化が図れると共に、ICステイツクを一本一
本搬送する場合に比べその搬送機構を簡単にでき
る。また、規格化されていないICステイツクの
搬送を、規格化されたICトレイを用いることに
よつて容易に行うことができる。
なお、本考案にかかるICトレイは上述したIC
のリードおよび外観の異常を検出して不良ICを
リジエクトするIC試験装置に限らず、そのいず
れか一方あるいはその他の異常による不良ICの
リジエクト、ICのリードの矯正やカツト、ICス
テイツク内でのICの向きの整列等、ICをICステ
イツクから取出して再びICテスイツクに収納す
る用途に広く適用することができる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案のICトレイによれ
ば、複数のICステイツクを着脱自在に装着する
ことができるから、ICステイツク内に収納され
た多数のICの保持、搬送、試験等の処理を効率
よく整然と行うことができる。また、複数のIC
ステイツクをICトレイに装着した状態で、任意
のICステイツクに対して選択的にICの挿脱を行
うことができるから、IC試験装置等に有効に用
いることができ、その搬送装置も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のICトレイの一例の構成を示
す斜視図、第2図は本考案に係るICトレイを適
用するIC試験装置の一例の構成を示すブロツク
図、第3図はその要部の概略構成を示す斜視図、
第4図はIC試験部の構成を線図的に示す図、第
5図はICステイツクの一例の構成を一部切欠し
て示す斜視図、第6図A〜Cは第1図に示すIC
トレイのICステイツクに対する作用およびICト
レイに装着されたICステイツクに作用するゲー
トシリンダのプランジヤ構造を説明するための図
である。 1……IC取出部、2……サプライ側トレイ格
納部、3……IC排出部、4……IC試験部、5…
…検出部、6……不良ICリジエクト部、7……
不良品箱、8……IC反転部、9……IC収納部、
10……IC挿入部、11……レシーブ側トレイ
格納部、12……トレイ搬送部、13……トレイ
回転部、14……トレイ移送部、14a……バツ
フア部、14b……供給部、21……ICステイ
ツク、22……ICトレイ、25a,25b,4
3a,43b……保持搬送機構、33,45……
トレイ移送機構、61……搬送レール、65,1
11……ゲートシリンダ、66……IC、81〜
84……撮像装置、121……トレイ本体、12
2…IC出入口、123……板ばね、124……
底板、125……規制部材、126,127……
側板、128……閉塞部材、129……位置決め
用金具、130……押え板、131,132……
長孔、133,134……開口、135……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ多数のICを直線状に収納し得る一端
    を開放端とした複数の筒状のICステイツクを着
    脱自在に並列して装着するICトレイであつて、
    上面をほぼ開放した扁平な箱状のトレイ本体の前
    記ICステイツクの配列方向と平行で前記開放端
    と対向する端面に形成したIC出入口と、このIC
    出入口の近傍で各ICステイツクに対応して設け
    られ、各ICステイツクの前記開放端部を上方に
    偏倚する弾性部材と、各弾性部材による対応する
    ICステイツクの偏倚を規制する共通の規制部材
    と、この規制部材にICステイツクが当接してい
    る状態で該ICステイツクの前記開放端を閉塞す
    る共通の閉塞部材とを具え、所望のICステイツ
    クを対応する前記弾性部材による偏倚力に抗して
    押圧することにより、その開放端を前記IC出入
    口に臨ませてICの挿脱を行い得るよう構成した
    ことを特徴とするICトレイ。
JP1984136464U 1984-09-08 1984-09-08 Expired JPH0331081Y2 (ja)

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JPH0620722Y2 (ja) * 1988-11-15 1994-06-01 鈴木総業株式会社 死骸や生ゴミの処理袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045435B2 (ja) * 1977-04-05 1985-10-09 株式会社リコー 変倍式複写機におけるレジストレ−シヨン補正方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045435U (ja) * 1983-09-02 1985-03-30 株式会社 東京精密 半導体素子の搬送装置

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JPS6045435B2 (ja) * 1977-04-05 1985-10-09 株式会社リコー 変倍式複写機におけるレジストレ−シヨン補正方法

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