JPS6169616A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

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JPS6169616A
JPS6169616A JP59187252A JP18725284A JPS6169616A JP S6169616 A JPS6169616 A JP S6169616A JP 59187252 A JP59187252 A JP 59187252A JP 18725284 A JP18725284 A JP 18725284A JP S6169616 A JPS6169616 A JP S6169616A
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ics
sticks
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Hiroyuki Karasawa
唐沢 宏行
Yoshio Watanabe
義雄 渡辺
Masaaki Koibuchi
鯉渕 正昭
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2893Handling, conveying or loading, e.g. belts, boats, vacuum fingers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はICのリードや外観の検査、あるいはリードの
矯正やカット等を行うIC試験装置に関するものである
(従来の技術) IC試験装置として、例えばDIP型ICのリードの長
さのバラツキやリードの折れ等を検査して不良品をリジ
ェクトするICリード検査機がある。この従来のICU
−ド検査機は、検査すべきICを多数個直線状に収納す
る筒状のICスティックを複数本1c取出部に装着して
順次のICスティックからICをIC検査部に供給し、
このIC検査部において良・不良を検査した後、不良品
をリジェクトiflにおいてリジェクトし、良品のIC
をIC収納部において空のICスティックに収納するよ
うにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記の従来のICリード検査殿においては、I
C取出部において空となったICスティックをその出口
が良品のICを収納する人口となるようにIC収納部に
自動的に搬送することが困難であるために、IC取出部
において空となったICスティックを自動的に順次落下
させ、これを手動によりその出入口を確認しながらIC
収納部に一本一本装填するようにしている。このため、
作業員に極めて面倒なICスティックの装填作業を強い
ることになり、その省力化が要望されていた。このよう
な不具合は、ICスティックを自動的に搬送する装置を
開発することにより解決されるが、ICスティックは規
格化されておらず形状、寸法等が一定でないのでこのよ
うな自動搬送装置を開発することは困難である。またI
Cを収納する筒状のスティックは両端が開放しているが
、ICが落下しないようにIC装填後、両端にプラグ(
栓)を挿入している。このプラグも多種の構造があり、
その挿脱を自動的に行うことは非常に困難であるため、
IC試験装置においては、一端のプラグを外した状態で
スティックを装填せざるを寿ない。この点においても自
動搬送装置の開発を困難としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明のIC試験装置は上記の要望に応えるためになさ
れたもので、多数のICを格納する複数本のICスティ
ックを着脱自在に並列して装着したトレイを順次に所定
のIC取出装置に間欠的に移送しながら順次のICステ
ィックの一端からICを取出すIC取出部と、このIC
スティック取出部から取出され、l[試験部において所
要の試験を行ったICを、トレイに装着された空のIC
スティックに前記一端から順次収納するIC収納部と、
このIC収納部に前記IC取出部で空となったICステ
ィックを有するトレイを搬送するトレイ搬送部とを具え
ることを特徴とするものである。
(作 用) 上記構成において、試験前の多数のICをそれぞれ収納
した複数本のICスティックを有するトレイは、まずI
C取出部において間欠的に移送されて所定のIC取出位
置で順次のICスティックの一端からICが取出される
。その後、ICの取出しが終了するとトレイ搬送部によ
って自動的にl[1,収納部に搬送され、ここで他のト
レイから取出され、IC試験部において所要の試験が行
われたICが順次のICスティックにそのICの取出端
と同一端から収納されるすなわち本発明では規格されて
いないICスティックの搬送を、規格化されたトレイを
用いることによて容易に行うことができる。
(実施例) 第1図は本発明のIC試験装置の一例の構成を示すブロ
ック図である。本例ではDIP型ICのリードの異常、
例えば長さのバラツキ、折れ、開き角度、スラント、曲
がり等を検査すると共に、ICの外観異常、例えば半田
付着、異物付着、クラック、モールドかけ、ボイド、無
捺印、捺印かすれ等を検査して不良品をリジェクトする
ものである。IC取出部1はサプライ側トレイ格納部2
およびIC排出詔3をもって構成し、トレイ格納部2に
検査すべき多数のICをそれぞれ収納した複数本のIC
スティックを着脱自在に並列して装着したトレイを所定
個数内で任意の個数装填する。このトレイ格納部2に装
填されたトレイは順次IC排出邪3に搬送し、ここで順
次のICスティックが所定のIC取出位置に位置するよ
うにトレイを間欠的に移送して、順次のICスティック
の一端からICをIC試験部4に排出する。
IC試験部4はICのリードおよび外観の異常をその上
・下・左・右像から検出するだめの4個の撮像管装置を
有する検出部5、不良品リジェクト部6、不良品箱7お
よびIC層反転8をもって構成し、IC取出部1から取
出されたICを先ず検出部5においてリードおよび外観
検査して不良品リジェクト部6に搬送し、ここで検出部
5における検査結果に基づいて不良品ICを不良品箱7
に排出し、良1cをIC層反転8に搬送して所望に応じ
てその向きを反転した後IC収納部9に搬送して、該I
C収納部9においてトレイに装若さだ空のICスティッ
ク内に順次収納する。
IC収納部9はIC挿入部10およびし/−ブ側トレイ
格納部11をもって構成し、IC挿入部lOにおいて空
のICスティックを有するトレイをその順次のICステ
ィックが所定のIC挿入位置に位置するように間欠的に
移送して、IC試験部4から供給される良品のICを順
次のICスティック内に挿入する。このIC挿入部10
において装着されたすべてのICスティックに対するI
Cの挿入が終了したトレ、イは、トレイ格納部11に搬
送して格納する。
一方IC取出部1の(C排出部3において全てのICス
ティックに対するICの排出が終了したトレイは、トレ
イ撤送部12に搬送する。このトレイ搬送部12はトレ
イ回転部13およびトレイ移送部14をもって構成し、
IC排出部3において全てのICスティックに対するI
Cの排出が終了したトレイを先ずトレイ回転部13に搬
送してICスティックのIC取出口が反対方向に位置す
るように180° 回転し、その後トレイ移送部14に
よってIC取出口がIC挿入部10のIC挿入位置側に
位置するように、該I C挿入部10に搬送する。なお
、本例においては装置動作中、空のICスティックを有
する少なくとも1個のトレイをトレイ移送部14に待機
させる。
第2図は第1図に示した構成要素を具えるIC試験装置
の外観の一例を示すもので、第2図Aは正面図、第2図
Bは平面図、第2図Cは右側面図、第2図りは左側面図
、第2図Eは背面図を表わす。
以下、第1図を参照しながら、その概略構成を説明する
。装置本体21の上部はICおよびトレイが自重で落下
し得るように水平面に対して傾斜させ、この傾斜部分の
上方側にIC取出部1、下方側に]C収納部9を離間し
て設ける。IC取出部1は本体21の手前側にトレイ格
納82を、その下方近傍にIC排出部3を配置し、トレ
イ格納部2にはトレイを15個までそれぞれ傾斜した状
態で平行に積み重ねるように格納保持する昇降可能なト
レイ保持搬送機構を設け、このトレイ保持搬送機構をス
テップ下降させることによって最下段のとれいを順次I
C排出部3に落下させる。トレイ格納部2の前面はカバ
ー22で覆うと共に、トレイ保持搬送機構の最下段のト
レイ格納位置に対応する部分にはトレイをその格納位置
に装填するためのトレイ挿入口23を形成し、このトレ
イ挿入口23からトレイ保持搬送機構をステップ上昇さ
せなからトレイを装填する。このため、トレイ格納部2
の前面には、トレイ保持搬送機構をステップ上昇させる
ための上昇用釦24を設けると共に、15個のトレイの
装填完了を知らせるためのランプ25を設ける。また、
トレイ挿入口23には光学的な検知手段を設け、装置起
動中にこの検知手段が作動したとき、例えばトレイ挿入
口23に手を挿入したときは装置の運転を停止させる。
IC収納部9はIC取出部1と同様に、装置本体21の
手前側にトレイ格納部11を、その下方近傍にIC挿入
部10を配置し、トレイ格納911にはトレイを15個
までそれぞれ傾斜した状態で平行に積重ねるように格納
保持する上昇可能なトレイ保持搬送機構を設け、このト
レイ保持搬送機構をステップ上昇させることによってI
C挿入部10においてICの挿入が終了したトレイを順
次格納する。このトレイ格納部11の前面には15個の
トレイが格納されたことを知らせるためのランプ26を
設ける。   −トレイ搬送部12は装置本体21の傾
斜部分の背面側においてIC取出部1とIC収納部9と
の間に延在して設け、その上方側にIC排出部3からの
トレイを180°回転してその向きを反転するトレイ回
転部13を配置し、トレイ移送部14が位置する背面に
は装置の起動にあたって該トレイ移送部14に空のIC
スティックを有するトレイを挿入セットするためのトレ
イ挿入口27を形成する。
また、IC試験部4を構成する検出部5、不良品リジェ
クト部6およびIC反転部8は、装置本体21の傾斜部
分の中央部分においてIC排出部3とIC挿入部10と
の間のICの搬送方向に沿って配置する。
更に、傾斜部分の中央部前面には、ICのリードおよび
外観検査に関する情報や各部の動作を制御するための情
報等を人力するための引出式のキーボード28、これら
の人力情報や操作手順、あるいは検出部5でのIC像を
表示するためのモニタ29を設けると共に各種の操作釦
、例えば非常停止釦30、原点設定釦31、起動釦32
、再起動釦33、停止釦34、反転釦35、警報停止釦
36、トレイ抜き釦37等を設ける。
一方、装置本体21の下部には、その前面に不良品箱7
を引出し可能に収納する扉38を設けると共に電源スィ
ッチ39を設け、内部には電源、制御回路、駆動回路、
エアポンプ、エアバルブ、光源等を収納する。
第3図は第1図および第2図に示したIC試験装置の用
品の概略構成を示す斜視図である。サブライ側トレイ格
納部2は、検査すべきICを多数個それぞれ収納する複
数本のICスティック41を着脱自在に並列して装着し
たトレイ42を15個までそれぞれ傾斜した状態で平行
に積重ねるように格納保持すると共に、これら格納保持
されたトレイ42を最下段のものから順次IC排出部3
に落下させるトレイ保持搬送機構43を具える。このト
レイ保持搬送機構43は、離間対向して配置され、それ
ぞれ外周に腹数個のステー44を有する一対のエンドレ
スの保持搬送部材45a 、 45bを具え、これら保
持搬送部材45a、 45bの対向する部分においてト
レイ42を15個までそれぞれ一対のステー44により
格納保持し得るよう構成すると共に、一対の保持搬送部
材45a、 45b をその対向部が下降するようにモ
ータ(図示せず)によって連動してステップ回動させる
ことによりトレイ42を順次IC排出W1り33に供給
するよう構成する。また、このトレイ格納部2には図示
しないがトレイが1ステツプ下降したことを検知する下
降センサを設けると共に、第2図に示したトレイ挿入口
23からのトレイ42の装填にあたって、トレイ42が
正しい姿勢で装填されたか否かを検知するためのセンサ
を設ける。
IC排出部3にはトレイ格納部2から落下したトレイ4
2を受けると共に、このトレイ42を所定のIC取出位
置を経てトレイ回転部13に案内する一対のガイド部材
5La、 51b  と、トレイ格納部2から落下した
トレイ42を所定の位置に撤退位置決めする定位置セッ
トシリンダ52と、この定位置セットシリンダ52によ
って位置決めされたトレイ42と係合する突起53a 
を有し、トレイ42に並列して装着さたICスティック
41が所定のIC取出位置に順次位置するようにトレイ
42を間欠的に移送すると共に、最後のICスティック
41に対するICの取出終了後に該トレイ42をトレイ
回転部13に移送するトレイ移送機構53と、所定のI
C取出位置においてICスティック41からICを排出
させるゲートシリンダ(第4図参照)とを設ける。更に
、このIC排出部3には、図示しないがトレイ格納部2
からのトレイ42の落下を検知して定位置セットシリン
ダ52の作動を制御するための落下検知センサと、順次
のICスティック41が所定のIC取出位置に位置する
ようにトレイ移送機構53の動作を制御すると共に、ゲ
ートシリンダの作動を制御するための定位置センサを設
ける。
トレイ回転部13にはトレイを受けるプレート55と、
このプレート55をトレイとトレイ移送機構53との係
合が解除される所定の位置まで上昇させるアップシリン
ダ、プレート55を180°回転させる回転シリンダお
よびトレイをプレート55に有効に保持して滑落するの
防止するためのトレイ保持シリンダを有するンリンダ機
構56とを設け、プレート55上に搬送されたトレイを
180°回転させてトレイ移送機構53における移送方
向と直交する方向に延在するトレイ移送部14に供給す
るよう構成する。なお、トレイ保持シリンダによるトレ
イのプレート55への保持は、プレート55にトレイ保
持シリンダが作動したときにそのプランジャが突出する
穴55a を形成し、この穴55a から突出するプラ
ンジャをトレイにあけた穴に係合させることによって行
うよう構成する。また、このトレイ回転部13にはトレ
イがIC排出部3からプレート55の所定の位置に搬送
されたことを検知してトレイ移送機構53によるトレイ
の移送を停止させるための回転定位置センサ57を設け
る。
トレイ移送部14はトレイ回転部13からのトレイを一
時的に受けるバッファH14a と、このバッファR1
4aからのトレイを受けてこれをそのままの姿勢でバッ
ファ部14a におけるトレイの移送方向と直交する方
向に搬送してIC挿入′F!A10に供給する供給部1
4b とをもって構成する。バッファ部14aにはトレ
イ回転部13のプレート55が上昇位置にある状態でこ
れと同一平面を成す案内プレート58を設けると共に、
この案内プレート58の先端にはエアシリンダによって
駆動されるストパ59を設け、トレイ回転部13からの
トレイがその自重によりストッパ59の位置まで案内プ
レート58上を滑走するよう構成する。また、このバッ
ファ部14a には図示しないがトレイの有無を検知す
るためのバッファセンサを設ける。供給部14b には
バッファ部14 aからのトレイを受けるプレート61
と、このプレートロ1をバッファ部14a の案内プレ
ート5Bと同一平面を成す位置まで上昇させるアップシ
リンダ62と、プレート61上のトレイをIC挿入部1
0の所定の位置に搬送位置決めする定位置セットシリン
ダ63とを設け、プレート61の上昇位置においてバッ
ファ部14a からのトレイを設け、このトレイをプレ
ート61の下降位置において定位装置セットシリンダ6
2によりIC挿入RIOに供給するよう構成する。また
、この供給部14b には、図示しないがプレート61
上でのトレイの有無を検知してプレート61を上下動さ
せるアップシリンダ62の作動を制御するためのトレイ
検知センサを設ける。
IC挿入部10にはトレイ移送部14からのトレイを所
定のIC挿入位置を経てレシーブ側トレイ格納部11に
案内する一対のガイド部材64a、 64b と、トレ
イ移送部14の定位置セットシリンダ63によって位置
決めされたトレイと係合する突起65aを有し、トレイ
に並列して装着されたICスティックが所定のIC挿入
位置に順次位置するようにトレイを間欠的に移送すると
共に、最後のICスティックに対するICの挿入終了後
に該トレイをトレイ格納部11と対向する部分に移送す
るトレイ移送機構65と、所定のIC挿入位置において
IC試験部4からのICをICスティック内に挿入する
ためのゲートシリンダ(第4図参照)と、トレイ格納部
11と対向する部分においてICの挿入されたトレイを
受けるプレート66と、このプレート66をトレイとト
レイ移送機構65との係合が解除される所定の位置まで
上昇させるアップシリンダ67とを設け、トレイ移送部
14から供給されたトレイの順次のICスティック内に
IC試験部4において試験された良品のICを挿入して
これを下降位置にあるプレート66上に搬送した後、プ
レート66を上昇させてトレイ格納部11に格納するよ
う構成する。また、このIC挿入部10には、図示しな
いが順次のICスティックが所定のIC挿入位置に位置
するようにトレイ移送機構65の動作を制御すると共に
、ゲートシリンダの作動を制御するための定位置センサ
と、プレート66上にトレイが搬送されたことを検知し
てアップシリンダ67の作動を制御するトレイ下段セン
サとを設ける。
レシーブ側トレイ格納R11は、IC挿入部10を経て
順次搬送されるトレイを15個までそれぞれ傾斜した状
態で平行に積重ねるように格納するサプライ側トレイ格
納部2と同様の構成のトレイ保持搬送機構71を具える
。すなわち、このトレイ保持搬送機構71は、離間対向
して配置され、それぞれ外周に複数個のステー72を有
する一対のエンドレスの保持搬送部材73a、 73b
を具え、これら保持搬送部材73a、 73bをその対
向部が上昇するようにモータ(図示せず)によって連動
してステップ回動させることにより、IC挿入部10を
経て順次搬送されるトレイを格納するよう構成する。ま
た、このトレイ格納部11には、図示しないが保持搬送
部材73a、 73bが1ステツプ上昇したことを検知
する上昇センサを設けると共に、15個のトレイが格納
されたことを検知する上段センサを設ける。
次にIC試験部4の構成を第4図をも参照しながら説明
する。IC試験部4にはIC排出部3の所定のIC取出
位置とIC挿入810の所定のIC挿入位置との間に、
ICがその自重により落下し得るように傾斜して搬送レ
ール81を設け、この搬送レール81に沿って第1のI
C送り機構82、第2のIC送り機構83、検出部5、
不良ICIJジェク)R6、IC反転部8および第3の
IC送り機構84を順次に配置する。第1のIC送り機
構82は、IC取出位置においてゲートシリンダ85の
作動によってICスティック41から自重により排出さ
れるIC86を一個ずつ順次に排出するもので、IC8
6を係止するストッパ87と、このストッパ87によっ
て係止されるICの次のICを押えるIC押え88とを
具え、IC押え88の作動下においてストッパ87を所
定時間解除した後、IC押え88を不作動にする一連の
動作によってIC86を順次第2のIC送り機構83に
排出するようv4成する。なお、本例ではこの第1のI
C送り機構82にIC86を二個ストックし得るように
して、ストッパ87の位置を通過する1c86の個数を
計数センサ89で計数すると共に、IC押え88により
押圧保持される1c86をIC検知センサ90で検知す
る。
第2のIC送り機構83は、第1のIC送り機構82か
ら送られたIC86を検出部5におけるICの処理に同
期して検出部5に順次−個ずつ排出するもので、第1の
IC送り機構82と同様にIC86を係止するストッパ
91と、このストッパ91によって係止されるICの次
のICを押えるIC押え92とをもって構成する。
なお、本例ではこの第2のIC送り機構83に+ca6
を4個ストックし得るようにして、ストッパ91で係止
されるIC86をIC検知センサ93で検知すると共に
、四個目の位置のIC86を同様にIC検知センサ94
で検知してオーバーフローを防止する。
検出部5は、上述したようにICのリードおよび外観の
異常をその上、下、左、右像から検出するもので、本例
ではICの電送方向に沿って平面像を得る撮像装置10
1、左側面像を得る撮像装置102、右側面像を得る撮
像装置103 および底面像を得る撮像装置104を順
次に配置し、各撮像装置による撮像位置においてIC8
6をストッパ105〜108 により位置決めして撮像
した後、ストッパを解除してエアにより迅速に排出する
よう構成する。なお、撮像装置104 による撮像位置
の近傍には、該撮像位置でのICの有無を検知するため
のIC検知センサi09 を配置する。
不良ICリジェクト部6には、搬送レール81の一部を
構成し、その上流側を支点として垂直面内て回動可能な
レール111  と、このレール111 を選択的に回
動させるソレノイド112 と、検出部5からのIC8
6をレール111 上に選択的に係止させるストッパ1
13 とを設け、検出部5における不良検知信号に基い
てストッパ113 を作動させて不良ICをレール11
1上に係止させた後、ソレノイド112を附勢してレー
ル111 を回動させることにより不良ICをリジェク
トし、これをシュータ114 を介して不良品箱7に回
収するよう構成する。
また、この不良ICリジェクト部6には、レール111
 上での不良ICの有無を検知してソレノイド112の
作動を制御するだめの不良IC検知センサ115 を設
けると共に、シュータ114を経て排出される不良IC
を検知してストッパ113の作動を制御するための不良
IC検知センサ116を設ける。なお、本例ではレール
111 の回動による不良ICのシュータ114への排
出を迅速かつ確実に行なうために、その排出の際にエア
を吹き付けるようにする。
IC反転部8には、搬送レール81の一部を構成し、該
搬送レール81が延在する傾斜平面内で回転可能なレー
ル121  と、不良ICリジェクト部6を経て搬送さ
れる良品のICをレール121 上に係止させるストッ
パ122 と、レール121 を所望に応じて、あるい
は検出部5からの信号に基いて180°回転させてIC
の向きを反転する反転シリンダ123  と、レール1
21 の回転中ICを該レール121 上に有効に保持
するためのIC押えシリンダ124 とを設け、ストッ
パ122 によって係止させたICを選択的にIC押え
シリンダ124 によって押えながら反転シリンダ12
3によって180°回転させてから、ストッパ122 
を解除してICを次の第3のIC送り機構84に搬送す
るよう構成する。また、このIC反転部8にはレール1
21上でのICの有無を検知してIC押えシリンダ12
4等の作動を制御するためのIC検知センサ125を設
ける。
第3のIC送り機構84は、IC反転部8を経て順次搬
送される良品のICを、IC挿入位置においてゲートシ
リンダ131 の作動により挿入状態にあるICスティ
ック41内に順次−個ずつ挿入するもので、第1、第2
のIC送り機構82.83と同様に1c86を係止する
ストッパ132  と、このストッパ132  によっ
て係止されるICの次のICを押えるIC押え133 
とをもって構成する。なお、本例ではこの第3のIC送
り機構84に1c86を七個ストックし得るようにして
、ストッパ132の位置を通過したIC86の個数を計
数センサ134で計数すると共に、七個目の位置のIC
をIC検知センサ135 で検知してオーバーフローを
防止する。また、ストッパ132 を解除してICを1
(1゜スティック41内に挿入する際にはエアを吹き付
けるようにする。
第5図はIC86を収納するICスティック41の一例
の構成を示す斜視図である。ICステイック41全体は
プラスチックの成形体で、底部には台形の突起41aを
形成し、この上にIC86を載せると、IC86のピン
86aが突起41a と側壁との間に形成される溝内に
浸入するようにする。ICスティック41の上部には、
収納されたIC86の上面に記載された文字、記号等を
見ることができるように長手方向に亘って開口41bを
形成する。本例では、所定の長さのICスティック41
内にIC86を、8ピンの場合には45〜47個、14
ピンの場合には23〜25個、16ビンの場合には21
〜25個、18ピンの場合には19〜22個、20ピン
の場合には17〜19個まで収納し得るようにする。こ
のようなICスティック41においては、通常その両端
部を弾性部材等より成るプラグにより閉塞して収納した
多数のIC86を有効に保持するようにしている。
本例では、このように試験前のIC86を多数収納した
ICスティック41を、その一端部のプラグを取外して
トレイ42に着脱自在に装着する。
第6図はICスティック41を装着するトレイ42の一
例の構成を示す傾斜図である。このトレイ42は、例え
ば金属またはプラスチックより成り、15本のICステ
ィック41を並列して着脱自在に装着するもので、トレ
イ42の一端面側にはIC出入口42a を形成し、こ
のIC出入口42a 側にICスティック41のプラグ
を取外した端面(出入口)が位置するように、10ステ
イツク41を15本並べて装着する。このIC出入口4
2a を形成するトレイ42の一端部には、ICスティ
ック41の突起41a を形成する凹部と係合してIC
スティック41を上方に偏倚するための板ばね42bを
底板42c上に15個並べて設け、またIC出入口42
a の部分には該IC出入口42a を画成し、かつ板
ばね42b による偏倚を規制してICスティック41
をトレイ42に有効に保持すると共に、ICスティック
41からの不所望なICの排出を有効に防止するための
ストッパ42dを側板42eおよび42[間に亘って設
ける。また、トレイ42の他端部には、ICスティック
41の突起41a を形成する凹部と係合し、板ばね4
2b と協動してICスティック41を位置決めするた
めの位置決め用金具4.2 gを底板42c上に15個
並べて設けると共に、]Cスティック41の端部を押え
てこれをトレイ42に有効に保持するための押え板42
hを側板42eおよび42「 間に亘って設ける。
この押え板42h はトレイ42の他端部側を軸とし、
かつ装着されたICスティック41を押圧する方向に回
動偏倚して設けると共に、ICスティック41の長さに
応じて所望の位置でICスティック41の端部を押圧し
得るように側板42e、 42f にスライド可能に設
ける。このため、側板42e、 42f には押え板4
2hのスライド方向に長孔42i、 42j  を形成
し、これら長孔に押え板42hの軸部を係合保持するよ
う構成する。
また、底板42c にはその−側縁部に上述したIC排
出部3およびIC挿入部10においてトレイ移送機構5
3および65の突起53a および65a と係合する
開口42k を側板42eの底部にまたがって形成する
と共に、トレイ回転部13においてトレイ保持シリンダ
のプランジャと係合する開口42I!を所定の位置に形
成する。更に、一方の側板42f の所定の位置には第
2図に示したトレイ挿入口23からトレイ42をトレイ
格納部2に装填するにあたって、これが正しい姿勢で装
填されたか否かをトレイ゛格納部2に設けられたセンサ
によって検知するための検知用の穴42mを形成する。
第6図に示すトレイ42にICスティック41を装着す
ると、ICスティック41の出入口側は、第7図Aに示
すように板ばね42b によって上方に偏倚され、その
上面はストッパ42d に当接し、出入口はストッパ4
2d で閉塞される。したがって、この状態ではICス
ティック41内に収納されたIC86はICスティック
41内に有効にとどまっている。本例では、第4図に示
したようにIC排出部3の所定のIC取出位置に位置決
めされたICスティック41をゲートシリンダ85の作
動により、第7−8に示すように板ばね42bの力に抗
して偏倚させてその出入口をIC出入口42a に臨ま
せ、これにより収納された1c86をその自重により搬
送レール81に排出する。また、IC挿入部IOにおい
ても、同様に所定のIC挿入泣[dに位置決めされたI
Cスティックをゲートシリンダ131 の作動によりそ
の出入口をIC出入口に4臨ませることにより試験法の
ICを挿入し得るようにする。
なお、本例ではICスティック41のIC取出位置およ
びIC挿入位置への位置決めを確実に行なうため、第7
図Cに示すように、ゲートシリンダ85.131のプラ
ンジャの下端部85a、 131aをICスティック4
1の上部を覆うように外方に拡開するテーパー状に切欠
いて形成する。このようにすることによって、トレイ移
送機構53.65 によるICスティックの位置決め精
度が悪くても常に高精度でICスティックを所定のIC
取出位置およびIC挿入位置に位置決めすることができ
る。
第8図は撮像装置101〜104 および照明系の一例
の構成を示すものである。本例では、照明光源141 
 としてハロゲンランプを用い、この光源141から射
出された光をファイバー東142 の一端に入射させ、
このファイバー東142の他端を四分割して撮像装置1
01〜104 に導く。撮像装置101〜104の各々
は、結像光学系および固体撮像素子を有する壜像部10
1a−104aと、その被写体側に設けられ内面を白色
としたフード101b〜104bとをもって構成し、フ
ード101b〜104b内をファイバー東142 の分
割した出射端からの光によって照明して各撮像位置を間
接照明し、これによりIC像を固体撮像素子上に結像さ
せる。このような間接照明を行なうことによりハレーシ
ョンのない高品位の画像が得られる。
以下、上述したIC試験装置の動作を説明する。
まず、゛装置の起動に先立って、試験すべきICを多数
個収納するICスティックを装着したトレイを所望個数
(15個まで)サプライ側トレイ格納部2に格納すると
共に、バッファ部14a およびIC挿入部10にそれ
ぞれ空のICスティックを有するトレイをセットする。
起動釦32を押して装置を起動させると、IC取出部1
においてはトレイ格納部2の保持電送部材45a。
45bが1ステツプ下降して最下段のトレイ42がIC
排出部3のガイド部材51a、51b上に落下する。次
にこのトレイ42は定位置セットシリンダ52によりI
C取出位置側に押され、これによりトレイ42に形成し
た開口42k にトレイ移送機構53の突起53a が
進入する。この状態では突起53a はほぼ水平状態に
ある。その後、トレイ移送機構53が作動して突起が立
上がりトレイ42と係合してトレイが移動し、定位置セ
ンサの出力に基づいて最初のICスティック41がIC
取出位置に位置決めされ、この状態でゲートシリンダ8
5が作動しIC86が搬送レール81に排出される。
(般送レール81に排出された1c86は、まず第1の
IC送り機構82のストッパ87で係止されると共に計
数センサ89で計数され、第2のIC送り機構83のI
C検知センサ94のIC無し信号によって一個ずつ第2
のIC送り機構83に排出される。
IC取出位置にあるICスティック41内のIC86が
順次排出され、計数センサ89およびIC検知センサ9
0によって所定時間ICが検知されなくなると、その時
間の経過後ゲートシリンダ85が不作動となってトレイ
移送機構53が作動し、次のICスティック41がIC
取出位置に位置決めされて同様にゲートシリンダ85の
作動によりIC86の排出が行われる。このようにして
、順次のICスティック41に対する1c86の排出動
作が行われる。
IC排出部3にあるトレイ42の最後のICスティック
41に対する排出動作が行われた後、IC検知センサ9
0が所定時間IC’を検知しなくなると、その時間の経
過後ゲートシリンダ85が不作動となってトレイ移送機
構53が作動し、これによりトレイ42はトレイ回転部
13″に搬送される。
なお、計数センサ89は試験ICの総数を計数すると共
に、その計数値に基づいて各ICスティック41におい
て収納されたIC個数と排出されたIC個数とを比較し
、両者が不一致のときは当該ICスティック内にICが
引っかかっていると判断して、そのICスティックの番
号を記憶させて次のICスティックにおける排出動作に
移行させる。
トレイ回転部13に搬送されたトレイ42は、ここでそ
の姿勢が反転された後バッファ114a に搬送される
。このトレイ回転i13におけるトレイ42の反転は、
先ずシリンダ機構56のアノブンリンダを作動させてプ
レート55を上昇させ、これによりトレイ42をトレイ
移送機構53との係合を解除すると共に、トレイ保持シ
リンダを作動させてそのプランジャをプレート55の穴
55a を通してトレイ42に係合させることによりト
レイ42をプレート55上に有効に保持する。その後、
この状態で回転シリンダを作動させてトレイ42を18
0°回転させる。トレイ42の回転後、バッファ部14
a のバッファセンサがトレイを検知しているときは、
このセンサがトレイを検知しなくなるまでその状態を維
持し、その後バッファ部14a にトレイが無くなって
から、トレイ保持シリンダを不作動にし、これにより回
転したトレイ42をその自重によりバッファ邪14aの
案内プレート58上を滑走させてストッパ59で係止さ
れる位置まで搬送し、その後バッファセンサのトレイ検
知信号によって回転シリンダおよびアップシリンダを初
期状態に復帰させる。
ICの排出を終えたトレイ42がトレイ回転部13に搬
送され、トレイ回転部13のアップシリンダが作動した
後、すなわちトレイ42とトレイ移送機構53との係合
が解除された後、トレイ格納部2の保持搬送部材45a
、 45bが1ステツプ下降して次のトレイがIC排出
邪3に供給され、同様にしてICの排出動作が行われる
一方、IC試験部4においては、第2のIC送り機構8
3から順次搬送されるICのリードおよび外観の異常が
先ず検出部5において検出される。検出部5では、撮像
装置101 から碍られるICの平面像からクラック、
モールドかけ、ボイド、無捺印、捺印かすれ、捺印にじ
み等を検出してその良・不良を判別し、撮像装置102
および103 から得られるICの左右像から、それぞ
れ左側および右側のリードの長さのバラツキ、折れ、ス
ラント、曲がりや半田等の異物の付着等を検出してその
良・不良をそれぞれ判別し、また撮像装置104から得
られるICの底面像からリードの開き角度を検出してそ
の良・不良を判別する。この検出部5においては、ある
撮像装置によってICが不良と判別されたときは当該1
cに対する以後の撮像装置による判別は行わずに、その
ICを不良ICUジエクト邪6においてリジェクトして
不良品箱7に排出し、全ての撮像装置において良品と判
別されたICは不良ICIJジェクト部6を通過させて
IC反転部8に搬送する。
IC反転部8に搬送されたICは、所望に応じてすなわ
ち反転釦35の操作により、あるいは検出部5の撮像装
置101 による平面像に基づいてその向きが反転され
、第3のIC送り機構84のIC検知センサ135 の
IC無し信号によってIC反転部8から排出され第3の
IC送り機構84にストックされる。
他方、IC収納部9においては、IC挿入部10にセッ
トされた空のICスティック41を有するトレイ42が
定位置セットシリンダ63によりIC挿入位置側に押さ
れ、これによりトレイ42に形成した開口42にとトレ
イ移送機構65のほぼ水平状態にある突起65aとが係
合する。その後、トレイ移送機構65が作動し、定位置
センサの出力に基づいて最初の空のICスティック41
がIC挿入位置に位置決めされ、この状態でゲートシリ
ンダ131 が作動して試験部の良品のICの挿入が可
能となる。このIC挿入位置にあるICスティック41
への(C86の挿入は、第3のIC送り機構84によっ
て行われるが、この際、計数センサ134 により、良
品のICの総数が計数されると共に、その計数値に基づ
いてICスティック41内に予め定めた個数のICが収
納されたか否かが検知される。
計数センサ134 によって、IC挿入位置にあるIC
スティック41内に所定個数の良品のIC86が挿入さ
れたことが検知されると、その信号に基づいてゲートシ
リンダ131 が不作動となってトレイ移送機構65が
作動し、次の空のICスティック41がIC挿入位置に
位置決めされて同様にゲートシリンダ131の作動によ
り良品のIC86の挿入動作が行われる。
このようにして、順次の空のICスティック41に対す
る良品のIC86の挿入動作が行われる。
IC挿入部lOにあるトレイ42の最後のICスティッ
ク41に対する良品の1c86の挿入動作が完了すると
、トレイ42はトレイ移送機構65によりレシーブ側ト
レイ格納部11の下方に位置するプレート66上に搬送
された後、トレイ格納部11に格納される。このトレイ
42のトレイ格納部11への格納は、先ずトレイ42が
プレート66上に搬送されたことを検知するトレイ下段
センサの信号に基づいてアップシリンダ67を作動させ
、これによりトレイ42とトレイ移送機構65との係合
を解除すると共に、トレイ42を所定の位置まで上昇さ
せ、その後トレイ格納部11の保持搬送部材73a、 
73bを1ステツプ上昇させることにより行い、格納後
はアップシリンダ67を不作動にしてプレート66を初
期位置に復帰させる。
また、バッファ114a にあるトレイは、IC挿入部
lOにあるトレイに対してICの挿入動作が行われてい
る所定のタイミングでストッパ59が解除されることに
より供給部14bの上昇位置にあるプレート61上にそ
の自重により搬送され、その後プレート61上のトレイ
の有無を検知するトレイ検知センサの信号に基づいてア
ップシリンダ62が下降してIC挿入部lOに供給され
る。この供給部14b ’からの、IC挿入RIGへの
トレイの供給は、IC挿入部10においてICの挿入が
完了したトレイがプレート66上に搬送され、アップシ
リンダ67の作動によりトレイ格納部11側に上昇した
後、すなわちICの挿入が完了したトレイのトレイ移送
機構65との係合が解除された後、定位置セットシリン
ダ63が作動することによって行われる。このようにし
て、供給部14bからIC挿入部10に供給されたトレ
イは、トレイ移送機構65と係合して装着された空のI
CスティックがIC挿入位置に順次位置決めされ、上述
した良品のICの挿入動作が行われる。なお、IC挿入
部10に供給されたトレイの最初の空のICスティック
がIC挿入位置に位置決めされた時点でプレート61は
上昇位置に復帰する。
以上のようにして、サプライ側トレイ格納部2に装填さ
れたトレイは、IC排出部3に搬送されてICスティッ
ク内のICがIC試験部4に排出され、その後トレイ搬
送部14を経てIC挿入部10に搬送されて、ICステ
ィック内にそのIC排出端と同一端から試験された良品
のICが挿入された後レシーブ側トレイ格納allに格
納されるが、IC排出部3において所定数のICが排出
されなかったICスティックがIC挿入部10のIC挿
入位置にくると、このICスティックはスキツプされて
次のICスティックに良品のICが挿入される。
このようにして、順次のトレイに対する良品のICの挿
入が進み、レシーブ側トレイ格納部llに15個のトレ
イが格納されたことが上段センサによって検知されるか
、あるいは第3のIC送り機構84の計数センサ134
が所定時間ICを検知しないときは、その時点で装置の
動作が終了する。なお、レシーブ側トレイ格納部11に
おいて、上段センサがトレイを検知する以前にトレイ格
納部11に格納された最上段のトレイを、トレイ抜き釦
37を操作して抜き出すことにより連続運転を行うこと
ができる。
本実施例においては、以上のように不良ICをリジェク
トするものであるから、IC排出部3におけるトレイの
移動と、IC挿入部IOにおけるトレイの移動とは同期
しない。しかし、これらのトレイの移動が同期しなくて
も第2.第3のIC送り機構83゜84には複数のIC
がストックされるようになっているから、IC排出部3
およびIC挿入部IOにおけるICスティックやトレイ
の切換時においても、IC試験部4においてはICの試
験を連続的に行うことができる。従って、処理能率が極
めて高い。また、ICの不良率が高い場合であっても、
ICの排出を終了したトレイは、バッファ部14a の
トレイが供給部14b に搬送されるまではトレイ回転
部13に待機しているから何らの不都合も生じない。
なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものではな
く、幾多の変形または変更が可能である。
例えば、トレイ回転部13はトレイ搬送部12の下流側
に配置してもよいし、また10反転部8は検出部5の上
流側に配置してもよい。また、IC試験部4でのICの
搬送およびトレイ搬送部12でのトレイの搬送は自重に
よらず、適当な搬送機構を用いて行ってもよい。更に、
搬送レール81を複数設け、同一トレイの複数のICス
ティックから同時にICを排出させてそれぞれ並列して
試験を行うよう構成することもでき、これにより更に処
理速度を高めることができる。また、トレイは矩形状に
限らず、円盤状にしてICスティックを放射状に装着し
、このトレイをIC排出部、IC挿入部において間欠的
に回動させることによってICスティックをIC取出位
置、IC挿入位置に位置決めすると共に、+c排出&乙
においてICの排出が終了したトレイをIC挿入部に搬
送するよう構成することもできる。更に、本発明は上述
したICのリードおよび外観の異常による不良ICのり
ジェクトに限らず、そのいずれ一方あるいはその他の異
常による不良1cのリジェクト、ICのリードの矯正や
カット、ICスティック内でのICの向きの整列等、I
CをICスティックから取出して再びICスティックに
収納する用途に広く適用することができる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明においては、複数のICステ
ィックをトレイに装着し、このトレイをIC取出部にお
けるICスティックの出口がIC収納部において人口と
なるように、IC取出部を経てIC収納部に自動的に搬
送するものであるから、省力化が図れると共に、ICス
ティックを一本一本搬送する場合に比べその搬送機構を
簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のIC試験装置の一例の構成を示すブロ
ック図、 第2図A−Eは第1図に示した構成要素を具えるIC試
験装置の外観の一例を示す図、第3図は同じく要部の概
略構成を示す斜視図、第4図はIC試験部の構成を線図
的に示す図、第5図はICスティックの一例の構成を一
部切欠いて示す斜視図、 第6図はトレイの一例の構成を示す斜視図、第7図A−
CはトレイのICスティックに対する作用およびトレイ
に装着されたICスティックに作用するゲートシリンダ
のプランジャ構造を説明するだめの図、 第8図は撮像装置および照明系の一例の構成を示す図で
ある。 1・・・IC取出部 2・・・サプライ側トレイ格納部 3・・・IC排出B    4・・・IC試験部5・・
・検出部     6・・・不良ICUジェクト部7・
・・不良品箱    8・・・IC反転部9・・・IC
収納部    lO・・・IC挿入部11・・・レシー
ブ側トレイ格納部 12・・・トレイ搬送部  13・・・トレイ回転部1
4・・・トレイ移送部14a ・・・バブファ部14b
・・・供給部    41・・・ICスティック42・
・・トレイ 45a、45b、73a、73b −−−保持搬送機構
53、65・・・トレイ移送機構 81・・・搬送レール   85.131・・・ゲート
シリンダ86・・・IC’101−104・・・撮像装
置。 第6図 4に 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多数のICを格納する複数本のICスティックを着
    脱自在に並列して装着したトレイを順次に所定のIC取
    出装置に間欠的に移送しながら順次のICスティックの
    一端からICを取出すIC取出部と、 このICスティック取出部から取出され、IC試験部に
    おいて所要の試験を行ったICを、トレイに装着された
    空のICスティックに前記一端から順次収納するIC収
    納部と、 このIC収納部に前記IC取出部で空となったICステ
    ィックを有するトレイを搬送するトレイ搬送部とを具え
    ることを特徴とするIC試験装置。
JP18725284A 1984-09-08 1984-09-08 Ic試験装置 Expired - Lifetime JPH0647415B2 (ja)

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