JPH0330763Y2 - - Google Patents

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JPH0330763Y2
JPH0330763Y2 JP10801886U JP10801886U JPH0330763Y2 JP H0330763 Y2 JPH0330763 Y2 JP H0330763Y2 JP 10801886 U JP10801886 U JP 10801886U JP 10801886 U JP10801886 U JP 10801886U JP H0330763 Y2 JPH0330763 Y2 JP H0330763Y2
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JP
Japan
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valve body
water
drain pipe
valve
gas
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は凍結防止用の水抜バルブを備える湯沸
器に関する。
(従来の技術) 従来熱交換器に連なる水路に設けた水栓と、該
熱交換器を加熱するガスバーナのガス通路に介在
させたガス栓とを、押ボタン又はレバ等の簡易に
操作される操作手段を介して開閉操作されるよう
に構成したものは例えば実開昭60−7755号公報又
は実開昭60−117458号公報等に知られこのような
簡易に操作される操作手段を備えるものでは、老
人、手の不自由な人々によつて簡単に取扱い得る
利点がある。
しかるに、これに設ける水抜バルブは、実公昭
50−29162号公報に見られるごとくバルブ本体内
に、弁体を一体に備える水抜管を螺挿し、該水抜
管を回動させることで弁体を弁座に圧接する閉止
状態とこれから離反させた水抜状態とに切換える
ようにしており、このものでは水抜管を強くねじ
込まなければ水洩れする恐れがあつて、上述する
老人、手の不自由な人々にとつて、該水抜操作す
ることは容易でなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかゝる水抜操作をも上記するような
人々でも容易に行い得る湯沸器を提供するもの
で、熱交換器に連なる水路に設けた水栓と、該熱
交換器を加熱するガスバーナのガス通路に介在さ
せたガス栓とを、押ボタン、レバー等の簡易に操
作される操作手段を介して開閉操作されるように
構成すると共に該水路と連なるバルブ本体に、こ
れに設けた弁座と接離自在の弁体を一体に備える
水抜管を設けたものに於いて、該水抜管を該バル
ブ本体に摺動自在に挿通すると共に、該バルブ本
体と水抜管との間に、水抜管に設けた弁体を弁座
に圧接する方向に弾発するばねと、該ばねに抗し
て水抜管と共に弁体を弁座から離反する方向に移
動させるレバーとを設けて成る。
(実施例) 図面で1は湯沸器本体、2は該湯沸器本体1内
に設けた熱交換器、3は該熱交換器2に連なる水
路4に設けた水栓、5は該熱交換器を加熱するガ
スバーナ6のガス通路7に介在させたガス栓、8
は該水栓3とガス栓5とを開閉操作する押ボタン
からなる簡易操作手段を示し、図示するもので
は、該簡易操作手段8を共通1個とし、且つ該操
作手段8には、特公昭40−1767号公報等で知られ
るプツシユプツシユ機構9を介在させて、該操作
手段8を始端位置から終端位置まで押操作すると
き、まずガス栓5が開き、その押操作を解くと
き、該プツシユプツシユ機構9によつて該操作手
段8は中間位置に係止され、このとき該操作手段
8と水栓3との間に介在させたラチエツト機構1
0が働いて水栓3を開く、そして再度操作手段8
を押操作するときは、中間位置での係止が解かれ
て水栓3並びにガス栓5を閉じる。15は該水路
4と連なるバルブ本体12に摺動自在に挿通した
水抜管を示し、該水抜管15は該バルブ本体12
に設けた弁座13に接離自在の弁体14を一体に
備える。
これまでの構成は、従来知られるものと特に変
るところがない。
本考案はかゝるものに於いて、該水抜き管15
を該バルブ本体12に摺動自在に挿通すると共
に、該バルブ本体12と水抜管15との間に、水
抜管15に設けた弁体14を弁座13に圧接する
方向に弾発するばね16と、該ばね16に杭して
水抜管15と共に該弁体14を弁座13から離反
する方向に移動させる操作レバー17とを設けた
もので、これを図示するものにつき更に詳述する
と、該水抜管15は、その先端の弁体14の根部
側の通水孔18を介してバルブ本体12内と連通
させて成り、これを袋ナツト状のベース19を介
してバルブ本体12に取付け、且つ該水抜管15
の外周に設けた鍔部15aと該ベース19の内周
に設けた鍔部19aとの間に前記ばね16を介在
させ、該操作レバ17は、該水抜管15を挾むご
とく先端に二又部17aを備えると共に、その両
側下縁の中間に、水抜管15から突出するピン2
0が係合する切欠17bを設け、該切欠17bを
該ピン20に係止させることで該操作レバ17を
水抜管15上に取付けて成り、該操作レバ17の
先端々面には傾斜平面17cを備え、第5図に示
すごとく該操作レバ17を操作するとき、操作レ
バ17の先端縁がベース19の下面に当り、これ
を支点として水抜管15を下方即ち弁体14を弁
座13から離反する方向に移動させ、傾斜平面1
7cがベース19の下面に当接して該弁体14が
弁座13から離反した状態を保つ。
尚、上述の実施例では水抜管15側に操作レバ
ー17を設けたが、これはバルブ本体12側に操
作レバー17を設けると共に、水抜管15側にピ
ンその他の該操作レバー17が作用する作用子を
設けても同様の操作を行い得ること申すまでもな
い。
又、水栓3とガス栓5とを開閉操作する操作手
段8は図示するものではこれを共通1個とした
が、これはそれぞれを操作する操作手段8を設け
ても良く、又図示するものは、操作手段8として
押ボタン式のものを示すがこれはレバー式のもの
であつても良いこと申すまでもない。
尚、第2図に於いて21は水路4に設けた水ガ
バナ、22は該水ガバナ21に応動するガス弁、
23は該ガス弁5の下流に設けた口火バーナ、2
4は点火栓を示す。
(作用) 本装置は操作手段8を始端位置から終端位置に
押操作するとき、その押操作によつてガス栓5が
開かれ、これによつて口火バーナ23にガスが供
給されると共に点火栓24が動作して口火バーナ
に着火し、しかも水栓3と操作手段8との間に介
在させたラチエツト機構10を構成するラチエツ
ト10aの係止爪10a−1が水栓3を押圧開栓
させるレバ10bの端部10b−1の奥方に位置
する。
次いで該操作手段8の押圧を解くとき操作手段
8はプツシユプツシユ機構9によつて中間位置ま
で後退した位置に係止されガス栓5は中間位置へ
の復帰によつても開栓状態を維持すると共にラチ
エツト10aの後退動にともなつてレバ10bは
支点10cを中心に回動し水栓3を押圧して開栓
させる。
従つて熱交換器1側に通水されその通水にとも
なつて水ガバナ21が働きガス弁22を開弁され
るためガスバーナ6にガスが供給され、口火バー
ナ23から火移りして着火燃焼する。従つて出湯
口に湯が得られる。そして操作手段8を再操作
し、その押圧を解くときは、該中間位置での係止
が解かれてガス栓5は閉栓され、ラチエツト10
aとレバ10bの係合が解かれて水栓3は閉栓さ
れるに至る。
本装置はかゝる装置に於いて水抜操作も簡単に
行い得るもので、その操作は、操作レバー17を
第3図に示す状態から第5図に示す状態に切換操
作するのみで良い。
即ち操作レバ17を第3図に示す状態から第5
図に示す状態に切換操作するとき、水抜管15と
一体の弁体14はばね16に坑して弁座13から
離れて、水抜管15と水栓4とが連通し水抜きが
なされる。しかしてこの状態から再びレバ17を
第3図に示す状態にもどすときは、弁体14は再
び弁座13に圧着した状態にもどる。
(考案の効果) このように本考案によるときは、ガス栓と水栓
とを簡易に操作し得る操作手段によつて開閉出来
る湯沸器にあつて、水栓管をバルブ本体に摺動自
在に挿通すると共に、該バルブ本体と水抜管との
間に、水抜管に設けた弁体を弁座に圧接する方向
に弾発するばねと、該ばねに坑して水抜管と共に
該弁体を弁座から離反する方向に移動させるレバ
ーとを設けたので、該操作レバの操作と言う簡単
な操作のみで水抜きを行うことが出来、老人、手
の不自由な人々が他人の手を煩わすことなく自由
に使える湯沸器が得られ、特に該操作レバはこれ
をバルブ本体と水抜管との間に介在させ、これに
よつて該水抜管をばねに坑して移動させるだけで
弁体を弁座から離反させることが出来、構造も簡
単で安価に得られるの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面で第1図は本考案実施の1例の正面図、第
2図はその一部の平面図、第3図は要部の拡大截
断側面図、第4図はその−線截断面図、第5
図は第3図の作動状態図である。 2……熱交換器、3……水栓、4……水路、5
……ガス栓、6……ガスバーナ、7……ガス通
路、8……簡易操作手段、12……バルブ本体、
13……弁座、14……弁体、15……水抜管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器に連なる水路に設けた水栓と、該熱交
    換器を加熱するガスバーナのガス通路に介在させ
    たガス栓とを、押ボタン、レバー等の簡易に操作
    される操作手段を介して開閉操作されるように構
    成すると共に該水路と連なるバルブ本体に、これ
    に設けた弁座と接離自在の弁体を一体に備える水
    抜管を設けたものに於いて、該水抜管を該バルブ
    本体に摺動自在に挿通すると共に、該バルブ本体
    と水抜管との間に、水抜管に設けた弁体を弁座に
    圧接する方向に弾発するばねと、該ばねに抗して
    水抜管と共に弁体を弁座から離反する方向に移動
    させるレバーとを設けて成る湯沸器。
JP10801886U 1986-07-16 1986-07-16 Expired JPH0330763Y2 (ja)

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JP10801886U JPH0330763Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10801886U JPH0330763Y2 (ja) 1986-07-16 1986-07-16

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JPS6315447U JPS6315447U (ja) 1988-02-01
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JPH0384150A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Kubota Corp カーテンウォール

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