JPS597680Y2 - ポ−タブルガスコンロにおけるガスボンベ内圧表示装置 - Google Patents

ポ−タブルガスコンロにおけるガスボンベ内圧表示装置

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JPS597680Y2
JPS597680Y2 JP1977161423U JP16142377U JPS597680Y2 JP S597680 Y2 JPS597680 Y2 JP S597680Y2 JP 1977161423 U JP1977161423 U JP 1977161423U JP 16142377 U JP16142377 U JP 16142377U JP S597680 Y2 JPS597680 Y2 JP S597680Y2
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JP
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gas
pressure
cylinder
gas cylinder
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JP1977161423U
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JPS5487177U (ja
Inventor
静夫 田中
昭雄 荒木
哲 豊田
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タイガー魔法瓶株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスバーナとガスボンベとを同一のケース内
に収容したポータブルガスコンロにおけるガスボンベ内
圧表示装置に関するものである。
従来のこの種ポータブルガスコンロには、ガスボンベ内
のガス圧力を表示する装置を有するものは見当らない。
このため、ガスコンロ使用中にガスバーナの炎が消えた
場合、吹き消えか、ガスボンベ内の燃料がなくなったの
か判別できず、ガスボンベ内に燃料ガスが残存している
にもかかわらず、燃料ガスがなくなっていると感違いし
て放置すると、生ガスが放出することとなり、非常に危
険である。
本考案は、上記問題点を解消しようとするもので、ポー
タブルガスコンロにおいて、ガス供給通路の途中(一次
圧側)に、ガスボンベ内のガス圧力を導入するガスボン
ベ内圧表示装置を設け、該表示装置によってガスボンベ
内のガス圧力を表示して、ガスボンベ内の燃料ガスの有
無を確認しうるようにするとともに、ガスボンベ内圧が
異常高圧となる前に、それを安全装置作動前に検知しう
るようにし、以って安全性の向上を計ることを目的とす
るものである。
以下添付の図面を参照して本考案の実施例にかかるポー
タブルガスコンロのガスボンベ内圧表示装置を説明する
第1図はポータブルガスコンロの要部を示しており、該
ポータブルガスコンロの外ケース1は隔壁4によってバ
ーナ室2とガスボンベ室3とに区画されている。
該ガスボンベ室3の一側に配設された供給ガス圧調整用
のガバナー8にはノズル受口9が突設されていて、前記
ガスボンベ室3内に装填されたガスボンベ6はそのノズ
ル11を該ノズル受口9に嵌合せしめられるようになっ
ている。
ガスボンベ6は、操作レバー22と該操作レバー22と
連動する引張杆23と、該引張杆23先端のボンベ押板
24とからなるガスボンベセツタSによってノズル受口
9側に押し付けられてセットされるようになっている。
即ち、操作レバー22を矢印A方向に操作すると、引張
杆23が矢印A方向に移動してボンベ押板24にガスボ
ンベ6は押圧されてノズル受口9に対してセットされる
前記操作レバー22はスプリング25によってガスボン
ベ6のセット解除方向、即ち、矢印B方向に付勢されて
いる。
ノズル受口9とガスバーナ5のガス取入口10との間は
ガバナー8及びガスコツク12を含むガス供給通路Gに
よって接続されている。
該ガス供給通路Gの途中であって、ガバナー8上流側に
は、安全装置用とガスボンベ内圧表示装置用とに兼用さ
れる感圧器13が設けられている。
前記感圧器13は、これと連動するロック部材26によ
って、ガスボンベセット時には引張杆23をロックし(
即ちガスボンベセツタSをロックし)、ガスボンベ内圧
の異常上昇時には引張杆23に対するロックを解除し(
即ちガスボンベセツタSのロックを解除し)てガスボン
ベ6をノズル受口9から離脱させるべく作用する。
次いで第2図を参照して前記感圧器13の構造を詳述す
る。
感圧器13のシリンダ14はガバナー8上流側のガス供
給通路Gと連通路20によって連通され、ガスボンベ6
内のガス圧力Pを導入し得るようになっている。
該シリンダ14内は摺動子15によって、ガス圧力Pを
導入するガス室18と、ガス圧力Pに対抗する方向に摺
動子15を付勢するスプリング17を収容するスプリン
グ室19とに区画されている。
該摺動子15には前記シリンダ14上部を貫通する表示
軸16が一体に連設され、該表示軸16には適宜の表示
21が施されている。
該表示軸16の先端部は外ケース1のガスボンベ室蓋部
27を貫通して進退するようになっている。
前記表示軸16においてガスボンベ室蓋部27より下方
となる位置には、前記ロック部材26の上端部に対して
ロック解除方向に作動せしめるべく保合する環状の係合
突起30が形威されている。
該係合突起30とロック部材26との間には、ガスボン
ベ6の内圧が正常値にあるときにおいては、若干の隙間
Tが介在せしめられている。
該隙間Tは、ガスボンベ6の内圧が除々に上昇して異常
圧に至る間表示軸16による圧力表示がなされ、異常圧
表示と同時にロック部材26がロック解除方向に作動せ
しめられるように設定されている。
次に第2図に示す実施例の作用を説明すると、ガスボン
ベ非セット時あるいはガスボンベ6内に燃料ガスが残存
していない時には、シリンダ14のガス室18内のガス
圧力P=0となるので、摺動子15はスプリング17に
よってシリンダ14下端に押し下げられ、表示軸16は
点線図示のように蓋部27内に没している。
そこで、燃料ガスを保有しているガスボンベをセットす
ると、シリンダ14のガス室18内にはガス供給通路G
を流通するガスの圧力P(通常4kg/cmつが作用し
、摺動子15をスプリング17に抗して押し上げ、スプ
リング17の反発力がガス圧力と等しくなる位置で均衡
を維持する。
すると、表示軸16も上昇して蓋部27より突出し、実
線図示の位置となる。
この時、表示軸16の表示21は蓋部27下方に位置し
ている。
従って表示軸16の先端部が蓋部27より突出している
間はガスボンベ6内に燃料ガスが存在していることがわ
かる。
この体制のもとてガスコンロ使用中にガスボンベ6の温
度が上昇して、ガスボンベ内圧が上昇し、異常圧力(通
常6 kg/cm”)に近くなると、シリンダ14のガ
ス室18内のガス圧力Pが上昇し、摺動子15をスプリ
ング17に抗して更に押し上げる。
すると、表示軸16が蓋部27より更に突出し、表示2
1が蓋部27上方に現われ、ガスボンベ内圧の異常上昇
を検知することができる。
即ち、ガスボンベ内圧が異常圧に達する迄の間は、保合
突起30とロック部材26の上端部との間の隙間Tの存
在によって表示軸16の表示21の露出度合によって内
圧検知が行なえる。
従って、ガスボンベ内圧が異常圧に近くなっていること
を予告表示できるのである。
そして、ガスボンベ内圧が異常圧に達すると同時に、係
合突起30によってロック部材26がロック解除方向に
作動せしめられて、ガスボンベセッタSの作動によって
ガスボンベ6がノズル受口9から離脱せしめられる。
第3図及び第4図に示すものは、感圧器13の変形例で
、第3図の場合、シリンダ14内の摺動子15下方にダ
イヤフラム28を配設し、ガスボンベ内のガス圧力Pに
よるダイヤフラム28の変形によって摺動子15を進退
させるようにしている。
又第4図の場合、前記ダイヤフラム28に代えてベロー
ズ29をシリンダ14内に摺動子15下方に配設し、ガ
スボンベ内のガス圧力Pによるベローズ29の伸縮によ
って摺動子15を進退させるようにしている。
続いて本考案のポータブルガスコンロのガスボンベ内圧
表示装置の効果を以下に列記する。
即ち、本考案によれば、 (1) 感圧器13を構戒し、シリンダ14内にてガ
スボンベ6のガス圧力Pに応じて進退する摺動子15に
表示軸16を一体連設して、該表示軸16の進退量によ
って前記ガス圧力Pの変化を表示するようにすると共に
、該表示軸16に、異常圧感知時に、ガスボンベセツタ
Sをガスボンベセット位置にロックするロック部材26
と係合してこれをロック解除方向に作動せしめるべく作
用する保合突起30を設けたので、1部材である表示軸
16で、ガスボンベ内圧表示と異常圧時におけるガスボ
ンベ離脱とに兼用できることとなり、非常に簡易な構或
で、安全性の向上を計り得る、 (2)前記係合突起30が、表示軸16による所定圧力
表示後における異常圧力表示と同時にロック部材26を
ロック解除方向に作動せしめるようにしたので、異常圧
直前の危険予告表示が行なえることとなり、より一層安
全性が向上する、(3)ガスボンベ6内の燃料ガスの有
無及び安全装置の作動を表示軸16の進退によって適確
に知ることができるので、ガスバーナ5の炎が消えた場
合にも、それが、ガスボンベ内の燃料ガス切れ、吹き消
え、あるいは安全装置の作動に起因するかを敏速且つ容
易に知ることができ、これらの原因に対応した処置を施
すことによって安全性を確保することができる、 (4)表示軸16に設けた保合突起30は、所定圧力表
示後における異常圧表示と同時にロック部材26と係合
するようにされているので、通常の圧力表示時において
は、感圧器13の摺動子15にはガス圧力Pとスプリン
グ14の付勢力とだけが作用することとなり、スプリン
グ14のバネ力の設定だけで感圧器13の圧力表示を正
確に行なうことができる、 等の実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるポータブルガスコンロ
の要部を示す斜視図、第2図は第1図に示す実施例の要
部断面図、第3図及び第4図は本考案のガスボンベ内圧
表示装置における感圧器の変形例を示す断面図である。 3・・・・・・ガスボンベ室、5・・・・・・ガスバー
ナ16・・・・・・ガスボンベ、8・・・・・・ガバナ
ー、9・・・・・・ノズル受口、13・・・・・・感圧
器、14・・・・・・シリンダ、15・・・・・・摺動
子、16・・・・・・表示軸、17・・・・・・スプリ
ング、26・・・・・・ロック部材、30・・・・・・
係合突起、G・・・・・・ガス供給通路、P・・・・・
・ガスボンベ内ガス圧力、S・・・・・・ガスボンベセ
ツタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスボンベ室3内に装填したガスボンベ6を、ガスボン
    ベセツタSによって供給ガス圧力調整用のガバナー8を
    経てガスバーナ5に至るガス供給通路Gの入口となるノ
    ズル受口9に対して嵌脱自在にセット可能とし、前記ガ
    スボンベセツタSを、前記ガス供給通路Gの途中に設け
    た感圧器13と、ガスボンベセツタSをガスボンベセッ
    ト位置にロックする如く作用するロック部材26を介し
    て連動せしめて異常圧感知時にセット解除方向に作動せ
    しめるようにしたポータブルガスコンロにおいて、前記
    感圧器13を、前記ガバナー8上流側のガス供給通路G
    と連通して前記ガスボンベ6内のガス圧力Pを導入し得
    るようにしたシリンダ14と、該シリンダ14内にあっ
    て前記ガス圧力Pに応じて進退する摺動子15と、該摺
    動子15を前記ガス圧力Pに対抗する方向に付勢するス
    プリング17と、前記摺動子15に前記シリンダ14外
    に突出する如く一体連設され且つその進退量によって前
    記ガス圧力Pの変化を表示する表示軸16とによって構
    或するとともに、該表示軸16には、所定圧力表示後に
    おける異常圧表示と同時に前記ロック部材26に対して
    ロック解除方向に作動せしめるべく係合する係合突起3
    0を設けたことを特徴とするポータフ゛ルガスコンロに
    おけるガスボンベ内圧表示装置。
JP1977161423U 1977-11-30 1977-11-30 ポ−タブルガスコンロにおけるガスボンベ内圧表示装置 Expired JPS597680Y2 (ja)

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JPS5487177U JPS5487177U (ja) 1979-06-20
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JPS5618844Y2 (ja) * 1976-04-02 1981-05-02

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JPS5487177U (ja) 1979-06-20

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