JPH0330595A - 状態変化収集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は複数の端末装置（以降単に端末と称する）から
の状態変化を回線を介してセンタが収集する状態変化収
集システムに係わり、特に前記状態変化発生時刻の管理
に関する。

（従来の技術） 従来この種の状態変化収集システムでは、例えばプラン
ト等の各部の状態変化（以降単に状変と称する）を端末
が検出すると、この状変内容を公衆回線等を介してセン
タに送信する。センタは受は取った状変内容及びこの状
変内容を受は取った時刻を、例えばプリンタに印字した
り、又は磁気ディスク等に記憶する。この際、センタは
上記状変内容を端末から受は取った時刻を、この状変の
発生した時刻と見なしている。

従って、端末からセンタへ状変内容を送信する際に、回
線ビジー等で直ちにセンタへ送信することが出来ず、回
線が使用可能となってから送信すると、センタではこの
端末から送られてきた状変の正確な発生時刻を把握でき
なくなるという欠点があった。又、端末１で状変を検出
してこれをセンタへ送信しようとした際に、回線がビジ
ー等で送信できないでいる間に、その後端末２で検出し
た状変が先に回線を使用して、センタへ送信されてしま
うことがある。このような場合、センタは端末１の状変
発生の方が実際には先に起こったにも拘らず、端末２の
状変発生の方が先に起きたものと誤記録してしまうとい
う欠点があった。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如く、センタが端末から状変内容を受信した時刻
をこの状変の発生時刻と見なす従来の状態変化発生時刻
の管理方式では、回線ビジー等で端末からの状変内容の
送信が遅延すると、センタでは状変発生時刻を前記遅延
分遅い時刻として記録してしまう。このため、センタに
て常に正確な状変発生時刻を把握できないと共に、場合
によっては端末１で状変検出後、端末２で状変検出しな
にも拘らず、センタでは端末２の状変発生を端末１のそ
れよりも先に生じたものとして記録してしまうという欠
点があった。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、各端末に
て検出した状変の発生時刻をセンタで常に正確に把握で
きる状態変化収集システムを提供することを目的として
いる。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は複数の端末装置から回線網を介して送信されて
くる状態変化情報をセンタにて収集する状態変化収集シ
ステムにおいて、状態変化を検出する状態変化検出手段
と、この状態変化検出手段にて状態変化が検出されてか
らこの状態変化情報が前記センタへ送信されるまでの遅
延時間を求める時間計時手段と、この時間計時手段によ
って求められた遅延時間を前記状態変化情報と共に前記
センタへ送信する送信手段とを前記各端末装置に具備し
、且つ、前記端末装置から送信されてくる前記状態変化
情報及び前記遅延時間を受信した時刻を計時する時刻計
時手段と、この時刻計時手段によって計時された前記受
信時刻と前記端末装置から送信されてきた前記遅延時間
とに基づいて、前記端末装置から送られてきた状態変化
情報が発生した状態変化発生時刻を算出する演算手段と
をセンタに具備した構成を有する。

（作用） 本発明の状態変化収集システムにおいて、端末の状態変
化検出手段は状態変化を検出する。時間計時手段は前記
状態変化検出手段にて状態変化が検出されてから、この
状態変化内容が前記センタへ送信されるまでの遅延時間
を求める。送信手段は前記時間計時手段によって求めら
れた遅延時間を前記状態変化内容と共に前記センタへ送
信する。一方、センタの時刻計時手段は前記端末装置か
ら送信されてくる前記状態変化内容及び前記遅延時間を
受信した時刻を計時する。演算手段は前記時刻計時手段
によって計時された前記受信時刻と前記端末装置から送
信されてきた前記遅延時間とに基づいて、前記端末装置
）ら送られてきた状態変化内容が発生した状態変化発生
時刻を算出する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明の状態変化収集システムの一実施例を示し
たブロック図である。１はセンタ側に設置され、各端末
からの状変を収集するコンピュータ、２は状変内容及び
状変発生時刻を記録紙に印字して出力するプリンタ、３
は状変内容及び状変発生時刻を記憶するディスク等の記
憶装置、４はコンピュータ１に時刻情報を供給する時計
装置、５は状変内容等のデータを伝送する公衆回線網、
６−１〜６−ｎは状変を検出してこれをコンピュータ１
に送信する端末である。

第２図は第１図に示した各端末の詳細構成例を示したブ
ロック図である。７は状変を発生するスイッチ、６１は
状変を検出する状変検出回路、６２は状変内容及びこの
状変内容を送信するまでの遅延時間を示したデータを編
集して送信するデータ編集及び送信回路、６３は状変が
検出されてからこの状変が送信されるまでの遅延時間を
カウントするカウンタ回路である。

次に本実施例の動作について説明する。センタに設置さ
れているコンピュータ１は端末６−１〜６−ｎから公衆
回線網５を介して送られてくる状変内容及び時刻データ
を収集した後、プリンタ２又は記憶装置３に状変内容と
状変発生時刻とを与えて、これらデータを記録紙に印字
して出力させるか、又は記憶させる。ここで、コンピュ
ータ１は端末から送られてきた前記時刻データと時計装
置４から供給され状変受信時刻とから、当該状変の正確
な発生時刻を算出する動作を行っている。

このため、各端末は状変内容と共に前記時刻データとし
て、この状変を検出してからセンタへ送信するまでの遅
延時間を、コンピュータ１へ送信している。以下、上記
動作を更に詳しく説明する。

第２図に示した各端末の状変検出回路６１はスイッチ７
のオン又はオフ等による状変を検出すると、この検出内
容をデータ編集及び送信回路６２に送出すると同時に、
カウンタ回路６３を起動する。データ編集及び送信回路
６２は状変検出回路６１から状変検出内容が入力される
と、直ちにセンタのコンピュータ１宛に発呼すると共に
、カウンタ回路６３のカウント値を読み込む。その後、
センタのコンピュータとの間に回線が接続されると、デ
ータ編集及び送信回Ｅ＠６２はこの時点のカウンタ回路
６３のカウント値を状変発生時刻から送信までの遅延時
間を示す時刻データとして、第３図に示す如く状変内容
に付加して、これを公衆回線網５を介してコンピュータ
１に送信する。従って、回線とジー等によって端末とコ
ンピュータ１間に回線が接続されない場合は、その後回
線”が接続されて状変内容が送信されるまでの前記カウ
ンタ回路６３のカウント値が、時刻データとして端末か
らセンタのコンピュータ１へ送られることになる。尚、
端末は状変内容と時刻データをセンタへ送信してしまう
と、カウンタ回路６３をリセットして初期状態に戻すも
のとする。

センタのコンピュータ１は上記の如くして端末から送ら
れてくる時刻データ（カウント値）及び状変内容を受信
して、第４図に示すフローチャートに従った処理を行う
。先ず、ステップ４０１にて端末６−１〜６−ｎからの
着信待ちを行い、着信が有るとステップ４０２へ進む。

ステップ４０２では前記着信時に、時計装置４から供給
される時刻情報（状変受信時刻に相当）を読み込むと共
に、端末から送信される第３図に示したようなデータ（
カウント値及び状変内容）を受信する。

次にステップ４０３にて、上記着信時の時刻即ち状変受
信時刻と受信したカウント値とから、この状変が発生し
た時刻を算出する。尚、カウント値が時間に１対１で対
応している場合、状変発生時刻−状変受信時刻−カウン
ト値の関係がある。その後、ステップ４０４へ進んで、
算出した状変発生時刻及び状変内容をプリンタ２又は記
憶装置３に送って、これらデータを記録紙に印字して出
力するか、又は蓄積する。

本実施例によれば、端末は状変を検出してから状変内容
を送信までの遅延時間を状変内容と共にセンタのコンピ
ュータ１に送信するため、コンピュータ１はこの状変受
信時刻と前記遅延時間とから、この状変が生じた正確な
時刻を算出して、これを状変発生時刻として記録又は蓄
積することができる。従って、公衆回線網５がビジー等
で使用できず、端末から状変内容が状変が発生してから
相当遅れて送信されてきても、センタでは常に正確な状
変発生時刻を把握することができる。

〔発明の効果〕

以上記述した如く本発明の状態変化収集システムによれ
ば、センタは各端末にて検出した状変の発生時刻を常に
正確に把握できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の状態変化収集システムの一実施例を示
したブロック図、第２図は第１図に示した端末の詳細構
成例を示したブロック図、第３図は第２図に示したデー
タ編集及び送信回路から送信されるデータの一例を示し
た図、第４図は第１図に示したコンピュータの動作フロ
ーチャートである。 １・・・コンピュータ ２・・・プリンタ ３・・・記憶装置 ４・・・時計装置 ５・・・公衆回線網 ６−１〜６−ｎ・・・端末 ６１・・・状変検出回路 ６２・・・データ編集及び送信回路 ６３・・・カウンタ回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の端末装置から回線網を介して送信されてくる状態
   変化情報をセンタにて収集する状態変化収集システムに
   おいて、状態変化を検出する状態変化検出手段と、この
   状態変化検出手段にて状態変化が検出されてからこの状
   態変化情報が前記センタへ送信されるまでの遅延時間を
   求める時間計時手段と、この時間計時手段によって求め
   られた遅延時間を前記状態変化情報と共に前記センタへ
   送信する送信手段とを前記各端末装置に具備し、且つ、
   前記端末装置から送信されてくる前記状態変化情報及び
   前記遅延時間を受信した時刻を計時する時刻計時手段と
   、この時刻計時手段によって計時された前記受信時刻と
   前記端末装置から送信されてきた前記遅延時間とに基づ
   いて、前記端末装置から送られてきた状態変化情報が発
   生した状態変化発生時刻を算出する演算手段とをセンタ
   に具備したことを特徴とする状態変化収集システム。