JPH033055Y2 - - Google Patents

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JPH033055Y2
JPH033055Y2 JP14944686U JP14944686U JPH033055Y2 JP H033055 Y2 JPH033055 Y2 JP H033055Y2 JP 14944686 U JP14944686 U JP 14944686U JP 14944686 U JP14944686 U JP 14944686U JP H033055 Y2 JPH033055 Y2 JP H033055Y2
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capacity compressor
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍冷蔵食品等を収納し運搬する車輌
に設けられる車輌用冷凍冷房装置に関する。
(従来の技術) 従来第2図に示すように吐出配管11と吸入配
管12とに連結された大容量圧縮機13と、該吐
出配管11の下流に連結された第1の凝縮器14
と、該吸入配管12の上流に連結された第1の蒸
発器15とを直列に配設した冷凍装置10を備
え、該冷凍装置10とは別個に、吐出配管21と
吸入配管22とに連結された小容量圧縮機23
と、該吐出配管21の下流に連結された第2の凝
縮器24と、該吸入配管22の上流に連結された
第2の蒸発器25とを直列に配設した冷房装置2
0を備えた車輌用冷凍冷房装置が知られており、
夫々の冷凍装置10と冷房装置20とは単独に運
転されていた。
又第3図に示すように吐出配管11と吸入配管
12とに連結された圧縮機13と、該吐出配管1
1の下流に連結された凝縮器14と、該吸入配管
12の上流に連結された第1の蒸発器15と、該
第1の蒸発器15の膨張弁30の上流側に設けら
れた開閉手段(第1の電磁弁)15bとを直列に
配設した冷凍装置10に、第2の蒸発器25と該
第2の蒸発器25の膨張弁31への流入側に設け
られた第2の電磁弁25bとを並列に配設して冷
房装置20を形成した冷凍冷房装置が知られてお
り、前記第1の電磁弁15b、第2の電磁弁25
bをそれぞれ切替えて冷凍装置10、冷房装置2
0の単独運転及び並列運転を行なつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第2図に示す従来の冷凍冷房装置において
は、冬期等の外気温度の低い時期又は積荷の量の
少ないときや積荷の種類により低い冷凍冷房能力
しか必要としない場合でも調節が出来ず、商品に
不具合を生じたり又は無駄な動力を使用し不経済
であるという問題点が有つた。
又第3図に示す従来の冷凍冷房装置において
は、それぞれ1台の圧縮機13と凝縮器14とを
共用して冷凍運転と冷房運転との単独及び並列運
転が可能としたものであつたが、大容量圧縮機1
台にて冷凍と冷房とを兼用しているため、前記第
2図に示す従来の冷凍冷房装置と同じく冷凍冷房
能力を低く設定したい場合でも調節がうまく出来
ないという問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、外気温度が
低い時期や積荷の量の少ないとき又は積荷の種類
に応じて冷凍冷房能力を低く設定できる車輌用冷
凍冷房装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、車輌のコン
テナに設けられた冷凍装置と運転室に設けられた
冷房装置とからなる車輌用冷凍冷房装置におい
て、前記冷凍装置に設けられた大容量圧縮機の吸
入配管と前記冷房装置に設けられた小容量圧縮機
の吸入配管とを開閉手段を介して連結し、該大容
量圧縮機の吐出配管と該小容量圧縮機の吐出配管
とを開閉手段を介して連結し、前記開閉手段をと
もに閉とし前記大容量圧縮機と小容量圧縮機とを
ともにオンとする第1の運転モードと、前記開閉
手段をともに開とし前記大容量圧縮機のみオンと
する第2の運転モードと、前記開閉手段をともに
開とし前記小容量圧縮機のみオンとする第3の運
転モードと、前記開閉手段をともに閉とし前記小
容量圧縮機のみオンとする第4の運転モードと、
前記開閉手段をともに閉とし前記大容量圧縮機の
みオンとする第5の運転モードとをそれぞれ設定
可能な制御手段を設けたことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、第1の運転モードを設定する
と、開閉手段がともに閉となり、且、大容量圧縮
機と小容量圧縮機とがともにオンとなるので、コ
ンテナの冷凍装置と運転室の冷房装置とがそれぞ
れ単独に作動する。又第2の運転モードを設定す
ると、開閉手段がともに開となり、且、大容量圧
縮機がオンとなるので、該大容量圧縮機のみによ
るコンテナの冷凍と運転室の冷房とが同時に行な
われる。又第3の運転モードを設定すると、開閉
手段がともに開となり、且、小容量圧縮機はオン
となるので、該小容量圧縮機のみによるコンテナ
の冷凍と運転室の冷房とが同時に行なわれる。又
第4の運転モードを設定すると、開閉手段がとも
に閉となり、且、小容量圧縮機がオンになるの
で、該小容量圧縮機による運転室のみの冷房が行
なわれる。又第5の運転モードを設定すると、開
閉手段がともに閉となり、且、大容量圧縮機がオ
ンとなるので、該大容量圧縮機によるコンテナの
冷凍のみが行なわれる。
(実施例) 第1図及び第4図乃至第6図は本考案の一実施
例を示し、従来例との同一構成部分は同一符号に
て表わす。即ち10はコンテナの冷凍装置で、吐
出配管11と吸入配管12とを連結した大容量圧
縮機13と、該吐出配管11の下流に連設された
第1の凝縮器14と、前記吸入配管12の上流に
アキユムレータ16を介して設けられた第1の蒸
発器15と、該蒸発器15の上流側に設けられた
レシーバドライヤ17と、該レシーバドライヤ1
7と前記蒸発器15との中間に設けられた膨張弁
18とを直列に配設して冷媒回路を構成してい
る。又19は中間に電磁弁19aを設けた除霜用
ホツトガスバイパス配管で、前記凝縮器14とレ
シーバドライヤ17と膨張弁18とをバイパスし
て配設されている。又前記凝縮器14及び前記蒸
発器15にはそれぞれ送風機14a及び15aが
設けられている。
20は車輌の運転室の冷房装置で、吐出配管2
1と吸入配管22とを連結した小容量圧縮機23
と、該吐出配管21の下流に連設された第2の凝
縮器24と、前記吸入配管22の上流に圧力調節
弁26を介して設けられた第2の蒸発器25と、
該蒸発器25の上流側に設けられたレシーバドラ
イヤ27と、該レシーバドライヤ27と前記蒸発
器25との中間に設けられた膨張弁28とを直列
に配設し冷媒回路を構成している。又前記凝縮器
24及び前記蒸発器25にはそれぞれ送風機24
a及び25aが設けられている。
30は前記第1の吐出配管11と第2の吐出配
管21とを連結する吐出側連結配管で、中間には
開閉手段例えば電磁弁31が設けられている。
32は前記第1の吸入配管12と第2の吸入配
管22とを連結する吸入側連結配管で、中間には
開閉手段例えば電磁弁33が設けられている。
第4図は本考案の制御回路図を示し、40はマ
イクロコンピユータ、41は5つの運転モードを
それぞれ設定するモード設定器で、切替回路42
を介して該マイクロコンピユータ40に接続され
ている。43は前記大容量圧縮機13と小容量圧
縮機23とをそれぞれ駆動する圧縮機駆動回路
で、前記マイクロコンピユータ40に接続されて
いる。44は前記電磁弁31及び33をそれぞれ
駆動する電磁弁駆動回路で、マイクロコンピユー
タ40に接続されている。
本実施例の冷凍冷房装置の作動を第1図及び第
4図及び第6図に基き説明すると、外気温度が高
く且つ積荷の量が多くて冷凍装置10及び冷房装
置20それぞれ強い能力の運転を必要とする場合
には、前記モード設定器41を第1の運転モード
に設定する。この場合にはマイクロコンピユータ
40よりの指令信号により前記電磁弁31,33
がそれぞれ閉となり、且、大容量圧縮機13及び
小容量圧縮機14がそれぞれオンとなるので、前
記コンテナ及び運転室はそれぞれ単独に強い能力
の運転モードで冷凍又は冷房される。
次に冷凍装置10及び冷房装置20のそれぞれ
中程度の能力の運転を必要とする場合には、前記
モード設定器41を第2の運転モードに設定す
る。この場合には前記マイクロコンピユータ40
よりの指令信号により前記電磁弁31,33がそ
れぞれ開になり、且つ、大容量圧縮機13のみが
オンとなるので、前記コンテナ及び運転室が中程
度の能力の運転モードで冷凍又は冷房される。
次に冷凍装置10又は冷房装置20のそれぞれ
弱い能力の運転を必要とする場合には、前記モー
ド設定器41を第3の運転モードに設定する。こ
の場合には前記マイクロコンピユータ40よりの
指令信号により前記電磁弁31,33がそれぞれ
開になり、且、大容量圧縮機23のみがオンとな
るので、前記コンテナ及び運転室は弱い能力の運
転モードで冷凍又は冷房される。
次に運転室のみの冷房が必要な場合には、前記
モード設定器41を第4の運転モードに設定す
る。この場合には前記マイクロコンピユータ40
よりの指令信号により前記電磁弁31,33がそ
れぞれ閉になり、かつ、小容量圧縮機23のみが
オンとなるので、前記運転室のみの冷房運転とな
る。
次にコンテナ内部の冷凍のみが必要な場合に
は、前記モード設定器41を第5の運転モードに
設定する。この場合には前記マイクロコンピユー
タ40よりの指令信号により前記電磁弁31,3
3がそれぞれ閉になり、且、大容量圧縮機13の
みがオンとなるので、前記コンテナ内部のみの冷
凍運転となる。
本実施例によれば、運転室の強い能力の冷房運
転とコンテナ内部の強い能力の冷凍運転とがそれ
ぞれ単独に出来るのはもとより、外気温度が低い
場合又は積荷の量が少ないときや積荷の種類によ
り強い能力の冷凍を必要としない場合にも状況に
応じてモード設定器41の切替のみで運転室及び
コンテナ内の中程度又は弱い能力の運転モードが
設定できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、車輌のコンテナ
に設けられた冷凍装置と運転室に設けられた冷房
装置とからなる車輌用冷凍冷房装置において、前
記冷凍装置に設けられた大容量圧縮機の吸入配管
と前記冷房装置に設けられた小容量圧縮機の吸入
配管とを開閉手段を介して連結し、該大容量圧縮
機の吐出配管と該小容量圧縮機の吐出配管とを開
閉手段を介して連結し、前記開閉手段をともに閉
とし前記大容量圧縮機と小容量圧縮機とをともに
オンとする第1の運転モードと、前記開閉手段を
ともに開とし前記大容量圧縮機のみオンとする第
2の運転モードと、前記開閉手段をともに開とし
前記小容量圧縮機のみオンとする第3の運転モー
ドと、前記開閉手段をともに閉とし前記小容量圧
縮機のみオンとする第4の運転モードと、前記開
閉手段をともに閉とし前記大容量圧縮機のみオン
とする第5の運転モードとをそれぞれ設定可能な
制御手段を設けているため、コンテナ内部の
“強”の能力の冷凍運転と運転室の“強”の能力
の冷房運転とがそれぞれ単独に設定できるのはも
ちろんのこと、外気温度、積荷の量、積荷の種類
に応じて“中”の能力の運転及び“弱”の能力の
運転によるコンテナの冷凍と運転室の冷房とが行
なえるので、動力を無駄に浪費することなく経済
的であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第4図乃至第6図は本考案の一実施
例を表わし、第1図は本考案の冷凍冷房装置の冷
媒回路図、第2図は従来例を示す冷凍冷房装置の
冷媒回路図、第3図は従来例を示す冷凍冷房装置
の冷媒回路図、第4図は本考案の冷凍冷房装置の
制御回路図、第5図は本考案の冷凍冷房装置の運
転モードを示す表、第6図は本考案の冷凍冷房装
置のフローチヤートである。 図中、10……冷凍装置、11,21……吐出
配管、12,22……吸入配管、13……大容量
圧縮機、14……第1の凝縮器、15……第1の
蒸発器、16……アキユムレータ、17,27…
…レシーバドライヤ、18,28……膨張弁、1
9……バイパス配管、20……冷房装置、23…
…小容量圧縮機、24……第2の凝縮器、25…
…第2の蒸発器、26……圧力調節弁、30……
吐出側連結配管、31,33……開閉手段(電磁
弁)、32……吸入側連結配管、40……マイク
ロコンピユータ、41……モード設定器、42…
…切替回路、43……圧縮機駆動回路、44……
電磁弁駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌のコンテナに設けられた冷凍装置と運転室
    に設けられた冷房装置とからなる車輌用冷凍冷房
    装置において、前記冷凍装置に設けられた大容量
    圧縮機の吸入配管と前記冷房装置に設けられた小
    容量圧縮機の吸入配管とを開閉手段を介して連結
    し、該大容量圧縮機の吐出配管と該小容量圧縮機
    の吐出配管とを開閉手段を介して連結し、前記開
    閉手段をともに閉とし前記大容量圧縮機と小容量
    圧縮機とをともにオンとする第1の運転モード
    と、前記開閉手段をともに開とし前記大容量圧縮
    機のみオンとする第2の運転モードと、前記開閉
    手段をともに開とし前記小容量圧縮機のみオンと
    する第3の運転モードと、前記開閉手段をともに
    閉とし前記小容量圧縮機のみオンとする第4の運
    転モードと、前記開閉手段をともに閉とし前記大
    容量圧縮機のみオンとする第5の運転モードとを
    それぞれ設定可能な制御手段を設けたことを特徴
    とする車輌用冷房装置。
JP14944686U 1986-10-01 1986-10-01 Expired JPH033055Y2 (ja)

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JPS6357107U JPS6357107U (ja) 1988-04-16
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JPH01275218A (ja) * 1988-04-28 1989-11-02 Sanden Corp 冷凍車用冷房冷凍装置
JP2011202862A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置

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