JPH0330372B2 - - Google Patents

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JPH0330372B2
JPH0330372B2 JP58050969A JP5096983A JPH0330372B2 JP H0330372 B2 JPH0330372 B2 JP H0330372B2 JP 58050969 A JP58050969 A JP 58050969A JP 5096983 A JP5096983 A JP 5096983A JP H0330372 B2 JPH0330372 B2 JP H0330372B2
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transport vehicle
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JP58050969A
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は自力で動けない病人や、重度の身障者
を寝たままの姿勢でベツドから運搬車に移動させ
る人体移動装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、重度の身障者等をベツドからバスやトイ
レ等に移動させる場合、2〜3人の介助者が当人
を持ち上げ車イス等の運搬車に乗せ目的場所へ運
んでいた。このベツドから運搬車への移動或いは
逆方向の移動の際に介助者に加わる負荷が大き
く、腰痛を生ずる等の問題があつた。
(ハ) 発明の目的 本発明はベツド上に寝ている病人等を寝たまま
の姿勢(仰臥又は伏臥)で簡単にすくい上げ、運
搬車へ移動或いは逆の移動をさせることのできる
人体移動装置を提供することを目的とする。
(ニ) 発明の構成 このため本発明では、ベツドと運搬車との間を
移動させる人体移動装置において、水平状態で移
動自在に本体に支持され人体を仰臥又は伏臥状態
で載置可能な幅を有する板状基体と、上記本体に
備えられこの基体に作用してこれを移動させる基
体駆動機構と、上記基体の移動方向に両端間を移
動可能であつて、上面が露出した状態で上記基体
に設けられるベルト体と、上記本体に備えられこ
のベルト体に作用してこれを移動させるベルト駆
動機構と、上記基体上に設けられ、人体の存在を
確認する人体センサと、上記ベツドあるいは運搬
車の人体載置部の存在を確認する載置部センサ
と、から成り、人体センサでの人体の確認により
基体の移動を可能とし、載置部センサでの人体載
置部の確認により、人体おろし作業を可能として
いる。
(ホ) 実施例 本発明の一実施例を第1図〜第12図に従い説
明する。先ず機械的構成について説明する。1は
固定ベツド2と運搬車3との間に位置され、例え
ば仰臥状態の病人mを仰臥のままで運搬車3のベ
ツド部3a上に平行移動させる直方体状の移動装
置本体であり、前、後、左、右、左右旋回可能な
本体駆動機構を備えている。そして本体1の基体
支持部1a,1b間隔は等身よりも長く形成され
ている。尚、運搬車3のベツド部3aは第1図に
示す伸長状態と病人mが着椅子姿勢をとる折曲状
態(図示しない)とを選択でき、トイレ等の目的
場所まで病人mを運搬するものである。
Aは上記本体1の長手方向の両端に備えられる
一対の支持機構B,Bにより裏面をベツド2上面
と略等しい高さでベツド接離方向に水平移動自在
に支持された板状基体で、第3図及び第4図に示
す如く両端4,5に丸みをもたせ、病人位置確認
用の第1光センサ6a……6hを配設した上面中
央帯7の両側を開口8,8し、運搬車存在確認用
の第2光センサ9a,9b、ベツド存在確認用の
第3光センサ10a,10bを配設した下面中央
帯11の両側を開口12,12したステンレス製
枠体A1と、この枠体A1内に従動回転体(ロー
ラ)13,13を枢支する収納部14,14及び
後記ベルト体D,Dの移動溝15を残すように配
設固定される補強体A2とを備える。
上記の支持機構B,Bは第5図及び第6図に示
す如くそれぞれ基体Aを上下に挾持する4個の従
動回転体(ローラー)16a,16b,16c,
16dと基体Aの移動方向と直角の水平方向の移
動を阻止する従動回転体(ローラー)17a,1
7bとからなる。Cは基体Aを水平移動させる基
体駆動機構で、各支持機構B,Bに対応して備え
られ基体Aの下面両端に形成されるギヤ部18,
18に噛合し回転により基体Aを水平に移動させ
る歯車C1とこれを駆動するモータC2と両者間
に張架されるベルトC3とからなる。
D,Dは基体Aの従動回転体13,13と本体
1に備えられる駆動回転体E1との間に架設され
上面19を上記開口8,8から露出させて両端4
5間を移動自在に設けられるベルト体で、常時ベ
ルト体D,Dを緊張状態とするように附勢するス
プリング付ローラー20,20を付設しており、
駆動回転体E1及びベルトE2と共にベルト体駆
動機構Eを構成するモータE3の回転方向を変え
ることで運搬車方向、ベツド方向のいずれにも病
人を載置して移動可能となつている。
そして、上記の基体Aとベルト体D,Dとの移
動速度は実施例では等速で行われるが、移動方向
(尚、ベルト体の移動方向とは上面の移動方向)
を変えることで、「病人すくいあげ」、「病人移
動」、「病人おろし」を行えるように構成されてい
る。即ち、「病人おろしは」基体Aを病人方向へ
移動させその端部を病人mの下面下方に挿入し、
同時にベルト体D,Dを病人から離れる方向へ移
動させることで、円滑に病人mを基体A上にすく
いあげることができ、「病人移動」は基体Aとベ
ルト体D,Dとを同方向に同時に等速で移動させ
ることにより、基体Aの移動と病人mの基体A上
での一端から他端への移動が同時に行え、「病人
おろし」はベルト体D,Dを病人mが基体端部か
ら外方へ押し出される方向に移動させると共に基
体Aを病人mから離れる方向に移動させることで
円滑に病人mをおろすことができる。
次に実施例の電気制御的構成について説明す
る。第10図に示す回路によつて装置の動作制御
がなされるが、操作スイツチ部20と、上記の第
1〜第3光センサ6a……,9a……,10aよ
りなるセンサ部21との信号をマイクロコンピユ
ータよりなる中央処理部22に入力し、ここで計
算判断処理し、その出力をモータドライブ回路2
3、表示部24、音成合成部25に入力する。ド
ライブ回路23では上記の本体1駆動機構、機体
駆動機構C、ベルト体駆動機構Eの各モータを制
御し、音成合成部25においては装置の動作状態
を例えば「ベツドすくいあげ」等の声とし音成合
成してスピーカー26から発し、表示部24にお
いては同動作状態を図示しない表示装置にて表示
するよう構成される。
上記の操作スイツチ部20は本体1の支持部1
bの上面に第2図に示す如く設けられる第1〜第
11スイツチS1〜S11からなり、第1〜第6ス
イツチS1〜S6は本体駆動制御機構の制御スイ
ツチで、それぞれ「本体前進」「本体後進」「本体
右進」「本体左進」「本体右旋回」「本体左旋回」
動作の開始を指令し、本体1を任意の場所に走行
させる。第7スイツチS7はベツド2上の病人等
を基体A上にすくい上げる「ベツドすくいあげ」
動作(上記の「病人すくいあげ」)の開始を、第
8スイツチS8は基体A上の病人等を運搬車3の
ベツド部3a上へ移動させておろす「運搬車おろ
し」(上記の「病人移動」と「病人おろし」とを
含む)動作の開始を、第9スイツチS9は運搬車
3上の病人等を基体A上にすくいあげる「運搬車
すくいあげ」動作(上記の「病人すくいあげ」)
の開始を、第10スイツチS10は基体A上の病人
等をベツド2上へ移動させておろす「ベツドおろ
し」動作の開始をそれぞれ指令し、第11スイツチ
S11は上記の全ての動作を停止する停止スイツ
チである。
又、上記センサ部21の第1光センサ6a〜6
bは例えば20cmの等間隔で配設され、6a,6
b,6cは第11図イに示す如く病人mが基体A
のベツド側端部に、6f,6g,6hは同図ロに
示す如く病人mが基体Aの運搬車側端部にそれぞ
れ定位置に乗つていることを確認し、残りのセン
サ6e,6dは病人mが基体A上をベルト体D,
Dに乗つて移動する際の移動確認の為のものであ
る。又、第2光センサ9a,9bは同図ハの如く
運搬車3の幅に合わせて約60cm間隔l1を存し
て、かつ端部のセンサ9aが基体Aの端4からl
2、例えば3cm離れるように設けられ、「運搬車
おろし」動作において運搬車3の存在を確認し、
第3センサ10a,10bは両者の間隔を例えば
60cmとし、一方のセンサ10bの端5からの距離
を病人がベツド2の略中央におろされるように設
定して設けられ、「運搬車おろし」と同様に「ベ
ツドおろし」動作においてベツド2の存在を確認
するものである。
そして、上記の中央処理部22及びモータドラ
イブ回路23は次の動作を行うように構成され
る。即ち、本体1を運搬車3とベツド2との間に
位置させた状態で、第7スイツチ7を押すと第1
2図イの如く基体Aを実線矢視方向に移動させる
と共にベル体D,Dを基体Aと等速で破線矢視方
向に移動させ、同図ロの如く病人mを基体Aのベ
ツド側端部にすくいあげると第1センサ6a,6
b,6cが病人mの存在を確認して基体Aとベル
ト体D,Dとの移動を停止し「ベツドすくいあ
げ」動作を終える。第1センサ6a,6b,6c
によりこの確認ができない時は基体Aが最大限移
動した時点で両体A,D,Dの移動を停止する。
次に第8スイツチS8を押すと、同図ハの如く
基体Aを実線矢視方向移動させると共にベルト体
D,Dを破線矢視方向へ移動し、病人mを基体A
の運搬車3側端部へ基体Aと等速で移動させ、基
体Aを最大限移動させた時点で両体A,D,Dの
移動を停止する(同図ニ)。そして、この状態で
ベツド部3aの存在を第2センサ10a,10b
により確認できると、同図ホの如く基体Aを実線
矢視方向へ、ベルト体Dを破線矢視方向へそれぞ
れ移動させ病人mをベツド部3a上におろし「運
搬車おろし」動作を終了する。この動作におい
て、ベツド部3aの存在が確認できない場合は運
搬車3の位置を調節することで動作を継続でき
る。
又、第9スイツチS9を押すと基体Aを運搬車
方向へ、ベルト体D,Dをベツド方向へそれぞれ
等速で移動させ、「ベツドすくいあげ」と同様に
して病人mを基体Aの運搬車側端部上にすくいあ
げ、このすくいあげを第1光センサ6f,6g,
6hにより確認して基体A及びベルト体D,Dの
移動を停止し「運搬車すくいあげ」動作を終了す
る。
次いで第10スイツチS10を押すと、基体A及
びベルト体D,Dを共にベツド方向へ等速で移動
させ、基体Aを最大限移動させた時点で両体A,
D,Dを停止する。この状態で、ベツド2の存在
を第3光センサ10a,10bで確認すると、基
体Aを運搬車方向へ、ベルト体D,Dをベツド方
向へそれぞれ等速で移動させることにより「運搬
車おろし」動作と同様にして病人mをベツド2上
におろし、「ベツドおろし」動作を終了する。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えばベルト体D,Dは基体Aの回転体1
3,13だけに張架し、ベルト体D,Dの外面に
て駆動回転体(図示しない)を作用させるように
しても良い。又、「病人移動」動作において基体
Aとベルト体D,Dとの移動を同時にする必要は
なく、例えば一方を先に移動させた後、他方を後
で移動させても良い。又、基体Aに光センサを設
けない場合、ベルト体は一体で良い。
(ヘ) 発明の効果 以上述べた如く本発明は、病人等を固定ベツド
と運搬車との間を寝たままの姿勢で簡単に移動さ
せることができる。また病人等を基体へすくい上
げるとき人体センサで実際のすくい上げを確認す
ることが出来装置動作の確実化が図れる。さら
に、載置部センサで載置部の存在の確認が行なわ
れるので、おろし動作時に安全に期すことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図はいずれも本発明の一実施例
を示し、第1図は動作状態を示す斜視図、第2図
は要部拡大切欠斜視図、第3図は部品切欠斜視
図、第4図は同部品裏面図、第5図は基体駆動機
構を示す要部切欠斜視図、第6図は同機構を示す
要部切欠断面図、第7図はベルト体駆動機構を示
す斜視図、第8図は第7図の−断面図、第9
図は第3図の−断面図、第10図は制御回路
のブロツク図、第11図イ〜ニ及び第12図イ〜
ホは動作説明用の概略構成図である。 1……本体、2……ベツド、A……基体、C…
…基体駆動機構、D……ベルト体、E……ベルト
体駆動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベツドと運搬車との間を移動させる人体移動
    装置において、水平状態で移動自在に本体に支持
    され人体を仰臥又は伏臥状態で載置可能な幅を有
    する板状基体と、上記本体に備えられこの基体に
    作用してこれを移動させる基体駆動機構と、上記
    基体の移動方向に両端間を移動可能であつて、上
    面が露出した状態で上記基体に設けられるベルト
    体と、上記本体に備えられこのベルト体に作用し
    てこれを移動させるベルト駆動機構と、上記基体
    上に設けられ、人体の存在を確認する人体センサ
    と、上記ベツドあるいは運搬車の人体載置部の存
    在を確認する載置部センサと、から成り、人体セ
    ンサでの人体の確認により基体の移動を可能と
    し、載置部センサでの人体載置部の確認により、
    人体おろし作業を可能として成る人体移動装置。
JP58050969A 1983-03-25 1983-03-25 人体移動装置 Granted JPS59174154A (ja)

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JP58050969A JPS59174154A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 人体移動装置

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JPS59174154A JPS59174154A (ja) 1984-10-02
JPH0330372B2 true JPH0330372B2 (ja) 1991-04-30

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JP58050969A Granted JPS59174154A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 人体移動装置

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244740Y2 (ja) * 1986-02-17 1990-11-28
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WO2014094894A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 Electrolux Home Products Corporation N. V. Cutlery tray module for a dishwasher and dishwasher comprising at least one cutlery tray module
BR112015014767A2 (pt) 2012-12-21 2017-07-11 Electrolux Home Products Corp Nv prateleira de talheres e máquina de lavar louça

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JPS5316487A (en) * 1976-06-14 1978-02-15 Stierlen Maquet Ag Transport apparatus for transfer of laiddup patient especially for use in hospitals
JPS5892352A (ja) * 1981-11-28 1983-06-01 株式会社島津製作所 患者移送装置

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