JP3638795B2 - 背上げ式ベッド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は利用者が上半身を起すのに便利な背上げ式ベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、利用者がベッド装置上で読書をしたり、テレビを見るためなどに上半身を起した姿勢を維持するためのベッド装置として背上げ式ベッド装置が知られている。背上げ式ベッド装置は周知のように床板がベッドフレームの長手方向に対して複数の床板部に分割されていて、そのうちの利用者の上半身に対応するベッドフレームの長手方向一端側の床板部を背上げ駆動手段によって起伏駆動する構成になっている。
【0003】
上記背上げ駆動手段は駆動源を有し、この駆動源によって回転駆動される回転軸の回転にアームを連動させるようにしている。このアームの先端部にはローラが設けられ、このローラは上記床板部の下面側に設けられたレールに転動自在に係合している。
【0004】
したがって、上記アームが上記回転軸によって回動駆動されれば、その回動に上記床板部が上記ローラを介して連動するから、この床板部を起伏駆動させることができるようになっている。
【0005】
ところで、背上げ式ベッド装置がたとえばダブルサイズやキングサイズのように幅寸法が大きい場合、上記床板部に加わる荷重が大きくなる。そのため、1台の背上げ駆動手段で床板部を円滑に起伏駆動させることができなくなることがあるから、この床板部の幅方向一端側と他端側とをそれぞれ別々の背上げ駆動手段によって起伏駆動するということが行われている。
【0006】
床板部を2台の背上げ駆動手段で起伏駆動する場合、各駆動手段のそれぞれのモータの特性や床板部の幅方向一端側と他端側を介して各背上げ駆動手段に加わる負荷の差によって一対の背上げ駆動手段のアームの回転角度にずれが生じることがある。すると、そのずれ量に応じて床板部が幅方向に撓むということがあったり、そのたわみ量が大きくなると床板部が損傷するという虞もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、幅寸法の大きな床板部の一端側と他端側とをそれぞれ別々の背上げ駆動手段によって駆動する場合、各駆動手段のそれぞれのモータの特性や床板部の一端側と他端側を介して各背上げ駆動手段に加わる負荷の差によって床板部の幅方向に撓みが生じるということがあり、そのたわみが大きくなると床板部が損傷する虞もある。
【0008】
この発明は、床板部の幅方向一端側と他端側とを一対の背上げ駆動手段によって起伏駆動する場合、これら背上げ駆動手段による床板部の幅方向一端側と他端側との駆動量に差が生じたならば、その差を補正できるようにした起床式ベッド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、利用者の上半身を起こすことができる背上げ式ベッド装置において、
ベッドフレ−ムと、
このベッドフレ−ムに設けられ一部が起伏方向に回動自在な可動床板部に形成された床板体と、
上記可動床板部の幅方向一端側と他端側とに設けられ上記可動床板部の幅方向一端側を起伏駆動する第1の背上げ駆動手段及び幅方向他端側を起伏駆動する第2の背上げ駆動手段と、
上記第1の背上げ駆動手段と上記第2の背上げ駆動手段とによる上記可動床板部の上記ベッドフレームの幅方向に沿う一端側と他端側との回動状態のずれ量を検出する検出手段と、
この検出手段の検出信号によって上記第1の背上げ駆動手段と第2の背上げ駆動手段との駆動を制御して上記可動床板部の上記ベッドフレームの幅方向に沿う一端側と他端側との回動のずれを補正する制御手段とを具備し、
上記第1、第2の背上げ駆動手段は、駆動源と、この駆動源によって回転駆動される回転軸と、この回転軸に一端部が回転自在に連結され他端部にローラが回転自在に設けられたアームと、上記可動床板部の下面側に設けられ上記ローラが転動自在に係合するレールと、上記回転軸に固着され先端部が上記アームに当接して設けられ上記回転軸の回動に上記アームを連動させる連動部材とからなり、
上記検出手段は上記アームと上記連動部材の先端部との当接状態を検知するスイッチからなり、
上記制御手段は、上記第1の背上げ駆動手段のスイッチと上記第2の背上げ駆動手段のスイッチとからの信号によって上記第1、第2の背上げ駆動手段の駆動を制御して上記可動床板部の上記ベッドフレームの幅方向に沿う一端側と他端側との回動のずれを補正する制御部を有する
ことを特徴とする。
【0011】
請求項1の発明によれば、可動床板部の幅方向一端側と他端側との回動状態のずれ量を検出し、その検出信号によって第1の背上げ駆動手段と第2の背上げ駆動手段との駆動を制御し、上記可動床板部の一端側と他端側との回動のずれを補正するようにしたことで、上記可動床板部を幅方向に撓むことがない状態で起伏させることができる。
【0012】
【実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1中1は幅寸法がキングサイズやダブルサイズなどの背上げ式ベッド装置のベッドフレームである。このベッドフレーム1は四隅部に脚部材2が垂設されているとともに、長手方向一端側には一対のヘッドボード体3が立設されている。
【0013】
上記ベッドフレーム1の枠内には幅方向一端側と他端側とにそれぞれ第1の架台4と第2の架台5とが所定の高さで配設されている。各架台4,5はベッドフレーム1の約半分の幅寸法の矩形枠状をなしているとともに、互いの隣り合う一側の二個所は連結部材6によって連結されている。各架台4,5の他側はそれぞれ上記ベッドフレーム1の内側に取り付けられ、他側は上記連結部材6から垂設された中間脚部材7によって支持されている。
【0014】
上記第1の架台4には第1の背上げ駆動手段11が設けられ、第2の架台5には第2の背上げ駆動手段12が設けられている。各背上げ駆動手段11,12は駆動源を構成する第1、第2のモータ13,14を有する。各モータ13,14には駆動機構15,16が連結され、モータ13,14が作動することで、上記各駆動機構15,16の駆動軸17,18が軸方向に進退駆動されるようになっている。
【0015】
上記各架台4,5の長手方向中途部にはそれぞれ幅方向に沿って回転軸19,20が回転自在に架設されている。各回転軸19,20の中途部には連結片21,22が一端を固着して設けられ、各連結片21,22にはそれぞれ上記駆動軸17,18が回転自在に連結されている。
【0016】
各回転軸19,20の両端部にはそれぞれ一対の帯板状の取付け部材23,24の一端が固着されている。各一対の取付け部材23,24の他端にはそれぞれ連動部材としての押圧軸25,26が両端部を外方へ突出させて固着されている。
【0017】
上記回転軸19,20の上記取付け部材23,24よりも軸方向外側にはそれぞれ一対の背上げ用のアーム27,28の基端部が回転自在に取り付けられている。各アーム27,28の先端側の内側面にはそれぞれ一対のローラ29,30が回転自在に設けられている。上記押圧軸25,26の上記連動部材23,24から突出した両端部は、それぞれ上記アーム27,28の基端側の下面に当接している。
【0018】
上記各アーム27,28は図4(a)、(b)に示すように断面コ字状をなしていて、上記押圧軸25,26との当接部分にはそれぞれ検出手段としての第1、第2のリミットスイッチ31,32が収容されている。上記押圧軸25,26がアーム27,28の下面に当接した状態で各リミットスイッチ31,32がオンとなり、離れるとオフになる。
【0019】
上記モータ13,14が作動して駆動軸17,18が進退駆動されると、その動きによって回転軸19,20が回転される。回転軸19,20の回転に連動部材23,24が連動するから、この連動部材23,24に連結された押圧軸25,26によってアーム27,28の基端部側の下面が上昇方向に押圧されるから、これらアーム27,28が起立方向へ回動されるようになっている。
【0020】
図2に示すように、上記ベッドフレーム1には、このベッドフレーム1とほぼ同じ幅寸法に設定された床板体35が設けられている。この床板体35は上記各架台4,5に固定された固定床部36aと、この固定床部36aの一側に回動自在に連結された可動床板部36bとからなる。
【0021】
上記可動床板部36bはベッドフレーム1のヘッドボード3側に位置しており、その下面には図3に示すように各一対のアーム27,28と対応する間隔で離間した断面コ字状の2本で対をなす2組のレール37が互いの開放した一側を幅方向外方に向けて対向させ、かつ幅方向と交差する長手方向に沿って設けられている。そして、このレール37に上記アーム27,28に設けられたローラ29,30が転動自在に係合されている。
【0022】
したがって、上記アーム27,28の回動に上記可動床板部36bが連動するようになっている。つまり、可動床板部36bは幅方向一端側と他端側とがそれぞれ各背上げ駆動手段11,12のアーム27,28によって起伏駆動されるようになっている。
【0023】
なお、上記ベッドフレーム1の上記可動床板部36bの下面側に対応する部分には、可動床板部36bを起上させたときにベッドフレーム1の内部が露出するのを防止するカバー38が幅方向全長にわたって設けられている。
【0024】
第2の背上げ駆動手段12が設けられた架台5には制御装置41が設けられている。この制御装置41には図5に示すように制御部42、第1 の駆動回路43及び第2 の駆動回路44が設けられ、これらは商用電源45を直流に変換して供給する直流電源46から直流電圧が供給されるようになっている。
【0025】
上記制御部42には上記第1のリミットスイッチ31と第2のリミットスイッチ32からのオンーオフ信号が入力され、上記第1の駆動回路43は制御部42からの駆動信号によって上記第1のモータ13を駆動し、上記第2の駆動回路44は制御部42からの駆動信号によって上記第2のモータ14を駆動するようになっている。さらに、上記制御部42には手元スイッチなどの操作部47が接続されている。この操作部47には上記可動床板部36bを起上させる上昇ボタン47aと、下降させる下降ボタン47bとが設けられ、これらボタンの操作信号が上記制御部42に入力されるようになっている。
【0026】
つぎに、上記構成の背上げ式ベッド装置の動作を図6のフローチャートを参照しながら説明する。まず、制御装置41の電源を入れて図6に示すスタート状態にした後、可動床板部36を上昇させる場合には、図6のステップ1(以下ステップをSとする)に示すように操作部47の上昇ボタン47aを押す。S2では上昇か下降かが判定され、上昇であればS3に示すように第1の背上げ駆動手段11の第1のリミットスイッチ31がオンか否かが判定される。つまり、可動床板部36bの第1の背上げ駆動手段11側に位置する幅方向一端部が確実に下降しているか否かが判定される。
【0027】
S3における判定がイエスであれば、S4では第2のリミットスイッチ32がオンか否かが判定される。つまり、可動床板部36bの幅方向他端側が確実に下降しているか否かが判定される。S4における判定がイエスであれば、S5に示すように第1の背上げ駆動手段11の第1のモータ13と第2の背上げ駆動手段12の第2のモータ14とが可動床板部36bを上昇させる正転方向に作動させる。
【0028】
それによって、各背上げ駆動手段11,12のアーム27,28を水平に倒伏した状態から起立する方向へ作動させるから、上記可動床板部36bは上記アーム27,28によって起立させられることになる。つまり、可動床板部36bの方向一端側と他端側とがそれぞれアーム27,28によって押し上げられることで、その幅寸法が長くても、確実に起立させることができる。
【0029】
S3において第1のリミットスイッチ31がオフの場合、S6に示すように第2のリミットスイッチ32がオンかオフかが判定される。第2のリミットスイッチ32がオフの場合、つまり第1、第2のリミットスイッチ31,32がともにオフであると、S5に戻って第1のモータ13と第2のモータ14とが正転方向に作動させられる。それによって、可動床板部36bが上昇方向へ駆動されることになる。
【0030】
つまり、各背上げ駆動手段11,12のアーム27,28に設けられたローラ29,30は可動床板部36bの下面に設けられたレール37に係合しているから、アーム27,28は可動床板部36bと一体的に回動する。そのため、可動床板部36bが何らかの原因で上昇状態にあり、その上昇に各アーム27,28が連動してともに押圧軸25,26から離れている場合、可動床板部36bを上昇方向に駆動してもとくに危険性はないから、S5で示すように第1、第2のモータ13,14が作動させられて可動床板部36bを上昇方向へ駆動させる。
【0031】
S4で第2のリミットスイッチ32がオフの場合、S7で示すように第1のモータ13は停止し、第2のモータ14だけが正転方向に駆動される。つまり、第1のリミットスイッチ31がオンで、第2のリミットスイッチ32がオフの場合は、可動床板部36bの幅方向一端側に比べて他端側が上昇し過ぎた状態であるということになるから、第1の背上げ駆動手段11による可動床板部36bの幅方向一端側の上昇方向への駆動を停止し、他端側の上昇方向への駆動だけを行う。
【0032】
それによって可動床板部36bは幅方向一端側と他端側とが同じ角度で上昇させられることになる。S7によって可動床部36bの幅方向一端側と他端側との回動角度が同じになると、S3とS4の判定がイエスになるから、第1、第2のモータ13,14がともに作動させられ、可動床板部36bが起上方向に駆動されることになる。
【0033】
一方、S6でイエスの場合、つまり第1のリミットスイッチ31がオフで、第2のリミットスイッチ32がオンの場合、S8に示すように第1のモータ13だけが正転方向に作動し、第2のモータ14が停止することで、可動床板部36bの上昇角度の小さな幅方向一端側だけが上昇方向に駆動される。
【0034】
S8によって可動床板部36bの幅方向一端側と他端側との回動角度が同じになると、S3とS4の判定がイエスになるから、第1、第2のモータ13,14がともに正転方向に作動し、可動床板部36bが起上方向に駆動されることになる。
【0035】
そして、操作の途中で上昇ボタン47aをオフにするか、可動床板部36bの起上角度が予め設定された所定角度(上昇限)になれば、その起上方向への作動が停止することになる。
【0036】
つまり、可動床板部36bを起立方向へ回動させた場合、この可動床板部36bの幅方向一端側と他端側とに加わる負荷の差や第1のモータ13と第2のモータ14との性能の差などによって可動床板部36bの幅方向一端側と他端側との上昇角度に差が生じても、第1、第2のモータ13,14の駆動が制御されてその差が補正されるから、可動床部36bを幅方向一端側と他端側とで撓むことなく、つまり回動角度にずれが生じることなく起上させることができる。
【0037】
一方、起上した可動床板部36bを下降させる場合には、操作部47の下降ボタン47bを押す。それによって、S2の判定がノーとなり、S9で第1のリミットスイッチ31がオンかオフかが判定される。オン(イエス)の場合、S10で示すように第2のリミットスイッチ32がオンかオフかが判定される。
【0038】
S10の判定がイエスの場合、つまり可動床板部36bの幅方向一端側と他端側とが同じ角度で倒伏方向へ回動している場合には、S11で示すように第1のモータ13と第2のモータ14とがともに逆転方向へ駆動され、可動床板部36bが倒伏方向へ駆動される。
【0039】
S10の判定がノーとなる、第2のリミットスイッチ32がオフの場合、つまり第2の背上げ駆動手段12のアーム28の倒伏方向への回動が第1の背上げ駆動手段11のアーム27の倒伏方向への回動よりも速く、それによって第2の背上げ駆動手段12のアーム28からその押圧軸26が離れた場合には、S12で示すように第2のモータ14の作動が停止され、第1のモータ13だけが逆転方向へ駆動される。
【0040】
そして、可動床板部36bの幅方向一端側と他端側との倒伏角度が同じになると、第2のリミットスイッチ32がオンになるから、S11に戻って第1、第2のモータ31,32がともに逆転方向に作動して可動床板部36bを倒伏方向へ回動させることになる。
【0041】
S9の判定がノーの場合、S13で第2のリミットスイッチ32がオンかオフかが判定される。S13での判定がイエスの場合、S12の場合と逆の状態、つまり第1のモータ31よりも第2のモータ32の作動が速いことになるから、S14で示すように第1のモータ31が停止されて第2のモータ32だけが作動する。そして、可動床板部36bの一端側と他端側との倒伏角度がほぼ同じになると、S10に戻り、第1、第2のモータ31,32がともに逆転方向に作動されるから、可動床板部36bは一端側と他端側とでたわみが生じることのない状態で倒伏方向へ回動させられることになる。
【0042】
S13での判定がノーの場合、第1、第2の背上げ駆動手段11,12のそれぞれのアーム27,28に対して押圧軸25,26が離れた状態、たとえば可動床板部36bの下面側に異物が入り込んで可動床板部36bは下降せずに、回転軸19,20の回転によって押圧軸25,26だけが下降方向へ変位した場合や利用者が故意に可動床板部36bの下降方向への回動を阻止した場合などで、そのような場合には各背上げ駆動手段11,12を作動させる必要がないから、S15で示すように第1、第2のモータ31,32の逆転方向への作動が停止させられる。
【0043】
このように、ダブルサイズやキングサイズなどのように背上げ式ベッド装置の幅寸法が大きく、その幅方向一端側と他端側とをそれぞれ別々の背上げ駆動手段11,12で起伏させなければならない場合、上記可動床板部36bの幅方向一端側と他端側との回動角度が一致しているか否かを第1のリミットスイッチ31と第2のリミットスイッチ32とで検知し、その検知信号で各背上げ駆動手段11,12のモータ31,32を制御して上記可動床板部36bの幅方向一端側と他端側との回動角度を一致させるようにした。
【0044】
そのため、可動床板部36bの幅方向一端側と他端側との回動角度が相違するのを防止できるばかりか、その角度差が大きくなって上記可動床板部36bが大きく撓んだり、ついには損傷するなどのことを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、可動床板部の幅方向一端側と他端側との回動状態のずれ量を検出し、その検出信号によって第1の背上げ駆動手段と第2の背上げ駆動手段との駆動を制御し、上記可動床板部の一端側と他端側との回動のずれを補正するようにした。
【0046】
そのため、可動床板部の幅寸法が大きな場合であっても、この可動床板部を幅方向一端側と他端側とで回動角度に差がない状態で起伏させることができるから、可動床板部を幅方向に撓むことがない状態で起伏させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の背上げ式ベッド装置の床板体を除去した平面図。
【図2】同じく図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】同じく可動床板部の下面側を示す斜視図。
【図4】(a),(b)は同じくリミットスイッチがレールに収容された状態の断面図。
【図5】同じく制御装置のブロック図。
【図6】同じく可動床板部を駆動する際のフローチャート。
【符号の説明】
1…ベッドフレーム
11…第1の背上げ駆動手段
12…第2の背上げ駆動手段
13,14…モータ(駆動源)
19,20…回転軸
25,26…押圧軸(連動部材)
27,28…アーム
29,30…ローラ
35…床板体
31,32…リミットスイッチ(検知手段)
36a…固定床板部
36b…可動床板部
37…レール

Claims (1)

  1. 利用者の上半身を起こすことができる背上げ式ベッド装置において、
    ベッドフレ−ムと、
    このベッドフレ−ムに設けられ一部が起伏方向に回動自在な可動床板部に形成された床板体と、
    上記可動床板部の幅方向一端側と他端側とに設けられ上記可動床板部の幅方向一端側を起伏駆動する第1の背上げ駆動手段及び幅方向他端側を起伏駆動する第2の背上げ駆動手段と、
    上記第1の背上げ駆動手段と上記第2の背上げ駆動手段とによる上記可動床板部の上記ベッドフレームの幅方向に沿う一端側と他端側との回動状態のずれ量を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出信号によって上記第1の背上げ駆動手段と第2の背上げ駆動手段との駆動を制御して上記可動床板部の上記ベッドフレームの幅方向に沿う一端側と他端側との回動のずれを補正する制御手段とを具備し、
    上記第1、第2の背上げ駆動手段は、駆動源と、この駆動源によって回転駆動される回転軸と、この回転軸に一端部が回転自在に連結され他端部にローラが回転自在に設けられたアームと、上記可動床板部の下面側に設けられ上記ローラが転動自在に係合するレールと、上記回転軸に固着され先端部が上記アームに当接して設けられ上記回転軸の回動に上記アームを連動させる連動部材とからなり、
    上記検出手段は上記アームと上記連動部材の先端部との当接状態を検知するスイッチからなり、
    上記制御手段は、上記第1の背上げ駆動手段のスイッチと上記第2の背上げ駆動手段のスイッチとからの信号によって上記第1、第2の背上げ駆動手段の駆動を制御して上記可動床板部の上記ベッドフレームの幅方向に沿う一端側と他端側との回動のずれを補正する制御部を有する
    ことを特徴とする背上げ式ベッド装置。
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