JPH0425101Y2 - - Google Patents
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- JPH0425101Y2 JPH0425101Y2 JP19174785U JP19174785U JPH0425101Y2 JP H0425101 Y2 JPH0425101 Y2 JP H0425101Y2 JP 19174785 U JP19174785 U JP 19174785U JP 19174785 U JP19174785 U JP 19174785U JP H0425101 Y2 JPH0425101 Y2 JP H0425101Y2
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- pad
- rotary
- rotary pad
- screw
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 29
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 17
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 17
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、床面清掃装置に設けられた回転パツ
ドに関するものであり、特に、清掃時のパツド押
付圧を自動的に調節できるようにした回転パツド
押付圧可変装置に係る。
ドに関するものであり、特に、清掃時のパツド押
付圧を自動的に調節できるようにした回転パツド
押付圧可変装置に係る。
[従来の技術]
最近、ビルや工場の床面など清掃作業の省力化
を目的として、一般に清掃ロボツトと称される自
走式の床面清掃装置が開発されている。この種の
床面清掃装置は、回転パツドやスクイジなどの清
掃ツールを搭載した装置本体を、床面上の目標や
周囲の壁面を基準として走行させることにより、
自動的に床面の清掃を行なうものである。
を目的として、一般に清掃ロボツトと称される自
走式の床面清掃装置が開発されている。この種の
床面清掃装置は、回転パツドやスクイジなどの清
掃ツールを搭載した装置本体を、床面上の目標や
周囲の壁面を基準として走行させることにより、
自動的に床面の清掃を行なうものである。
この種の床面清掃装置に取付けられる回転パツ
ドは、パツド取付け板にブラシ或いはマツト状の
パツドを取付けて構成され、昇降機構により、昇
降して上方の格納位置或いは下方の清掃位置に固
定されるようになつている。すなわち、この回転
パツドは、床面清掃装置の停止時には、昇降機構
により上昇して床面と一定距離を置いた格納位置
に保持され、清掃時には、昇降機構により下降し
て床面に接触する清掃位置に保持され、この状態
で回転して清掃を行なうものである。
ドは、パツド取付け板にブラシ或いはマツト状の
パツドを取付けて構成され、昇降機構により、昇
降して上方の格納位置或いは下方の清掃位置に固
定されるようになつている。すなわち、この回転
パツドは、床面清掃装置の停止時には、昇降機構
により上昇して床面と一定距離を置いた格納位置
に保持され、清掃時には、昇降機構により下降し
て床面に接触する清掃位置に保持され、この状態
で回転して清掃を行なうものである。
ところで、この様な回転パツドは、床の汚れ具
合、又は床材の種類などに応じ、パツドの種類を
ブラシ或いはマツトなどに適宜交換する必要があ
ると同時に、パツドの床面に対する押付圧も調整
する必要がある。
合、又は床材の種類などに応じ、パツドの種類を
ブラシ或いはマツトなどに適宜交換する必要があ
ると同時に、パツドの床面に対する押付圧も調整
する必要がある。
従来、この様な回転パツドの押付圧の調整方法
としては、ばねなどを用い、手動にて圧力を調節
する手段が採用されている他、最近では、モータ
などを使用した自動調節装置を設ける手段なども
提案されているが、前者の場合には、必要に応じ
て一々手動にて調節しなければならず、清掃作業
の省力化に逆行する形となり、また、後者の場合
においても、専用の装置を別個に設ける構成とな
るため、構成が複雑になる欠点がある。
としては、ばねなどを用い、手動にて圧力を調節
する手段が採用されている他、最近では、モータ
などを使用した自動調節装置を設ける手段なども
提案されているが、前者の場合には、必要に応じ
て一々手動にて調節しなければならず、清掃作業
の省力化に逆行する形となり、また、後者の場合
においても、専用の装置を別個に設ける構成とな
るため、構成が複雑になる欠点がある。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は、上記の様な従来技術の問題を解決す
るために提案されたものであり、その目的は、回
転パツドの押付圧調節を自動的に行えるようにし
て、清掃作業の省力化を実現し、しかも、簡単な
構成としたコンパクトな回転パツド押付圧可変装
置を提供することにある。
るために提案されたものであり、その目的は、回
転パツドの押付圧調節を自動的に行えるようにし
て、清掃作業の省力化を実現し、しかも、簡単な
構成としたコンパクトな回転パツド押付圧可変装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案の回転パツド押付圧可変装置は、以上の
様な目的を達成するために、駆動手段と、ねじコ
マ、及びスクリユーシヤフトを使用してなる回転
パツドの昇降機構に圧縮ばねを組合せたものであ
る。
様な目的を達成するために、駆動手段と、ねじコ
マ、及びスクリユーシヤフトを使用してなる回転
パツドの昇降機構に圧縮ばねを組合せたものであ
る。
すなわち、本考案は、床面を清掃するための部
品を支持し、床面清掃装置本体の一部を構成する
台枠と、前記台枠の下方に配置され、台枠に対し
て昇降可能に支持された回転パツド支持部と、前
記回転パツド支持部に対して回転可能に支持さ
れ、回転パツド支持部の下降時に回転によつて床
面を清掃する回転パツドと、前記台枠と前記回転
パツド支持部のいずれか一方に昇降可能に支持さ
れたねじコマと、前記台枠と回転パツド支持部の
残る一方に回転可能に支持され、前記ねじコマに
螺合され、回転によつてねじコマに対して昇降す
るスクリユーシヤフトと、前記スクリユーシヤフ
トを駆動する駆動手段と、前記ねじコマとこれを
支持する前記台枠或いは前記回転パツド支持部と
の間に配設され、回転パツドを押付ける方向にね
じコマを押圧可能な圧縮ばねとを備えたことを特
徴としている。
品を支持し、床面清掃装置本体の一部を構成する
台枠と、前記台枠の下方に配置され、台枠に対し
て昇降可能に支持された回転パツド支持部と、前
記回転パツド支持部に対して回転可能に支持さ
れ、回転パツド支持部の下降時に回転によつて床
面を清掃する回転パツドと、前記台枠と前記回転
パツド支持部のいずれか一方に昇降可能に支持さ
れたねじコマと、前記台枠と回転パツド支持部の
残る一方に回転可能に支持され、前記ねじコマに
螺合され、回転によつてねじコマに対して昇降す
るスクリユーシヤフトと、前記スクリユーシヤフ
トを駆動する駆動手段と、前記ねじコマとこれを
支持する前記台枠或いは前記回転パツド支持部と
の間に配設され、回転パツドを押付ける方向にね
じコマを押圧可能な圧縮ばねとを備えたことを特
徴としている。
以上のような構成を有する本考案においては、
ねじコマと台枠或いは回転パツド支持部との間に
設けた圧縮ばねを、回転パツドが清掃位置より上
にある時にはフリーとし、清掃時回転パツドが清
掃床面に着いた時から圧縮ばねを圧縮し、回転パ
ツドにばね圧が加わるようにし、圧縮ばねの圧縮
量を適宜設定・検出することにより、任意の圧力
を回転パツドに加えることができる。
ねじコマと台枠或いは回転パツド支持部との間に
設けた圧縮ばねを、回転パツドが清掃位置より上
にある時にはフリーとし、清掃時回転パツドが清
掃床面に着いた時から圧縮ばねを圧縮し、回転パ
ツドにばね圧が加わるようにし、圧縮ばねの圧縮
量を適宜設定・検出することにより、任意の圧力
を回転パツドに加えることができる。
従つて、特別に押付圧の調整装置を設ける必要
なく、簡単な構成により、回転パツドの押付圧の
調整を行える。
なく、簡単な構成により、回転パツドの押付圧の
調整を行える。
[考案の実施例]
以上説明した様な本考案による回転パツド押付
圧可変装置の一実施例について、第1図乃至第3
図を参照して具体的に説明する。この場合、第1
図乃至第3図は、本考案の回転パツドの押付圧可
変装置を適用した床面清掃装置の清掃ツール部分
を示すものであり、第1図はその平面図、第2図
は第1図の−線の断面図、第3図は第1図
−線の断面図である。
圧可変装置の一実施例について、第1図乃至第3
図を参照して具体的に説明する。この場合、第1
図乃至第3図は、本考案の回転パツドの押付圧可
変装置を適用した床面清掃装置の清掃ツール部分
を示すものであり、第1図はその平面図、第2図
は第1図の−線の断面図、第3図は第1図
−線の断面図である。
第1図乃至第3図に示すように、回転パツド1
は、前後のスクイジ2a,2bなどと共に、床面
清掃装置本体の一部を構成する台枠3の下方に配
置されている。すなわち、台枠3の下方には、回
転パツド支持枠(回転パツド支持部)4が、台枠
3に対して水平に且つ昇降自在に支持されてお
り、この回転パツド支持枠4に対して、回転パツ
ド1が回転自在に支持されている。
は、前後のスクイジ2a,2bなどと共に、床面
清掃装置本体の一部を構成する台枠3の下方に配
置されている。すなわち、台枠3の下方には、回
転パツド支持枠(回転パツド支持部)4が、台枠
3に対して水平に且つ昇降自在に支持されてお
り、この回転パツド支持枠4に対して、回転パツ
ド1が回転自在に支持されている。
この場合、回転パツド支持枠4の昇降機構は、
次のように構成されている。すなわち、台枠3の
下方に水平に配置された回転パツド支持枠4に
は、上方に向けて左右のガイドシヤフト5が固定
され、このガイドシヤフト5が台枠3の左右に
夫々設けられた上下2組のガイドローラ6,6に
挟持されている。そして、回転パツド支持枠4
は、このガイドローラ6,6とガイドシヤフト5
とからなる昇降機構に案内されて、台枠3に対し
て昇降するようになつている。なお、この回転パ
ツド支持枠4は、第1図に示すように、台枠3の
左右方向に対して若干の傾斜を持つて配置されて
おり、そのため、ガイドシヤフト5及びガイドロ
ーラ6の位置が、台枠3の左右で若干ずれて設け
られている。
次のように構成されている。すなわち、台枠3の
下方に水平に配置された回転パツド支持枠4に
は、上方に向けて左右のガイドシヤフト5が固定
され、このガイドシヤフト5が台枠3の左右に
夫々設けられた上下2組のガイドローラ6,6に
挟持されている。そして、回転パツド支持枠4
は、このガイドローラ6,6とガイドシヤフト5
とからなる昇降機構に案内されて、台枠3に対し
て昇降するようになつている。なお、この回転パ
ツド支持枠4は、第1図に示すように、台枠3の
左右方向に対して若干の傾斜を持つて配置されて
おり、そのため、ガイドシヤフト5及びガイドロ
ーラ6の位置が、台枠3の左右で若干ずれて設け
られている。
また、回転パツド支持枠4上には、スクリユー
シヤフト駆動装置(駆動手段)7が設けられてい
る。このスクリユーシヤフト駆動装置7は、スク
リユーシヤフト駆動モータ7aとギヤボツクス7
bより成つている。スクリユーシヤフト駆動装置
7にはユニバーサル継手10を介してスクリユー
シヤフト9の下端が取付けられている。これによ
つて、スクリユーシヤフト9は、回転パツド支持
枠4に対して、回転可能に支持されている。ま
た、スクリユーシヤフト9は、回転パツド支持枠
4上の中央部において台枠3に向かつて立設され
ている。
シヤフト駆動装置(駆動手段)7が設けられてい
る。このスクリユーシヤフト駆動装置7は、スク
リユーシヤフト駆動モータ7aとギヤボツクス7
bより成つている。スクリユーシヤフト駆動装置
7にはユニバーサル継手10を介してスクリユー
シヤフト9の下端が取付けられている。これによ
つて、スクリユーシヤフト9は、回転パツド支持
枠4に対して、回転可能に支持されている。ま
た、スクリユーシヤフト9は、回転パツド支持枠
4上の中央部において台枠3に向かつて立設され
ている。
さらに、第2図及び第3図に示すように、スク
リユーシヤフト9の上端には雄ねじが設けられ、
この雄ねじが、台枠3側に昇降可能に支持された
ねじコマ11の雌ねじに螺合している。この場
合、ねじコマ11は、台枠3に固定されたスタン
ド12内に昇降可能に組込まれている。また、ス
タンド12の左右の側壁には、上下方向のガイド
孔13,13が形成されており、このガイド孔1
3,13に対応して、ねじコマ11の左右には、
ストツパ部14,14が突出して形成され、ガイ
ド孔13,13に係合されている。そして、この
ガイド孔13,13とストツパ部14,14とか
らなる構成により、ねじコマ11は、スタンド1
2に対して、一定の範囲内において昇降可能で且
つ回転方向には回動しないように支持されてい
る。また、このねじコマ11の上面とこれに対向
するスタンド12の上部内面との間には、台枠3
に対してねじコマ11を下方(回転パツド1を押
付ける方向)に押圧するための圧縮ばね15が配
設されている。
リユーシヤフト9の上端には雄ねじが設けられ、
この雄ねじが、台枠3側に昇降可能に支持された
ねじコマ11の雌ねじに螺合している。この場
合、ねじコマ11は、台枠3に固定されたスタン
ド12内に昇降可能に組込まれている。また、ス
タンド12の左右の側壁には、上下方向のガイド
孔13,13が形成されており、このガイド孔1
3,13に対応して、ねじコマ11の左右には、
ストツパ部14,14が突出して形成され、ガイ
ド孔13,13に係合されている。そして、この
ガイド孔13,13とストツパ部14,14とか
らなる構成により、ねじコマ11は、スタンド1
2に対して、一定の範囲内において昇降可能で且
つ回転方向には回動しないように支持されてい
る。また、このねじコマ11の上面とこれに対向
するスタンド12の上部内面との間には、台枠3
に対してねじコマ11を下方(回転パツド1を押
付ける方向)に押圧するための圧縮ばね15が配
設されている。
なお、図示していないが、回転パツド支持枠4
の移動量と回転パツド押付圧は比例することによ
り、このねじコマ11や回転パツド支持枠4など
の昇降軌道上に、回転パツド支持枠4が一定位置
にまで降下した時にモータ7aの回転を停止させ
るリミツトスイツチを設けてもよい。また、回転
パツド支持枠4が一定位置にまで上昇した時にモ
ータ7aの回転を停止させるリミツトスイツチを
設けてもよい。
の移動量と回転パツド押付圧は比例することによ
り、このねじコマ11や回転パツド支持枠4など
の昇降軌道上に、回転パツド支持枠4が一定位置
にまで降下した時にモータ7aの回転を停止させ
るリミツトスイツチを設けてもよい。また、回転
パツド支持枠4が一定位置にまで上昇した時にモ
ータ7aの回転を停止させるリミツトスイツチを
設けてもよい。
また、第1図の平面図に示すように、回転パツ
ド支持枠4には、左右の回転パツド1が、スクリ
ユーシヤフト9を中心として点対称的に配置され
ている。各回転パツド1の回転軸16は、第2図
の縦断面図に示すように、下端は回転パツド1に
固定され、略中間は回転パツド支持枠4に装着さ
れた軸受け17で回転自在に軸支されており、上
端は回転パツド支持枠4上に支持されたパツド駆
動用モータ18の出力軸に減速機19を介して接
続されている。さらに、回転パツド1自体は、回
転軸16の下端に固定された円板状のパツド取付
け板20と、このパツド取付け板20の下面に固
定されたブラシ或いはマツト状のパツド21とか
ら構成されている。
ド支持枠4には、左右の回転パツド1が、スクリ
ユーシヤフト9を中心として点対称的に配置され
ている。各回転パツド1の回転軸16は、第2図
の縦断面図に示すように、下端は回転パツド1に
固定され、略中間は回転パツド支持枠4に装着さ
れた軸受け17で回転自在に軸支されており、上
端は回転パツド支持枠4上に支持されたパツド駆
動用モータ18の出力軸に減速機19を介して接
続されている。さらに、回転パツド1自体は、回
転軸16の下端に固定された円板状のパツド取付
け板20と、このパツド取付け板20の下面に固
定されたブラシ或いはマツト状のパツド21とか
ら構成されている。
〓 作用
次に、以上のような構成を有する本実施例の回
転パツド押付圧可変装置の作用を、第4図乃至第
6図を参照して説明する。この場合、第4図乃至
第6図は、動作状態を段階的に示すための模式図
であり、第4図は、回転パツドの格納状態、第5
図は、回転パツドの床面接触状態、第6図は回転
パツドの押圧状態をそれぞれ示している。なお、
第4図乃至第6図は、動作原理の説明に必要な部
分のみを選択的且つ誇張的に図示した図面であ
り、説明に不要な部分については適宜省略してい
るため、各部の形状は第1図乃至第3図とは異な
つている。
転パツド押付圧可変装置の作用を、第4図乃至第
6図を参照して説明する。この場合、第4図乃至
第6図は、動作状態を段階的に示すための模式図
であり、第4図は、回転パツドの格納状態、第5
図は、回転パツドの床面接触状態、第6図は回転
パツドの押圧状態をそれぞれ示している。なお、
第4図乃至第6図は、動作原理の説明に必要な部
分のみを選択的且つ誇張的に図示した図面であ
り、説明に不要な部分については適宜省略してい
るため、各部の形状は第1図乃至第3図とは異な
つている。
まず、清掃装置の停止状態においては、第4図
に示すように、回転パツド1,1及びスクイジ2
a,2b(図示せず)は床面22から離れた上方
の格納位置にある。この状態で、回転パツド支持
枠4上のスクリユーシヤフト駆動装置7のスクリ
ユーシヤフト駆動モータ7aを回転させると、こ
のモータ7a先端のギヤボツクス7b内のウオー
ムとウオームホイールとにより、スクリユーシヤ
フト9にモータ7aの回転が伝わり、スクリユー
シヤフト9が回転する。このスクリユーシヤフト
9の上部には雄ねじが形成され、そこには、スト
ツパ14,14により上下動自在で回動を阻止さ
れたねじコマ11が螺合されているので、スクリ
ユーシヤフト9の回転に従い回転パツド支持枠4
が降下する。
に示すように、回転パツド1,1及びスクイジ2
a,2b(図示せず)は床面22から離れた上方
の格納位置にある。この状態で、回転パツド支持
枠4上のスクリユーシヤフト駆動装置7のスクリ
ユーシヤフト駆動モータ7aを回転させると、こ
のモータ7a先端のギヤボツクス7b内のウオー
ムとウオームホイールとにより、スクリユーシヤ
フト9にモータ7aの回転が伝わり、スクリユー
シヤフト9が回転する。このスクリユーシヤフト
9の上部には雄ねじが形成され、そこには、スト
ツパ14,14により上下動自在で回動を阻止さ
れたねじコマ11が螺合されているので、スクリ
ユーシヤフト9の回転に従い回転パツド支持枠4
が降下する。
この場合、回転パツド支持枠4は、そこに設け
たガイドシヤフト5と台枠3側のガイドローラ
6,6上とに案内され、床面22(及び台枠3)
に対して水平に降下する。回転パツド支持枠4が
降下するに従い、この回転パツド支持枠4に支持
された回転パツド1,1や前後にスクイジ2a,
2bも降下し、第5図に示すように、床面22に
接触する。
たガイドシヤフト5と台枠3側のガイドローラ
6,6上とに案内され、床面22(及び台枠3)
に対して水平に降下する。回転パツド支持枠4が
降下するに従い、この回転パツド支持枠4に支持
された回転パツド1,1や前後にスクイジ2a,
2bも降下し、第5図に示すように、床面22に
接触する。
回転パツド1,1が床面22に接触した後もさ
らにスクリユーシヤフト駆動モータ7aを回転さ
せると、回転パツド1,1と床面22との間に押
圧力が生じ、回転に従つて、押圧力が大きくな
る。そして、この押圧力は、回転パツド1,1に
連結されたスクリユーシヤフト9及びねじコマ1
1に、これらを上昇させる方向に加わる。すなわ
ち、垂直方向に加わる力に対しては、スクリユー
シヤフト9及びねじコマ11は、一体的に連結さ
れた状態にあるため、回転パツド1,1に加わる
上方への押圧力は、回転パツド支持枠4、スクリ
ユーシヤフト駆動装置7、及びユニバーサル継手
10を介して、スクリユーシヤフト9及びねじコ
マ11を一体的に上昇させるようにこれらに加わ
ることになる。
らにスクリユーシヤフト駆動モータ7aを回転さ
せると、回転パツド1,1と床面22との間に押
圧力が生じ、回転に従つて、押圧力が大きくな
る。そして、この押圧力は、回転パツド1,1に
連結されたスクリユーシヤフト9及びねじコマ1
1に、これらを上昇させる方向に加わる。すなわ
ち、垂直方向に加わる力に対しては、スクリユー
シヤフト9及びねじコマ11は、一体的に連結さ
れた状態にあるため、回転パツド1,1に加わる
上方への押圧力は、回転パツド支持枠4、スクリ
ユーシヤフト駆動装置7、及びユニバーサル継手
10を介して、スクリユーシヤフト9及びねじコ
マ11を一体的に上昇させるようにこれらに加わ
ることになる。
この結果、第6図に示すように、ねじコマ11
の上面に配置された圧縮ばね15を圧縮させる形
で、ねじコマ11がスタンド12内で上昇する。
このようにしてねじコマ11が上昇し、圧縮ばね
15が圧縮されると、圧縮量Lに応じて蓄勢され
た圧縮ばね15の押圧力F1が、ねじコマ11及
びスクリユーシヤフト9を介して回転パツド1,
1に伝達され、回転パツド1,1は、圧縮ばね1
5の押圧力に対応する押圧力(伝達された押圧
力)F2によつて床面22に押付けられる。
の上面に配置された圧縮ばね15を圧縮させる形
で、ねじコマ11がスタンド12内で上昇する。
このようにしてねじコマ11が上昇し、圧縮ばね
15が圧縮されると、圧縮量Lに応じて蓄勢され
た圧縮ばね15の押圧力F1が、ねじコマ11及
びスクリユーシヤフト9を介して回転パツド1,
1に伝達され、回転パツド1,1は、圧縮ばね1
5の押圧力に対応する押圧力(伝達された押圧
力)F2によつて床面22に押付けられる。
従つて、スクリユーシヤフト駆動モータ7aの
回転量を制御し、圧縮ばね15の押圧力を適当に
設定すれば、パツドの種類や床面の状況に応じ
て、回転パツド1,1の床面22に対する押付圧
を自由に調節できる。
回転量を制御し、圧縮ばね15の押圧力を適当に
設定すれば、パツドの種類や床面の状況に応じ
て、回転パツド1,1の床面22に対する押付圧
を自由に調節できる。
上記のように、本実施例によれば、簡単な構成
により回転パツドの押付圧の調整を自動的に行え
るため、清掃作業の省力化が実現できる。
により回転パツドの押付圧の調整を自動的に行え
るため、清掃作業の省力化が実現できる。
なお、本考案は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、床面清掃装置本体の台枠3側
にスクリユーシヤフト9を設け、回転パツド支持
枠4側にねじコマ11を設ける構成も可能であ
り、この場合には、ねじコマ11と回転パツド支
持枠4との間に圧縮ばね15を配設する構成とな
る。また、この他にも、本考案における各部の具
体的な構成は適宜選択可能である。
ではなく、例えば、床面清掃装置本体の台枠3側
にスクリユーシヤフト9を設け、回転パツド支持
枠4側にねじコマ11を設ける構成も可能であ
り、この場合には、ねじコマ11と回転パツド支
持枠4との間に圧縮ばね15を配設する構成とな
る。また、この他にも、本考案における各部の具
体的な構成は適宜選択可能である。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案においては、特別
に押付圧の調整装置を設ける必要なく、回転パツ
ドの昇降機構に圧縮ばねを組合せただけの簡単な
構成により、自動的に回転パツドの押付圧の調整
を行なえるなどの優れた効果が得られる。
に押付圧の調整装置を設ける必要なく、回転パツ
ドの昇降機構に圧縮ばねを組合せただけの簡単な
構成により、自動的に回転パツドの押付圧の調整
を行なえるなどの優れた効果が得られる。
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例の回転
パツドの押付圧可変装置を適用した床面清掃装置
の清掃ツール部分を示すもので、第1図はその平
面図、第2図は第1図−線の断面図、第3図
は第1図−線の断面図である。第4図乃至第
6図は、動作状態を段階的に示すための模式図で
あり、第4図は、回転パツドの格納状態、第5図
は、回転パツドの床面接触状態、第6図は回転パ
ツドの押圧状態をそれぞれ示している。 1……回転パツド、2a,2b……スクイジ、
3……台枠、4……回転パツド支持枠(回転パツ
ド支持部)、5……ガイドシヤフト、6……ガイ
ドローラ、7……スクリユーシヤフト駆動装置
(駆動手段)、7a……スクリユーシヤフト駆動モ
ータ、7b……ギヤボツクス、9……スクリユー
シヤフト、10……ユニバーサル継手、11……
ねじコマ、12……スタンド、13……ガイド
孔、14……ストツパ、15……圧縮ばね、16
……回転軸、17……軸受け、18……パツド駆
動用モータ、19……減速機、20……パツド取
付け板、21……パツド、22……床面。
パツドの押付圧可変装置を適用した床面清掃装置
の清掃ツール部分を示すもので、第1図はその平
面図、第2図は第1図−線の断面図、第3図
は第1図−線の断面図である。第4図乃至第
6図は、動作状態を段階的に示すための模式図で
あり、第4図は、回転パツドの格納状態、第5図
は、回転パツドの床面接触状態、第6図は回転パ
ツドの押圧状態をそれぞれ示している。 1……回転パツド、2a,2b……スクイジ、
3……台枠、4……回転パツド支持枠(回転パツ
ド支持部)、5……ガイドシヤフト、6……ガイ
ドローラ、7……スクリユーシヤフト駆動装置
(駆動手段)、7a……スクリユーシヤフト駆動モ
ータ、7b……ギヤボツクス、9……スクリユー
シヤフト、10……ユニバーサル継手、11……
ねじコマ、12……スタンド、13……ガイド
孔、14……ストツパ、15……圧縮ばね、16
……回転軸、17……軸受け、18……パツド駆
動用モータ、19……減速機、20……パツド取
付け板、21……パツド、22……床面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 床面を清掃するための部品を支持し、床面清掃
装置本体の一部を構成する台枠と、 前記台枠の下方に配置され、台枠に対して昇降
可能に支持された回転パツド支持部と、 前記回転パツド支持部に対して回転可能に支持
され、回転パツド支持部の下降時に回転によつて
床面を清掃する回転パツドと、 前記台枠と前記回転パツド支持部のいずれか一
方に昇降可能に支持されたねじコマと、 前記台枠と前記回転パツド支持部の残る一方に
回転可能に支持され、前記ねじコマに螺合され、
回転によつてねじコマに対して昇降するスクリユ
ーシヤフトと、 前記スクリユーシヤフトを駆動する駆動手段
と、 前記ねじコマとこれを支持する前記台枠或いは
前記回転パツド支持部との間に配設され、回転パ
ツドを押付ける方向にねじコマを押圧可能な圧縮
ばねとを備えたことを特徴とする回転パツド押付
圧可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19174785U JPH0425101Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19174785U JPH0425101Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100152U JPS62100152U (ja) | 1987-06-25 |
JPH0425101Y2 true JPH0425101Y2 (ja) | 1992-06-15 |
Family
ID=31146176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19174785U Expired JPH0425101Y2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0425101Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6058097B1 (ja) * | 2015-09-16 | 2017-01-11 | 株式会社エーエス | 床磨機 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP19174785U patent/JPH0425101Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100152U (ja) | 1987-06-25 |
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