JPH0640849B2 - ベッドに於ける床板の昇降機構 - Google Patents
ベッドに於ける床板の昇降機構Info
- Publication number
- JPH0640849B2 JPH0640849B2 JP1285772A JP28577289A JPH0640849B2 JP H0640849 B2 JPH0640849 B2 JP H0640849B2 JP 1285772 A JP1285772 A JP 1285772A JP 28577289 A JP28577289 A JP 28577289A JP H0640849 B2 JPH0640849 B2 JP H0640849B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor plate
- bed frame
- bed
- lifting mechanism
- screw shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はベッドに於ける床板の昇降機構に関するもので
ある。
ある。
（従来の技術及びその課題） 背部床板をベッドフレームに対して固定状態の回動支点
の回りに回動上昇させて患者等を背上げの姿勢にするこ
とができるようにしたベッドに於いては、背上げの姿勢
にする場合、患者等の使用者の頭部は次第にベッドの足
方向に移動してしまうので、ベッドの頭部側に設置した
ベッドサイドキャビネットの使用や、頭部側の室内壁面
に設けた照明器具の使用等に於いて支障がでることがあ
る。
の回りに回動上昇させて患者等を背上げの姿勢にするこ
とができるようにしたベッドに於いては、背上げの姿勢
にする場合、患者等の使用者の頭部は次第にベッドの足
方向に移動してしまうので、ベッドの頭部側に設置した
ベッドサイドキャビネットの使用や、頭部側の室内壁面
に設けた照明器具の使用等に於いて支障がでることがあ
る。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもの
である。
である。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するための本発明の構成を、実施例に対
応する図面を参照して説明すると、本発明のベッドに於
ける床板の昇降機構は、回動昇降可能に構成した背部床
板２ａと他の床板２ｂ，２ｃ，２ｄをベッドフレーム１
の長手方向に移動自在に設けた支持部材３に支持して、
該支持部材３と共に移動させる構成とし、該支持部材３
には前記ベッドフレーム１の長手方向にねじシャフト７
を回転自在に支持し、該ねじシャフト７にナット部材８
を螺合すると共に、前記背部床板２ａの下側に押上腕１
４を設け、該押上腕１４と前記ナット部材８を作動リン
ク１５を介して連結すると共に、前記背部床板２ａとベ
ッドフレーム１の頭部側個所間に支持リンク１６を連結
し、前記ねじシャフト７は伸縮自在な駆動棒１１を介し
て、ベッドフレーム１に支持した回転駆動手段９に連結
したものである。
応する図面を参照して説明すると、本発明のベッドに於
ける床板の昇降機構は、回動昇降可能に構成した背部床
板２ａと他の床板２ｂ，２ｃ，２ｄをベッドフレーム１
の長手方向に移動自在に設けた支持部材３に支持して、
該支持部材３と共に移動させる構成とし、該支持部材３
には前記ベッドフレーム１の長手方向にねじシャフト７
を回転自在に支持し、該ねじシャフト７にナット部材８
を螺合すると共に、前記背部床板２ａの下側に押上腕１
４を設け、該押上腕１４と前記ナット部材８を作動リン
ク１５を介して連結すると共に、前記背部床板２ａとベ
ッドフレーム１の頭部側個所間に支持リンク１６を連結
し、前記ねじシャフト７は伸縮自在な駆動棒１１を介し
て、ベッドフレーム１に支持した回転駆動手段９に連結
したものである。
（作用） 次に本発明の作用を実施例に対応する図面を参照して説
明する。まず、第１図の状態に於いて、回転駆動手段９
を駆動し、駆動棒１１を介してねじシャフト７を所定方
向に回転させると、ナット部材８は図中左方向に移動
し、作動リンク１５を介して押上腕１４を押し上げるの
で、支点ｏの回りに背部床板２ａが回動上昇する。この
ように背部床板２ａが回動上昇すると、支持リンク１６
との連結個所ａも上昇するので、該支持リンク１６はベ
ッドフレーム１の頭部側個所ｂを支点として回動上昇す
る。ところがこの支持リンク１６が回動上昇すると、そ
の先端、即ち前記連結個所ａがベッドフレーム１の長手
方向に対しては頭部方向に移動するので、背部床板２ａ
は、支持部材３そして他の床板２ｂ，２ｃ，２ｄと共に
頭部方向に移動する。以上の支持部材３の移動は、駆動
棒１１の伸長により吸収することができ、従って回転駆
動手段９はベッドフレーム１に、その長手方向に移動さ
せるように支持する必要がない。
明する。まず、第１図の状態に於いて、回転駆動手段９
を駆動し、駆動棒１１を介してねじシャフト７を所定方
向に回転させると、ナット部材８は図中左方向に移動
し、作動リンク１５を介して押上腕１４を押し上げるの
で、支点ｏの回りに背部床板２ａが回動上昇する。この
ように背部床板２ａが回動上昇すると、支持リンク１６
との連結個所ａも上昇するので、該支持リンク１６はベ
ッドフレーム１の頭部側個所ｂを支点として回動上昇す
る。ところがこの支持リンク１６が回動上昇すると、そ
の先端、即ち前記連結個所ａがベッドフレーム１の長手
方向に対しては頭部方向に移動するので、背部床板２ａ
は、支持部材３そして他の床板２ｂ，２ｃ，２ｄと共に
頭部方向に移動する。以上の支持部材３の移動は、駆動
棒１１の伸長により吸収することができ、従って回転駆
動手段９はベッドフレーム１に、その長手方向に移動さ
せるように支持する必要がない。
このようにして、背部床板２ａ及び他の床板２ｂ，２
ｃ，２ｄは、第２図に示すように背部床板２ａが回動上
昇するに従って次第にベッドフレーム１の頭部方向に移
動するので、使用者の頭部はベッドの足部方向に移動し
ない。また回転駆動手段９を前述と逆の方向に回転させ
ると、以上と逆の動作により、背部床板２ａが回動下降
するに従って次第にベッドフレーム１の足部方向に移動
し、再び第１図に示すような平面状態に戻すことができ
る。
ｃ，２ｄは、第２図に示すように背部床板２ａが回動上
昇するに従って次第にベッドフレーム１の頭部方向に移
動するので、使用者の頭部はベッドの足部方向に移動し
ない。また回転駆動手段９を前述と逆の方向に回転させ
ると、以上と逆の動作により、背部床板２ａが回動下降
するに従って次第にベッドフレーム１の足部方向に移動
し、再び第１図に示すような平面状態に戻すことができ
る。
（実施例） 次に本発明の実施例を図について説明する。
まず図に於いて符号１はベッドフレーム、２は床板を示
すものである。この実施例に於いて床板２は背部床板２
ａと他の床板、即ち腰部床板２ｂ、大腿部床板２ｃ及び
足部床板２ｄとから構成している。そしてこれらの床板
２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄは夫々屈曲自在に連結して一体
に構成している。前記ベッドフレーム１には、その長手
方向に移動自在とするように支持部材３を設けており、
この支持部材３に前記腰部床板２ｂを固定して、前記床
板２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄを、この支持部材３と共にベ
ッドフレーム１の長手方向に移動させる構成とすると共
に背部床板２ａを、腰部床板２ｂとの連結位置ｏを支点
として回動昇降自在に構成している。この構成の他、背
部床板２ａは、腰部床板２ｂとは屈曲自在に連結しない
で前記支持部材３に直接に回動昇降自在に支持するよう
に構成しても良い。前記大腿部床板２ｃ及び足部床板２
ｄは適宜の昇降機構（図示省略）により昇降自在に支持
することができ、符号１７はかかる昇降機構の一部を構
成する支持リンクである。またこれらの床板２ｃ，２ｄ
と腰部床板２ｂは平面上に一体に構成することもでき
る。支持部材３は、それに設けたローラー４をベッドフ
レーム１の長手方向に設けた溝形等の形状に案内枠５に
支持して移動自在としている。この構成の他、支持部材
３の移動機構は適宜である。該支持部材３には軸受部材
６により前記ベッドフレーム１の長手方向にねじシャフ
ト７を回転自在に支持しており、このねじシャフト７に
はナット部材８を螺合している。符号９はベッドフレー
ム１に支持した回転駆動手段であり、この回転駆動手段
９の回転軸１０と前記ねじシャフト間７に駆動棒１１を
介装しており、この駆動棒１１は伸縮自在に回転力を伝
達する構成としている。かかる駆動棒１１は例えば図示
するように夫々外形、内形を対応する異形に構成して嵌
合させた内側棒１２、外側パイプ１３とから構成するこ
とができる。また回転駆動手段９は、図示のようにクラ
ンクハンドルとする他、電動機により構成することがで
き、クランクハンドル９の場合にはベッドフレーム１の
足部側に支持することにより操作が容易である。
すものである。この実施例に於いて床板２は背部床板２
ａと他の床板、即ち腰部床板２ｂ、大腿部床板２ｃ及び
足部床板２ｄとから構成している。そしてこれらの床板
２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄは夫々屈曲自在に連結して一体
に構成している。前記ベッドフレーム１には、その長手
方向に移動自在とするように支持部材３を設けており、
この支持部材３に前記腰部床板２ｂを固定して、前記床
板２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄを、この支持部材３と共にベ
ッドフレーム１の長手方向に移動させる構成とすると共
に背部床板２ａを、腰部床板２ｂとの連結位置ｏを支点
として回動昇降自在に構成している。この構成の他、背
部床板２ａは、腰部床板２ｂとは屈曲自在に連結しない
で前記支持部材３に直接に回動昇降自在に支持するよう
に構成しても良い。前記大腿部床板２ｃ及び足部床板２
ｄは適宜の昇降機構（図示省略）により昇降自在に支持
することができ、符号１７はかかる昇降機構の一部を構
成する支持リンクである。またこれらの床板２ｃ，２ｄ
と腰部床板２ｂは平面上に一体に構成することもでき
る。支持部材３は、それに設けたローラー４をベッドフ
レーム１の長手方向に設けた溝形等の形状に案内枠５に
支持して移動自在としている。この構成の他、支持部材
３の移動機構は適宜である。該支持部材３には軸受部材
６により前記ベッドフレーム１の長手方向にねじシャフ
ト７を回転自在に支持しており、このねじシャフト７に
はナット部材８を螺合している。符号９はベッドフレー
ム１に支持した回転駆動手段であり、この回転駆動手段
９の回転軸１０と前記ねじシャフト間７に駆動棒１１を
介装しており、この駆動棒１１は伸縮自在に回転力を伝
達する構成としている。かかる駆動棒１１は例えば図示
するように夫々外形、内形を対応する異形に構成して嵌
合させた内側棒１２、外側パイプ１３とから構成するこ
とができる。また回転駆動手段９は、図示のようにクラ
ンクハンドルとする他、電動機により構成することがで
き、クランクハンドル９の場合にはベッドフレーム１の
足部側に支持することにより操作が容易である。
次に符号１４は背部床板２ａの下側に設けた押上腕であ
り、この押上腕１４と前記ナット部材８を作動リンク１
５で連結している。また、符号１６は支持リンクで、こ
の支持リンク１６は一側ａを背部床板２ａに回転自在に
固定すると共に、他側ｂをベッドフレーム１の頭部側個
所に回動自在に固定している。
り、この押上腕１４と前記ナット部材８を作動リンク１
５で連結している。また、符号１６は支持リンクで、こ
の支持リンク１６は一側ａを背部床板２ａに回転自在に
固定すると共に、他側ｂをベッドフレーム１の頭部側個
所に回動自在に固定している。
以上の構成に於いてクランクハンドル９を回転して外側
パイプ１３を回転させると、内側棒１２が回転し、この
内側棒１２に連結したねじシャフト７が回転する。そし
てかかるねじシャフト７の回転によりナット部材８が、
該ねじシャフト７に沿ってベッドフレーム１の頭部方向
に移動し、前述したように支持部材３が背部床板２ａの
回動上昇に従って次第にベッドフレーム１の頭部方向に
移動すると、内側棒１２もこの方向に移動して外側パイ
プ１３から伸長するが、これらの内側棒１２、外側パイ
プ１３は夫々外形、内形を対応する異形に構成して嵌合
させた構成としているので、伸縮にかかわらず回転力を
伝達することができ、また機構的に無理を生じない。
パイプ１３を回転させると、内側棒１２が回転し、この
内側棒１２に連結したねじシャフト７が回転する。そし
てかかるねじシャフト７の回転によりナット部材８が、
該ねじシャフト７に沿ってベッドフレーム１の頭部方向
に移動し、前述したように支持部材３が背部床板２ａの
回動上昇に従って次第にベッドフレーム１の頭部方向に
移動すると、内側棒１２もこの方向に移動して外側パイ
プ１３から伸長するが、これらの内側棒１２、外側パイ
プ１３は夫々外形、内形を対応する異形に構成して嵌合
させた構成としているので、伸縮にかかわらず回転力を
伝達することができ、また機構的に無理を生じない。
（発明の効果） 本発明は以上の通り、背上げに際して背部床板は、他の
床板と共に支持部材によりベッドフレームの頭部方向に
移動するので使用者の頭部はベッドの足方向に移動せ
ず、ベッドサイドキャビネットの使用や、頭部側の室内
壁面に設けた照明器具の使用等に於いて支障が生じない
という効果がある。
床板と共に支持部材によりベッドフレームの頭部方向に
移動するので使用者の頭部はベッドの足方向に移動せ
ず、ベッドサイドキャビネットの使用や、頭部側の室内
壁面に設けた照明器具の使用等に於いて支障が生じない
という効果がある。
全図共に本発明の実施例に対応するもので、第１図、第
２図は全体構成及び動作を表わした説明的側面図、第３
図は第１図のＸ−Ｘ線説明的断面図、第４図は第１図の
Ｙ−Ｙ線説明的要部断面図である。 符号１……ベッドフレーム、２……床板（２ａ……背部
床板、２ｂ……腰部床板、２ｃ……大腿部床板、２ｄ…
…足部床板）、３……支持部材、４……ローラー、５…
…案内枠、６……軸受部材、７……ねじシャフト、８…
…ナット部材、９……回転駆動手段（クランクハンド
ル）、１０……回転軸、１１……駆動棒、１２……内側
棒、１３……外側パイプ、１４……押上腕、１５……作
動リンク、１６、１７……支持リンク。
２図は全体構成及び動作を表わした説明的側面図、第３
図は第１図のＸ−Ｘ線説明的断面図、第４図は第１図の
Ｙ−Ｙ線説明的要部断面図である。 符号１……ベッドフレーム、２……床板（２ａ……背部
床板、２ｂ……腰部床板、２ｃ……大腿部床板、２ｄ…
…足部床板）、３……支持部材、４……ローラー、５…
…案内枠、６……軸受部材、７……ねじシャフト、８…
…ナット部材、９……回転駆動手段（クランクハンド
ル）、１０……回転軸、１１……駆動棒、１２……内側
棒、１３……外側パイプ、１４……押上腕、１５……作
動リンク、１６、１７……支持リンク。
Claims (4)
- 【請求項１】回動昇降可能に構成した背部床板と他の床
板をベッドフレームの長手方向に移動自在に設けた支持
部材に支持して、該支持部材と共に移動させる構成と
し、該支持部材には前記ベッドフレームの長手方向にね
じシャフトを回転自在に支持し、該ねじシャフトにナッ
ト部材を螺合すると共に、前記背部床板の下側に押上腕
を設け、該押上腕と前記ナット部材を作動リンクを介し
て連結すると共に、前記背部床板とベッドフレームの頭
部側個所間に支持リンクを連結し、前記ねじシャフトは
伸縮自在な駆動棒を介して、ベッドフレームに支持した
回転駆動手段に連結したことを特徴とするベッドに於け
る床板の昇降機構 - 【請求項２】駆動棒は、夫々外形、内形を、対応する異
形に構成して嵌合させた内側棒、外側パイプとから構成
したことを特徴とする第１項記載のベッドに於ける床板
の昇降機構 - 【請求項３】回転駆動手段は、ベッドフレームの足部側
に回転自在に支持したクランクハンドルとしたことを特
徴とする第１項記載のベッドに於ける床板の昇降機構 - 【請求項４】回転駆動手段は、ベッドフレームに支持し
た電動機により構成したことを特徴とする第１項記載の
ベッドに於ける床板の昇降機構
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1285772A JPH0640849B2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | ベッドに於ける床板の昇降機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1285772A JPH0640849B2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | ベッドに於ける床板の昇降機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03146010A JPH03146010A (ja) | 1991-06-21 |
| JPH0640849B2 true JPH0640849B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17695862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1285772A Expired - Fee Related JPH0640849B2 (ja) | 1989-11-01 | 1989-11-01 | ベッドに於ける床板の昇降機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640849B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07136221A (ja) * | 1993-06-25 | 1995-05-30 | Paramount Bed Co Ltd | 床部起伏機構を備えたベッドのボトム構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4526279Y1 (ja) * | 1967-08-23 | 1970-10-14 | ||
| JPS5810593Y2 (ja) * | 1980-11-07 | 1983-02-26 | 木村寝台工業株式会社 | 床部の昇降機構 |
-
1989
- 1989-11-01 JP JP1285772A patent/JPH0640849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03146010A (ja) | 1991-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |