JPH0714370B2 - ベッドに於ける床板の昇降機構 - Google Patents

ベッドに於ける床板の昇降機構

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JPH0714370B2
JPH0714370B2 JP1266614A JP26661489A JPH0714370B2 JP H0714370 B2 JPH0714370 B2 JP H0714370B2 JP 1266614 A JP1266614 A JP 1266614A JP 26661489 A JP26661489 A JP 26661489A JP H0714370 B2 JPH0714370 B2 JP H0714370B2
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正行 菅野
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Paramount Bed Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はベッドに於ける床板の昇降機構に関するもので
ある。
(従来の技術及びその課題) 背部床板を固定状態の回動支点の回りに回動上昇させて
患者等を背上げの姿勢にすることができるようにしたベ
ッドに於いては、背上げの姿勢にする場合、患者等の使
用者の頭部は次第にベッドの足方向に移動するので、ベ
ッドサイドキャビネットの使用や、頭部側の室内壁面に
設けた照明器具の使用等に於いて支障がでることがあ
り、これを解決するために、背部床板を回動上昇と同時
に、対応する端部を前記他の床板の端部から離す方向に
移動させるようにしたベッドがある。(例えば実公昭58
-10595号公報参照) このようなベッドを含め、背部床板を回動上昇させる軸
受のベッドの殆どは、背部床板を、隣接の他の床板、即
ち腰部床板に連結していて、前記背上げに於いては、こ
の連結位置に於いて屈曲するので、使用者に圧迫感を与
えたり、足側にずらす力を与えていた。
本発明は、かかる点にかんがみてなされたもので、即ち
背上げに於いて、圧迫感の軽減や、足側へのずれの防止
を図ると共に、背部床板を含めて全ての床板を、ベット
の頭部方向に移動させるようにすることを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の構成を、実施例に対
応する図面を参照して説明すると、本発明のベッドに於
ける床板の昇降機構は、背部床板2aと、これに隣接する
腰部床板2bを含む他の床板を分離して構成し、該他の床
板を、ベッドフレーム1の長手方向に移動自在に設けた
支持部材3に支持して、該支持部材3と共に移動させる
構成とすると共に、該支持部材3には前記腰部床板2bの
端部よりもベッドの頭部方向に延長させた連結部6を設
け、この連結部6と、背部床板2aの腰部床板2b寄りの個
所とを、腰部床板2bから近い側の第一の支持リンク7
と、遠い側の第二の支持リンク8により連結して四節リ
ンク機構を構成し、第一の支持リンク7は、背部床板2a
が水平状態に於いて傾斜状態とすると共に、第二の支持
リンク8は背部床板2aが水平状態に於いて横状態とする
構成とし、前記腰部床板2b寄りの個所から頭部方向に適
宜離れた背部床板2aの個所11aと、ベッドフレーム1の
頭部側個所11b間に第三の支持リンク12を連結し、前記
支持部材3を移動させる駆動手段13または第三の支持リ
ンク12をベッドフレーム1側の連結個所11bを支点とし
て回動させる駆動手段13′を前記ベッドフレーム1に設
けたものである。
(作用) 次に本発明の作用を実施例に対応する図面を参照して説
明する。まず、前記支持部材3を移動させる駆動手段13
を前記ベッドフレーム1に設けた構成の場合、全ての床
板が水平状態である第一図(a)及び第2図(a)の状
態に於いて、駆動手段13により支持部材3を図中左方向
に移動すると、第一と第二の支持リンク8により背部床
板2aも同方向に移動する。かかる背部床板2aの移動によ
り第三の支持リンク12がベッドフレーム1側の連結個所
11bを支点として回動上昇するので、四節リンク機構を
構成する第一と第二の支持リンク7,8は、該第三の支持
リンク1により限定されて運動し、これら第一、第二及
び第三の支持リンク7,8,12の運動により背部床板2aが回
動上昇する。この際、第一と第二の支持リンク7,8は、
背部床板2aが水平状態に於いて夫々傾斜状態、横状態と
する構成としているので、背部床板2aを回動上昇させる
と、背部床板2aの端部9は前記腰部床板2bの端部10から
離れて行く。従って背部床板2aと腰部床板2bとの屈曲部
の間隔は背上げに際して次第に広くなる。また背上げに
際して背部床板2aは、腰部床板2bと共に支持部材3によ
りベッドフレーム1の頭部方向に移動するので使用者の
頭部はベッドの足方向に移動しない。
次に前記第三の支持リンク12をベッドフレーム1側の連
結個所11bを支点として回動させる駆動手段13′をベッ
ドフレーム1に設けた場合には、駆動手段13′により該
第三の支持リンク12を回動させると、背部床板2aの個所
11aが図中左上方に持ち上げられるため、前記第一と第
二の支持リンク7,8を介して支持部材3が図中左方向に
引かれて移動し、この際、第一と第二の支持リンク7,8
は、該第三の支持リンク12により駆動されて上述と同様
な運動をし、これら第一、第二及び第三の支持リンク7,
8,12の運動により背部床板2aが回動上昇する。従って本
構成に於いても背部床板2aの端部9が前記腰部床板2bの
端部10から離れることにより、該背部床板2aと腰部床板
2bの屈曲部の間隔が背上げに際して次第に広くなり、ま
た背上げに際して背部床板2aは、腰部床板2bと共に支持
部材3によりベッドフレーム1の頭部方向に移動するの
で使用者の頭部はベッドの足方向に移動しない。
(実施例) 次に本発明の実施例を図について説明する。
まず図に於いて符号1はベッドフレーム1、2は床板を
示すものである。この実施例に於いて床板2は背部床板
2a、腰部床板2b、大腿部床板2c及び足部床板2dとから構
成している。そして背部床板2aは他の床板2b,2c,2dとは
分離して構成しており、これら他の床板2b,2c,2dは夫々
連結して一体に構成している。前記ベッドフレーム1に
は、その長手方向に移動自在とするように支持部材3を
設けており、この支持部材3に前記腰部床板2bを固定し
て前記他の床板2b,2c,2dを、この支持部材3と共にベッ
ドフレーム1の長手方向に移動させる構成としている。
前記大腿部床板2c及び足部床板2dは適宜の昇降機構によ
り昇降自在に支持することができ、またこれらの床板2
c,2dと腰部床板2bは一体に構成することもできる。支持
部材3は、それに設けたローラー4をベッドフレーム1
の長手方向に設けた案内枠5に支持して移動自在として
いる。この他支持部材3の移動機構は適宜である。支持
部材3には、腰部床板2bよりもベッドの頭部方向に延長
させた連結部6を設けており、この連結部6と、前記背
部床板2aの、腰部床板2b寄りの個所7a,8a間に、四節リ
ンク機構を構成する第一と第二の支持リンク7,8を連結
している。第一の支持リンク7は背部床板2aとの連結個
所7aを第二の支持リンク8の連結個所8aよりも端部9側
に構成しており、また第二の支持リンク8の支持部材3
との連結個所8bは、第一の支持リンク7の連結個所7bよ
りも頭部側でより高い位置に構成している。このように
してこれらの支持リンク7,8は背部床板2aが水平状態に
於いて夫々傾斜状態、横状態とする構成としているの
で、背部床板2aを回動上昇と共に、その端部9を腰部床
板2bの端部10から離す方向に移動させる昇降機構を構成
している。この昇降機構は背部床板2aを所定の運動を行
わせることができるが、これだけでは所定の状態に於い
て支持することはできない。そこで、前記背部床板2aに
於いて前記第一と第二の支持リンク7,8との連結個所7a,
8aよりも頭部方向に適宜離れた個所11aと、ベッドフレ
ーム1の頭部側個所11b間に第三の支持リンク12を連結
し、該第三の支持リンク12により前記第一と第二の支持
リンク7,8の運動を限定し、支持する。しかして、前記
ベッドフレーム1に前記支持部材3を移動させる駆動手
段13または前記第三の支持リンク12をベッドフレーム1
側の連結個所11bを支点として回動させる駆動手段13′
を設ける。第一図、第2図の構成は前者の駆動手段13を
適用したもので、支持部材3とベッドフレーム1の適所
間にねじシャフト式伸縮駆動杆14を構成し、ねじシャフ
トを電動機15により回転駆動する構成としている。この
他、駆動手段13は、該ねじシャフトを手動クランクハン
ドルにより回転駆動する構成、油圧又は空気圧シリンダ
装置を用いた構成、ガススプリングを用いた構成等適宜
の構成を適用し得ることは勿論である。また、第3図の
構成は後者の駆動手段13′を適用したもので、前述した
ような駆動手段13′と第三の支持リンク12間に作動リン
ク16を連結して構成している。この他、第三の支持リン
ク12をベッドフレーム1側の連結位置を支点として回動
させる駆動手段13′の構成は適宜である。
尚、第一図に於いて符号17はベッドを設置する室内の壁
面を表わしたものである。
(発明の効果) 本発明は以上の通り、背上げに際して、背部床板と他の
床板との屈曲部の間隔が背上げに際して次第に広くなる
ので、使用者に圧迫感を与えたり、足側にずらしたりす
ることがなく、また背上げに際して背部床板は、他の床
板と共に支持部材によりベッドフレームの頭部方向に移
動するので使用者の頭部はベッドの足方向に移動せず、
ベッドサイドキャビネットの使用や、頭部側の室内壁面
に設けた照明器具の使用等に於いて支障が生じないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
全図共に本発明の実施例に対応するもので、第一図
(a)、(b)は全体構成及び動作を表わした説明的側
面図、第2図(a)、(b)、(c)は要部の構成及び
動作を表わした拡大説明的側面図、第3図は他例の要部
の構成及び動作を表わした拡大説明的側面図である。 符号1……ベッドフレーム、2……床板、2a……背部床
板、2b……腰部床板、2c……大腿部床板、2d……足部床
板、3……支持部材、4……ローラー、5……案内枠、
6……連結部、7……第一の支持リンク、8……第二の
支持リンク、9、10……端部、7a.7b;8a,8b;11a,11b…
…連結個所、12……第三の支持リンク、13,13′……駆
動手段、14……ねじシャフト式伸縮駆動杆、15……電動
機、16……作動リンク、17……壁面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背部床板と、これに隣接する腰部床板を含
    む他の床板を分離して構成し、該他の床板を、ベッドフ
    レームの長手方向に移動自在に設けた支持部材に支持し
    て、該支持部材と共に移動させる構成とすると共に、該
    支持部材には前記腰部床板の端部よりもベッドの頭部方
    向に延長させた連結部を設け、この連結部と、背部床板
    の腰部床板寄りの個所とを、腰部床板から近い側の第一
    の支持リンクと、遠い側の第二の支持リンクにより連結
    して四節リンク機構を構成し、第一の支持リンクは、背
    部床板が水平状態に於いて傾斜状態とすると共に、第二
    の支持リンクは背部床板が水平状態に於いて横状態とす
    る構成とし、前記腰部床板寄りの個所から頭部方向に適
    宜離れた背部床板の個所と、ベッドフレームの頭部側個
    所間に第三の支持リンクを連結し、前記ベッドフレーム
    に前記支持部材を移動させる駆動手段を設けたことを特
    徴とするベッドに於ける床板の昇降機構
  2. 【請求項2】背部床板と、これに隣接する腰部床板を含
    む他の床板を分離して構成し、該他の床板を、ベッドフ
    レームの長手方向に移動自在に設けた支持部材に支持し
    て、該支持部材と共に移動させる構成とすると共に、該
    支持部材には前記腰部床板の端部よりもベッドの頭部方
    向に延長させた連結部を設け、この連結部と、背部床板
    の腰部床板寄りの個所とを、腰部床板から近い側の第一
    の支持リンクと、遠い側の第二の支持リンクにより連結
    して四節リンク機構を構成し、第一の支持リンクは、背
    部床板が水平状態に於いて傾斜状態とすると共に、第二
    の支持リンクは背部床板が水平状態に於いて横状態とす
    る構成とし、前記腰部床板寄りの個所から頭部方向に適
    宜離れた背部床板の個所と、ベッドフレームの頭部側個
    所間に第三の支持リンクを連結し、前記ベッドフレーム
    に、前記第三の支持リンクを該ベッドフレーム側の連結
    位置を支点として回動させる駆動手段を設けたことを特
    徴とするベッドに於ける床板の昇降機構
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