JPH05269172A - 背上げ連動型背ボトムを有するベッド - Google Patents

背上げ連動型背ボトムを有するベッド

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JPH05269172A
JPH05269172A JP4068657A JP6865792A JPH05269172A JP H05269172 A JPH05269172 A JP H05269172A JP 4068657 A JP4068657 A JP 4068657A JP 6865792 A JP6865792 A JP 6865792A JP H05269172 A JPH05269172 A JP H05269172A
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side frame
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JP4068657A
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Yuji Nakano
雄司 中野
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背上げに連動して背ボトム側部を屈曲させ、
患者の身体をサポートするようにする。 【構成】 背ボトム3の枠体12のベッドサイド側に、
床部2上方側に屈曲可能な側枠体13を設け、背上げリ
ンク15に連動リンク16を介して、前記側枠体13下
面に当接して支持する側枠体リンク17を連動可能に連
結し、背ボトム3の枠体12の起伏に連動して側枠体リ
ンク17を介し側枠体13の屈曲動作させる構成とす
る。 【効果】 患者は背上げと共に連動屈曲した側枠体によ
って患者の身体を保持することができ、ベッドから転が
り落ちるという最悪の事態を回避することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は背上げに連動して背ボト
ム側部を屈曲させ、患者の身体をサポートするようにし
た背上げ連動型背ボトムを有するベッドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ベッドのサイドフレームに設けられる側
柵は、患者をサポートするためには不可欠のものであ
り、このような側柵として、サイドフレームに差し込む
だけの柵や、折り畳み式、回転して下降する柵等、種々
の構造を有するものが商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した構
造の側柵はベッドが通常の状態の場合に機能を発揮する
ものであり、背上げ機構を有するベッドに設けた場合、
背上げした状態にて、側柵の上端部は、患者の腹部位ま
でしかない。従って、背上げ中に患者が背ボトムからベ
ッドのサイド方向に倒れた場合、前記側柵では患者の体
を支え切れず、最悪の場合、側柵を乗り越えて患者が転
がり落ちるという懸念が指摘されている。本発明は前記
した課題を克服するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、背ボトム、膝ボトムおよび脚ボトム
に分割構成されると共に背上げ連動型背ボトムを有する
ベッドにおいて、背ボトムの枠体のベッドサイド側に、
床部上方側に屈曲可能な側枠体を設け、前記背上げ機構
は、軸方向に進退動作する起動軸と、背上げリンクとを
有し、背上げリンクに連動リンクを介して、前記側枠体
下面に当接して支持する側枠体リンクを連動可能に連結
し、背ボトムの枠体の起伏に連動して側枠体リンクを介
し、側枠体を屈曲動作させることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】ベッドの床部が通常の状態にあるときは、サイ
ドフレームに設けられた側柵が、患者をサポートする。
背上げ機構を起動し、起動軸を突出させていくと、背上
げリンクが回転変位し、背ボトムを起床させていく。そ
うすると、背ボトムの下面に当接して背上げリンクの先
端が、膝ボトム側にスライドしていく。なお、この背上
げリンクの先端には、連動リンクが連結されているの
で、連動リンクは連動すると共に、側枠体リンクを回転
変位させる。これにより、側枠体は、側枠体リンクの先
端部によって、背ボトム上方に押し上げられ、側枠体
は、屈曲する。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる背上げ連動型背ボトム
を有するベッドについて、一実施例を挙げ、添付の図面
を参照しながら以下説明する。図1において、参照符号
1は背上げ連動型背ボトムを有するベッドを示し、この
ベッド1は、床部2が背ボトム3、膝ボトム4および脚
ボトム5に分割構成され、前記背ボトム3は背上げに連
動してサイド側を屈曲させる機能を有する。すなわち、
図2に示すように、このベッド1は、メインフレーム6
に、キャスタ7、ヘッドボード8およびフットボード9
を組付ける構造とし、さらに背上げ機構10、膝上げ機
構11を取り付けて床部2を保持するようにしたもので
ある。
【0007】前記背ボトム3の枠体12のベッドサイド
側に、床部2上方側に屈曲可能な側枠体13を設け、前
記背上げ機構10は、軸方向に進退動作する起動軸14
と、背上げリンク15とを有し、背上げリンク15に連
動リンク16を介して、前記側枠体13下面に当接して
支持する側枠体リンク17を連動可能に連結し、背ボト
ム3の枠体12の起伏に連動して側枠体リンク17を介
し側枠体13の屈曲動作させる構成としたものである。
【0008】前記背上げ機構10において、動力源であ
るモータ18がメインフレーム6に取り付けられ、カッ
プリング19を介して起動軸14に連結される。起動軸
14先端部には背上げリンク15の回動軸20に設けた
作動腕21に接続される。なお、前記背上げリンク15
は、回動軸20をメインフレーム6に設けた支持軸22
に回動自在に軸止めされる。かかる背上げリンク15
は、駆動腕23先端部に、背ボトム3の枠体12に接触
して転動する転動部材24を介して、連動リンク16の
回動軸25に連結される。
【0009】一方、膝上げ機構11においては、動力源
であるモータ26がメインフレーム6に取り付けられ、
カップリング27を介して起動軸28に連結される。起
動軸28先端部には膝上げリンク29の回動軸30に設
けた作動腕31に接続される。なお、前記膝上げリンク
29は、回動軸30をメインフレーム6に設けた支持軸
22に回動自在に軸止めされる。そして、前記膝上げリ
ンク29は、駆動腕32先端部に膝ボトム4下面の受け
枠33に当接している。
【0010】前記連動リンク16と側枠体リンク17と
は、連動リンク16の連動腕34と側枠体リンク17の
係止部35を介して連結されている。前記側枠体リンク
17は、回動軸36の両端部に背ボトム3の枠体12の
側枠体13における受け板37に当接して側枠体13を
保持するための保持腕38を有するものである。
【0011】次に、床部2において、背ボトム3は、枠
体12の膝ボトム4側端部に受け金具39を軸着して、
この受け金具39をメインフレーム6における支持軸2
2に設けた受け具40に差し込んで保持される。膝ボト
ム4と脚ボトム5とは、屈曲自在に連結され、膝ボトム
4は、受け枠33の背ボトム3側端部に受け金具41を
軸着して、この受け金具41をメインフレーム6におけ
る支持軸22に設けた受け具40に差し込んで保持さ
れ、脚ボトム5のフットボード9側端部近傍には、受け
金具42、および脚枠ステー43が取り付けられ、脚ボ
トム5を保持している。
【0012】本発明にかかる背上げ連動型背ボトムを有
するベッド1は以上のように構成されるものであり、次
に、その作用を説明する。床部2が通常の状態にあると
きは、メインフレーム6に設けられた側柵によって、患
者をサポートすることができる(図3参照)。背上げ機
構10を起動し、起動軸14を進展していくと、背上げ
リンク15が回転変位し、背ボトム3を起床させてい
く。そうすると、背ボトム3の駆動腕23先端部が転動
部材24を介して、背ボトム3の枠体12に接触して転
動し、膝ボトム4側に移動していく。連動リンク16は
背ボトム3の駆動腕23先端部と共に移動していき、連
動腕34を介して係止部35を引込み、側枠体リンク1
7を回転変位させる。すると、保持腕38は回転して側
枠体13における受け板37に当接して側枠体13を背
ボトム3上方に押し上げ、側枠体13は、屈曲するの
で、背ボトム3において、側枠体13が背ボトム3中心
部より突出し患者の身体が横方向へ倒れるのを防止し、
保持することができる(図4、図5参照)。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ベッドの背上げ時にお
いて、患者が床部からベッドのサイド方向に倒れるよう
なことがあっても、患者は背上げと共に連動屈曲した側
枠体によって患者の身体を保持することができ、ベッド
から転がり落ちるという最悪の事態を回避することが可
能となる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる背上げ連動型背ボトムを有する
ベッドの一実施例を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すベッドの全体分解斜視説明図であ
る。
【図3】本発明にかかる背上げ連動型背ボトムを有する
ベッドの動作を説明するための要部側面図である。
【図4】本発明にかかる背上げ連動型背ボトムを有する
ベッドの動作を説明するための要部側面図である。
【図5】本発明にかかる背上げ連動型背ボトムを有する
ベッドの動作を説明するための要部斜視説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 床部 3 背ボトム 4 膝ボトム 5 脚ボトム 6 メインフレーム 7 キャスタ 8 ヘッドボード 9 フットボード 10 背上げ機構 11 膝上げ機構 12 枠体 13 側枠体 14、28 起動軸 15 背上げリンク 16 連動リンク 17 側枠体リンク 18、26 モータ 19、27 カップリング 20、25、30、36 回動軸 21、31 作動腕 22 支持軸 23 駆動腕 24 転動部材 29 膝上げリンク 33 受け枠 34 連動腕 35 係止部 37 受け板 38 保持腕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背ボトム、膝ボトムおよび脚ボトムに
    分割構成されると共に背上げ連動型背ボトムを有するベ
    ッドにおいて、背ボトムの枠体のベッドサイド側に、床
    部上方側に屈曲可能な側枠体を設け、前記背上げ機構
    は、軸方向に進退動作する起動軸と、背上げリンクとを
    有し、背上げリンクに連動リンクを介して、前記側枠体
    下面に当接して支持する側枠体リンクを連動可能に連結
    し、背ボトムの枠体の起伏に連動して側枠体リンクを介
    し、側枠体を屈曲動作させることを特徴とする背上げ連
    動型背ボトムを有するベッド。
JP4068657A 1992-03-26 1992-03-26 背上げ連動型背ボトムを有するベッド Expired - Fee Related JPH0611281B2 (ja)

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JP2016120118A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 オージー技研株式会社 搬送機器
WO2020100391A1 (ja) * 2018-11-15 2020-05-22 フランスベッド株式会社 ベッド装置
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