JP2595474B2 - 床部装着型側柵を備えたベッド - Google Patents
床部装着型側柵を備えたベッドInfo
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- JP2595474B2 JP2595474B2 JP6283622A JP28362294A JP2595474B2 JP 2595474 B2 JP2595474 B2 JP 2595474B2 JP 6283622 A JP6283622 A JP 6283622A JP 28362294 A JP28362294 A JP 28362294A JP 2595474 B2 JP2595474 B2 JP 2595474B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば床部昇降機構を
備えたベッド等において、側柵を床部に装着して、床部
の起伏に追従して起伏させるようにした、床部装着型側
柵を備えたベッドに関するものである。
備えたベッド等において、側柵を床部に装着して、床部
の起伏に追従して起伏させるようにした、床部装着型側
柵を備えたベッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、ベッド等に設けられる側柵には、
サイドフレーム上に穿設された差し込み孔に着脱自在な
差し込み式側柵、折り畳み式、不使用時に床部下に格納
できるようにした柵等がある。また、上記のように側柵
をサイドフレームに取り付ける他、床部自体に取り付け
るようにした構造のものも見受けられる。かかる床部装
着型側柵によると、床部起伏機構を備えたベッドに適用
した場合、例えば、背上げを行なった場合でも、床部に
追従して側柵が起床するために、床部が平坦な状態と同
様、患者の身体を横からサポートすることができるとい
う利点がある。
サイドフレーム上に穿設された差し込み孔に着脱自在な
差し込み式側柵、折り畳み式、不使用時に床部下に格納
できるようにした柵等がある。また、上記のように側柵
をサイドフレームに取り付ける他、床部自体に取り付け
るようにした構造のものも見受けられる。かかる床部装
着型側柵によると、床部起伏機構を備えたベッドに適用
した場合、例えば、背上げを行なった場合でも、床部に
追従して側柵が起床するために、床部が平坦な状態と同
様、患者の身体を横からサポートすることができるとい
う利点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
床部装着型側柵と固定型の側柵とが接近して設けられて
いると、床部を起床させる際に、床部装着型側柵と固定
型の側柵とがぶつかり合うこととなるので、床部装着型
側柵と固定型の側柵とは、一定距離開けて設ける必要が
ある。そうかといって、前記床部装着型側柵と固定型の
側柵との間隔があきすぎると、柵としての機能が損なわ
れるおそれがある。本発明は、以上のような背景から提
案されたものであって、側柵を床部の起伏に伴って起伏
するようにし、しかも、床部の起床の際に固定側の柵に
床部装着型側柵がぶつからないようにした床部装着型側
柵を備えたベッドを提供することを目的とする。
床部装着型側柵と固定型の側柵とが接近して設けられて
いると、床部を起床させる際に、床部装着型側柵と固定
型の側柵とがぶつかり合うこととなるので、床部装着型
側柵と固定型の側柵とは、一定距離開けて設ける必要が
ある。そうかといって、前記床部装着型側柵と固定型の
側柵との間隔があきすぎると、柵としての機能が損なわ
れるおそれがある。本発明は、以上のような背景から提
案されたものであって、側柵を床部の起伏に伴って起伏
するようにし、しかも、床部の起床の際に固定側の柵に
床部装着型側柵がぶつからないようにした床部装着型側
柵を備えたベッドを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、少なくとも背上げ機構を備え、背側
に対応する床部に床部装着型側柵を設けると共に、腰
部、脚側に対応する床部に近接するフレームに側柵を設
け、前記背側に対応する床部下面の床部幅方向両側に近
接した位置に、床部長手方向に延在する案内部材を設け
て、この案内部材に前記床部装着型側柵を、基部材を介
して摺動可能に装着し、前記基部材は、床部幅方向に設
けた横枠を有し、床部下方のベッドフレームに一対の係
動腕を回動可能に設けて、これら係動腕先端側に前記基
部材における横枠と同形状の枠部材を連結し、基部材に
おける横枠および係動腕先端の枠部材の互いに対向する
辺に突縁部を形成すると共に、これら横枠と枠部材に、
それぞれ両端側に指向する長孔を一対設け、前記背側に
対応する床部下面に、一対の伝達腕を互いに中央部で回
動可能に取り付けると共に、これら伝達腕の先端に転動
部材を装着して、転動部材が横枠と係動腕先端の枠部材
の突縁部に当接すると共に、それぞれの伝達腕が長孔の
範囲内で回動変位するようにし、背側に対応する床部の
起伏によって、係動腕先端の枠部材を床部に対して相対
運動を行なわせることで、一対の伝達腕を連動回動さ
せ、前記横枠を介して床部装着型側柵の基部材を案内部
材に沿って変位移動させることで、床部装着型側柵をベ
ッド長手方向に沿って変位させるようにしたことを特徴
とする。また、前述の構成において、床部装着型側柵を
基部材に、床部下方に回動格納可能に装着することを特
徴とする。
ために、本発明は、少なくとも背上げ機構を備え、背側
に対応する床部に床部装着型側柵を設けると共に、腰
部、脚側に対応する床部に近接するフレームに側柵を設
け、前記背側に対応する床部下面の床部幅方向両側に近
接した位置に、床部長手方向に延在する案内部材を設け
て、この案内部材に前記床部装着型側柵を、基部材を介
して摺動可能に装着し、前記基部材は、床部幅方向に設
けた横枠を有し、床部下方のベッドフレームに一対の係
動腕を回動可能に設けて、これら係動腕先端側に前記基
部材における横枠と同形状の枠部材を連結し、基部材に
おける横枠および係動腕先端の枠部材の互いに対向する
辺に突縁部を形成すると共に、これら横枠と枠部材に、
それぞれ両端側に指向する長孔を一対設け、前記背側に
対応する床部下面に、一対の伝達腕を互いに中央部で回
動可能に取り付けると共に、これら伝達腕の先端に転動
部材を装着して、転動部材が横枠と係動腕先端の枠部材
の突縁部に当接すると共に、それぞれの伝達腕が長孔の
範囲内で回動変位するようにし、背側に対応する床部の
起伏によって、係動腕先端の枠部材を床部に対して相対
運動を行なわせることで、一対の伝達腕を連動回動さ
せ、前記横枠を介して床部装着型側柵の基部材を案内部
材に沿って変位移動させることで、床部装着型側柵をベ
ッド長手方向に沿って変位させるようにしたことを特徴
とする。また、前述の構成において、床部装着型側柵を
基部材に、床部下方に回動格納可能に装着することを特
徴とする。
【０００５】
【作用】背側に対応する床部と腰部に対応する床部との
連結箇所と、一対の係動腕の回動中心箇所とが異なって
いることから、背側に対応する床部の平坦時と起床時に
おける係動腕先端の枠部材の背側に対応する床部に対す
る相対位置が変化し、係動腕先端の枠部材が背側に対応
する床部に対して相対運動を行なう結果、一対の伝達腕
が連動回動し、床部装着型側柵の基部材が案内部材に沿
って変位移動することで、床部装着型側柵をベッド長手
方向に沿って変位させることができ、床部装着型側柵に
隣接して腰部、脚側に対応する位置に固定側柵を設けて
も、背上げによって側柵同士がぶつかりあうことはな
い。
連結箇所と、一対の係動腕の回動中心箇所とが異なって
いることから、背側に対応する床部の平坦時と起床時に
おける係動腕先端の枠部材の背側に対応する床部に対す
る相対位置が変化し、係動腕先端の枠部材が背側に対応
する床部に対して相対運動を行なう結果、一対の伝達腕
が連動回動し、床部装着型側柵の基部材が案内部材に沿
って変位移動することで、床部装着型側柵をベッド長手
方向に沿って変位させることができ、床部装着型側柵に
隣接して腰部、脚側に対応する位置に固定側柵を設けて
も、背上げによって側柵同士がぶつかりあうことはな
い。
【０００６】
【実施例】次に、本発明にかかる床部装着型側柵を備え
たベッドについて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下説明する。図１、図２に概略的に示したベ
ッド１は背上げ機構２を有し、背側に対応する背ボトム
３に、背ボトム３と共に起床する床部装着型側柵４を備
えたものである。 また、前記ベッド１において、腰部
に対応する腰ボトム５、脚側に対応する脚ボトム６に渡
って、腰ボトム５、脚ボトム６に位置するサイドフレー
ム（図示省略）に装着するようにした、差し込み式等の
固定側柵７が設けられている。
たベッドについて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下説明する。図１、図２に概略的に示したベ
ッド１は背上げ機構２を有し、背側に対応する背ボトム
３に、背ボトム３と共に起床する床部装着型側柵４を備
えたものである。 また、前記ベッド１において、腰部
に対応する腰ボトム５、脚側に対応する脚ボトム６に渡
って、腰ボトム５、脚ボトム６に位置するサイドフレー
ム（図示省略）に装着するようにした、差し込み式等の
固定側柵７が設けられている。
【０００７】前記背ボトム３下面には、ボトム幅方向両
側に近接した位置に、ボトム長手方向に延在する案内部
材８が設けられ、この案内部材８には、前記床部装着型
側柵４が、床部装着型側柵４を回動可能に支持する基部
材９を介して摺動可能に装着されている。前記基部材９
は、ボトム幅方向に設けた横枠１０を有する。
側に近接した位置に、ボトム長手方向に延在する案内部
材８が設けられ、この案内部材８には、前記床部装着型
側柵４が、床部装着型側柵４を回動可能に支持する基部
材９を介して摺動可能に装着されている。前記基部材９
は、ボトム幅方向に設けた横枠１０を有する。
【０００８】また、前記背ボトム３下方のベッドフレー
ム（図示省略）において、背ボトム３の回動軸、すなわ
ち、背ボトム３と腰ボトム５との連結箇所に近接した位
置において、一対の係動腕１１ａ、１１ｂが回動可能に
設けられており、これら係動腕１１ａ、１１ｂ先端側に
前記基部材９における横枠１０と同形状の枠部材１２が
連結されている。かかる横枠１０および枠部材１２に
は、それぞれ両端側から中央部側に指向する長孔１０ｈ
ａ、１０ｈｂ、１２ｈａ、１２ｈｂが設けられている。
ム（図示省略）において、背ボトム３の回動軸、すなわ
ち、背ボトム３と腰ボトム５との連結箇所に近接した位
置において、一対の係動腕１１ａ、１１ｂが回動可能に
設けられており、これら係動腕１１ａ、１１ｂ先端側に
前記基部材９における横枠１０と同形状の枠部材１２が
連結されている。かかる横枠１０および枠部材１２に
は、それぞれ両端側から中央部側に指向する長孔１０ｈ
ａ、１０ｈｂ、１２ｈａ、１２ｈｂが設けられている。
【０００９】そして、前記背ボトム３下面には、一対の
伝達腕１３ａ、１３ｂが互いに中央部を介して回動可能
に取り付けられている。これら伝達腕１３ａ、１３ｂの
先端にはローラ部材１４、１５が装着され、このローラ
部材１４、１５は、横枠１０および係動腕１１ａ、１１
ｂ先端の枠部材１２に形成した突縁部１０ｃ、１２ｃ
を、長孔１０ｈａ、１０ｈｂ、１２ｈａ、１２ｈｂの範
囲内で転動可能に構成されている。かかる構成におい
て、背ボトム３と腰ボトム５との連結箇所と、係動腕１
１ａ、１１ｂの回動中心箇所とが異なっていることか
ら、背ボトム３の平坦時と起床時における係動腕１１
ａ、１１ｂ先端の枠部材１２の背ボトム３に対する相対
位置が変化し、係動腕１１ａ、１１ｂ先端の枠部材１２
が背ボトム３に対して相対運動を行なう結果、一対の伝
達腕１３ａ、１３ｂが連動回動し、床部装着型側柵４の
基部材９を案内部材８に沿って変位移動させることで、
床部装着型側柵４をベッド長手方向に沿って変位させる
構成である。
伝達腕１３ａ、１３ｂが互いに中央部を介して回動可能
に取り付けられている。これら伝達腕１３ａ、１３ｂの
先端にはローラ部材１４、１５が装着され、このローラ
部材１４、１５は、横枠１０および係動腕１１ａ、１１
ｂ先端の枠部材１２に形成した突縁部１０ｃ、１２ｃ
を、長孔１０ｈａ、１０ｈｂ、１２ｈａ、１２ｈｂの範
囲内で転動可能に構成されている。かかる構成におい
て、背ボトム３と腰ボトム５との連結箇所と、係動腕１
１ａ、１１ｂの回動中心箇所とが異なっていることか
ら、背ボトム３の平坦時と起床時における係動腕１１
ａ、１１ｂ先端の枠部材１２の背ボトム３に対する相対
位置が変化し、係動腕１１ａ、１１ｂ先端の枠部材１２
が背ボトム３に対して相対運動を行なう結果、一対の伝
達腕１３ａ、１３ｂが連動回動し、床部装着型側柵４の
基部材９を案内部材８に沿って変位移動させることで、
床部装着型側柵４をベッド長手方向に沿って変位させる
構成である。
【００１０】本発明にかかる床部装着型側柵を備えたベ
ッド１は以上のように構成されるものであり、次にその
作用を説明する。背上げ機構２を起動して、図３に示す
ように、背ボトム３を起床させていくと、ベッドフレー
ム側に取り付けた一対の係動腕１１ａ、１１ｂの回動中
心軸は背ボトム３の回動中心軸である背ボトム３と腰ボ
トム５との連結箇所の下方に位置するので、係動腕１１
ａ、１１ｂ先端の枠部材１２が背ボトム３と腰ボトム５
との連結箇所側に近接してくる。すなわち、一対の係動
腕１１ａ、１１ｂの先端における枠部材１２は、背ボト
ム３に対して相対運動を行ない、背ボトム３と腰ボトム
５との連結箇所側に移動する。すると、前記枠部材１２
と、背ボトム３側に取り付けた一対の伝達腕１３ａ、１
３ｂの、背ボトム３に対する取り付け箇所との距離が増
大するので、伝達腕１３ａ、１３ｂは、枠部材１２から
ローラ部材１４、１５を介して変位力を受け、ローラ部
材１４、１５が、横枠１０および枠部材１２の突縁部１
０ｃ、１２ｃに沿って転動して、長孔１０ｈａ、１０ｈ
ｂ、１２ｈａ、１２ｈｂのガイド下に、横枠１０および
枠部材１２の中央部側に寄っていく。この結果、一対の
伝達腕１３ａ、１３ｂは対称的に、互いに先端部が近接
するように変位していき、基部材９における横枠１０
を、ベッド長手方向に、ヘッドボードＨＢ側へ押しやる
ように作用する。これによって、床部装着型側柵４の基
部材９が背ボトム３の案内部材８に沿って、ベッド長手
方向端部側に移動し、床部装着型側柵４を背ボトム３の
端部側に変位させることができる。このように、背上げ
に伴って床部装着型側柵４をヘッドボード側に移動させ
るようにしたので、背上げによって前記床部装着型側柵
４は、腰ボトム５、脚ボトム６に位置するサイドフレー
ムに装着した固定側柵７から遠ざかり、背上げによって
側柵同士がぶつかりあうことはない。なお、前記床部装
着型側柵４は、ベッド１への乗り降り時や、治療、その
他不使用時には、背ボトム３下方の基部材９に、回動格
納しておくことができるので、一層使い勝手がよい。
ッド１は以上のように構成されるものであり、次にその
作用を説明する。背上げ機構２を起動して、図３に示す
ように、背ボトム３を起床させていくと、ベッドフレー
ム側に取り付けた一対の係動腕１１ａ、１１ｂの回動中
心軸は背ボトム３の回動中心軸である背ボトム３と腰ボ
トム５との連結箇所の下方に位置するので、係動腕１１
ａ、１１ｂ先端の枠部材１２が背ボトム３と腰ボトム５
との連結箇所側に近接してくる。すなわち、一対の係動
腕１１ａ、１１ｂの先端における枠部材１２は、背ボト
ム３に対して相対運動を行ない、背ボトム３と腰ボトム
５との連結箇所側に移動する。すると、前記枠部材１２
と、背ボトム３側に取り付けた一対の伝達腕１３ａ、１
３ｂの、背ボトム３に対する取り付け箇所との距離が増
大するので、伝達腕１３ａ、１３ｂは、枠部材１２から
ローラ部材１４、１５を介して変位力を受け、ローラ部
材１４、１５が、横枠１０および枠部材１２の突縁部１
０ｃ、１２ｃに沿って転動して、長孔１０ｈａ、１０ｈ
ｂ、１２ｈａ、１２ｈｂのガイド下に、横枠１０および
枠部材１２の中央部側に寄っていく。この結果、一対の
伝達腕１３ａ、１３ｂは対称的に、互いに先端部が近接
するように変位していき、基部材９における横枠１０
を、ベッド長手方向に、ヘッドボードＨＢ側へ押しやる
ように作用する。これによって、床部装着型側柵４の基
部材９が背ボトム３の案内部材８に沿って、ベッド長手
方向端部側に移動し、床部装着型側柵４を背ボトム３の
端部側に変位させることができる。このように、背上げ
に伴って床部装着型側柵４をヘッドボード側に移動させ
るようにしたので、背上げによって前記床部装着型側柵
４は、腰ボトム５、脚ボトム６に位置するサイドフレー
ムに装着した固定側柵７から遠ざかり、背上げによって
側柵同士がぶつかりあうことはない。なお、前記床部装
着型側柵４は、ベッド１への乗り降り時や、治療、その
他不使用時には、背ボトム３下方の基部材９に、回動格
納しておくことができるので、一層使い勝手がよい。
【００１１】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、側柵を起
伏する床部に装着したので、床部の起伏如何に係らず、
側柵は床部に追従起伏し、その一方で、床部の起床に伴
って床部装着型側柵をヘッドボード側に移動させるよう
にしたので、床部装着型側柵と固定側とを近接して設け
ても、柵同士がぶつかりあうことはなく、柵としての機
能を発揮することができる。
伏する床部に装着したので、床部の起伏如何に係らず、
側柵は床部に追従起伏し、その一方で、床部の起床に伴
って床部装着型側柵をヘッドボード側に移動させるよう
にしたので、床部装着型側柵と固定側とを近接して設け
ても、柵同士がぶつかりあうことはなく、柵としての機
能を発揮することができる。
【００１２】
【図１】本発明にかかる床部装着型側柵を備えたベッド
の概略的な要部側面図である。
の概略的な要部側面図である。
【図２】図１に示すベッドの透視的な平面説明図であ
る。
る。
【図３】本発明にかかる床部装着型側柵を備えたベッド
の作用説明図である。
の作用説明図である。
１ ベッド ２ 背上げ機構 ３ 背ボトム ４ 床部装着型側柵 ５ 腰ボトム ６ 脚ボトム ７ 固定側柵 ８ 案内部材 ９ 基部材 １０ 横枠 １０ｈａ、１０ｈｂ 長孔 １０ｃ、１２ｃ 突縁部 １１ａ、１１ｂ 係動腕 １２ 枠部材 １２ｈａ、１２ｈｂ 長孔 １３ａ、１３ｂ 伝達腕 １４、１５ ローラ部材 ＨＢ ヘッドボード
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも背上げ機構を備え、背側に
対応する床部に床部装着型側柵を設けると共に、腰部、
脚側に対応する床部に近接するフレームに側柵を設け、
前記背側に対応する床部下面の床部幅方向両側に近接し
た位置に、床部長手方向に延在する案内部材を設けて、
この案内部材に前記床部装着型側柵を、基部材を介して
摺動可能に装着し、前記基部材は、床部幅方向に設けた
横枠を有し、床部下方のベッドフレームに一対の係動腕
を回動可能に設けて、これら係動腕先端側に前記基部材
における横枠と同形状の枠部材を連結し、基部材におけ
る横枠および係動腕先端の枠部材の互いに対向する辺に
突縁部を形成すると共に、これら横枠と枠部材に、それ
ぞれ両端側に指向する長孔を一対設け、前記背側に対応
する床部下面に、一対の伝達腕を互いに中央部で回動可
能に取り付けると共に、これら伝達腕の先端に転動部材
を装着して、転動部材が横枠と係動腕先端の枠部材の突
縁部に当接すると共に、それぞれの伝達腕が長孔の範囲
内で回動変位するようにし、背側に対応する床部の起伏
によって、係動腕先端の枠部材を床部に対して相対運動
を行なわせることで、一対の伝達腕を連動回動させ、前
記横枠を介して床部装着型側柵の基部材を案内部材に沿
って変位移動させることで、床部装着型側柵をベッド長
手方向に沿って変位させるようにしたことを特徴とする
床部装着型側柵を備えたベッド。 - 【請求項２】 前記床部装着型側柵を基部材に、床部
下方に回動格納可能に装着することを特徴とする請求項
１記載の床部装着型側柵を備えたベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283622A JP2595474B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 床部装着型側柵を備えたベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6283622A JP2595474B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 床部装着型側柵を備えたベッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08141020A JPH08141020A (ja) | 1996-06-04 |
| JP2595474B2 true JP2595474B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=17667903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6283622A Expired - Fee Related JP2595474B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 床部装着型側柵を備えたベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595474B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4626963B2 (ja) | 2004-11-15 | 2011-02-09 | パラマウントベッド株式会社 | サイドレールを備えたベッド |
| FR2955251B1 (fr) * | 2010-01-18 | 2013-06-28 | Hill Rom Sas | Lit medicalise equipe d'un dispositif d'aide a la mobilite d'un patient. |
| JP6818059B2 (ja) * | 2018-11-15 | 2021-01-20 | フランスベッド株式会社 | ベッド装置 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP6283622A patent/JP2595474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08141020A (ja) | 1996-06-04 |
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