JPH0330246B2 - - Google Patents

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JPH0330246B2
JPH0330246B2 JP13414682A JP13414682A JPH0330246B2 JP H0330246 B2 JPH0330246 B2 JP H0330246B2 JP 13414682 A JP13414682 A JP 13414682A JP 13414682 A JP13414682 A JP 13414682A JP H0330246 B2 JPH0330246 B2 JP H0330246B2
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pushbutton
separating
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JP13414682A
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明は、押圧操作される押ボタンがベース
とこのベースに取付けられるカバーとの間に保持
されてなる押ボタンスイツチを製造する方法に関
するものである。
<発明の背景> この種の押ボタンスイツチの一例が第6図およ
び第7図に示されている。
図示された押ボタンスイツチ10は、固定接点
11に電気的に接続されている端子12を一体に
有するベース13と、押圧操作される押ボタン1
4と、押ボタン14およびベース13の相互間に
配置されて可動接点として作用する円形ドーム状
の反転ばね15と、押ボタン14を反転ばね15
との間で保持するためのカバー16とを備えてい
る。そして、一般には、カバー16の外周の一部
(図示例では矩形状カバー16の一辺の中央部)
に、ベース13に形成された切欠部13aに嵌込
まれる舌片16aが形成されて、ベース13への
組込み時の方向性が定められ、また、押ボタン部
14の鍔部14aにおける外周に二箇所に、ベー
ス13に形成された嵌合溝13bに嵌込まれる位
置決め用L形突片14bが形成されて、上記カバ
ー16における場合と同様に、ベース13への組
込み時の方向性が定められている。したがつて、
押ボタン14およびカバー16をベース13に組
込む工程を、ベース13に対するそれらの方向性
を所定のものに保つて行なう必要がある。他方、
ドーム状の反転ばね15は、押ボタン14に、押
圧後の復帰力を付与するものであるため、押ボタ
ン14と対向面側が張出す形態でベース13に組
込まれ、加えて、押ボタン14には、反転ばね1
5の頂部に当接される円錐状のピボツト部14c
が設けられているため、ベース13に組込まれた
反転ばね15上に押ボタン14を単独で組込むこ
とが困難である。したがつて、押ボタン14は、
まず、その押圧操作部14dをカバー16の嵌合
孔部16bに嵌合させて両者を組立て、かつ、そ
れらの方向性を所定のものに設定した後、このカ
バー16とともにベース13に組込まれる。この
ようにして組立てられた押ボタンスイツチ10が
第7図に示されており、この押ボタンスイツチ1
0によれば、押ボタン14の押圧操作部14dが
反転ばね15(第6図参照)の付勢に抗して押込
まれると、それに伴なつて反転ばね15が反転し
て接点が閉じられ、その押込力が解除されると、
反転ばね15の弾性復帰力によつてこの反転ばね
15とともに押ボタン14が元位置に復帰され、
接点が開かれる。
上記のような押ボタンスイツチ10において、
従来、押ボタン14とカバー16とは個別に製作
されて組立て工程へ送られるのが一般的であり、
そのため、上記のように方向性のある押ボタン1
4およびカバー16を整列させるのにパーツフイ
ーダが一般的に使用されていた。しかし、パーツ
フイーダを使用する場合は、パーツフイーダ自身
の性能が低いこともあつて、たびたびパーツ詰り
が発生し、これによつて組立ライン全体の稼動率
が低下するという問題がある。また、押ボタン1
4が一般に合成樹脂で製作されている関係上、パ
ーツフイーダの中で押ボタンどうしが接触して静
電気を帯び、そのために、空気中のごみや、押ボ
タン14どうしの接触により一旦押ボタン14か
ら脱落した成形バリなどの異物が押ボタン14に
付着することがある。これらの異物は、一般には
電気的に絶縁体であるため、押ボタンスイツチ1
0の繰返し動作に伴なつて電気接点間に付着し、
これが導通不良という致命的欠陥を発生させる原
因となることがある。
<発明の目的> この発明は、複数のカバーが連続されてなるカ
バー連続体における各カバーに、押ボタンをその
樹脂成形時に一体化させておき、ベースへの組込
時あるいは組込後にカバーを上記カバー連続体か
ら破断して分離し、また、押ボタンをカバーから
分離するようにして、これら押ボタンとカバーと
を整列させるためのパーツフイーダを使用せず、
しかも、接点性能の低下をもたらすごみがベース
への組込みの前の押ボタンに付着することを未然
に防止することができるような押ボタンスイツチ
の製造法を提供することを目的とする。
<実施例の説明> 第1図に示されるカバー連続体17は、たとえ
ば一定幅の帯状金属板を等ピツチおきの複数個所
で工状に打抜き、その打抜き部18の相互間に矩
形状のカバー16を形成させたものである。この
ようなカバー連続体17にあつては、その幅方向
における一端縁部17aおよび他端縁部17bに
カバー16の一辺およびその反対側の他辺が、こ
れらを連続させる連絡部17c,17dを介して
それぞれ支持される。また、カバー16の中央部
には押ボタン14の押圧操作部14dが嵌入され
る嵌合孔部16bが、その四つのコーナ部にはベ
ース13側の固着用突起13c(第6図参照)が
挿入される孔部16cが、さらに、上記嵌合孔部
16bを挾んで対称な二箇所には小孔16dが上
記打抜き部18を形成させるときに、それぞれ、
同時に打抜き形成される。
つぎに、押ボタン14は、第2図に示されるよ
うに、その押圧操作部14dがカバー連続体17
におけるカバー16の嵌合孔部16bに嵌入され
た状態で、カバー16の裏面に保持される。すな
わち、押ボタン14は、カバー16の上面側およ
び下面側にそれぞれ樹脂成形用の上金型および下
金型を配置し、その内部へ樹脂を注入することに
よつて成形されるのであり、その成形時に、同時
に、カバー16の小孔16d内へも樹脂が流入し
てリベツト部19が成形され、このリベツト部1
9によつて押ボタン14がカバー16に保持され
る。この場合、カバー16の嵌合孔部16bを貫
通した形態に成形される押圧操作部14dの頂面
には多角形の凹陥部20aが、また、カバー16
の裏面側に成形さえる鍔部14aの下面中央に
は、上述した反転ばね15(第6図参照)の頂部
に当接される円錐状のピボツト部14cがそれぞ
れ同時に成形される。
上記のように、複数のカバー16に、樹脂成形
された押ボタン14がそれぞれ保持されたカバー
連続体17は、この後、押ボタンスイツチ組立ラ
インにおけるベース配置部(図示せず。)の近傍
までそのままの状態で運搬される。そして、ベー
ス13の近傍において、カバー16をカバー連続
体17から分離する工程と、カバー16に対して
押ボタン14を相対回転させることにより、上記
リベツト部19を剪断して押ボタン14をカバー
16から分離する工程と、押ボタン14をベース
13内へ収容させるとともに、このベース13に
カバー16を取付ける工程とが行なわれる。ここ
において、カバー16をカバー連続体17から分
離する場合は、上述した連続部17c,17dが
切断される。また、リベツト部19を剪断する場
合は、押ボタン14の凹陥部20aに多角形状の
軸を嵌入し、この軸を回転させるか、あるいは、
この軸に対してカバー16を回転させる(カバー
16がカバー連続体17から分離されていると
き。)ことによつて、上記リベツト部19に剪断
力を付与させる。これにより、リベツト部19が
カバー16の裏面と同一レベルAにおいて剪断さ
れるので、カバー16から押ボタン14が分離さ
れる。さらに、ベース13にカバー16を取付け
る場合は、カバー16の四つの孔部16cをそれ
ぞれベース13の四本の突起13c(第6図参照)
に各別に嵌合させ、この状態で突起13cの頂部
を鍔状に溶融成形して、カバー16をベース13
に固着する。なお、カバー16をベース13に取
付けるときに、同時に、押ボタン14がベース1
3内へ収容される。
上記した三つの工程は任意の順序で行なうこと
が可能である。たとえば、ベース13の近傍で、
まず、カバー16をカバー連続体内から分離し
て、第3図のようなカバー16と押ボタン14と
の結合体を得、つぎに、カバー16をベース13
に取付けた後、リベツト部19を剪断して押ボタ
ン14をカバー16から分離させる。また、リベ
ツト部19を剪断することによるカバー16から
の押ボタン14の分離を、カバー16をベース1
3に取付ける直前に行なつても良い。
この実施例では、リベツト部19を剪断するた
めの回転力を押ボタン14に付与するのに、押ボ
タン14における押圧操作部14dの頂面に操作
軸が挿入される多角形状の凹陥部20aを形成し
て、この凹陥部20aを利用する場合を説明した
が、これには種々の変形例がある。たとえば、第
4図に示されるように、押ボタン14における押
圧操作部14dの頂面に多角形状の突出部20b
を形成し、これに、類似形状のレンチを嵌合して
回転させることも可能であり、また、第5図に示
されるように、上記押圧操作部14dの頂面外周
の複数個所に切欠部20cを形成し、これに、回
転操作用のピンを係合させて回転させることも可
能である。なお、第4図および第5図に示された
ものは、いずれも、上記押圧操作部14dの頂部
形状を非円形としたものの例である。
<発明の構成と効果> この発明によれば、押ボタンがあらかじめカバ
ー連結体の各カバーに直接樹脂成形されて一体化
されるので、押ボタンおよびカバーの方向性を考
慮して両者を整列させる手間が省け、また、押ボ
タンの搬送手段としてカバー連結体が役立ち、さ
らに、その搬送中に押ボタンどうしが互に接触し
て静電気を帯びるという事態が未然に防止される
ので、接点性能低下の原因となる絶縁性のごみや
成形バリなどの押ボタンへの付着が最少限度に抑
えられる。その結果、パーツフイーダを使用しな
くても済むので、その中でのパース詰まりに起因
する組立ライン全体の稼動率の低下が防止され、
かつ、高品質の押ボタンスイツチを提供すること
ができるようになる。また、パーツフイーダが不
要となることから、設備費やランニングコストが
安くなり、これが、組立工程の簡略化と相まつ
て、低価格の押ボタンスイツチの提供を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はカバー連結体の部分斜視図、第2図は
押ボタンが樹脂成形されたときのカバーの拡大断
面図、第3図は押ボタンが保持されたカバーをカ
バー連結体から分離したときの斜視図、第4図は
押ボタンにおける押圧操作部の頂部形状の変形例
を示す拡大部分斜視図、第5図は同他の変形例を
示す拡大部分斜視図、第6図は押ボタンスイツチ
の分解組立図、第7図は同組立完成図である。 10……押ボタンスイツチ、13……ベース、
14……押ボタン、16……カバー、17……カ
バー連続体、19……リベツト部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 押圧操作される押ボタンがベースとこのベー
    スに取付けられるカバーとの間に保持されてなる
    押ボタンスイツチの製造法であつて、小孔を有す
    る複数のカバーが一体的に連続されてなるカバー
    連続体における上記カバーの小孔に注入される樹
    脂によつて押ボタンがその裏面に保持された形態
    で、この押ボタンを樹脂成形する工程の後、上記
    カバーを上記カバー連続体から分離する工程と、
    カバーに対して押ボタンを相対回転させることに
    より、押ボタンおよび上記小孔に注入された樹脂
    の相互間の連続部分を剪断して押ボタンをカバー
    から分離する工程と、押ボタンを上記ベース内へ
    収容させるとともに、このベースにカバーを取付
    ける工程とを任意の順序で行なうことを特徴とす
    る押ボタンスイツチの製造法。
JP13414682A 1982-07-30 1982-07-30 押ボタンスイツチの製造法 Granted JPS5925117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13414682A JPS5925117A (ja) 1982-07-30 1982-07-30 押ボタンスイツチの製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP13414682A JPS5925117A (ja) 1982-07-30 1982-07-30 押ボタンスイツチの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5925117A JPS5925117A (ja) 1984-02-09
JPH0330246B2 true JPH0330246B2 (ja) 1991-04-26

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JP13414682A Granted JPS5925117A (ja) 1982-07-30 1982-07-30 押ボタンスイツチの製造法

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