JPH033016B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH033016B2 JPH033016B2 JP60247650A JP24765085A JPH033016B2 JP H033016 B2 JPH033016 B2 JP H033016B2 JP 60247650 A JP60247650 A JP 60247650A JP 24765085 A JP24765085 A JP 24765085A JP H033016 B2 JPH033016 B2 JP H033016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- cylindrical body
- anchor
- anchor bolt
- house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 15
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 5
- 239000011083 cement mortar Substances 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、基礎に家屋を据付ける装置に関す
る。
る。
(従来の技術)
プレハブ家屋の家屋ユニツト等を基礎に据付け
る装置の一つとして、実開昭57−183303号公報等
に記載の装置が開発されている。即ち、柱脚下端
に設けられた端板部を基礎に直接載せるととも
に、基礎の上面から突出したアンカーボルトを、
上記端板部の中央に形成した孔に挿入し、このア
ンカーボルトの上端部にナツトを螺合して締め付
けることにより柱脚を固定している。
る装置の一つとして、実開昭57−183303号公報等
に記載の装置が開発されている。即ち、柱脚下端
に設けられた端板部を基礎に直接載せるととも
に、基礎の上面から突出したアンカーボルトを、
上記端板部の中央に形成した孔に挿入し、このア
ンカーボルトの上端部にナツトを螺合して締め付
けることにより柱脚を固定している。
しかし、上記装置では、柱脚を基礎に埋設した
後にナツト締付作業を必要とするため作業工程が
多い。また、柱脚にこのナツト締付作業用の開口
を形成する必要があるため、柱脚の強度低下を招
くおそれがある。
後にナツト締付作業を必要とするため作業工程が
多い。また、柱脚にこのナツト締付作業用の開口
を形成する必要があるため、柱脚の強度低下を招
くおそれがある。
実公昭57−6651号公報には、上記問題点を解決
する手段が示唆されている。この手段を詳述する
と、基礎には、大径の中空部が形成されている。
他方、家屋ユニツトの柱脚の下端に、アンカーボ
ルトが下方に向けて突設されている。そして、上
記中空部にセメントモルタルを充填した直後に、
上記アンカーボルトをセメントモルタル内に埋没
させる。家屋ユニツトの柱脚と基礎との固定は、
柱脚の下脚から突出したアンカーボルトと、この
アンカーボルトに付着して硬化するセメントモル
タルにより行なわれる。
する手段が示唆されている。この手段を詳述する
と、基礎には、大径の中空部が形成されている。
他方、家屋ユニツトの柱脚の下端に、アンカーボ
ルトが下方に向けて突設されている。そして、上
記中空部にセメントモルタルを充填した直後に、
上記アンカーボルトをセメントモルタル内に埋没
させる。家屋ユニツトの柱脚と基礎との固定は、
柱脚の下脚から突出したアンカーボルトと、この
アンカーボルトに付着して硬化するセメントモル
タルにより行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点)
上記実公昭57−6651号公報の手段では、柱脚に
回転モーメントが付与されてアンカーボルトに引
張り力が働いた場合に、セメントモルタルと基礎
だけがこの引張り力を受け持つため、前記実開昭
57−183303号公報の基礎の上面から突出したアン
カーボルトとナツトの締結による固定と比べる
と、引張り力に対する強度が劣る欠点があつた。
回転モーメントが付与されてアンカーボルトに引
張り力が働いた場合に、セメントモルタルと基礎
だけがこの引張り力を受け持つため、前記実開昭
57−183303号公報の基礎の上面から突出したアン
カーボルトとナツトの締結による固定と比べる
と、引張り力に対する強度が劣る欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その要旨は、基礎に家屋を据付ける
装置において、基礎に埋設された第一アンカー
と、基礎上に設置され外周にねじ部が形成され上
端部が先細のテーパー部となされねじ部に高さ調
整用のナツトが螺合されたガイドピンと、第一ア
ンカーの上端に連結された筒体と、家屋から下方
に突出して筒体に挿入される第二アンカーと、家
屋の下面に設けられ上記ガイドピンが挿入される
ガイド孔と、筒体、第二アンカーとの間に充填さ
れた付着材とを備えたことを特徴とする家屋据付
け装置にある。
れたもので、その要旨は、基礎に家屋を据付ける
装置において、基礎に埋設された第一アンカー
と、基礎上に設置され外周にねじ部が形成され上
端部が先細のテーパー部となされねじ部に高さ調
整用のナツトが螺合されたガイドピンと、第一ア
ンカーの上端に連結された筒体と、家屋から下方
に突出して筒体に挿入される第二アンカーと、家
屋の下面に設けられ上記ガイドピンが挿入される
ガイド孔と、筒体、第二アンカーとの間に充填さ
れた付着材とを備えたことを特徴とする家屋据付
け装置にある。
(作用)
基礎に埋設された第一アンカーは、家屋に突設
された第二アンカーに筒体および付着剤を介して
連結されており、第二アンカーに付与された引張
り力を、第一アンカーによつて受け持つことがで
きる。
された第二アンカーに筒体および付着剤を介して
連結されており、第二アンカーに付与された引張
り力を、第一アンカーによつて受け持つことがで
きる。
ガイドピンの高さ調整用のナツトは、基礎の水
平誤差を調整し、その結果、家屋を水平に設置可
能とする。また、ガイドピンとガイド孔によつ
て、筒体への第二アンカーの挿入を容易なものに
する。
平誤差を調整し、その結果、家屋を水平に設置可
能とする。また、ガイドピンとガイド孔によつ
て、筒体への第二アンカーの挿入を容易なものに
する。
(実施例)
以下、この発明の実施例を第1図から第6図ま
での図面に基づいて説明する。
での図面に基づいて説明する。
まず、家屋の柱脚据付け装置の構成を第1図に
基づいて詳述する。図中符号1はアンカーボルト
(第一アンカー)である。このアンカーボルト1
の上部には、ねじ部2が形成されており、下部3
はU字形に湾曲している。このねじ部2には、筒
体5が連結されている。
基づいて詳述する。図中符号1はアンカーボルト
(第一アンカー)である。このアンカーボルト1
の上部には、ねじ部2が形成されており、下部3
はU字形に湾曲している。このねじ部2には、筒
体5が連結されている。
筒体5は、ねじ孔6を有している。このねじ孔
6が上記アンカーボルト1のねじ部2の上端に螺
合された状態で、アンカーボルト1および筒体5
の下部5aは、コンクリート製の基礎7に埋設さ
れ、筒体5の上部5bは、基礎7の上面8から上
方に略垂直に突出している。
6が上記アンカーボルト1のねじ部2の上端に螺
合された状態で、アンカーボルト1および筒体5
の下部5aは、コンクリート製の基礎7に埋設さ
れ、筒体5の上部5bは、基礎7の上面8から上
方に略垂直に突出している。
第1図中符号10は、例えば、プレハブ家屋の
家屋ユニツトの柱脚であり、基礎7に据付けられ
ている。この柱脚10は、鋼製で横断面4角形の
筒状をなしており、下端開口部11に端板部12
を溶接等で固定している。この端板部12の中央
には、ガイド孔13が形成されている。また、端
板部12のコーナー部には、挿通孔14が形成さ
れており、その上面12aに挿通孔14に対応し
てナツト15が溶接されている。
家屋ユニツトの柱脚であり、基礎7に据付けられ
ている。この柱脚10は、鋼製で横断面4角形の
筒状をなしており、下端開口部11に端板部12
を溶接等で固定している。この端板部12の中央
には、ガイド孔13が形成されている。また、端
板部12のコーナー部には、挿通孔14が形成さ
れており、その上面12aに挿通孔14に対応し
てナツト15が溶接されている。
上記柱脚10には、棒状のアンカーボルト(第
二アンカー)20が取り付けられている。このア
ンカーボルト20の外周には、ねじ部21が略全
長に亘つて形成され、その上部が上記ナツト15
に螺合されている。アンカーボルト20は前記筒
状体5内に挿入されている。また、アンカーボル
ト20の下端部22は、先細のテーパ状になつて
おり、上記筒体5に挿入し易くなつている。
二アンカー)20が取り付けられている。このア
ンカーボルト20の外周には、ねじ部21が略全
長に亘つて形成され、その上部が上記ナツト15
に螺合されている。アンカーボルト20は前記筒
状体5内に挿入されている。また、アンカーボル
ト20の下端部22は、先細のテーパ状になつて
おり、上記筒体5に挿入し易くなつている。
筒体5のねじ孔6内とアンカーボルト20との
間には付着剤55が充填される。この付着剤55
としては、例えば、セメントモルタル等が用いら
れる。
間には付着剤55が充填される。この付着剤55
としては、例えば、セメントモルタル等が用いら
れる。
基礎7の上面8には、平面矩形状の座板30が
載せられている。この座板30は基礎7の上面8
の幅より狭く矩形に形成されている。そして、座
板30の上面中央にはガイドピン31が略垂直に
突出して固定されている。ガイドピン31は上記
端板部12のガイド孔13に挿通されている。ガ
イドピン31の上端部32は、先端のテーパ状に
なつており、上記ガイド孔13に挿通し易くなつ
ている。また、ガイドピン31の外周には、ねじ
部33が略全長に亘つて形成されている。このね
じ部33にはナツト34が螺合されている。
載せられている。この座板30は基礎7の上面8
の幅より狭く矩形に形成されている。そして、座
板30の上面中央にはガイドピン31が略垂直に
突出して固定されている。ガイドピン31は上記
端板部12のガイド孔13に挿通されている。ガ
イドピン31の上端部32は、先端のテーパ状に
なつており、上記ガイド孔13に挿通し易くなつ
ている。また、ガイドピン31の外周には、ねじ
部33が略全長に亘つて形成されている。このね
じ部33にはナツト34が螺合されている。
基礎7の上面8と端板部12との間には、セメ
ントモルタルからなるベース50が介在されてい
る。ベース50の上面51は、ナツト34の上面
35と同一高さであり、これら上面35,51に
端板部12が載せられている。
ントモルタルからなるベース50が介在されてい
る。ベース50の上面51は、ナツト34の上面
35と同一高さであり、これら上面35,51に
端板部12が載せられている。
上述構成において、柱脚10を据付けるための
コンクリート製基礎7を築造する。この時、第2
図に示すように、ねじ部2に筒体5を螺合させた
アンカーボルト1を基礎7に埋設する。アンカー
ボルト1は垂直状態で完全に基礎7に埋設される
が、筒体5の上部5bは、基礎7の上面8から所
望高さに突出させる。筒体5の上部5bの水平位
置は、第3図に示す位置調節治具60により所望
位置に調節される。詳述すると、この治具60
は、板状をなし、ボルト62により筒体5の上面
5c側に連結され、水平方向に位置調節した後で
基礎7打ち込み用の型枠(図示しない)に固定さ
れる。この状態でコンクリートを流すことによ
り、筒体5の上部5bを基礎7の所望位置に固定
することができる。位置調節治具60は基礎築造
後に筒体5から取り外される。
コンクリート製基礎7を築造する。この時、第2
図に示すように、ねじ部2に筒体5を螺合させた
アンカーボルト1を基礎7に埋設する。アンカー
ボルト1は垂直状態で完全に基礎7に埋設される
が、筒体5の上部5bは、基礎7の上面8から所
望高さに突出させる。筒体5の上部5bの水平位
置は、第3図に示す位置調節治具60により所望
位置に調節される。詳述すると、この治具60
は、板状をなし、ボルト62により筒体5の上面
5c側に連結され、水平方向に位置調節した後で
基礎7打ち込み用の型枠(図示しない)に固定さ
れる。この状態でコンクリートを流すことによ
り、筒体5の上部5bを基礎7の所望位置に固定
することができる。位置調節治具60は基礎築造
後に筒体5から取り外される。
次いで、基礎7の上面8にガイドピン31を突
出させた座板30を載せる。そして、このガイド
ピン31が所望位置になるように水平位置調節し
た後で、座板30を基礎7に仮付けする。また、
ガイドピン31に螺合したナツト34を回してそ
の上面35を所望する高さに調節する。
出させた座板30を載せる。そして、このガイド
ピン31が所望位置になるように水平位置調節し
た後で、座板30を基礎7に仮付けする。また、
ガイドピン31に螺合したナツト34を回してそ
の上面35を所望する高さに調節する。
次に、第4図に示すように、上記筒体5の上部
5bおよび座板30を囲むように矩形の枠40を
基礎7の上面8に載置する。そして、筒体5のね
じ孔6にキヤツプ63をはめ込んだ後、枠40内
にセメントモルタルを充填しベース50を築く。
第5図に示すように、ベース50の上面51は、
ナツト34の上面35と一致させる。また、上記
キヤツプ63から枠40にかけて排出溝52を形
成させておく。筒体5の上端面5cはベース50
の上面51より少し凹んで排出溝52の底面と略
一致している。ベース50となるセメントモルタ
ルの硬化により、座板30は基礎7の上面8の所
望位置に固定される。
5bおよび座板30を囲むように矩形の枠40を
基礎7の上面8に載置する。そして、筒体5のね
じ孔6にキヤツプ63をはめ込んだ後、枠40内
にセメントモルタルを充填しベース50を築く。
第5図に示すように、ベース50の上面51は、
ナツト34の上面35と一致させる。また、上記
キヤツプ63から枠40にかけて排出溝52を形
成させておく。筒体5の上端面5cはベース50
の上面51より少し凹んで排出溝52の底面と略
一致している。ベース50となるセメントモルタ
ルの硬化により、座板30は基礎7の上面8の所
望位置に固定される。
そして、柱脚10を基礎7に据付けする場合、
アンカーボルト20を柱脚10の端板部12に取
り付ける。すなわち、アンカーボルト20のねじ
部21を下側から上記端板部12の挿通孔14に
挿通させるとともに、ナツト15に螺合させる。
これにより、アンカーボルト20が端板部12か
ら下方に突出している。
アンカーボルト20を柱脚10の端板部12に取
り付ける。すなわち、アンカーボルト20のねじ
部21を下側から上記端板部12の挿通孔14に
挿通させるとともに、ナツト15に螺合させる。
これにより、アンカーボルト20が端板部12か
ら下方に突出している。
そして、第6図に示すように、枠40およびキ
ヤツプ63をそれぞれ取り外し、筒体5のねじ孔
6内に付着剤55を充填する。この付着剤55が
硬化しないうちに、家屋ユニツトをクレーン等で
吊りながらその柱脚10を下降させ、第1図に示
すように、アンカーボルト20の筒体5のねじ孔
6内挿入させる。この時、端板部12のガイド孔
13は、ベース50に固定されたガイドピン31
の上端部32に案内されてガイドピン31に挿通
するので、柱脚10を基礎1の所望位置に簡単か
つ正確に位置決めすることができる。また、アン
カーボルト20を筒体5と同軸をなして挿入する
ことができる。そして、端板部12の下面12b
は、ナツト34の上面35、およびベース50の
上面51に載る。アンカーボルト20が筒体5の
ねじ孔6内に入り込む時に、ねじ孔6内に充填さ
れた付着剤55の一部が、排出溝52から基礎7
の上面8に溢れ出る。
ヤツプ63をそれぞれ取り外し、筒体5のねじ孔
6内に付着剤55を充填する。この付着剤55が
硬化しないうちに、家屋ユニツトをクレーン等で
吊りながらその柱脚10を下降させ、第1図に示
すように、アンカーボルト20の筒体5のねじ孔
6内挿入させる。この時、端板部12のガイド孔
13は、ベース50に固定されたガイドピン31
の上端部32に案内されてガイドピン31に挿通
するので、柱脚10を基礎1の所望位置に簡単か
つ正確に位置決めすることができる。また、アン
カーボルト20を筒体5と同軸をなして挿入する
ことができる。そして、端板部12の下面12b
は、ナツト34の上面35、およびベース50の
上面51に載る。アンカーボルト20が筒体5の
ねじ孔6内に入り込む時に、ねじ孔6内に充填さ
れた付着剤55の一部が、排出溝52から基礎7
の上面8に溢れ出る。
そして、上記筒体5のねじ孔6とアンカーボル
ト20との間に充填された付着剤55が経時的に
硬化することにより、アンカーボルト20が筒体
5に連結される。筒体5とアンカーボルト20と
の間の隙間が狭く、しかも付着剤55が筒体5の
ねじ孔6およびアンカーボルト20のねじ部21
の平滑でない面に付着するので、筒体5とアンカ
ーボルト20とを強固に連結できる。
ト20との間に充填された付着剤55が経時的に
硬化することにより、アンカーボルト20が筒体
5に連結される。筒体5とアンカーボルト20と
の間の隙間が狭く、しかも付着剤55が筒体5の
ねじ孔6およびアンカーボルト20のねじ部21
の平滑でない面に付着するので、筒体5とアンカ
ーボルト20とを強固に連結できる。
このように、付着剤55より、アンカーボルト
2、筒体5、アンカーボルト20が一体的に連結
されるので、柱脚10に回転モーメントが付与さ
れアンカーボルト20が引張られて上記付着剤5
5、筒体5、アンカーボルト1、基礎7で順次受
けとることができ、引張り力に対しても充分な強
度を有する。上記構成によればアンカーボルト2
0を普通にモルタル内に埋設した場合に比べて、
約3倍の引張り強度を発揮する。
2、筒体5、アンカーボルト20が一体的に連結
されるので、柱脚10に回転モーメントが付与さ
れアンカーボルト20が引張られて上記付着剤5
5、筒体5、アンカーボルト1、基礎7で順次受
けとることができ、引張り力に対しても充分な強
度を有する。上記構成によればアンカーボルト2
0を普通にモルタル内に埋設した場合に比べて、
約3倍の引張り強度を発揮する。
この発明は上記実施例に制約されず種々の態様
が可能である。例えば、第7図に示す実施例で
は、筒体5の上端面5cとベース50の上面51
とを一致させ、これら上端面5cおよび上面51
に柱脚10の端板部12を直接載せるようにした
ものである。この実施例ではベース50となるセ
メントモルタルの充填前に筒体5のねじ回しによ
りその上端面5cの高さ調節を行い、柱脚10を
所望の高さに設置する。なお、他の構成は上記実
施例と同様であるから、同番号を付してその詳細
な説明を省略する。
が可能である。例えば、第7図に示す実施例で
は、筒体5の上端面5cとベース50の上面51
とを一致させ、これら上端面5cおよび上面51
に柱脚10の端板部12を直接載せるようにした
ものである。この実施例ではベース50となるセ
メントモルタルの充填前に筒体5のねじ回しによ
りその上端面5cの高さ調節を行い、柱脚10を
所望の高さに設置する。なお、他の構成は上記実
施例と同様であるから、同番号を付してその詳細
な説明を省略する。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明では、基礎に埋
設される第一アンカーの上端に筒体を連結させ、
この筒体と、家屋から下方に突出して筒体に挿入
される第二アンカーとの間に付着剤を充填するよ
うにしたものである。したがつて、付着剤により
筒体を介して第一アンカーと第二アンカーとを一
体的に連結できるので、家屋を基礎に強固に固定
することができる。その結果、引張り力に対して
充分の強度を有する。
設される第一アンカーの上端に筒体を連結させ、
この筒体と、家屋から下方に突出して筒体に挿入
される第二アンカーとの間に付着剤を充填するよ
うにしたものである。したがつて、付着剤により
筒体を介して第一アンカーと第二アンカーとを一
体的に連結できるので、家屋を基礎に強固に固定
することができる。その結果、引張り力に対して
充分の強度を有する。
また、ガイドピンとガイド孔を備え、ガイドピ
ンが高さ調整用なナツトを有しているから、家屋
の据付け作業が容易であり、しかも家屋を水平に
設置することが可能となる。
ンが高さ調整用なナツトを有しているから、家屋
の据付け作業が容易であり、しかも家屋を水平に
設置することが可能となる。
第1図から第6図はこの発明の実施例を示すも
のであり、第1図は家屋据付け装置の断面図、第
2図はアンガーボルトとその上端に螺合させた筒
体の斜視図、第3図〜第6図は基礎の築造の作業
を順を追つて示す断面図および斜視図、第7図は
他の実施例を示す第1図相当図である。 1……アンカーボルト(第一アンカー)、5…
…筒体、7……基礎、10……柱脚(家屋)、1
3……ガイド孔、20……アンカーボルト(第二
アンカー)、31……ガイドピン、33……ねじ
部、34……ナツト、55……付着剤。
のであり、第1図は家屋据付け装置の断面図、第
2図はアンガーボルトとその上端に螺合させた筒
体の斜視図、第3図〜第6図は基礎の築造の作業
を順を追つて示す断面図および斜視図、第7図は
他の実施例を示す第1図相当図である。 1……アンカーボルト(第一アンカー)、5…
…筒体、7……基礎、10……柱脚(家屋)、1
3……ガイド孔、20……アンカーボルト(第二
アンカー)、31……ガイドピン、33……ねじ
部、34……ナツト、55……付着剤。
Claims (1)
- 1 基礎に家屋を据付ける装置において、基礎に
埋設された第一アンカーと、基礎上に設置され外
周にねじ部が形成され上端部が先細のテーパー部
となされねじ部に高さ調整用のナツトが螺合され
たガイドピンと、第一アンカーの上端に連結され
た筒体と、家屋から下方に突出して筒体に挿入さ
れる第二アンカーと、家屋の下面に設けられ上記
ガイドピンが挿入されるガイド孔と、筒体と第二
アンカーとの間に充填された付着材とを備えたこ
とを特徴とする家屋据付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24765085A JPS62107132A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 家屋据付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24765085A JPS62107132A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 家屋据付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107132A JPS62107132A (ja) | 1987-05-18 |
JPH033016B2 true JPH033016B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=17166642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24765085A Granted JPS62107132A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 家屋据付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62107132A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5784892B2 (ja) * | 2010-10-15 | 2015-09-24 | 積水化学工業株式会社 | 建物ユニット位置決部材、および、これを用いた建物ユニットの設置方法 |
JP5771467B2 (ja) * | 2011-07-15 | 2015-09-02 | 積水化学工業株式会社 | 建物ユニット位置決め構造および建物ユニット位置決め方法ならびにユニットガイドの設置方法 |
JP6031149B2 (ja) * | 2015-04-21 | 2016-11-24 | 積水化学工業株式会社 | 建物ユニット位置決部材、建物ユニット位置決構造、および、建物ユニットの設置方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530086A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-03 | Kubota Ltd | Structure for fixing foundation pillor leg for unit system building |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176109U (ja) * | 1974-12-11 | 1976-06-15 |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP24765085A patent/JPS62107132A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530086A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-03 | Kubota Ltd | Structure for fixing foundation pillor leg for unit system building |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62107132A (ja) | 1987-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH033016B2 (ja) | ||
JP3255253B2 (ja) | 建柱施工方法およびその柱底支持装置 | |
JPH093913A (ja) | 鋼管柱の柱脚固定方法 | |
JP3032104B2 (ja) | 柱下端部の固定方法 | |
JPH063878Y2 (ja) | アンカ−フレ−ムのレベル調整構造 | |
JPH05141006A (ja) | アンカーフレームおよびその固定治具 | |
JPH0222178B2 (ja) | ||
JP2981691B2 (ja) | 鉄骨建方時における箱形断面柱の継手方法および継手構造 | |
JPH033015B2 (ja) | ||
JPH0720278Y2 (ja) | 施工済みベースコンクリート水平面に挿設される鉄骨柱レベル出し装置 | |
JPH0345479Y2 (ja) | ||
JPS5920489Y2 (ja) | アンカ−ボルト取付け構造 | |
JPH0637774B2 (ja) | 柱脚の接合工法 | |
JPH0671534U (ja) | 柱脚の固定構造 | |
JPH0355349A (ja) | 手摺支柱の立設構造 | |
JPH04368517A (ja) | 建築物における柱の下部の嵌込み固定構造 | |
JPH0448278Y2 (ja) | ||
JPS6133793Y2 (ja) | ||
JPS62121254A (ja) | 柱脚据付け装置 | |
JPH0960302A (ja) | プレキャストコンクリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター金具 | |
JPS5914595Y2 (ja) | アンカ−設置具 | |
JPH0130482Y2 (ja) | ||
JP2600007Y2 (ja) | コンクリート打設用天端設定治具 | |
JPH04327608A (ja) | 建築物における基礎と上部構造材との接合方法 | |
JPH0372117A (ja) | アンカーボルトの固定方法とその固定金物 |