JPH0960302A - プレキャストコンクリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター金具 - Google Patents
プレキャストコンクリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター金具Info
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- JPH0960302A JPH0960302A JP24226395A JP24226395A JPH0960302A JP H0960302 A JPH0960302 A JP H0960302A JP 24226395 A JP24226395 A JP 24226395A JP 24226395 A JP24226395 A JP 24226395A JP H0960302 A JPH0960302 A JP H0960302A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工の合理化と作業の安全性が十分に確保で
きるプレキャストコンクリート柱の立設方法と柱の立設
時のレベル調整を簡単かつ正確に行うことができるアジ
ャスター金具の提供。 【解決手段】 柱２を基礎１上に立設する際のレベル調
整を基礎１の３箇所もしくは４箇所に予め埋設したアジ
ャスター金具５で行い、作業中の柱の転倒防止をＰＣ鋼
材８で柱２を基礎１に圧着固定して行う。アジャスター
金具は、鋼棒の一端にカップラーを伸縮自在に螺合し、
他端にアンカープレートを取り付けた金具本体と、スリ
ーブパイプとで構成する。
きるプレキャストコンクリート柱の立設方法と柱の立設
時のレベル調整を簡単かつ正確に行うことができるアジ
ャスター金具の提供。 【解決手段】 柱２を基礎１上に立設する際のレベル調
整を基礎１の３箇所もしくは４箇所に予め埋設したアジ
ャスター金具５で行い、作業中の柱の転倒防止をＰＣ鋼
材８で柱２を基礎１に圧着固定して行う。アジャスター
金具は、鋼棒の一端にカップラーを伸縮自在に螺合し、
他端にアンカープレートを取り付けた金具本体と、スリ
ーブパイプとで構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレキャストコン
クリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター
金具に関するものである。
クリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター
金具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレキャスト・鉄筋コンクリート
造構造物もしくはプレキャスト・プレストレストコンク
リート造構造物におけるプレキャストコンクリート柱の
立設作業では、柱のレベル調整は、柱立設部に敷きモル
タルを施すかあるいはライナープレートを敷設して行
い、また、作業中の柱の転倒防止は、柱の外側にサポー
ト等の仮設材を設置して行っていた。
造構造物もしくはプレキャスト・プレストレストコンク
リート造構造物におけるプレキャストコンクリート柱の
立設作業では、柱のレベル調整は、柱立設部に敷きモル
タルを施すかあるいはライナープレートを敷設して行
い、また、作業中の柱の転倒防止は、柱の外側にサポー
ト等の仮設材を設置して行っていた。
【０００３】しかし、この従来技術は、施工の合理化
（施工精度や作業能率の向上、作業スペースの確保、お
よび仮設費の節減等）の面のみならず、作業の安全性の
面からも問題があった。
（施工精度や作業能率の向上、作業スペースの確保、お
よび仮設費の節減等）の面のみならず、作業の安全性の
面からも問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題、すなわち、本発明の目的は、第１に、前述の
従来技術の実情に鑑み、施工の合理化と作業の安全性が
十分に確保できるプレキャストコンクリート柱の立設方
法を提供することにあり、第２に、プレキャストコンク
リート柱の立設時のレベル調整を簡単かつ正確に行うこ
とができる柱レベル調整用のアジヤスター金具を提供す
ることにある。
する課題、すなわち、本発明の目的は、第１に、前述の
従来技術の実情に鑑み、施工の合理化と作業の安全性が
十分に確保できるプレキャストコンクリート柱の立設方
法を提供することにあり、第２に、プレキャストコンク
リート柱の立設時のレベル調整を簡単かつ正確に行うこ
とができる柱レベル調整用のアジヤスター金具を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のプレキャストコンクリート柱の立設方法で
は、プレキャスト・鉄筋コンクリート造構造物における
プレキャストコンクリート柱を立設する際に、予め、基
礎の柱立設部に３個もしくは４個の柱レベル調整用のア
ジャスター金具と１個のＰＣ鋼材定着金具を埋設すると
ともに、柱の中央部にＰＣ鋼材挿通孔を設け、先ず、柱
を前記アジャスター金具の上に載せ、前記ＰＣ鋼材挿通
孔に挿通したＰＣ鋼材を前記ＰＣ鋼材定着金具に接続し
て緊張し、柱を基礎に圧着して自立状態にして、この状
態で前記アジャスター金具を操作して柱のレベル調整を
行い、その後、柱の主鉄筋を基礎に埋設したアンカー筋
に接続するとともに、柱と基礎との間の目地間隙にモル
タルを充填するようにしている。
に、本発明のプレキャストコンクリート柱の立設方法で
は、プレキャスト・鉄筋コンクリート造構造物における
プレキャストコンクリート柱を立設する際に、予め、基
礎の柱立設部に３個もしくは４個の柱レベル調整用のア
ジャスター金具と１個のＰＣ鋼材定着金具を埋設すると
ともに、柱の中央部にＰＣ鋼材挿通孔を設け、先ず、柱
を前記アジャスター金具の上に載せ、前記ＰＣ鋼材挿通
孔に挿通したＰＣ鋼材を前記ＰＣ鋼材定着金具に接続し
て緊張し、柱を基礎に圧着して自立状態にして、この状
態で前記アジャスター金具を操作して柱のレベル調整を
行い、その後、柱の主鉄筋を基礎に埋設したアンカー筋
に接続するとともに、柱と基礎との間の目地間隙にモル
タルを充填するようにしている。
【０００６】また、本発明のプレキャストコンクリート
柱の立設方法では、プレキャスト・プレストレストコン
クリート造構造物におけるプレキャストコンクリート柱
を立設する際に、予め、基礎の柱立設部に３個もしくは
４個の柱レベル調整用のアジャスター金具を埋設し、先
ず、柱を前記アジャスター金具の上に載せ、柱のＰＣ鋼
材挿通孔に挿通したＰＣ鋼材を基礎のＰＣ鋼材定着金具
に接続して仮緊張し、柱を基礎に圧着して自立状態にし
て、この状態で前記アジャスター金具を操作して柱のレ
ベル調整を行い、その後、柱と基礎との間の目地間隙に
モルタルを充填し、その硬化後、ＰＣ鋼材の本緊張を行
うようにしている。
柱の立設方法では、プレキャスト・プレストレストコン
クリート造構造物におけるプレキャストコンクリート柱
を立設する際に、予め、基礎の柱立設部に３個もしくは
４個の柱レベル調整用のアジャスター金具を埋設し、先
ず、柱を前記アジャスター金具の上に載せ、柱のＰＣ鋼
材挿通孔に挿通したＰＣ鋼材を基礎のＰＣ鋼材定着金具
に接続して仮緊張し、柱を基礎に圧着して自立状態にし
て、この状態で前記アジャスター金具を操作して柱のレ
ベル調整を行い、その後、柱と基礎との間の目地間隙に
モルタルを充填し、その硬化後、ＰＣ鋼材の本緊張を行
うようにしている。
【０００７】このように、本発明のプレキャストコンク
リート柱の立設方法は、柱を基礎上に立設する際のレベ
ル調整を基礎の柱立設部の３箇所もしくは４箇所に予め
埋設したアジャスター金具を操作して行い、また、作業
中の柱の転倒防止をＰＣ鋼材で柱を基礎に圧着固定して
行うことを基本的特徴点としているものである。
リート柱の立設方法は、柱を基礎上に立設する際のレベ
ル調整を基礎の柱立設部の３箇所もしくは４箇所に予め
埋設したアジャスター金具を操作して行い、また、作業
中の柱の転倒防止をＰＣ鋼材で柱を基礎に圧着固定して
行うことを基本的特徴点としているものである。
【０００８】なお、プレキャスト・鉄筋コンクリート造
構造物の柱を立設する場合のＰＣ鋼材は後で撤去しても
よい仮設材であるが、プレキャスト・プレストレストコ
ンクリート造構造物の柱を立設する場合のＰＣ鋼材は柱
にプレストレスを付与する構造材である。
構造物の柱を立設する場合のＰＣ鋼材は後で撤去しても
よい仮設材であるが、プレキャスト・プレストレストコ
ンクリート造構造物の柱を立設する場合のＰＣ鋼材は柱
にプレストレスを付与する構造材である。
【０００９】つぎに、本発明の柱レベル調整用のアジャ
スター金具は、鋼棒の一端にカップラーを伸縮自在に螺
合し、他端にアンカープレートを取り付けた金具本体
と、スリーブパイプとから成り、スリーブパイプの下端
が金具本体のアンカープレートの上に載り、上端が基礎
もしくはプレキャストコンクリート柱の上面と面一の状
態で、基礎もしくはプレキャストコンクリート柱のコン
クリート内に埋設され、金具本体のカップラーがスリー
ブパイプの上端開口部から突出した状態で回動操作され
るようになっている。
スター金具は、鋼棒の一端にカップラーを伸縮自在に螺
合し、他端にアンカープレートを取り付けた金具本体
と、スリーブパイプとから成り、スリーブパイプの下端
が金具本体のアンカープレートの上に載り、上端が基礎
もしくはプレキャストコンクリート柱の上面と面一の状
態で、基礎もしくはプレキャストコンクリート柱のコン
クリート内に埋設され、金具本体のカップラーがスリー
ブパイプの上端開口部から突出した状態で回動操作され
るようになっている。
【００１０】そして、本発明の柱レベル用のアジャスタ
ー金具では、スリーブパイプの側面にモルタル供給用開
口を設けるのが好ましい。
ー金具では、スリーブパイプの側面にモルタル供給用開
口を設けるのが好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】プレキャスト・鉄筋コンクリート
造構造物におけるプレキャストコンクリート柱を立設す
る場合の説明図である図１，図２において、１は基礎、
２は基礎１の上に立設されるプレキャストコンクリート
柱（以下、柱２という）である。
造構造物におけるプレキャストコンクリート柱を立設す
る場合の説明図である図１，図２において、１は基礎、
２は基礎１の上に立設されるプレキャストコンクリート
柱（以下、柱２という）である。
【００１２】基礎１の柱立設部３には、予め、柱主筋の
アンカー筋４とともに、柱レベル調整用のアジャスター
金具５とＰＣ鋼材定着金具６を埋設し、また、柱２の中
央部にはＰＣ鋼材挿通孔７を設ける。
アンカー筋４とともに、柱レベル調整用のアジャスター
金具５とＰＣ鋼材定着金具６を埋設し、また、柱２の中
央部にはＰＣ鋼材挿通孔７を設ける。
【００１３】アジャスター金具５は、柱立設部３の周辺
部でアンカー筋４を避けた所の３箇所もしくは４箇所
（図の場合は四角形の頂点位置の４箇所）に埋設し、Ｐ
Ｃ鋼材定着金具６は、柱立設部３の中央部に埋設する。
部でアンカー筋４を避けた所の３箇所もしくは４箇所
（図の場合は四角形の頂点位置の４箇所）に埋設し、Ｐ
Ｃ鋼材定着金具６は、柱立設部３の中央部に埋設する。
【００１４】柱２を立設する場合は、先ず、柱２を基礎
面から突出しているアジャスター金具５の上に載せ、Ｐ
Ｃ鋼材挿通孔７に挿通したＰＣ鋼材８をＰＣ鋼材定着金
具６から上方に延びる定着用のＰＣ鋼材９にカップラー
１０を介して接続し、ＰＣ鋼材８を緊張して、柱２を基
礎１に圧着して自立状態にする。
面から突出しているアジャスター金具５の上に載せ、Ｐ
Ｃ鋼材挿通孔７に挿通したＰＣ鋼材８をＰＣ鋼材定着金
具６から上方に延びる定着用のＰＣ鋼材９にカップラー
１０を介して接続し、ＰＣ鋼材８を緊張して、柱２を基
礎１に圧着して自立状態にする。
【００１５】そして、前記状態で各アジャスター金具５
を操作して柱２のレベル調整を行い、それが終わった
後、柱２の主鉄筋をアンカー筋に４に接続するととも
に、基礎１と柱２との間の目地間隙１１にモルタルを充
填する。
を操作して柱２のレベル調整を行い、それが終わった
後、柱２の主鉄筋をアンカー筋に４に接続するととも
に、基礎１と柱２との間の目地間隙１１にモルタルを充
填する。
【００１６】ＰＣ鋼材８の緊張による柱２の圧着は、Ｐ
Ｃ鋼材８の上方突出部に螺合して柱２の上端に当接させ
たナットをレンチで回動して行うが、レンチは手動式と
動力式（電動）の何れでもよい。
Ｃ鋼材８の上方突出部に螺合して柱２の上端に当接させ
たナットをレンチで回動して行うが、レンチは手動式と
動力式（電動）の何れでもよい。
【００１７】ＰＣ鋼材８は柱２の立設作業の終了後、撤
去するか、そのまま存置するか、その何れでもよい。
去するか、そのまま存置するか、その何れでもよい。
【００１８】なお、前述のようにして基礎１の上に立設
した柱２に順次、上位の柱を継ぎ足す場合にも、前述と
同様に施工することができ、この場合は、予め、下位の
柱の上端もしくはパネルゾーンのコンクリートにアジャ
スター金具を埋設するとともに、継ぎ足す柱の中央部に
ＰＣ鋼材挿通孔を設ければよい。
した柱２に順次、上位の柱を継ぎ足す場合にも、前述と
同様に施工することができ、この場合は、予め、下位の
柱の上端もしくはパネルゾーンのコンクリートにアジャ
スター金具を埋設するとともに、継ぎ足す柱の中央部に
ＰＣ鋼材挿通孔を設ければよい。
【００１９】つぎに、プレキャスト・プレストレストコ
ンクリート造構造物におけるプレキャストコンクリート
柱を立設する場合の説明図である図３，図４において、
１２は基礎、１３は基礎１２上に立設されるプレキャス
トコンクリート柱（以下、柱１３という）である。
ンクリート造構造物におけるプレキャストコンクリート
柱を立設する場合の説明図である図３，図４において、
１２は基礎、１３は基礎１２上に立設されるプレキャス
トコンクリート柱（以下、柱１３という）である。
【００２０】基礎１２の柱立設部１４には、予め、ＰＣ
鋼材定着金具１５とともに、柱レベル調整用のアジャス
ター金具１６を埋設するが、アジャスター金具１６は柱
立設部１４の周辺部でＰＣ鋼材定着金具１５を避けた所
の３箇所もしくは４箇所（図の場合は三角形の頂点位置
の３箇所）に埋設する。
鋼材定着金具１５とともに、柱レベル調整用のアジャス
ター金具１６を埋設するが、アジャスター金具１６は柱
立設部１４の周辺部でＰＣ鋼材定着金具１５を避けた所
の３箇所もしくは４箇所（図の場合は三角形の頂点位置
の３箇所）に埋設する。
【００２１】柱１３を立設する場合は、先ず、柱１３を
基礎面から突出しているアジャスター金具１６の上に載
せ、柱１３のＰＣ鋼材挿通孔１７に挿通したＰＣ鋼材１
８の下端を、柱１３の下端に設けた空所内においてカッ
プラー１９を介して、ＰＣ鋼材定着金具１５から上方に
延びる定着用のＰＣ鋼材２０の先端に接続し、ＰＣ鋼材
１８を仮緊張して、柱１３を基礎１２に圧着して自立状
態にする。
基礎面から突出しているアジャスター金具１６の上に載
せ、柱１３のＰＣ鋼材挿通孔１７に挿通したＰＣ鋼材１
８の下端を、柱１３の下端に設けた空所内においてカッ
プラー１９を介して、ＰＣ鋼材定着金具１５から上方に
延びる定着用のＰＣ鋼材２０の先端に接続し、ＰＣ鋼材
１８を仮緊張して、柱１３を基礎１２に圧着して自立状
態にする。
【００２２】そして、前記状態で各アジャスター金具１
４を操作して柱１３のレベル調整を行い、その後、基礎
１２と柱１３との間の目地間隙２１にモルタルを充填
し、その硬化後、ＰＣ鋼材１８を本緊張して、柱１３に
プレストレスを導入する。
４を操作して柱１３のレベル調整を行い、その後、基礎
１２と柱１３との間の目地間隙２１にモルタルを充填
し、その硬化後、ＰＣ鋼材１８を本緊張して、柱１３に
プレストレスを導入する。
【００２３】なお、前述のようにして基礎１２の上に立
設した柱１３に順次、上位の柱を継ぎ足す場合も、前述
と同様に施工することができ、この場合は、予め、下位
の柱の上端にアジャスター金具を埋設しておく。
設した柱１３に順次、上位の柱を継ぎ足す場合も、前述
と同様に施工することができ、この場合は、予め、下位
の柱の上端にアジャスター金具を埋設しておく。
【００２４】つぎに、本発明の柱レベル調整用のアジャ
スター金具の一実施例を示す図５において、２２は金具
本体、２３はスリーブパイプであり、金具本体２２は、
鋼棒２４の一端にカップラー２５を伸縮自在に螺合し、
他端にアンカープレート２６を取り付けて成り、図の場
合、アンカープレート２６の取り付けは鋼棒２４に螺合
する２つのナット２７で挟持してなされている。
スター金具の一実施例を示す図５において、２２は金具
本体、２３はスリーブパイプであり、金具本体２２は、
鋼棒２４の一端にカップラー２５を伸縮自在に螺合し、
他端にアンカープレート２６を取り付けて成り、図の場
合、アンカープレート２６の取り付けは鋼棒２４に螺合
する２つのナット２７で挟持してなされている。
【００２５】図示の埋設状態において、スリーブパイプ
２３の下端がアンカープレート２６の上に載り、スリー
ブパイプ２３の上端が基礎１（１２）の上面と面一とな
り、カップラー２５がスリーブパイプ２３の上端開口か
ら上方に突出した状態で回動操作されるようになってい
る。
２３の下端がアンカープレート２６の上に載り、スリー
ブパイプ２３の上端が基礎１（１２）の上面と面一とな
り、カップラー２５がスリーブパイプ２３の上端開口か
ら上方に突出した状態で回動操作されるようになってい
る。
【００２６】前述の金具を基礎もしくは柱の上端に３個
ないし４個埋設し、柱を載せた状態で各金具のカップラ
ー２５を回動操作し、その突出長さを調節することによ
り、柱のレベル調整を簡単かつ正確に行うことができ
る。
ないし４個埋設し、柱を載せた状態で各金具のカップラ
ー２５を回動操作し、その突出長さを調節することによ
り、柱のレベル調整を簡単かつ正確に行うことができ
る。
【００２７】なお、２８はスリーブパイプ２３の側面に
設けたモルタル供給口であり、このモルタル供給用開口
２８にモルタル供給用パイプ２９を接続しておくことに
より、前述の目地間隙１１，２１にモルタルを充填する
作業を容易かつ的確に行うことがとができる。
設けたモルタル供給口であり、このモルタル供給用開口
２８にモルタル供給用パイプ２９を接続しておくことに
より、前述の目地間隙１１，２１にモルタルを充填する
作業を容易かつ的確に行うことがとができる。
【００２８】
【発明の効果】本発明のプレキャストコンクリート柱の
立設方法と柱レベル調節用のアジャスター金具は、それ
ぞれ、以上のようなものであって、所期の目的を十分に
達成することができる。
立設方法と柱レベル調節用のアジャスター金具は、それ
ぞれ、以上のようなものであって、所期の目的を十分に
達成することができる。
【図１】本発明の方法でプレキャスト・鉄筋コンクリー
ト造構造物のプレキャストコクリート柱を立設する場合
の説明用要部側断面図である。
ト造構造物のプレキャストコクリート柱を立設する場合
の説明用要部側断面図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図３】本発明の方法でプレキャスト・プレストレスト
コンクリート造構造物のプレキャストコクリート柱を立
設する場合の説明用要部側断面図である。
コンクリート造構造物のプレキャストコクリート柱を立
設する場合の説明用要部側断面図である。
【図４】図３のＹ−Ｙ線断面図である。
【図５】本発明の柱レベル調整用のアジャスター金具の
一実施例を説明するための側断面図である。
一実施例を説明するための側断面図である。
１：基礎、２：プレキャストコンクリート柱（柱）、
３：柱立設部、４：アンカー筋、５：アジャスター金
具、６：ＰＣ鋼材定着金具、７：ＰＣ鋼材挿通孔、８：
ＰＣ鋼材、９：ＰＣ鋼材、１０：カップラー、１１：目
地間隙、１２：基礎、１３：プレキャストコンクリート
柱（柱）、１４：柱立設部、、１５：ＰＣ鋼材定着金
具、１６：アジャスター金具、１７：ＰＣ鋼材挿通孔、
１８：ＰＣ鋼材、１９：カップラー、２０：ＰＣ鋼材、
２１：目地間隙、２２：金具本体、２３：スリーブパイ
プ、２４：鋼棒、２５：カップラー、２６：アンカープ
レート、２７：ナット、２８：モルタル供給用開口、２
９：モルタル供給用パイプ。
３：柱立設部、４：アンカー筋、５：アジャスター金
具、６：ＰＣ鋼材定着金具、７：ＰＣ鋼材挿通孔、８：
ＰＣ鋼材、９：ＰＣ鋼材、１０：カップラー、１１：目
地間隙、１２：基礎、１３：プレキャストコンクリート
柱（柱）、１４：柱立設部、、１５：ＰＣ鋼材定着金
具、１６：アジャスター金具、１７：ＰＣ鋼材挿通孔、
１８：ＰＣ鋼材、１９：カップラー、２０：ＰＣ鋼材、
２１：目地間隙、２２：金具本体、２３：スリーブパイ
プ、２４：鋼棒、２５：カップラー、２６：アンカープ
レート、２７：ナット、２８：モルタル供給用開口、２
９：モルタル供給用パイプ。
Claims (4)
- 【請求項１】 プレキャスト・鉄筋コンクリート造構造
物におけるプレキャストコンクリート柱を立設する際
に、予め、基礎の柱立設部に３個もしくは４個の柱レベ
ル調整用のアジャスター金具と１個のＰＣ鋼材定着金具
を埋設するとともに、柱の中央部にＰＣ鋼材挿通孔を設
け、先ず、柱を前記アジャスター金具の上に載せ、前記
ＰＣ鋼材挿通孔に挿通したＰＣ鋼材を前記ＰＣ鋼材定着
金具に接続して緊張し、柱を基礎に圧着して自立状態に
して、この状態で前記アジャスター金具を操作して柱の
レベル調整を行い、その後、柱の主鉄筋を基礎に埋設し
たアンカー筋に接続するとともに、柱と基礎との間の目
地間隙にモルタルを充填することを特徴とするプレキャ
ストコンクリート柱の立設方法。 - 【請求項２】 プレキャスト・プレストレストコンクリ
ート造構造物におけるプレキャストコンクリート柱を立
設する際に、予め、基礎の柱立設部に３個もしくは４個
の柱レベル調整用のアジャスター金具を埋設し、先ず、
柱を前記アジャスター金具の上に載せ、柱のＰＣ鋼材挿
通孔に挿通したＰＣ鋼材を基礎に埋設したＰＣ鋼材定着
金具に接続して仮緊張し、柱を基礎に圧着して自立状態
にして、この状態で前記アジャスター金具を操作して柱
のレベル調整を行い、その後、柱と基礎との間の目地間
隙にモルタルを充填し、その硬化後、ＰＣ鋼材の本緊張
を行うことを特徴とするプレキャストコンクリート柱の
立設方法。 - 【請求項３】 鋼棒の一端にカップラーを伸縮自在に螺
合し、他端にアンカープレートを取り付けた金具本体
と、スリーブパイプとから成り、スリーブパイプの下端
が金具本体のアンカープレートの上に載り、上端が基礎
もしくはプレキャストコンクリート柱の上面と面一の状
態で、基礎もしくはプレキャストコンクリート柱のコン
クリート内に埋設され、金具本体のカップラーがスリー
ブパイプの上端開口部から突出した状態で回動操作され
るようになっていることを特徴とする柱レベル調整用の
アジャスター金具。 - 【請求項４】 スリーブパイプの側面にモルタル供給用
開口を設けた請求項３記載の柱レベル調整用のアジャス
ター金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24226395A JPH0960302A (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | プレキャストコンクリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24226395A JPH0960302A (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | プレキャストコンクリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960302A true JPH0960302A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=17086670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24226395A Pending JPH0960302A (ja) | 1995-08-17 | 1995-08-17 | プレキャストコンクリート柱の立設方法と柱レベル調整用のアジャスター金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960302A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011001717A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Tokyu Construction Co Ltd | プレキャスト柱と基礎の接続方法と仮受架台。 |
| CN106968437A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-07-21 | 中国建筑第五工程局有限公司安徽分公司 | 一种pc构件的安装方法 |
| CN107476586A (zh) * | 2017-08-09 | 2017-12-15 | 安徽兰兮工程技术开发有限公司 | 住宅pc预制构件的安装装置及pc预制构件的安装方法 |
-
1995
- 1995-08-17 JP JP24226395A patent/JPH0960302A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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