JPH03297615A - インサート部品のモールド方法 - Google Patents

インサート部品のモールド方法

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Publication number
JPH03297615A
JPH03297615A JP10073190A JP10073190A JPH03297615A JP H03297615 A JPH03297615 A JP H03297615A JP 10073190 A JP10073190 A JP 10073190A JP 10073190 A JP10073190 A JP 10073190A JP H03297615 A JPH03297615 A JP H03297615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
resin
insert
pressure
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10073190A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yamaguchi
貴弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10073190A priority Critical patent/JPH03297615A/ja
Publication of JPH03297615A publication Critical patent/JPH03297615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1」J■旧1汰」 本発明は、インサート部品のモールド方法に関し、特に
インサート部品を支持する支持部材がキャビティ内に進
退可能なように構成された金型によってモールド部品を
作製するインサート部品のモールド方法に関する。
従来坐肢止 従来、インサート部品をモールドする際には、第6図(
a)に示すように上型と下型との間にインサート部品3
2の端子31を挟み込んで、インサート部品32をキャ
ビティ33内に装着するような方法がとられていた。し
かしながら、上記の如く単にインサート部品を端子のみ
で支持するような構造では、端子の支持力が弱いため、
キャビティ33内に樹脂を注入した際、同図(b)に示
すように端子31が曲がってインサート不良が生じるこ
とがあるという課題を有していた。
一方、上記不都合を解消すべく、第7図に示すように上
型35と下型36とにインサート部品を支持するための
支持ピンを設けた構造の金型によリモールドを行うよう
な方法が提案されている。
しかしながら、このような方法では、モールド部品にお
ける支持ピンに対応する部分には樹脂が充填されないた
め、この部分から水分等が進入し、絶縁不良等が生じる
という課題を有していた。加えて、見栄えが悪くなると
いう課題もある。
そこで、キャビティ内に樹脂を充填した後、樹脂が硬化
する前に、上記支持ピンをキャビティから退出させるよ
うな金型を用いてモールドするような方法が提案されて
いる。
しよ°と る ところで、上記の金型において支持ピンを退出させる時
のタイミングは、樹脂封入開始時からの時間によって制
御していた。一方、樹脂の粘度が、ロフト、射出される
樹脂温度或いは樹脂封止時の環境(金型温度)等によっ
て異なる場合があることや、成形機の作動バラツキによ
り、キャビティ内に樹脂が充填される時間も異なること
になる。
したがって、上記の金型の如く支持ピンを退出させるタ
イミングを時間により設定すると、支持ピンを退出させ
るタイミングが正規のタイミングと異なることがある。
このため、例えば退出タイミングが正規のタイミングよ
り早い場合には、キャビティ下部の樹脂によってインサ
ート部品が押し上げられてモールド部品の表面に露出す
るという不都合があり、一方、退出タイミングが正規の
タイミングより遅すぎると成形品に支持ピン跡が残ると
いう課題を有していた。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、上記
諸欠点を解消できることになるインサート部品のモール
ド方法を提供することを目的とする。
量   ゛ るための 本発明は上記目的を達成するために、上型と下型とによ
って形成されるキャビティ内にインサート部品を装着す
る第1ステップと、上記両型の少なくとも一方の型に設
けられ上記キャビティ内に進退可能なインサート部品支
持部材を進入させて上記インサート部品を支持する第2
ステップと、上記キャビティ内に樹脂を注入する第3ス
テップと、上記キャビティ内の圧力を測定する圧力セン
サの値が設定値に達した時、上記インサート部品支持部
材を退出させて支持を解除する第4ステップと、上記樹
脂を硬化させる第5ステップとを有することを特徴とす
る。
詐二−−−月− キャビティ内に樹脂が略充填される(即ち、キャビティ
内に空気が存在しなくなる)と、キャビティ内の圧力は
急激に上昇する。この圧力が急激に上昇する時点でイン
サート部品支持部材を退出させると、インサート部品支
持部材が配置されていた部位にも樹脂が入り込むため、
成形品に支持部材の跡が残ることがない。更に、このよ
うなタイミングでインサート部品支持部材を退出させる
と、キャビティ下部の樹脂によってインサート部品が押
し上げられないので、インサート部品が浮き上がらず、
且つキャビティ上部の樹脂によりインサート部品が下方
に押圧されるようなこともないので、インサート部品が
変形しない。
したがって、上記の方法の如くキャビティ内の圧力を測
定する圧力センサの値が設定値(キャビティ内の圧力が
急激に変化する圧力)を越えた時、インサート部品支持
部材を退出させることにより、成形不良が生じるのを確
実に防止することが可能とになる。
実−−」L−一桝 本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて以下に説
明する。第1図は樹脂注入途中における金型の断面図、
第2図は樹脂注入途中における金型の平面視説明図、第
3図は樹脂充填後に勾ける金型の断面図、第4図は樹脂
注入時間とキャビティ内圧力との関係を示すグラフであ
る。
第1図に示すように、上型1と下型2との間にはキャビ
ティ3が形成されており、このキャビティ3にはゲート
4を介してランナ5が連通されている。上記キャビティ
3内にはモールド部品6が装填されており、このモール
ド部品6の端子部6aは、第2図に示すように、上型1
と下型2との間に挟持されている。これによって、モー
ルド部品6がキャビティ3内で支持されることになる。
さらに、キャビティ3上方に設けられたコアピン7によ
ってモールド部品6が下方に押圧されるため、キャビテ
ィ3内に樹脂が注入される際にモールド部品6に圧力が
加わっても、モールド部品6が変形するのを防止するこ
とができる。上記コアピン7はアクチュエータ8により
駆動され、このアクチュエータ8は制御装置9からの作
動開始指令信号により作動を開始する。
一方、前記キャビティ3の下部にはキャビティ3内の圧
力を測定する圧力センサ10が設けられており、この圧
力センサ10から上記制御装置9には設定圧力到達信号
が出力されるような構成である。
ここで、上記構造の金型を用いて樹脂封止を行う際には
以下の工程に従ってなされる。
先ず初めに、上型1と下型2とが開放された状態でキャ
ビティ3内にモールド部品6を載置する。
次に、上型1と下型2とが閉成状態になった後、アクチ
ュエータ8を作動させてコアピン7をキャビティ3内に
進出させ、コアピン7によりモールド部品6を下方に押
圧する。次いで、図示しないスクリューシリンダ等を作
動させ、ランナ5からキャビティ3内に樹脂を注入する
。そして、第4図に示すように樹脂注入開始から時間t
、経過すると、第3図に示すようにキャビティ3内に樹
脂が完全に充填される。このような状態となると、キャ
ビティ3内の圧力が急激に上昇し始め、設定値を越える
ことになる。そうすると、圧力センサ10から制御装置
9には設定圧力到達信号が送出され、これにより制御装
置9からアクチュエータ8には作動開始指令信号が送出
される。この結果、アクチュエータ8が作動を開始し、
コアピン7がキャビティ3内から退出することになる。
これにより、コアピン7が位置していた部位にも樹脂が
充填されることになる。この後、樹脂を加熱(冷却)し
て硬化させることにより、樹脂モールドが終了する。
ところで、第4図に示すキャビティ3内の圧力が急激上
昇する時間t、は、樹脂の粘度によって異なる。ところ
が、上記の如く、コアピン7の退4゜ 出タイミングをキャビティ3内の圧力により制御すれば
、樹脂注入開始から一定時間経過後に退出させるする場
合と異なり、樹脂粘度の差によるキャビティ充填時間に
バラツキがあっても正確なタイミングで退出させること
が可能となる。
尚、上記実施例では、コアピン7はモールド部品6を上
方から押圧しているが、このような構造に限定されるも
のではなく、下から押圧したり上下両方向から押圧する
ような構成であってもよく、又、第5図に示すように側
方から押圧するような構造であってもよいことは勿論で
ある。
金所豊羞来 以上説明したように本発明によれば、樹脂の粘度が異な
っていても、モールド部品支持部材を正規のタイミング
で退出させることができるので、モールド部品が表面に
露出したり、インサート部品が変形するということがな
い。したがって、成型部品の信頼性や歩留りを飛躍的に
向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂注入途中における金型の断面図、第2図は
樹脂注入途中における金型の平面図、第3図は樹脂注入
後における金型の断面図、第4図は樹脂注入時間とキャ
ビティ内圧力との関係を示すグラフ、第5図は金型の変
形例を示す断面図、第6図(a)(b)は従来の金型に
より樹脂成型を行う場合の図であって、同図(a)は樹
脂注入前における金型の平面図、同図(b)は樹脂注入
後における金型の平面図、第7図は他の従来例を示す断
面図である。 l・・・上型、2・・・下型、3・・・キャビティ、6
・・・モールド部品、6a・・・端子部、7・・・コア
ピン、8・・・アクチュエータ、9・・・制御装置、1
0・・・圧力センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上型と下型とによって形成されるキャビティ内に
    インサート部品を装着する第1ステップと、上記両型の
    少なくとも一方の型に設けられ上記キャビティ内に進退
    可能なインサート部品支持部材を進入させて上記インサ
    ート部品を支持する第2ステップと、 上記キャビティ内に樹脂を注入する第3ステップと、 上記キャビティ内の圧力を測定する圧力センサの値が設
    定値に達した時、上記インサート部品支持部材を退出さ
    せて支持を解除する第4ステップと、 上記樹脂を硬化させる第5ステップと、 を有することを特徴とするインサート部品のモールド方
    法。
JP10073190A 1990-04-17 1990-04-17 インサート部品のモールド方法 Pending JPH03297615A (ja)

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JP10073190A JPH03297615A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 インサート部品のモールド方法

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JP10073190A JPH03297615A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 インサート部品のモールド方法

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JPH03297615A true JPH03297615A (ja) 1991-12-27

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ID=14281744

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JP10073190A Pending JPH03297615A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 インサート部品のモールド方法

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JP (1) JPH03297615A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0557656U (ja) * 1992-01-08 1993-07-30 三洋電機株式会社 機器の透過度検知装置
JP2010234641A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Honda Motor Co Ltd インサート成形方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0557656U (ja) * 1992-01-08 1993-07-30 三洋電機株式会社 機器の透過度検知装置
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