JPH03297441A

JPH03297441A - 眼屈折計

Info

Publication number: JPH03297441A
Application number: JP2099981A
Authority: JP
Inventors: Yoshi Kobayakawa; 小早川　嘉
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-04-16
Filing date: 1990-04-16
Publication date: 1991-12-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、例えば眼科医院等で使用され、レンズメータ
としての機能を有する眼屈折計に関するものである。

［従来の技術］従来、被検眼に眼鏡レンズを処方する場合には、被検眼
の瞳孔中心における眼屈折値を眼屈折計により測定し、
眼鏡レンズの光軸中心における屈折値をレンズメータで
それぞれ測定し、両者を比較している。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、一般に被検眼は測定する部位によって屈
折値が異なり、また装着の仕方によって必ずしも被検眼
が眼鏡レンズの光軸中心付近を利用しているとは限らな
いので、従来の処方は被検眼にとって的確なものとは云
い難い。

本発明の目的は、被検眼にとってより的確な眼鏡レンズ
を処方するための測定が可能な眼屈折計を提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］上述の目的を達成するために、本発明に係る眼屈折計に
おいては、被検眼の前眼部像を撮像する撮像手段と、被
検眼の眼屈折値の測定を行う眼屈折測定手段と、前記被
検眼が装用する眼鏡レンズの屈折値のレンズ測定手段と
、前記撮像手段により得られた前眼部像と前記眼屈折測
定手段により得られた眼屈折値データと前記レンズ測定
手段により得られた眼鏡レンズの屈折値データとを同一
画面に表示する表示手段とを有することを特徴とするも
のである。

［作用］上述の構成を有する眼屈折計は、撮像手段、測定手段で
得られた被検眼の前眼部像と眼屈折値データと眼鏡レン
ズの屈折値データとを合成して表示する。

［実施例］本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は構成図を示し、ｌは装置本体であり、この内部
には眼屈折測定光学系が設けられ、眼屈折測定時に赤外
光束を出射する光源２から被検眼Ｅに至る光路Ｏ１上に
は、光源２側からレンズ３、第２図に示すように中心開
口を有する中心開口絞り４、穴開きミラー５、ミラー６
、レンズ７、ダイクロイックミラー８が配置され、穴開
きミラー５の反射方向の光軸０２上には、穴開きミラー
５側から第３図に示すように６個の開口を有する６開口
絞り９、レンズｌＯ５第４図に示すように６個のクサビ
プリズムを有する分離プリズム１１、ダイクロイックミ
ラー１２が配置され、ダイクロイックミラー１２の反射
方向の光軸０３上には撮像素子１３が配置され、撮像素
子１３の出力は撮像手段１４に接続されている。また、
光軸０３上のダイクロイックミラー８とダイクロイック
ミラー１２との間には、前眼部像観察用のレンズ１５が
配置されている。

一方、眼鏡レンズの眼屈折測定光学系として、装置本体
１の検者側には眼鏡レンズを載置するための載置台１６
が設けられ、この載置台１６の上方の装置本体ｌ内部に
は赤外光束を出射するスポット光源１７が設けられ、光
源１７から眼鏡レンズＬに至る光軸０４上にはレンズ１
８が配置され、眼鏡レンズＬの背後の光軸０４上にはレ
ンズ１９、眼屈折測定光学系で用いられている分離プリ
ズム１１と同型の分離プリズム２０、撮像素子２１が配
置され、撮像素子２１の出力は撮像手段２２に接続され
る。

そして、撮像手段１４及び撮像手段２２は信号処理手段
２３に接続され、更に信号処理手段２３は検者側に対向
して設けられたテレビモニタ２４に接続されている。な
お、ダイクロイックミラー８及びダイクロイックミラー
１２は、前眼部像観察用の可視光束は透過し、赤外光束
を反射する分光特性を有している。

先ず、前眼部像観察のために図示しない光源によって被
検［ＩＥを可視光束で照射すると、前眼部で反射された
可視光束はダイクロイックミラー８を透過して光軸０３
上を進み、レンズ１５を経てダイクロイックミラー１２
を透過して撮像素子１３上に投影され、撮像手段１４に
よってビデオ信号に変換されて信号処理手段２３に出力
される。その直後に、眼屈折測定時ために前眼部観察用
光源を消灯して光源２を点灯すると、光源２からの光束
は光路Ｏ１上を進み、レンズ３、中心開口絞り４、穴開
きミラー５を経てミラー６で反射され、レンズ７を介し
てダイクロイックミラー８で反射されて被検眼Ｅに至る
。被検眼Ｅの眼底による反射光束は同じ光路を戻って穴
開きミラー５で反射されて光軸０２上を進み、６開口絞
り９、レンズ１０を経て分離プリズム１１によって光軸
０２から分離されてダイクロイックミラー１２で反射さ
れ、第５図に示すように撮像素子１３上に６個の反射光
束が投影される。この撮像素子１３上の６個の光束位置
は撮像手段１４によってビデオ信号として信号処理手段
２３に出力されて、そこで光束位置から被検１１１ｉＨ
の眼屈折値が算出される。なお、光源２を点灯している
際には、前眼部像は撮像素子１３上から消去されている
。

また、眼鏡レンズＬの屈折測定も同時に行われ、光源１
７から出射した赤外光束はレンズ１８、載置台１６上に
載置された眼鏡レンズＬ、レンズ１９分離プリズム２０
を経て撮像素子２１上に投影され、その投影位置はビデ
オ信号とされて信号処理手段２３に出力され、そこで眼
鏡レンズの屈折値が算出される。

そして、算出された眼屈折値、眼鏡レンズの屈折値デー
タ及び撮像された前眼部像は信号処理手段２３からテレ
ビモニタ２４に出力され、三者が例えば第６図に示すよ
うに合成表示される。前眼部像Ｄ１．眼鏡レンズＬの屈
折値データＤ２、被検眼Ｅの屈折値データＤ３を表示す
る外に、眼鏡レンズを装用した際の被検眼Ｅの屈折値デ
ータ及び被検眼Ｅと被検レンズＬとの差Ｄ４を表示する
と更に便利である。なお、第６図において、Ｓは球面度
数、Ｃは乱視度数、Ａは乱視度角を示している。

このような表示において、例えば眼鏡レンズＬの中心に
おける屈折値を測定表示しておき、被検眼Ｅに対する瞳
孔内の測定部位を移動して眼屈折値を測定・表示・比較
することにより眼鏡レンズＬの適合状態を判断できるが
、前眼部像も同時に表示されるのでその際の測定部位の
把握は検者にとって容易である。また、逆に被検眼Ｅの
中心部位での眼側定値とを比較して、眼鏡レンズＬのフ
レームの各部を調節したり、眼鏡レンズＬを若干偏心さ
せて測定をしながら最適なものを処方するようにしても
よい。

なお、被検眼Ｅ及び眼鏡レンズＬの屈折値測定方法は、
撮像素子１３．２１を用いたものに限定されることはな
い。

［発明の効果］以上説明したように本発明に係る眼屈折計は、被検眼の
前眼部像と眼屈折値データと被検眼が装用する眼鏡レン
ズの測定値データとを合成表示するので、被検眼の部位
を移動して測定しても検者には容易にその測定部位が把
握され、各部位での測定値を比較することによって、よ
り被検眼に的確な眼鏡レンズを処方することが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る眼屈折計の一実施例を示し、第１図
は構成図、第２図は中心開口絞りの正面図、第３図は６
開口絞りの正面図、第４図は分離プリズムの正面図、第
５図は撮像素子の説明図、第６図はモニタの説明図であ
る。符号１は装置本体、２は光源、１３．２１は撮像素子、
１４．２２は撮像手段、２３は信号処理手段、２４はモ
ニタである。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

１、被検眼の前眼部像を撮像する撮像手段と、被検眼の
眼屈折値の測定を行う眼屈折測定手段と、前記被検眼が
装用する眼鏡レンズの屈折値のレンズ測定手段と、前記
撮像手段により得られた前眼部像と前記眼屈折測定手段
により得られた眼屈折値データと前記レンズ測定手段に
より得られた眼鏡レンズの屈折値データとを同一画面に
表示する表示手段とを有することを特徴とする眼屈折計
。