JP3195621B2 - 眼屈折計 - Google Patents

眼屈折計

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科医院や眼鏡店で使
われる眼屈折計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光束を眼底に投影し、眼底からの反射光
束を用いて行う眼屈折力の測定において、従来から眼底
に投影される光束又は眼底から反射される光束の径は一
定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、被検者が若年
層の場合には瞳孔径が大きく、自覚的屈折値と他覚的屈
折値が一致しないことがある。また、被検者が高齢層の
場合には瞳孔径が小さいために、光束の一部が虹彩によ
ってけられて眼底まで届かず、誤差を生ずるという不都
合がある。
【0004】本発明の目的は、瞳孔の大きい若年者にお
いても瞳孔の小さい高齢者においても、精度の高い測定
を行うことが可能な眼屈折計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る眼屈折計は、光束を眼底に投影し、そ
の反射光を光電センサで受光して眼屈折値を求める眼屈
折計において、測定光束の内径と外径を規制する絞り手
段を設け、該絞り手段は、瞳孔とほぼ共役位置に配置し
前記測定光束の内径を規制する固定の第1の絞りと、該
第1の絞りの近傍に配置し前記測定光束の外径を可変と
する第2の絞りとを有することを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】上述の構成を有する眼屈折計は、被検眼の瞳孔
径に応じて瞳孔に共役な可変絞りで測定光束径を変化さ
せ、瞳孔での測定光束のけられをなくすことができる。
【0007】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、被検眼Eの
前方に伸びる光路O1上には光分割部材1、レンズ2、穴
開きミラー3、被検眼Eの瞳孔Epに共役で図2に示すよ
うに中心開口4aを有する単孔絞り4、レンズ5、被検
眼Eの正視眼底に共役なLED等の点状光源6が順次に
配置されている。
【0008】穴開きミラー3の反射方向の光路O2上には
受光部が設けられ、図3に示すような6個の開口を有す
る多孔絞り7、可変絞り8、図4に示すように6個の楔
プリズムから構成される光束分離プリズム9、レンズ1
0、被検眼Eの正視眼底に共役な二次元アレイセンサ1
1が順次に配置されており、センサ11の出力は演算器
12に接続されている。ここで、可変絞り8は図5に示
すように径の異なる3個の開口8a、8b、8cを有す
る扇状になっていて、ステップモータ13により駆動さ
れるようになっており、絞り7及び可変絞り8は被検眼
Eの瞳孔Epにほぼ共役とされている。
【0009】また、光分割部材1の反射方向の光路O3上
には前眼部観察系が設けられ、レンズ14、テレビカメ
ラ15が順次に配置され、テレビカメラ15の出力は信
号処理器16に接続され、更に信号処理器16の出力は
ステップモータ13及びテレビモニタ17に接続されて
いる。
【0010】光源6から出射した光束は、絞り4、穴開
きミラー3等を通って被検眼Eの眼底Erにスポット光束
を投影する。眼底Erからの反射光は穴開きミラー3で反
射されて、絞り7、可変絞り8、光束分離プリズム9等
を通り、図6に示すように6個の光束となってセンサ1
1に受光される。このセンサ11上の光束像の位置を基
に、演算器12によって眼屈折値が求められる。
【0011】一方、被検眼Eの前眼部像は分割部材1を
介してテレビカメラ15に結像し、その像は信号処理器
16で図7に示すようにアライメントマークMが合成さ
れてテレビモニタ17に映出される。アライメントマー
クMは光軸を中心とした測定光束径と同径の円であり、
検者はテレビモニタ17を観察しながら被検眼Eの位置
合わせを行う。光源6の角膜反射像Cがテレビカメラ1
5の中心付近に来ると、信号処理器16で図7に示すよ
うな瞳孔Epを通る2本の走査線S1、S2の信号を取り出し
て、走査線S1、S2と瞳孔の輪郭との交点から瞳孔径を求
める。そして、図5に示す可変絞り8の開口8a〜8c
のうち、その瞳孔径に最適な径の開口を選択する。可変
絞り8は絞り7の外周を規制して測定光束径を決定する
役割を果し、可変絞り8の何れかの開口がセットされれ
ば、後は検者が測定スイッチを押すことにより測定を実
行できる。測定光束径によりセンサ11上のスポット光
束像の位置と眼屈折値の関係は変化するが、眼屈折値を
求めるためには、計算上の定数を光束径に応じて変化さ
せるだけで対処できる。
【0012】また、自動的に測定光束径を決める方法の
他に、検者が光束径を自由に選択できるようにしてもよ
い。アライメントマークMの大きさは可変絞り8の開口
径に応じて変わるようにしておくと、瞳孔Epと測定光
束の関係が分かり易くて便利である。
【0013】また、本実施例ではアライメントマークM
はコンピュータによる合成信号で発生しているが、光学
的にマークを投影してもよい。ただし、瞳孔径測定用に
ビデオ信号を取り込む段階では、このマークの情報を信
号中に含まない方が後の信号処理が容易である。
【0014】図8は第2の実施例の構成図であり、図1
と同一の符号は同一の部材を示している。被検眼Eの前
方に伸びる光路O4上には、光分割部材1、レンズ2、ミ
ラー部21aを有する光学部材21、遮光板22、図9
に示すような2個の開口23a、23bを有する絞り2
3、可変絞り8、可動レンズ24、点状光源6が順次に
配置されており、遮光板22はモータ25により、可変
絞り8はステップモータ13によって駆動され、可動レ
ンズ24はレンズ位置制御装置26により駆動されるよ
うになっている。また、絞り23、可変絞り8は被検眼
Eの瞳孔Epと共役になっている。光学部材21のミラー
部21aの反射方向は受光部であり、光路O5上にレンズ
10、図10に示すように2つの光電センサ27a、2
7bから成る受光センサ27が配置されており、受光セ
ンサ27の出力は演算器28に接続されていて、更にそ
の出力はレンズ制御装置26に接続されている。
【0015】この第2の実施例においては、モータ25
によって駆動される遮光板22は、光源6から発し絞り
23の開口23a、23bを通る2本の光束の一方を遮
光するようになっており、2本の光束は交互に被検眼E
の眼底Erに投影される。眼底Erからの反射光は図10に
示すように受光センサ27上に開口23aからの光束像
23a’と開口23bからの光束像23b’を交互に形
成する。なお、絞り23の開口23a、23bの外周
は、第1の実施例と同様の方法によって図9に示す可変
絞り8で規制して、被検眼Eの瞳孔径に合った測定光束
径にしている。この2個の光束像23a’、23b’が
共に2つの光電センサ27a、27bに均等に受光され
るように、レンズ位置制御装置26によって可動レンズ
24の位置を調節し、この可動レンズ24の位置から眼
屈折値が求める。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼屈折
計は、種々の大きさの瞳孔径に応じて測定光束の外径を
換えることにより、精度の良い屈折測定が可能である。
また、瞳孔共役絞りである第1の絞りは固定であるの
で、投影光と取出光との位置関係は同じに保たれ測定精
度に殆ど影響しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】単孔絞りの正面図である。
【図3】多孔絞りの正面図である。
【図4】光束分離プリズムの正面図である。
【図5】可変絞りの説明図である。
【図6】二次元アレイセンサ上のスポット光束像の説明
図である。
【図7】前眼部像の説明図である。
【図8】第2の実施例の構成図である。
【図9】絞りの正面図である。
【図10】受光センサ上の光束像の説明図である。
【符号の説明】
6 点状光源 7 多孔絞り 8 可変絞り 9 光束分離プリズム 11 二次元アレイセンサ 12、28 演算器 15 テレビカメラ 16 信号処理器 17 テレビモニタ 21 光学部材 23 開口絞り 24 可動レンズ 27 受光センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 3/00 - 3/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を眼底に投影し、その反射光を光電
    センサで受光して眼屈折値を求める眼屈折計において、
    測定光束の内径と外径を規制する絞り手段を設け、該絞
    り手段は、瞳孔とほぼ共役位置に配置し前記測定光束の
    内径を規制する固定の第1の絞りと、該第1の絞りの近
    傍に配置し前記測定光束の外径を可変とする第2の絞り
    とを有することを特徴とする眼屈折計。
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